「なりたい自分」への挑戦~探究で育む自己肯定感とキャリアデザイン力

本校の「総合的な探究の時間」の構想図です。

総合的な学習及び探究の時間を通して身に付けたい21の資質・能力

【探究的な学びを通して身に付けたい21の資質・能力】

令和5年度に、錦丘中学校・高等学校は「総合的な学習及び探究の時間を通して身に付けたい21の資質・能力」を設定しました。下のピクトグラムは、令和5年度の高等学校美術部が作成し、令和7年度に改訂したものです。

◇総合的な探究の時間で身に付けたい21の資質・能力

【Thinking】課題に対して自分の思考力で問題を解決することが好きか得意な人の属性

1 論理的思考力 2 課題発見力 3 課題解決力 4 創造力 5 学び続ける力 6 知的好奇心 7 柔軟性

【Communication】人と関わるのが好きで、社交性が高く、話し上手かつ聞き上手な人の属性

8 協働力 9 表現力 10 発信力 11 傾聴力・共感力 12 対話力・質問力 13 多角的・多面的視点             14 深く掘り下げる力

【Leadership】挑戦することや何かを達成すること好きで、リーダー役を任されやすい人の属性

15 目標への段取り力 16 主体的行動力 17 向上心 18 自己管理能力 19 自己有用感                      20 レジリエンス(挫折回復力) 21 リーダーシップ

 

探究日誌

ユース水フォーラムアジア2025 旅日記⑤

2025年9月22日 12時46分

現地2日目は朝からフィールドワークに出かけました。主な内容はマングローブの植樹体験です。

ジャカルタにある自然観光公園では、様々なアクティビティが体験できますが、水に関わる内容としてマングローブの植樹を行いました。衣服を着たまま湿地帯に入り、苗木を植える体験はなかなか刺激的です。足がつかないため、水中にある竹1本を頼りに泥水の中を泳ぐことになり、その体験は想像以上にスリリングで、忘れられない思い出となりました。

午後は現地の高校生と交流しながらのランチと大型ショッピングモールの散策でした。ランチを一緒に食べながら交流することができました。おすすめの食べ物を食べたり、スパイシーな食べ物が好きなお国柄など、非常に楽しい時間を過ごすことができました。なお食事は日本人の舌に合うような気がしますし、辛い食べ物にも皆大分慣れてきた様子も見られます。※なお撮影禁止だったため、写真は割愛します。

ショッピングモールに行って驚いたことですが、日系のファーストフード店やアパレスショップが非常に多く、大変人気がありました。売っているものは少し現地用にアレンジしてありますが、ほぼ同じと言ってもいい内容です。ジャカルタにはおよそ1万5千人の日本人が住んでいるのに加え、日本の文化が現地の生活に浸透していることがよくわかりました。

インドネシアの高校生とはこの日でお別れです。連絡先をお互いに交換して別れました。コミュニケーションを非常に積極的に取ろうとする姿や様々なことに興味・関心が高い様子が、日本人高校生にとって大変刺激になりました。

ユース水フォーラムアジア2025 旅日記④

2025年9月19日 23時00分

午後からは引き続き世界の水問題に関するプレゼンテーションが続きました。錦丘の発表はインドネシアの高校生の発表の後でした。たくさんのインドネシア人に注目されながらの発表でしたが、これまで研究してきた小水力発電に関する研究を立派に発表していました。その後質疑応答の時間がありましたが、①自分たちの研究について、周囲の人をどのように巻き込んでいくか、②政府や自治体にどのようなことを求めたいかの2点について、的確に応答できていました。一日で20以上のスピーチやプレゼンテーションを聞きましたが、本校の発表も決して引けを取らない内容だったと思います。

途中、インドネシアの閣僚や国連特使との交流など、普段決して体験できないこともありました。

17時に全体会が終了し、その後場所を移してのウェルカムディナーでも、インドネシアの高校生とアニメや将来のことなど、やや緊張しながらも会話を楽しんでいました。料理も美味しくいただきました。本フォーラムスポンサー企業CEOにも挨拶をしました。

今回交流しているインドネシアの高校生は全員がインターナショナルスクールに所属しており、英語とインドネシア語のバイリンガルかつ、高校生とは思えない非常に優れたコミュニケーション力を有しています。そんな中でも自分たちの伝えたいことを懸命に話している生徒たちが非常に印象的でした。

初日としては本当に長い1日でしたが、翌日はマングローブの苗木の植樹を中心としたフィールドワークがあります。引き続き水問題について学びます。

 

 

ユース水フォーラムアジア2025 旅日記③

2025年9月19日 12時30分

今朝は朝食を食べた後、ジャカルタ中心部にある発表会場に移動しました。

ユース水フォーラムアジア2025の開催に先立って、インドネシアの伝統的なダンスでの歓迎セレモニーやスピーチ等がありました。生徒たちは開始前に現地の高校生と英語での交流を楽しんでいました。

フォーラムはすべて英語で行われますが、インドネシアの高校生の英語のレベルは非常に高く、流暢なのですが、話している内容が非常にわかりやすく、十分理解できている様子でした。

お昼休憩を挟んで、この後金沢錦丘高校の発表になります。

ユース水フォーラムアジア2025 旅日記②

2025年9月19日 08時00分

昨夜インドネシア・ジャカルタのスカルノ・ハッタ国際空港に一行は無事到着しました。日本との時差は2時間で、揺れも少なく非常に快適なフライトでした。

夕食は同行する日本代表団一行と空港で食べることになりました。何が食べたいかという話になり、やはりここはインドネシア料理ということで食事をしましたが、想像以上の激辛に悶絶しました。これから4日間、慣れていかなけれいけませんね。また水道水が飲めないので、自分たちで現地通貨インドネシアルピアを使ってペットボトルのお水を買っていました。

ホテルに向かうタクシー(Grabという配車アプリを使って手配します)の中から見るジャカルタ市内のバイクの多さに驚きながら、滞在するホテルに到着しました。長旅に疲れの色が見えますが、明日が発表かつ本番かつウェルカムセレモニーから夕食会までの12時間以上の長丁場です。現地の高校生との交流など、たくさんの交流会が予定されています。次の旅日記でこの様子をお伝えする予定です。

     

 

 

 

 

 

ユース水フォーラムアジア2025 旅日記①

2025年9月18日 11時30分

本校で実施している「Nishiki探究プロジェクト」において、昨年度6人の現3年生が研究した小水力発電に関する研究が「NPO法人日本水フォーラム」に評価され、今年度2名が6名を代表して、インドネシア・ジャカルタで開催される「ユース水フォーラムアジア2025」で研究内容を発表することになりました。

昨日から移動を始め、夜に一緒に発表する北海道北見北斗高校の生徒2名と前泊するホテルで合流しました。同級生同士、早速仲良くなっていましたね。大変良い雰囲気です。

本日は一路インドネシア・ジャカルタのスカルノ・ハッタ国際空港を目指します。フライト時間は7~8時間の予定です。到着したらまたHPを更新したいと思います。現在は成田国際空港です。いよいよ出発です!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【探究】大学生と語る会

2025年9月16日 12時30分

9月12日(金)午後、本校卒業生である大学3・4年生9名を招き、1年生を対象に「大学生と語る会」を開催しました。
1年生は4月から探究学習の一環として大学の学部・学科について調べてきましたが、本日はその集大成として、大学生から実際の大学生活や学問の魅力について学びました。

第1部では、各クラスが文系・理系に分かれて大学生との座談会を行いました。大学生からは、大学で学ぶ内容やその面白さ、高校と大学の生活の違い、大学の魅力などについて語っていただきました。生徒たちは、志望分野を決めた時期や学びの内容、受験勉強などについて熱心に質問し、今後の高校生活に活かそうとする姿が見られました。

放課後には対象を高校生だけでなく金沢錦丘中学校の生徒やろう学校1年生にも広げ、希望者を対象に第2部を実施しました。第1部で話を聞けなかった大学生のもとへ積極的に向かい、より近い距離で熱心に質問する様子が印象的でした。

生徒たちが自らのキャリアを意識し、主体的に行動する姿が見られ、大変意義のある会となりました。
ご協力いただいた大学生の皆さん、お忙しい中お時間を割いていただき、誠にありがとうございました。皆さんの今後のご活躍を、職員一同心より応援しています。

ユース水フォーラムアジア2025inジャカルタに参加します

2025年9月10日 08時30分

9月19日(金)〜20日(土)にインドネシア・ジャカルタで開催される「ユース水フォーラムアジア2025」に本校から3年生2名が代表として参加します。

昨年度、総合的な探究の時間「自由課題探究〜Nishiki探究プロジェクト〜」において、当時2年生6名で研究していた「小水力発電」に関する研究が「NPO法人 日本水フォーラム」に評価していただき、国際的なフォーラムで発表する機会をいただくことができました。

日本から本校と北海道北見北斗高校の高校3年生がそれぞれ2名ずつ代表として参加し、当日は韓国、インドネシアの高校生との発表会や交流会、現地でのフィールドワークなどが計画されています。

来週木曜日より本校引率教諭が現地での様子を本ホームページを通じて報告しますので、どうぞ御覧ください。現在は発表スライドや原稿の準備を急ピッチで行っています。なお研究の内容などについては近日中に北國新聞・北陸中日新聞に掲載される予定です。

【2年探究】2年生探究活動が本格化!

2025年9月8日 17時00分

2年生は修学旅行を前に、一時的に1か月以上授業が空く期間に入ります。9月2日の探究の授業では「秋からの探究活動の大切さ」について伝えました。授業では、壁にぶつかったときの乗り越え方、外部の方とのつながりを大切にする姿勢、そして実験や検証に挑む心の重要性を確認しました。その結果でしょうか、休み時間や放課後に積極的に仮説検証に取り組む生徒や、先生方に協力を依頼して授業中に実験を行う姿も見られるようになっています。今後も2年生の探究活動がさらに飛躍していくことが楽しみです。

生徒たちは、協力してくださる大学の先生に送る文章を作成していました。これまでの実験の成果を整理し、わかりやすくまとめることで、実際にお会いした際に具体的な議論へと発展できるよう心がけています。主体的に次のステップを見据える姿勢が感じられます。

 

椅子の形状や素材によって授業中の集中力がどう変わるのかを調べるため、先生方の協力を得て普段とは違う椅子を準備しました。実際に座り比べながらデータを集めるなど、身近なテーマを工夫して探究する姿が見られます。

 

カップの素材によって結露のしやすさが変わるのかを調べる班もありました。理科の先生に協力していただきながら「とりあえずやってみる」ことから始め、対照実験にするために水温やカップの事前状態を調整する必要があることに気づいていきました。試行錯誤を通して、実際にやってみてこそ得られる学びを重ねています。

 

余談ですが、マルチメディア5階のレイアウト変更から数か月が経ちました。放課後には、以前よりもかなり多くの生徒が集まり、自習スペースを活用しています。探究活動や日々の学習に意欲的に取り組む姿が見られ、環境整備の効果を感じています。今後も生徒のみなさんの学びをしっかりと支援していきたいと思います。

 

 

【1年探究】探究活動スタート講演会

2025年9月5日 17時30分

9月5日(金)7限目に1年生を対象とした「探究活動スタート講演会」を実施しました。

1年生は2学期より「地域探究〜よりよいまちづくりプロジェクト」をスタートしますが、探究活動を始めるにあたり、既に地域や社会の課題に取り組まれている方のお話を聞き、その心構えを学ぶことを目的とした講演会を昨年度から実施しています。

今年度は昨年度に引き続き、能登町宇出津にある「数馬酒造株式会社」から数馬しほり氏をお招きし、「能登を醸す 能登の酒造会社の取り組み」と題して講演会を実施しました。ものづくりを通して地域の魅力を高める活動や地域の資源を最大限に活用することなど、現在取り組まれている課題の解決に向けた活動についてお話しいただきました。日本酒や能登町の伝統や文化を守りつつ、新しいことに挑戦している姿が、生徒の今後の活動の刺激になればと考えています。

以下に生徒の感想を掲載します。

●私は今まで、日本酒などの伝統的な産業は、会社の仕組みや生産体制も含め、全てを継承しなければならないという固定概念を持っていました。しかし、この講演会で数馬さんのお話を聞かせていただく中で、その考えは間違っていたんだと気付かされました。もちろん技術などを継承することは必要だけれど、雇用形態や設備などは、社員に寄り添うことが一番大切で、そのために変化を取り入れることは本当に重要なことなんだと分かりました。

●資産は「人」という言葉が一番心に残った。人と人のつながりを通して、地域の力になっていくのだと思った。仕事は地域の価値を高めるきっかけにもなると思う。自分も、理想を持って、そこに向かって挑戦できるような人になりたいと強く感じた。自分も数馬さんのように強い人になりたいです。

●私はこの講演会を通して、地域探究活動への意欲がすごく高まりました。講演前はあまり興味が無かったのですが、数馬さんがものづくりで地域の価値を高められていると実感したと言っていて、私もこの活動を通して地域の価値を高められていると実感できるように一生懸命取り組みたくなりました。また、会社にとっていちばん大切な資産は人と言っていて、私もそれは地域活性化にも大切だと思いました。班になった人や協力していただける大人の方たちを大切にして一致団決となって思考を変え、変化を歓迎し、地域活性ができるような活動をします。今から楽しみです!

生徒の心にしっかりと響いているようです。数馬さん、ありがとうございました。

【探究】中学校の先生方向け探究ワークショップ

2025年8月1日 14時00分

本日本校体験入学と同時に、県内の中学校の先生方向けに「探究ワークショップ」を実施しました。このワークショップは、本校で実施している総合活動の実践例を通して、県内中学校の「総合的な学習の時間」などで探究的な学びを深めるきっかけづくりや、校種や市町を超えた学校同士のつながりを生むことを目的としています。

初めての開催でしたが、20名近くの先生方にご参加いただき、各学校の探究活動のリデザインや理想の姿について活発に議論するすることができました。会後も何人もの先生方に熱心にお話いただき、大変充実した時間となりました。今後も本校と県内中学校が連携しながら、生徒の探究的な学びを応援していきたいと思います。参加していただいた先生方、本当にありがとうございました。

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課題研究担当から

2年生課題研究 ~2月9日最終発表会(発表動画および振り返りシートを見ることができます!)~

2021年2月26日 08時41分

笑顔あふれる発表会の様子 2月9日(火)に行われた2年生の課題研究最終発表会では、写真のような笑顔あふれる様子の生徒たちが多く見られました。

 2年生は「自分のやりたい」をスタートにして、研究テーマを設定しました。だからこそ、研究の結果にかかわらず、”伝えたい”という気持ちや、”やって良かった”という楽しさや、”研究に取り組むなかで学んだこと”などがよりいっそう強まったのだと思います。

 

 

 発表は全81グループによって行われました。以下にそのタイトル・概要一覧を掲載しておきます。

 →【一覧】2年課題研究 最終ポスター発表各グループタイトル一覧.pdf

 

 以下のリンクより、一部の発表動画を見ることができますので、ぜひご覧になってみてください! 

【動画の視聴は以下のURLをクリック】  

 ①「美の秘訣」https://youtu.be/1Ud-O87qp5w

 ②「受験生応援弁当企画引き継いでみた」https://youtu.be/yBJh6jsdyjI

 ③「フェアトレードによる援助効果」https://youtu.be/UCWKUjEv6xU

 ④「魅せるデザイン」https://youtu.be/Mnz87wTvGDQ

 ⑤「洋画に興味を持ってもらうためには?」https://youtu.be/5oInaK6qFig

 ⑥「Let's open 勉強カフェ」https://youtu.be/b26MqHVCzp0

 ⑦「伏見台商店街の活性化」https://youtu.be/by32p1tpsFk

 ⑧「オンラインの可能性を探る」https://youtu.be/iGBs4tXP3Cg

 ⑨「movie Eye」https://youtu.be/tC-w-Zma27c

 

 最後に振り返り時間に生徒が書いた「振り返りシート」について紹介します。「プロジェクトグラフ」からはそのグラフの上下にいくつもの「壁」を乗りこえてきた「プロセス」を読み取ることができます。プロジェクトの開始時には不安を持っていた生徒が、終了時には多くの「学び」を得ていることも分かります。

振り返りシートの「プロジェクトグラフ」