学校長挨拶
石川県立輪島高等学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
本校は、大正12年(1923年)に創立された輪島中学校を母体とし、輪島町立女学校との統合など幾多の変遷を経て、令和5年(2023年)に創立100周年を迎えた伝統校です。これまでに18,000人を超える有為な人材を世に送り出し、卒業生は政治、産業、スポーツなど、国内外のあらゆる分野でリーダーとして活躍しています。
100周年の節目を祝した直後の令和6年1月1日、輪島市は震度7の大地震に見舞われました。本校も甚大な被害を受けましたが、避難所として、また地域の子どもたちの学びの場として機能し続けました。その際、県内外、さらには国外からも寄せられた多大なご支援と温かい励ましに、改めて深く感謝申し上げます。震災により深く傷ついた生徒たちにとって、皆様の応援は何よりの希望となりました。震災当時1年生だった生徒たちは、令和8年3月、多くの困難を乗り越え、力強く本校を卒業いたしました。
本校では以前より地域活性化を主眼とした探究活動に注力してまいりましたが、現在は「WAJI活特別編:街プロ~高校生によるまちづくりプロジェクト」として、震災および豪雨災害からの復興に向けた取り組みを加速させています。生徒自らが輪島の現状を見つめ、課題を発見・解決するプロセスを通じ、自己の在り方を探究しています。この成果は、令和6年のフランス・パリでのOECD生徒教師サミットをはじめ、国内外で発表されました。
現在、輪島市は公費解体が概ね完了し、復旧から「創造的復興」へとステージを移しています。「石川県創造的復興プラン」に基づき、本校は能登の自然、文化、産業を学び直し、ふるさとの価値を再発見するとともに、国内外との交流を通じて復興を担う人材の育成を目指します。教職員一丸となり、生徒たちが誰かの希望となり、自らも希望を持って歩んでいける教育活動を推進してまいります。
今後とも、本校の教育活動への変わらぬご指導とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
石川県立輪島高等学校長 大坪 克哉