2年生活動記録

高校生の探究学習成果発表とラウンドテーブル

2025年2月10日 15時10分

2月8日(土)しいのき迎賓館で行われた2024年度「第2回初年次教育実践交流会 in 北陸」で、探究学習成果発表

ラウンドテーブルを明倫代表3班が行ってきました。

ポスターを絵画のように額縁にいれた形で展示してもらえました。

      

前半はポスターセッションです。大学の先生や他校の生徒がいる中で、

「中等教育における電子化の影響」「震災における支援者の心理的影響について」「性的指向についての意識調査」

の3班が探究成果を発表しました。鋭い切り口の質問が飛び交うなか、どの班もしっかりと応答していました。

ここで得られた知見をもとに、さらにブラッシュアップしていきたいです。 

  

 後半はラウンドテーブルを他校の生徒と行いました。

内容は①探究活動で大学側にどのような支援がほしかったか?

   ②探究活動を通して考えた目指すべき未来は?

   ③探究活動で学びになったこと、身についたこと、苦労したことは?

   ➃探究活動を次の進学先でどのように活かしたいか?

   ⑤探究学習の成果にもとづいたが大学入試はあったほうが良いと思うか?などを語り合いました。

以下生徒の感想(抜粋)です。
・多くの質問は大学関係者の方からでしたが、内容そのものというより、統計的な面での疑問が聞かれました。研究を行う上での数値などはとても大切なものであって、更には質問内容まで記載した方がいいとの声もあり、自分達には足りなかったところだと感じました。私たちを知らない人を相手に発表している分、テーマ設定自体にも興味を持たれたり、これからについて現時点での話をしてくださった方もいらっしゃました。

・ラウンドテーブルでは聞きたかったけれど聞けなかった班の人と同じになれてとても楽しい時間でした。調査をする過程が私たちとは全く違ったというところが興味深かったです。各々の価値観や、捉え方、考え方が知ることができたのがいい経験だと思いました。同じ学校の人でも、同じ文理でも、考え方が同じでも、多少の違いがあるのでどういったところで違うのかを楽しく話すことができてよかったです。


・他の班の人やメンバーが前を向いて話しているのを見て、こういった場に来ることの大切さを感じました。想像よりも暑い室内で大学の先生方の熱意にも押されましたし、考えることの必要性も感じました。自分達がやってきたことは無駄じゃないなぁと胸がいっぱいになりました。本当に緊張もして、恐怖に似た心臓の拍動に前を向くのもやっとでしたが、班の人とチームで頑張れたんじゃないかなと思います。行ってよかったと思いました。


・高校生の自分たちでは気付けなかった視点からの質問や意見を多く受けて、これからの展望や課題についての道筋がより明確になったように感じた。ラウンドテーブル形式での議論は初めてだったが、同じ高校生の率直な意見や考えに加え、私たちが普段知ることの少ない、多くの先生方の意見も聴くことが出来てとても興味深かった。
今回ポスターということで、資料の厳選(どこを視覚的に伝えてどこを聴覚で伝えるか)がきつかった。グラフに吹き出しを付随させて視覚的理解を促したつもりだが、その資料の根拠となる外部資料を付け足しその結果一つ一つに意義の付与を行う研究として外せないところを修正しなかったのは時間の都合という理由こそあれど後悔でしかない。特にスウェーデンの出処を明記しなかったのはそもそも漠然としすぎており、社会として案ずるべき課題の選択であるからと一瞬の安堵を得たのが命取りだった。

 

1年生活動記録

【総探】課題と向き合う方の講話~「総合的な探究の時間」の取組

2025年6月12日 13時51分

令和7年6月11日(水)7限目1年生の総合的な探究の時間に「課題と向き合う方の講話・座談会」を行いました。

課題と向き合っている3名の方に、3会場分かれて講話そして座談会をしていただきました。

➀小松こども食堂代表 日野 史 さん

小松9ヶ所の子どもの食堂の代表をされている日野さん。こども食堂に来る人を来やすくするために、誰でもウェルカムな場所づくりに取り組んでいる。こども食堂だけでなく、お寺でラジオ体操、食品パントリー、能登での炊き出し、物資配送、姉とミュージシャン活動、万博での法話、カフェ活動など様々な活動を精力的に行っている。

食品の3分の1ルールにより、食べられる食品も業者は廃棄しないといけない事態が発生している。食品ロスを防ぐことや本当に物資を欲している人のために、20社以上と物資の契約をし、物資の提供を行っている。

日野さんの目標は子ども食堂をなくすこと。ボランティアにも限界がある。子ども食堂が無くなっても繋がっていけるような社会になってほしい。地域には頼っていい人がいる。また逆に手を差し伸べことができる人になってほしいと語られた。

生徒の感想(抜粋)です。

・平等と簡単に言う事はできるけど実現すことは難しい。それを実現しているので見習いたいなと思った。

・子ども食堂の大切さと日本の食品ロスの現状を知ることができました。私も子ども食堂の活動に参加して見たいと思いました。

・今の日本の現状を改めて実感し、この日本を変えていかないといけないなと感じた。

 

➁SHINTO代表 野々市明倫高校卒業生 竪帯 幸史朗 さん

竪帯さんは野々市明倫高校2018年の卒業生。高校生の時はみんなと一緒 “普通” の高校生。でも他の人とちょっと変わったことをしたいと思い、日々小さな挑戦をしていた。高校時代は英語部の部長、生徒会の委員長、チャンピオンカレー商品開発。大学時代は海外留学、海外旅行、起業に挑戦。まず目の前の興味があることを掴んでみる。クロワッサン×ワッフル=クロッフルのキッチンカーから始め、テイクアウト専門店「ごきげんようクロッフル」を開業。

失敗することもあるが、後悔はない。日々しんどいの連続。それでも挑戦する理由は“知らない世界を少なくしたい。たくさんの人に出会いたい。今しかできないことをしたい” 高校生の今だからできる行動の価値「失敗してもいい」という特権。一歩踏み出せば未来は絶対に変わる!と語られた。

生徒の感想(抜粋)です。

・何事にも挑戦するときはとりあえず目の前の興味のあることに取り組んでみたり、失敗してもいいから今だからこそできる挑戦をすることが大事だと学びました。

・失敗しても成功するための種になっているんだと思った。

・失敗を恐れずにたくさん挑戦したい。

 

➂野々市明倫高校教諭 坂下 政直 先生

1月1日の震災後4月から故郷輪島に戻り、輪島高校の教員として1年間生活をしていた坂下先生。断水生活、震災の影響、発災後の生徒数の変化、校舎の使用制限についてなど現地に行かないとわからない現状を赤裸々に語られた。 

坂下先生の当時の担当は生徒課。学校行事もすべて1から。生徒が自ら考え行動して今まで以上のものを作り上げていた。またあらゆる団体から支援の声もいただくが、ミスマッチもたくさんあった。

能登をボランティアにいく場所にしたくない。自然豊かな地域として、たくさんの人に観光に来てほしい。復興(元に戻す)ではなく、さらに魅力ある地域にしていきたいと語られた。

生徒の感想(抜粋)です。

・自分も故郷を大切に思う気持ちを大切にしようと思いました。

・これからは誰かのために動ける人になりたいと思った。

・能登を支援するために訪れるのではなく、観光目的で行ける日が来るようになればいいと考えた。またこれまでの能登を超えられるよう、応援したい。