私たちの班は「こま工Factoryの依頼解決」をテーマに1年間活動してきました。年度当初、打越公民館の館長さんから「大量の長机とパイプ椅子を収納する棚を作ってほしい」との依頼を受け、製作を開始しました。
設計・加工・組み立てと試行錯誤を繰り返し、2月12日(木)、完成した作品を打越公民館へ無事に寄贈することができました。
製作の過程では、設計ミスや加工ミスに直面し、残念ながら長机の収納棚までは完成に至らず、今回はパイプ椅子収納棚のみの納品となりました。納品当日は、作品を傷つけないよう小松工業高校から公民館まで、班員全員で大切に担いで運びました。
実際に椅子を掛けてみると、設計通り片側10脚ずつ(計20脚)をきれいに収めることができました。キャスターの配置を工夫して安定性を高めたほか、角部には緩衝材を取り付けて安全性にも配慮しています。
ものづくりの難しさを痛感した1年でしたが、公民館の方から感謝の言葉をいただき、大きなやりがいと達成感を得ることができました。卒業後、社会に出てからも、この経験と「ものづくりへの想い」を大切に歩んでいきたいと思います。

12月16日(火)、石川県教育委員会主催の高校生溶接コンテストが開催されました。
溶接コンテストは制限時間内に2つの課題を提出し、それぞれに外観審査、曲げ試験を行い、
溶接のきれいさや強度を競います。県内の工業高校、実業高校6校から代表12名が出場しました。
今大会は本校機械システム科1年生の小川さんが優勝、酒井さんが4位の成績をおさめました。
2人は今年の夏ごろから溶接の練習を始め、汗だくになりながら日々練習に励んでいました。
納得いかないところもありましたが、結果を残すことが出来ました!おめでとうございます!

石川県内で初めて【国家技能検定3級 金属熱処理職種 一般熱処理作業】に機械システム科3年生2名、2年生3名の計5名が挑戦し、全員が見事に合格を果たしました。
この資格は、金属の性質を理解し、焼入れ・焼戻し・焼なましなどの基本的な熱処理作業を安全かつ正確に行う技能を評価する国家資格です。製造業や金属加工業界で求められる基礎的な知識と技術の証明となります。
この内容は、10月9日の北國新聞に大きく掲載されました。

今回は、機械システム科の先生からの依頼を受けて、ガス溶接用の作業台を製作しました。
ガス溶接は1年生の実習で行われますが、10人の生徒に対して作業台が4台しかなく、練習時間に差が生じてしまうとのことでした。
「できるだけ早く作ってほしい」との要望を受け、設計は先生が進めてくださり、私たちは材料の切断や溶接、グラインダーによる仕上げを担当しました。
材料の切断には、初めて使用する帯鋸盤(おびのこばん)という機械を使いました。プログラムを入力することで正確に切断でき、とても便利でした。
溶接は設計図をもとに、どの部品がどこにつくかを確認しながら、少しずつ組み立ててから本溶接を行いました。
薄い金属板の溶接は難しく、穴が開いてしまう場面もありましたが、最後はグラインダーできれいに仕上げることができ、満足のいく出来になりました。
自分たちが製作した作業台を、今後、後輩たちが実習で使ってくれると思うと、とても嬉しい気持ちになります。

小松工業高校の野球部が春の大会で優勝し、優勝旗を持ち帰ってきました。しかし、その優勝旗台が破損していたため修理依頼がこま工Factoryに来ました。
脚と脚を繋いでいる部品の接合部が外れていて安定しない状態でした。ピンが破損していることが原因のようです。構造的にピンを固定しても折り畳みには問題なさそうでしたので、溶接で部品を接合することにしました。
部品が小さいため溶接は難しかったですが、仕上げにブラシで磨いてきれいに出来ました。
今回は比較的簡単な内容でしたが、初めての依頼完了に達成感を感じました。今後もこういった細かい依頼も積極的に受けていきたいと思います。
