学校日誌(2026年度)

【探究】ファシリテーション研修(応用編)

令和8年7月17日(金)、希望生徒45名を対象に「ファシリテーション研修(応用編)」を実施しました。講師には、4月に引き続き株式会社シェヘラザードの坂本祐央子氏をお迎えしました。

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【前半:基礎の復習】

まずは1年ぶりとなる「基礎編」の復習からスタート。ファシリテーターに求められる基本スキルやマインドを改めて思い起こしました。

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【後半:応用ワークショップ】

後半は「質問が思考を促すこと」や、物事を整理して理解する「分けると判るフレームワーク」について学びました。

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その後、「授業でファシリテーションを活用するには」という具体的なテーマを設定し、以下のステップで実践的なグループワークを行いました。

現状と理想の整理(プロコン表の作成)

授業における「現在の姿・状態」と「未来の理想の姿・状態」を整理し、各班の目指すイメージを共有するために「プロジェクト名」を考案しました。

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解決策の創出と絞り込み(ブレインストーミング&ペイオフマトリクス) 

解決策を出すために「ブレインストーミング」を実施。集まったアイデアを、縦軸「効果の高さ」・横軸「実行しやすさ」の2軸で整理する「ペイオフマトリクス」を使い、有効な解決策を絞り込みました。

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意思決定(ドット投票)

 各自が良いと思うアイデアに1人2票ずつの投票を行い、班としての最適なアクションを決定しました。

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生徒たちは、深く、そして楽しみながらファシリテーションの本質を学んでいました。今回得た学びを、学校生活や様々な集団における話し合いの場で、積極的に実践していってくれることを期待しています。

学校日誌(2025年度)

【防災学習】能登でのフィールドワークを通じた防災研修

令和8年3月26日(水)石川県教育委員会主催の「能登でのフィールドワークを通じた防災研修」に本校の希望生徒および職員が参加しました。能登半島の豊かな文化に触れるとともに、震災からの歩みを学ぶ3つの施設を巡りました。

①のと里山里海ミュージアム

七尾市の地域おこし協力隊の方から、街の魅力と震災直後の生々しい状況、そして現在の課題についてお話を伺いました。単身で七尾市に移住してきたエピソードなどから、七尾市への深い愛が伝わってきました。「地下アイドルを推すように、自治体を応援することが力になる」という新しい視点は、生徒たちにとっても支援のあり方を考える大きなヒントとなりました。

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また、ミュージアム職員の方からは「文化財レスキュー」についても学びました。被災した「花嫁のれん」などの貴重な品々を救い出し、次世代へ繋ぐ緊急保全活動の重要性を知り、地域のアイデンティティを守ることの重みを再認識する機会となりました。

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ミュージアム内の展示は七尾市の魅力が余すことなく紹介されていました。七尾市の価値について再認識することができました。

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➁のとじま水族館

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職員の方より、発災前後の緊迫した状況を詳しく語っていただきました。水槽を修復するため、全国の水族館・動物園へ生き物たちを避難・保護させたというエピソードは非常に印象的でした。 「再び楽しい場所を提供したい」という強い想いのもと、困難を乗り越えて営業を再開された歩みに、生徒たちは深く感銘を受けていました。

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館内に彩りを添えるプロジェクションマッピングも、復興への希望を感じさせるものでした。

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➂のと鉄道語り部列車

穴水駅には今もなお立ち入り禁止区域や傾いた建物が残り、震災の爪痕が深く刻まれています。

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そこから「震災語り部観光列車」に乗車し、実際に走行中の車内で被災された方から当時の体験談を伺いました。

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車窓から見える景色の美しさと、そこに刻まれた震災の記憶。能登の魅力を土地ごとに丁寧に教えていただく中で、参加した全員が「能登のファン」になりました。

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研修を終えて、今回のフィールドワークは能登の魅力・価値を知るとともに、その魅力や価値をどう守るかどう発信していくかを改めて考えさせられました。また学校内外でも参加した生徒・教員中心に発信していきたいと思います。 

学校日誌(2024年度)

能登地区探究フィールドワーク in 輪島 

10月15日(火)本校 創立記念日に生徒22名、教員8名、計30名で輪島市に行ってきました。

経緯は1年生のとある一言から始まりました。

 

わたしたちを輪島に行かせてください。

 

現在1年生は総合的な探究の時間に、「野々市・石川ワンランクアップ計画」という活動を行っています。

今年は野々市市だけでなく、他の地域にも目を向けてその地域を少しでも良くするための方策を探究しています。

その中で能登地区を探究の場として活動している班の生徒から、学校や市役所が開いている平日に能登地区にいけないかという声が上がりました。その生徒の声を実現すべく、探究・DX推進室として「能登地区探究フィールドワーク」という形で企画を実現させました。

 

8:00に本校を出発しました。バスの中からでも地震や豪雨の被害の甚大さを感じました。

11:00~ 輪島市街を散策しました。

少しずつ復興は進んでいる様子でしたが、まだまだ元の街に戻るためには時間がかかりそうです。

生徒の感想(抜粋)

・輪島に行って、被災地の現状や被災者の体験などを聞いて、テレビで見たり聞いたことよりも悲惨な状況だなと思った。能登の状況をもっと伝えていかなければいけないと実感した。

・今回初めて能登に行って地震や土砂崩れの被害の跡を見てこんなに酷いことになっていたのかと驚いたし、悲しい気持ちになった。輪島の人たちは暖かく歓迎してくれてとても嬉しかった

・輪島市を見て地震の残酷さを知りました。建物が傾いていたり倒れていて復興するのはまだまだ先だなと思いました。私は輪島のためにボランティア活動に尽力したいなと思いました。

・地震と洪水の復興が十分に進んでいない現実を目の当たりにした。しかし、住民の方の話を聞くと、地元を愛し大切にする気持ちや、復興させ前に進んでいきたいという意志が強く感じられた。私自身被災前の輪島に訪れたことはなかったが、同じ石川県にこんなに素敵な町があるのだと肌で感じられて、フィールドワークに参加してよかったし、とても貴重な経験ができたと思う。

 

12:00~輪島高校に訪れ、5、6限目の授業に参加させてもらいました。

5限目は2年生の総合的な探究の時間の活動を見させていただきました。

能登復活に向けた様々な取り組みを各班が行っていました。生徒たちは大きな気づきや学びを得ていました。

 

6限目は1年生の地理総合の時間に参加させていただきました。

輪島高校の野々市明倫高校で互いにインタビューをしたり、交流することができました。

伝災」という熱い使命を感じました。自分たちも、ここで聞いたことを広めていかないといけないと感じました。

思っていた以上に生徒同士仲が良くなり、名残惜しい別れになりました。

以下生徒の感想(抜粋)です。

・輪島の高校生と交流して話を聞いたときも、すごくつらい思いをしていいるはずなのにニコニコして話してくれたのも悲しくなったし本当に同い年か疑うくらい大人な人たちだなと思った。輪島の人たちにとって当たり前の日常が幸せと思えるように、改めて私達に何ができるかを真剣に考えていく必要があると思った。

・輪島高校のみなさんは辛くて、大変な思いをしたのにも関わらず私たちにとっても優しく接してくれて、さらに今の状況をSNSで発信しようとするなど行動を起こしていました。私たちに少しでもできることがあったら、本当に実践していきたいです。そしてまた、輪島高校に訪問したいと思いました。

・実際に体験した能登の現状や温かさを、総合的な探究の時間を活かして多くの人に発信する。能登への寄付金に協力する。

 

以下企画責任者の感想です。

この企画を運営するにあたり、多くの方々に協力をいただきました。本当に感謝しております。

輪島市の方々に迷惑がかかるのではないかという想いもありました。しかし、どの方も「来てくれてありがとう

と声をかけてくれます。輪島市の人達と交流をして気がつきました。輪島市の一番の価値は「人」だということです。

この輪島の人達のあたたかさ、おもてなし、元気、復興へ向けた想い、すべてが財産です。以前輪島に住んでいた様々な出来事がフラッシュバックしてきました。この人こそが世界に向けて発信できる大きな魅力であると感じました。

この街は生きている。どこの街よりも生き生きと。

改めて、輪島高校の皆さんを初め、沢山の能登の方々に感謝申しあげます。ありがとうございました。