講座NOW

第13期学生クラス短期コースC日程を開催しました

2026年3月7日 13時37分

 第13期学生クラス短期コースC日程を、2月26日(木)~3月4日(水)(3月1日を除く)までの6日間、県内外の多くの大学から受講生を迎え開催しました。
 初日の開講式では、冒頭の挨拶で才鴈一博塾頭が「今日から6日間、仲間と切磋琢磨しながら主体的に向上心をもって学んでほしい。そして、教師を志す思いをより強くして、石川の明るい未来づくりに子供たちと共に力を存分に発揮してほしい。」と激励しました。また、講座Ⅰ「めざせ石川の教師」では、石川県教育委員会教育振興推進室 島村勝彦 室次長より、石川の教育の現状や求める人材、教師としてのやりがい等について講義していただきました。
 3日目の講座Ⅰでは、卓越した指導力をもつ現場教員から学ぶ講座「ベテラン教員に学ぼう」も行い、受講生は学習指導・生徒指導のポイントや教職のやりがいなど、多くのことを学んでいました。
以下、その内容について紹介します。

<短期コースC日程>
【小学校】  講師 白山市立松任小学校 教諭 水井 依理 氏
4年「小数のわり算」を教材として示範授業をしていただきました。問題提示の仕方や発問によって子どもに問いを持たせる工夫や、初めにゴールの姿をイメージさせて学習意欲を継続させる工夫など、「授業の主役は子どもです。」の先生の言葉通り、子どもたちと共に作る授業の実際を体験することができました。
 最後に、「先生という仕事は、楽なことばかりではありません。悩む日も、迷う日も、そして、くじけそうになる日もあります。でも、それを上回る『喜び』がある素敵な仕事です!みなさん、教職に向かってがんばって下さい!またいつかどこかで御一緒できる日があることを楽しみにしています。」という、あたたかいお言葉をいただきました。

[受講生の声]

  • 「子ども主体の授業」という言葉だけが私の中で先行して、結局どんな授業がいいのかと疑問に思っていましたが、今回この授業を受け、これが子ども主体の授業なんだと感じました。水井先生の子どもへの思いがすごく伝わってきました。
  • 示範授業を受けさせていただき、先生はサポート側に徹し、ファシリテーターの役割をしていくことを意識されていることが伝わりました。児童全員と対話的に進めていくことの大切さについて学ぶことができました。
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示範授業 4年「小数のわり算」
  実際の授業の板書を提示しながら・・・
質問タイム 
 児童への支援のこと、学習計画のこと・・・

【中高養護】 講師 加賀市立片山津中学校  教諭 水口 桂太 氏
 示範授業では、柔道の「受け身」を学ぶ授業で、受け身を学ぶ意味やその重要性を生徒たちとの対話の中から引き出し、ICT機器を活用してそのポイントを示し、生徒が実際に取り組んでいくものでした。そこでは、授業づくりにおいて行動分析学の視点を取り入れて、生徒が望ましい行動を行うようにするために、その行動を引き出すための準備や、望ましい行動が繰り返されるようにする工夫の大切さが示されました。さらに、授業環境の根本としての安全確保、ショートステップなど苦手な生徒も前向きに取り組めるようにする工夫や、学びを深めるためのポジティブ・フィードバック、学びをつなぐための対話的な授業づくりなども紹介していただきました。
 講義では、特に生徒指導についてお話しいただきました。そこでは、生徒を「信頼」すること、「リスペクト」すること基本姿勢として、生徒を「褒める」「認める」ことが大切であり、それにより自尊感情が育ち自発性を引き出すことができること、そのためには生徒との日常的な関わりを大切にしてアンテナを高く張ることや、環境整備などを通して内面も整えられることなどをお話してくださいました。また、間違ったことをただすために生徒を「叱る」時は、単に怒るのではなく、明確な線引きのもとで、どこがいけなかったのか、次にどうすれば良いかを伝えることが必要とお話しいただきました。最後に、生徒指導の視点として、生徒が「不幸にならないため」ではなく「幸せになるため」と考えるとよいとお話しいただきました。実践に裏付けられた先生のお話は、受講生に強く響いたようでした。

[受講生の声]

  • 現役の教員の授業づくりについて聞くことができてよかった。授業作りで、その教科が苦手な子をイメージしながら生徒全員が楽しめる授業を考えていくことが重要であると学んだ。生徒に考えさせる授業にするために、その考えてほしいことがわかる流れを作っていくことが大切だとわかった。発問の仕方にも気をつけていきたい。また、生徒との関係性作りを大切にすることも重要であるとわかった。朝礼や終礼時など意識して生徒と関わっていくことが大切であると分かった。
  • 生徒指導において、教師の基本的な姿勢として、生徒を信頼する、生徒をリスペクトするという姿勢を持つことで、自然と生徒との信頼関係を築いていける事がわかった。また、生徒のいい所をみつける、褒める、認めるという関わりを持つことでも、負の連鎖をなくし、良い関係を築いていけることがわかった。
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講座Ⅰ「ベテラン教員に学ぼう」 「アドジャン」体験! 環境が心を変える!

<短期コースC日程 学びの足跡>

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開講式「塾頭挨拶」   講座Ⅰ「めざせ石川の教師」  講座Ⅱ「授業のつくり方1」(小)
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講座Ⅱ「授業のつくり方1」(中高養)  講座Ⅰ「相手に伝わる聞き方・話し方 講座Ⅱ「授業のつくり方2」(小)
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講座Ⅱ「授業のつくり方2」(中高養) 講座Ⅱ「授業のつくり方3」(小)  講座Ⅰ「Let’s try できるわかる理科実験!」(小)
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講座Ⅰ「Let’s try できるわかる理科実験!」(小)   講座Ⅰ「Let’s try できるわかるICT活用!」(中高養)  講座Ⅰ「先生ときまり」
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講座Ⅱ「学級経営に向けて」(小) ペアで交流 考えを深める   講座Ⅱ「学級経営に向けて」(中高養)
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講座Ⅰ「個に応じた支援」  閉講式「塾頭挨拶」 現場教員の声(記事)に見入る