 6年生は,今年度,いしかわ学校版環境ISOの取り組みをしています。この日は,1学期に引き続き,ダンボールコンポスト活動を開始しました。今回は,能登町バイオマスの八崎さんと辻口さん,環境アドバイザーの吉村さんにお世話いただき,ダンボールコンポスト出前講座という形で行いました。 はじめに,バイオマス及び活動の説明を受けました。その後,ダンボールコンポストを作りました。  ダンボールコンポストは,生ゴミを堆肥にするという,まさに環境にやさしいすばらしい装置です。 前回は,ダンボールコンポストの素(23L)と,醗酵菌入り醗酵促進剤(2L)を混ぜ合わせて基材としていたのですが,今回,醗酵促進剤の代わりに,八崎さんが持ってきてくださった基材を使いました。醗酵促進剤の臭いが強烈なので,ハエが集まりやすそうだという配慮からです。  基材を混ぜ終えたら,水を2L入れ,さらに混ぜ合わせました。これで,今回の仕事は終了です。 生ゴミを入れるには,この日から一週間待たなければなりません。基材が一時発酵するまで待つ必要があるからです。2日目あたりから発酵が始まり,温度が上がってきます。微生物が活発に働いて分解が進んでいるときは,ホカホカと温かく,分解が始まると温度は下がります。 生ゴミ投入は,10月9日(火)からの予定です。  次に,出前キャラバンを行いました。はじめに,再生可能エネルギー紙芝居を見ました。「再生可能エネルギーって何だろう?」という内容から始まって,「太陽光発電」,「水力発電」などの再生可能エネルギーの種類や,「どのくらいお金がかかるの?」など,児童が疑問に思うような内容について教えていただきました。  次は,再生可能エネルギー実演です。児童たちは,太陽光発電,ミニ水力発電,ミニ風力発電,ミニ地熱発電,天ぷら油発電について体験させていただきました。 太陽光発電実演では,実際に太陽電池を使って電球を光らせることを体験しました。生憎の曇り空でしたが電球は明るく光り,逆に太陽光発電について正しく理解することができました。パネルに当たる太陽光の量を減らしてみて,電球の明るさが弱くなることも試してみました。  ミニ水力発電実演では,脚立の上に載せたポリタンクからホースを伝って水車を回し,発電するという過程を実演していただきました。装置のメーターの動きで,水圧や水量によって発電量が変わる様子がよく分かりました。これが,ダムの水で発電する水力発電所の仕組みなのですね。  ミニ風力発電実演では,羽根が3枚ついたプロペラを,児童たちが交代で団扇をあおぐことで発電しました。11人が交代を繰り返し,3分間発電を止めないという試みでやってみました。思った以上に手が疲れるとかで,3分間ぎりぎりでダウン。合格かどうか怪しいところでした。これが,奥能登にもかなりの数が作られ稼働している風力発電用風車による発電の仕組みなのですね。  ミニ地熱発電実演では,装置を児童の手のひらの上に置き,観察しました。手のひらのぬくもりが装置を温め,装置内の空気が膨張と収縮を繰り返し始めました。すると,その動きと連動して,プロペラが回り始めたのです。 日本は火山の多い国であり,地熱発電に向いています。このエコでクリーンな発電所はしかし,日本にたった18カ所しかありません。様々な課題もあるようですが,地熱発電がもっと広く普及してほしい。そう思いました。  天ぷら油発電。植物油を燃やし,電気を起こすバイオエタノール発電です。これはまだ現実に日本の電力をまかなう発電方法として数えるほどには成長していませんが,この燃料を使うエコな自動車も開発されていますね。 自然(再生可能)エネルギーと化石燃料(枯渇性)エネルギー。今の日本では,どちらも必要です。しかし,少しずつでも,自然エネルギーの比率を高めていってほしいですね。私たちにできることは何でしょうか?  最後に,ワークショップを行いました。自分たちの知っていること,考えたことを披露し合ったのです。たっぷりと大切なことを体験した児童たち。いい一日になりましたね。 お世話くださった先生方,ありがとうございました。今後とも,よろしくお願いします。(これからも,毎週1回,ダンボールコンポストの助言をいただくため,本校に来ていただくことになっています。) |