研究主題
自ら考え、自分のことばで表現する子の育成
~主体的な学び合いを実現するための指導の工夫~
主題設定の理由
本校では,平成24年度より「自ら考え,自分のことばで表現する子の育成 ―国語科の授業を通して―」を研究主題とし,新教育課程における課題解決型学習について研究を進めてきた。まずは「白峰っ子学び方10のやくそく」を全学年で徹底することで,集中して学ぶ学級集団の育成を目指した。国語科の授業を中心につけたい力に合った単元を貫く言語活動を工夫しながら,見通しのある指導計画をたてることにより,児童が目的意識を持って学習する姿が見られるようになってきた。
しかし,全ての学習の基礎・基本となる言語に関する知識理解や文章を正しく読み取る力、聞く姿勢や聞き取る力、自分の考えを言葉や文章で表現する力などは、まだまだ十分とはいえないのが現状である。また、児童同士積極的に関わり合おうとする姿が固まっていかないのは、教師のしかけや工夫の不十分さと児童の自分の考えや表現することに対する自信のなさが要因であろう。
そこで今年度は、昨年度の研究主題を継続しながら、さらに「主体的に学ぶ」児童の姿を求め、そのためにどのような手立てが必要なのかを考えることを研究の中心に置き、児童が豊かに表現しながら学び合うための具体的な指導の工夫を研究していくこととした。
しかし,全ての学習の基礎・基本となる言語に関する知識理解や文章を正しく読み取る力、聞く姿勢や聞き取る力、自分の考えを言葉や文章で表現する力などは、まだまだ十分とはいえないのが現状である。また、児童同士積極的に関わり合おうとする姿が固まっていかないのは、教師のしかけや工夫の不十分さと児童の自分の考えや表現することに対する自信のなさが要因であろう。
そこで今年度は、昨年度の研究主題を継続しながら、さらに「主体的に学ぶ」児童の姿を求め、そのためにどのような手立てが必要なのかを考えることを研究の中心に置き、児童が豊かに表現しながら学び合うための具体的な指導の工夫を研究していくこととした。
研究の視点
(1)今年度の研究事項
①国語科の授業づくり
見通しのある国語科の授業づくり・言語活動の充実を図った国語科の授業づくり
②「自分のことばで表現する」ための「表現力」の育成
③「主体的な学び合い」を実現するための学習形態の工夫
(2)「いしかわ学びの指針十二か条」との関連
①国語科の授業づくり
見通しのある国語科の授業づくり・言語活動の充実を図った国語科の授業づくり
②「自分のことばで表現する」ための「表現力」の育成
③「主体的な学び合い」を実現するための学習形態の工夫
(2)「いしかわ学びの指針十二か条」との関連
活用力を高める授業づくり |
第一条 根拠や筋道を明確に表現させる
学力・学習を支える基盤づくり |
第四条 「書くこと」「読むこと」を通して,考え方を身につけさせる。
第五条 相手を意識して、「話すこと」「聞くこと」ができるようにする。
第六条 学び合い学習を充実させる。
第五条 相手を意識して、「話すこと」「聞くこと」ができるようにする。
第六条 学び合い学習を充実させる。
研究体制
研究の進め方
(1)授業研究
全員が年2回以上研究授業を行う。指導案は全体または部会でていねいに検討する。事後研究会は、ワークショップ型グループ協議等を取り入れ、授業改善の視点を具体的に話し合っていく。
(2)校内研修
外部講師を招聘しての校内研修会を開き、国語科の授業づくり・複式学級経営について学ぶ。
(3)先進校視察
各種研究発表会等に参加し、先進校の実践に学ぶ。各自の研修内容は校内研修会で交流し合い、実践につなげる。
(4)言語環境の整備充実
教室掲示・校内掲示を工夫し、児童が身近に言語に触れ活用できる機会を多くする。
図書館司書と連携し、資料を効果的に使っていく。
(5)年間計画
月 | 全体会 | 備考 |
4月 | ・校内研究会① 今年度の校内研究計画提示 共通実践事項 児童の実態把握 学習環境整備 ・校内研究会② いしかわ学びの指針十二か条の確認 石川県・白山市ビジョン ・校内研究会③ 授業研究=提案授業(2年 善田) 白峰小授業スタイル・指導案形式の確認 | ライン賞の取り組み |
| 5月 | ・校内研究会④ 授業研究=提案授業(6年 稲井) (5年 小田) | |
| 6月 | ・校内研究会⑤ 国語科の授業づくりについての研修 ・校内研究会⑥ 授業研究=研究授業(3年 宮下) | 前期指導主事訪問(A) |
| 7月 | ・校内研究会⑦ 授業研究=研究授業(1年 小清水) 1学期の実践のまとめ(成果と課題) | |
| 8月 | ・校内研究会⑧ 複式の学級づくりについての研修 | |
| 9月 | ・校内研究会⑨ 授業研究=研究授業(2年 善田) 学び合いのある授業づくりについての研修 | 読書感想文の取り組み |
| 10月 | ・校内研究会⑩ 授業研究=研究授業(やまめ 片桐) (3年 綿谷) | |
| 11月 | ・校内研究会⑪ 授業研究=研究授業(6年 小田) | 学習発表会(11/6) 後期指導主事訪問(B) |
| 12月 | ・校内研究会⑫ 授業研究=研究授業(4年 宮下) 2学期までの実践のまとめ | |
| 1月 | ・校内研究会⑬ 授業研究=研究授業(5年 稲井) (4年 綿谷) 今年度のまとめ、研究紀要の作成 | |
| 2月 | ・校内研究会⑭ 授業研究(やまめ 片桐)(1年 小清水) 今年度の成果と課題の確認 次年度の方向性の検討 ・校内研究会⑮ 学級作りについての研修 | 研究紀要完成 |
研究全体構造図
学びのやくそく(基本的な学習規律)
(1)基本的な学習規律
学習の準備と構え | 聞く | 話す | 書く |
・次の時間の準備をして休み時間にする ・チャイムが鳴ったら授業を始める ・授業の始まりと終わりのあいさつをきちんとする ・正しい姿勢で学習する | ・話し手の方を見て聞く ・反応して聞く ・最後まで聞く | ・名前を呼ばれたら「はい」と返事をする ・場に応じた声の大きさで話す ・丁寧な言葉で話す ・聞き手を見て話す ・最後まではっきり話す | ・鉛筆を正しく持ち丁寧に書く ・既習事項(漢字・文章・表記など)を取り入れて書く ・ノートに自分の考えやまとめを書く |
(2)白峰っ子学び方10のやくそく
教室に常掲し,教師も児童も意識しながら学校生活をおくる。
教務主任・生徒指導主事と連携し,徹底を図る。
教室に常掲し,教師も児童も意識しながら学校生活をおくる。
教務主任・生徒指導主事と連携し,徹底を図る。
1 チャイムでスタート
時刻どおりに授業を始め,時刻どおりに終わります
2 始まりと終わりにあいさつ
「起立。今から○○の勉強を始めます。礼。着席。」
3 正しいしせい
足ピタッ,背筋ピーンですわります
4 はぎれのよい返事
名前を呼ばれたとき,たずねられたことがわかったとき,
「はいっ。」とはぎれよく返事をします。
5 ひじを伸ばして手をあげる
手を挙げるときは,うでをのばして耳につけます。
6 最後まではっきり話す
「わたしは,~です。~と思います。」
「ここまで考えましたが,~がまだはっきりしていません。」
7 話している人を見てしっかり聴く
話し手を見て,反応しながら 最後までしっかり聴きます。
8 下じき・じょうぎを使う
ノートには下じきを使い,「①日づけ ②課題 ③自分の考え ④友達の考え
⑤まとめ ⑥ふり返り」を書きます。図や表はマス目やけい線に沿って書きます。
線を引くときは,必ず定規を使います。
9 ていねいに字を書く
正しくえんぴつをもち,ていねいな字を書きます。
10 ふでばこのなかみ・もちもの
ふでばこに「①鉛筆5本②消しゴム(よく消える白いもの1こ)③線引き定規
④赤青鉛筆(または赤青ペン)⑤名前ペン(油性)⑥ふせん紙 を入れておきます。
学習に必要のないものは持ってきません。
道具袋(はさみ・のり・コンパス・三角定規・分度器など)と本バッグ(読みかけの本
道具袋(はさみ・のり・コンパス・三角定規・分度器など)と本バッグ(読みかけの本
・読書ファイル)は机の横にかけておきます。
辞書は,ロッカーの中に入れておきます。
(3)学習に必要なもの
・鉛筆5本(HBより濃いもの,シャープペンシルは使わない。※書写用には4Bが適当。)
・消しゴム(よく消える白い消しゴム1個。余分には持ってこない。)
・赤青鉛筆(ボールペン可。赤鉛筆は主に丸付けや大切なところの線引き,青鉛筆は主に 直しに使う)
・名前ペン(油性の黒マジック)
・ものさし(15㎝程度の定規。丁寧なノート作りに使う。筆算時の線引きにも使う。
30㎝ものさしは引き出しに。)
・ふでばこ(低学年は袋タイプは使わない。カンペンケースは不可。机の引き出しに入大きさ。必要のないカラーペンは持ってこない。)
・したじき(ノートを書くときには必ず使う)
・色鉛筆,クレヨン・クレパス
・のり,はさみ,コンパス,三角定規,分度器(小さい袋に入れて机の横に)
・辞書(ロッカーに保管。授業に必要な場合は机の上に。)
・本バック(読みかけの本を入れて机の横にかけておく。)
※持ち物すべてに名前を書くように指導する。
・鉛筆5本(HBより濃いもの,シャープペンシルは使わない。※書写用には4Bが適当。)
・消しゴム(よく消える白い消しゴム1個。余分には持ってこない。)
・赤青鉛筆(ボールペン可。赤鉛筆は主に丸付けや大切なところの線引き,青鉛筆は主に 直しに使う)
・名前ペン(油性の黒マジック)
・ものさし(15㎝程度の定規。丁寧なノート作りに使う。筆算時の線引きにも使う。
30㎝ものさしは引き出しに。)
・ふでばこ(低学年は袋タイプは使わない。カンペンケースは不可。机の引き出しに入大きさ。必要のないカラーペンは持ってこない。)
・したじき(ノートを書くときには必ず使う)
・色鉛筆,クレヨン・クレパス
・のり,はさみ,コンパス,三角定規,分度器(小さい袋に入れて机の横に)
・辞書(ロッカーに保管。授業に必要な場合は机の上に。)
・本バック(読みかけの本を入れて机の横にかけておく。)
※持ち物すべてに名前を書くように指導する。
よりよい学習の仕方・かかわり合い方
| 1・2年(つながる) | 3・4年(くらべる) | 5・6年(ねりあげる) |
よ | 【話す人を見て,
| 【質問や感想を言えるように、最後まで正確に聞く】 ・質問があります。 ・付け足しがあります。 | 【自分の考えと比較しながら、最後まで正確に聞く】 ・○○さんの考えは…というのですね。(要約) ・○○さんの考えから、新しく…とわかりました。 |
よ り よ い 話 し 方 | 【場に応じた話し方が
| 【わかりやすい話し方が できる】 ・わたしは…と思います。わけは…。 ・○○さんに賛成で(反対で)…です。 ・○○さんに付け加えて…です。わけは…。 ・○○さんの意見から…と思います。 ・結論から言うと…。 | 【説得力がある話し方が できる】 ・…とありますね。(根拠) ・それで…と分かるので(理由)…と思います(考え)。 ・私の考えは…です。わけは3つあります。1つめは…。 ・たとえば…ですね。 ・つまり…ということですね(要約)。 |
か か わ り 合 い 方 | 【自分の考えを出し、わかってもらった喜びを味わう】 ・聞いてください。(はい)わたしは…。 ・…と書いてありますね。(はい)だから…と思います。 ・…です。どうですか。 | 【友達の考えの良いところを自分の考えに取り入れようとする】 ・(聞き手を確認して話し始める) ・○○さん、どうですか。 | 【互いの考えを聞き合う中で、よりよい考えを導き出し、自分の考えの変容を得ようとする】 ・…ここまで、いいですか(話を途中で区切って問いかける) ・○○さん、どう思いますか。 |
| 書 き 方 | 【思ったことや 考えたことを書く】 ・習った文字を正しく使う。 ・書き順や字の形に気をつけて書く。 ・仮名遣いや句読点に気をつけて書く。 | 【考えをわかりやすく書く】 ・かぎかっこ、句読点、段落などの表記を意識して書く。 ・わかったことや発見したことを書く。 | 【構成やレイアウトを考え、他の考えと比較して書く】 ・前の自分の考えや友達の考えと比較して書く。 ・考えの足跡が残るようなノートを作る。 |
家庭学習
家庭と協力し,家庭学習の仕方を身につけさせる。
家庭学習は10分×学年を目標とし,継続して取り組むことができるように指導する。
パワーアップタイム
・対象:4~6年生
・委員会・クラブのない月曜6限(年間五回程度)
・わくわくコース(活用力)、がっつりコース(基礎基本)に分かれ、計画的に取り組む。
※全職員で指導にあたる。
・委員会・クラブのない月曜6限(年間五回程度)
・わくわくコース(活用力)、がっつりコース(基礎基本)に分かれ、計画的に取り組む。
※全職員で指導にあたる。
スペシャルタイム
・対象:全校児童
・下校前 14:50~15:00 15:50~16:00
・学期ごとに強化週間を設け、計画的に取り組む。
※校長を中心に指導に当たる。
・下校前 14:50~15:00 15:50~16:00
・学期ごとに強化週間を設け、計画的に取り組む。
※校長を中心に指導に当たる。
朝読書・朝学習
(1)内容
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
朝読書 8:15~8:25 | 読書 | 読書 | 読書 | 読書 | 読み聞かせ (読書) |
朝学習 8:25~8:35 | 音読・視写 | 計算 | 書くこと | 漢字 | 活用力 |
①音読…国語教科書の教材文,「話す・聞くスキル」など
②計算…寺子屋プリント(1年生から自分の学年までの内容の復習)
百マス計算(たし算・かけ算など)
③書くこと…言語プリント・短文づくり・文章の書き換え・条件ミニ作文など
④漢字…漢字ドリル・漢字テストなど
⑤活用力…チャレンジシートの利用
②計算…寺子屋プリント(1年生から自分の学年までの内容の復習)
百マス計算(たし算・かけ算など)
③書くこと…言語プリント・短文づくり・文章の書き換え・条件ミニ作文など
④漢字…漢字ドリル・漢字テストなど
⑤活用力…チャレンジシートの利用
(2)共通指導事項
・朝読書は教室の自分の席で,静かに行う。
・朝読書で読む本は前もって借りて,机の横にかけてある本バックに入れておく。
・朝読書では,クイズ本やしかけ絵本などは読まない。
・朝学習は10分で答え合わせ・直しまでできる内容にする。
・教師は複数で指導にあたる。