避難訓練を終えて
2026年6月18日 11時35分本日の避難訓練、全体的に速やかに、そして真剣に取り組むことができていたと思います。
今回は、「大きな地震が発生し、その後、校内で火災が発生した」という複合的な災害を想定して訓練を行いました。まず机の下に潜って落下物から頭を守り、揺れが収まった後に、火災の発生場所を避けて安全な経路からグラウンドへ避難する、という一連の避難行動を確認しました。
皆さんは高校生です。小・中学校の避難訓練では、「先生の指示に従って、決められた通りに逃げる」ことが一番の目標だったかもしれません。しかし、高校生である皆さんに求めているのは、「自ら考え、判断し、行動する力」です。
災害は、いつ、どこで起こるか分かりません。授業中とは限らず、登下校中や、家に一人でいる時かもしれません。もし本当に大地震が起き、火の手が上がったら、恐怖でパニックになりかけるのが人間の心理です。だからこそ、今日のように実際に体を動かす訓練が必要なのです。
いざという時、
「どの階段を使えば安全か」 「どうすれば煙を吸わずに済むか」
「頭上や足元に危険はないか」 等を、自分の目で見て瞬時に判断しなければ、自分の命を守ることはできません。
そしてもう一つ、高校生の皆さんに伝えたいことがあります。
それは「共助」の担い手になってほしいということです。 災害時、地域社会において、体力も判断力もある高校生は、守られる側ではなく、人を助ける側として非常に大きな力になります。「自分の命は自分で守る」ことを前提とした上で、周囲にケガをしている人や逃げ遅れそうになっている人がいたら、安全な範囲で手を差し伸べられる人であってほしいと願っています。
「天災は忘れた頃にやってくる」という言葉があります。今日のこの訓練を、ただの学校行事の一つとして終わらせないでください。来週には防災講話もあります。そして、2学期には、昨年度同様、抜き打ちの災害発生の避難訓練を行う予定です。
今日確認した避難行動をしっかりと心に刻み、明日からの学校生活も安全に過ごしていきましょう。