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校長室より「おこらいえ」

新学期の始まりです

2026年1月7日 15時25分

地震から 738 日目

 

仮設校舎での新学期が始まりました

冬休み課題テストのあと

さっそく授業が始まりました

 

2年生の教室をお邪魔しました

英語コミュニケーションの授業です

 習熟度ごとに3クラスに分かれます

"What's did you do on your vacation?"

"I ate McDonald's"

とかなんとか言ったりして

思い思いに伝え合っていました

 


2学期の終わりに実施した

学校評価アンケートの結果を見ました

生徒の自由記述欄を紹介します

 

◯「トイレの便座が冷たい」

 そうですね

 ごめんなさい

 仮設校舎の設計の際に要望していたのですが

 災害の復旧は現状復帰が基本で

 以前のものよりも良くなることは

 法律で禁じられているのです

 今できることを考えてはいるのですが

 例えば便座にクッションを敷こうかとか

 そっちの方が嫌という人もいるだろうし

 誰が掃除するの?

 って問題も出てくるし

 一緒に考えて行きませんか?

 

◯「使っていない部屋の電気は消すべきです」

 その通りですね

 みんなで協力して節電に努めましょう

 最後の人は必ず消すように

 暖房問題もあります

 仮設校舎に移転以来

 頻繁に火災報知器が鳴ります

 どうもエアコンに誤作動しているようです

 元消防士で危険物免許もお持ちの

 化学の髙橋教頭先生によると

 火災報知器は

 中に『アメリシウム』という元素が

 仕込んであって

 そこから放射される α 線量測定により

 火災を検知しているのだそうです

 煙などによって α 線放射が遮られると

 報知器が鳴る寸法です

 今回設置してあるのは温度に反応するタイプで

 検知器がエアコンの吹き出し口の真ん前にあり

 それで過剰反応しているようです

 完全な設計ミスです

 気づきませんでした

 仮設校舎はレンタルなので

 輪島高校での役目を終えたら

 どこかで再利用されることになっています

 その時には教訓を生かす必要があります

 

◯「仮設校舎への通路へ横から吹き込む雨雪を

  なんとかして欲しいです」

 これも法律で決まっているのです

 本来の建物と仮設の建物は

 最低でも10 m の距離をとり

 そこを繋ぐ通路は

 窓などで塞いではならないと

 消防法で決まっているのです

 少しでも濡れない工夫をしていきましょう

 何かいいアイデアを思いついた人は

 教えてください

 

◯「騒いでいる人と同じ空間で授業すると

  真剣に学ぼうとする人の時間が奪われます」

 被災以来誰ひとり騒がず

 誰ひとり集中が途切れることなく

 授業に向かっていたのが

 ここに来て緩んできています

 元の生活を取り戻すことは良いことですが

 震災を機にせっかくついた良い習慣は

 継続していくべきです

 騒いでいる人は肝に銘じてください

 先生方も「被災したから」という甘えを

 許さない厳しい指導をお願いします

 

◯「先生の考え方を変えるべき」

 どういった点でしょうか?

 話し合いをする必要がありそうです

 

◯「輪島高校のルールを

  ほとんど変えてもいいと思います

  今後の輪島高校に求めることは

  服装 授業態度 時間厳守など

  学校生活に必要な

  必要なルールは残しつつ

  カーディガンやスマホ使用 

  連帯責任などのルールをなくし

  その代わり

  今まで以上に罰則を厳しくした

  校則の改正を求めます

  そして学校のヒエラルキーを変える

  生徒<生徒会<教員<校長

  これを

  生徒=教員<生徒会<校長

  にする

  生徒会の力を上げて

  意欲のある学校に向かっていけたら

  いいと思います」

 しっかりとした考えを持った

 頼もしい意見です

 ぜひ実現に向けて動いて行きましょう

 でもこの生徒は3年生なので

 受験で忙しいかな?

 本校が推し進めているOECDとの共創で

 連携を取り合っている

 大阪の小津中学校では

 本来校長が定める学校経営方針を

 生徒も一緒になって毎年作成しています

 本校でもぜひ取り入れるといいですね    

 参加してみたい人は

 ぜひ申し出てください