【2年総合学科】養蚕プロジェクト 途中経過報告③:繭が完成しました!
2025年11月3日 14時52分10月3日(金)に3齢からの飼育をスタートさせました。
そして10月21日(火)頃から、数頭の蚕が糸を吐き始め、10月27日にはすべての蚕が立派な繭となりました。
↑はじめは中が透けていましたが、時間が経つごとに繭が完成していきます。
また、今年のプロジェクトでは、生徒たちの希望により「シルクうちわ」の制作に挑戦しています。
このために、繭を作り始めた蚕7〜8頭を選び、繭を破ってうちわの骨組みの上に優しく置きました。
蚕たちは、うちわの上で再び懸命に糸を吐き、本来うちわの「紙」である部分を
美しいシルクの糸で埋め尽くしてくれました。
糸を吐き終えた蚕は、やがて茶色く変色し、無事に「蛹」へと姿を変えるという、命のサイクルを間近で
観察することもできました。
生徒たちは、この工程を通じて、命の営みとものづくりの両面から、貴重な学びを得ています。
10月30日には、いよいよ「繭の毛羽取り」作業を行いました。
繭をそっと振り、中で蛹が動く「カサカサ」という音が聞こえれば、無事に成長した証拠です。
この音を確認した後、繭の表面の不要な毛羽(けば)を丁寧に取り除きました。
驚くべきことに、虫が苦手で、これまでは蚕の世話に消極的だった生徒も、この毛羽取り作業には
楽しそうに集中して取り組みました。
蚕が姿を変え、作品の材料へと変わることで、生徒たちの活動への意識も大きく変化したようです。
毛羽取りを終えた繭は、今後の活用(糸取りや人形づくりなど)に備えるため、現在冷凍保存しています。
↑ALTのワドロー先生と一緒に毛羽取りをしました!