11月3日(月)
三重県の高校生を本校に迎え、防災をテーマにした交流会を行いました。はじめに、教育委員会の方々や本校職員、そして商店街の方から、能登半島地震や奥能登豪雨当時の対応や避難所運営の実際についてお話を伺いました 。
その後のワークショップでは、グループに分かれて意見交換を行いました。中学生からは、断水時のトイレの工夫や避難所での生活、ライフラインが途絶えた中での不安など、実体験に基づいた話を伝えました 。当時のことを思い出すのが辛いと感じる場面もありましたが 、「自分たちの経験を、他県の防災に役立ててほしい」という強い思いで、一生懸命に言葉を紡いでいました 。
高校生の皆さんが、一人ひとりの声に真剣に耳を傾け、優しく質問を投げかけてくれたおかげで 、生徒たちも安心して話すことができたようです。災害の恐ろしさを再確認すると同時に、「人とのつながり」の温かさを感じる貴重な時間となりました 。
今回の交流で生まれた絆と学びが、これからの地域の防災、そして子どもたちの心の復興につながっていくことを願っています 。
11月5日(水)
本日、桂歌之助さん、桂鯛蔵さん、ラッキー舞さん、豊田公美子さんをお迎えし、「のと応援学校寄席」を開催しました。
前半の落語では、扇子と手ぬぐいだけで虎の鳴き声を表現したり、うどんをすする音を出したりするプロの話芸に、生徒たちは「想像力が刺激された」と大興奮。『動物園』や『時うどん』といった演目で、会場は大きな笑いに包まれました。
続くラッキー舞さんの太神楽曲芸では、包丁を使ったスリル満点の技に会場中が息を呑みました。体験コーナーでは代表の生徒や先生も傘回しなどに挑戦し、プロの技の難しさと楽しさを肌で感じるひとときとなりました。
後半のキャリアトークでは、「失敗しても、できるようになるまで続けることが成功への道」「人と違う個性を武器にしてほしい」といった熱いメッセージをいただきました。第一線で活躍される師匠方の言葉は、進路を考える生徒たちの背中を力強く押してくれたようです。
プロの芸に触れて心から笑い、その裏にある努力や仕事への姿勢も学べる、大変充実した時間となりました。
10月24日(金)
先日、修学旅行でのPR活動を聞いてくださった東京在住の方から、3年生に向けてお礼のお手紙とかりんとうが届きました。
その方は、たまたま通りかかった「いしかわテラス」で、生徒たちが配布していた新聞とキャンドル**を受け取り、總持寺の現状を伝える発表を聞いてくださったそうです。それまで他人事のように感じていた地震の被害について、「自分に何ができるだろう」と考えるきっかけになった、と綴られていました。
お手紙には、能登を応援する温かいメッセージとともに、生徒たちの発表や新聞などの配布する様子が立派だったとお褒めの言葉も添えられていました。
今回のPR活動は、生徒たちの思いが海を越えて相手にしっかりと伝わったという、大変嬉しい経験となりました。これからも、様々な活動を通して、能登の様子や私たちの思いを積極的に発信していきたいと思います。
10月22日(水)
馳浩石川県知事をお迎えし、小中合同で「知事と語る会」を開催いたしました。
中学校からは、いしかわテラスでのPR活動や、門前高校に指導いただいた廃棄ろうそくのキャンドルづくりなどの取組についてお伝えしました。
質問コーナーでは、「なかなか整備されないグラウンドの修繕がいつになるのか?」「知事の仕事とはどういうものか?」など、子どもたちから多くの質問が出されました。知事はそれらに一つ一つ丁寧に答えてくださり、子どもたちは深く納得していた様子です。
今回、子どもたちが直接伝えた願いが、一つでも早く実現することを、小中全校で願っております。
10月21日(火)
輪島中とオンラインでつないで、ヤングケアラーとは何か、周りに困っている人はいないかなどのお話を聞きました。
今回の講演会を通じて、生徒たちはヤングケアラーが家族の介護や世話を過度に行う子供や若者であり、中学生で17人に1人という割合で身近に存在する問題だと知り、驚きを覚えたようです。
講師の高垣内文也さんが、14歳から長期にわたり介護を続け、そのために進学や部活動、自分のやりたいことを諦めざるを得なかったという実体験は、生徒たちの心に強く響きました。
生徒の感想からは、「自分たちが恵まれた環境にいる」という認識を深めるとともに、「誰にも相談できず一人で悩む」ヤングケアラーの現状を知り、「困っている人の相談に乗りたい」「身近な人を大切にしたい」という他者への思いやりと支援への意欲が芽生えたことが伺えます。
今回の学びを機に、生徒一人ひとりが周囲の仲間の状況に関心を向け、お互いを支え合う気持ちを大切にしてくれることを願っています。
10月19日(日)
休日の朝から実施された輪島市総合防災訓練に、小中合同で取り組みました。能登半島地震などの過去の経験を踏まえ、生徒たちは訓練の重要性を再認識し、「本当に起きたと想定して行動できた」という真剣な感想が寄せられました。
生徒たちはまず避難経路を歩き、「いつも歩いている道が危ない」「道路がガタガタ」といった身近な危険箇所を自ら確認することができました。
その後の防災教室では、小中学生が交流し、地域ごとの災害リスクの違いや、防災バック・ボックスに入れるべきものについて具体的に話し合いました。特に、食料や水だけでなく、震災時に「自分の心が落ち着くようなもの」も必要だと学んだことは、貴重な気づきとなりました。また、校内備蓄の確認や、避難所でのスターリンク衛星Wi-Fiなど最新の備えを知る機会にもなりました。
今回の訓練を通じて、生徒たちは「自分の命は自分で守る」という意識を一層高め、「もしものときに今日の学びを活かしてしっかり行動したい」、「自助・共助もできたらいい」という強い決意を共有しました。この貴重な経験を今後の防災意識の向上に繋げてまいります。
10月3日(金)
総合的な学習の時間の一環として、1年生が禅の里交流館を訪問しました。
生徒たちは、總持寺通り商店街の歴史を学んだ後、仮設店舗で商店街を営んでいる事業主の方々から貴重なお話を伺いました。お話の中では、地震後の店舗の様子やその時の思い、そして、店舗を再開しようと思った理由など、様々なお話をしていただきました。
店主の皆さんは、多くの苦しい思いを乗り越え、「自分たちを必要としてくれているお客様を大切にしたい」という強い思いからお店を再開していることが深く伝わってきました。
また、お店のPRとして、震災で割れた能登瓦をリサイクルした商品や、地元のお酒、各店の看板メニューなども紹介していただきました。
今後の街づくりについては、高齢者も若い人も「住みたい」と心から思える街づくりを目指したいとのことでした。そして、その街づくりを将来担うのは、まさに君たち(生徒たち)だよ、と熱いメッセージをいただきました。
9月30日(火)に2年生が琴ヶ浜へ赴き、海岸清掃と調査活動を行いました。
地震後、「鳴かなくなった」と聞いていた琴ヶ浜ですが、生徒たちの調査により、海の近くの白い砂はまだ「キュッキュッ」と鳴ることを確認できました。清掃した結果、ゴミは想像より少ないものの、プラスチック製の飲食類のゴミが目立ちました。
活動中、琴ヶ浜が大好きだと言うサーファーの方や、崩れた岩の地層調査に来られた山形大学の方々とも交流しました。生徒たちは、琴ヶ浜が多くの人に愛され、守られていることを肌で感じ、「少しずつ元に戻っていると思う」と確かな手応えを得たようです。
この活動を通じ、生徒たちが故郷の豊かな自然を大切にし、「最高の海」をより良くしたい という、未来へ繋ぐ強い意志を育んでくれたことを大変嬉しく思います。
10月1日
フリーアナウンサーの山田彰子(やまだ あやこ)さんをお招きし、アナウンスのレッスンを受けました。これは、生徒たちのコミュニケーション能力の向上をめざす取り組みの一環です。
相手にしっかりと伝わる話し方を身に付けるため、まず、体のほぐし方、顔の表情筋のほぐし方、そして腹式呼吸や発声の仕方といった基礎から丁寧に教えていただきました。
早口言葉の練習では、山田さんから「失敗しても、最後まで言い切ることが大切」と励まされ、生徒たちはリズムに合わせて最後まで言い切ることができていました。まだ声が小さく、恥ずかしそうな様子も見受けられましたが、一所懸命に取り組んでいました。
今後は、文化祭での学年発表があります。次回のレッスンでは、文化祭ではっきりと、わかりやすく伝えることができるよう、明確な目的をもって挑んでほしいと思います。