12月17日(水)に座繰り機で製糸ができなかった繭を角真綿にしており、今回はその角真綿で「ずり出し」の作業を行いました。
角真綿とは、煮た繭を手で丁寧に広げ、四角い型にはめて形を整えたハンカチ状のものです。
その角真綿から繊維を手で引き出し、糸にしていく「ずり出し」に挑戦しました。
作業では、一人につき真綿を1~3枚使用し、手と太ももを使って繊維を引き伸ばしていきます。


指先や手のひらを水で湿らせながら行うことで、糸がまとまりやすくなりました。


職人の方に手元を見ていただき、力の入れ方や手の動かし方を教えていただきながら、少しずつ感覚をつかんでいきました。
また、お手本よりも細い糸になる生徒が多く、力加減や繊維を引き出す量の難しさを実感している様子でした。
体験を通して、糸づくりの奥深さや職人技の素晴らしさを学ぶ貴重な機会となりました。
なお、今回作った糸は大切に保管し、来年度はこの糸を使って織物を制作する予定です。
1月31日(土)、津幡町こども科学館(シグナス)にて、親子ふれあい教室を開催しました。テーマは「~蚕の繭(かいこのまゆ)で遊ぼう!~」です。
本校の総合学科の「総合的な探究の時間」では、2年生で「養蚕」を、3年生の選択者が「繭の活用」を学んでいます。今回はその成果を地域の皆様にも楽しんでいただこうと、生徒たちが企画しました。
当日の内容
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蚕の点つなぎクイズ
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蚕についてのミニ講座
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繭を使った実験(製糸体験)
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繭を使った人形作り
特に盛り上がったのは、繭からの糸取り実験と人形作りです。 参加してくれた子どもたちは、初めて触れる繭に興味津々!保護者の方々からも「普段できない体験でした」と温かいお言葉をいただきました。
参加した代表生徒3名も、「自分たちが考えた人形作りを喜んでもらえて嬉しかった」「地域の方との交流が良い経験になった」と充実した笑顔を見せていました。
ご協力いただいたこども科学館の皆様、ご参加くださった皆様、本当にありがとうございました。

↑蚕のお話

↑蚕の繭らかとれた糸と他の素材の糸を比べる様子

↑繭を煮て糸を取りやすくする

↑生徒が手作りした道具で糸を巻き取る様子

↑人形作りの様子
本校2年総合学科は、12月6日(土)に津幡町文化会館シグナスで開催される
「科学の祭典 おもしろ科学体験教室」にて、
【蚕の繭で遊ぼう】をテーマとした「製糸体験」と「繭人形づくり体験」を実施する予定です。
その準備として、まずは生徒たちが実際に製糸や人形づくりに挑戦し、体験内容や説明方法について検討しました。
今後は、来場者の皆様にどのように繭の魅力を伝え、楽しんでいただけるかを話し合いながら、
当日に向けて準備を進めていきます。
「科学の祭典」へお越しの際は、ぜひ津幡高校【蚕の繭で遊ぼう】ブースへお立ち寄りください。
皆様のお越しをお待ちしております。

↑繭を生かしてどのような人形が出来るか考える生徒

↑繭を煮て手作りの装置で糸を巻き取る生徒
科学の祭典チラシ.pdf
↑科学の祭典の詳細はこちら
10月3日(金)に3齢からの飼育をスタートさせました。
そして10月21日(火)頃から、数頭の蚕が糸を吐き始め、10月27日にはすべての蚕が立派な繭となりました。


↑はじめは中が透けていましたが、時間が経つごとに繭が完成していきます。
また、今年のプロジェクトでは、生徒たちの希望により「シルクうちわ」の制作に挑戦しています。
このために、繭を作り始めた蚕7〜8頭を選び、繭を破ってうちわの骨組みの上に優しく置きました。
蚕たちは、うちわの上で再び懸命に糸を吐き、本来うちわの「紙」である部分を
美しいシルクの糸で埋め尽くしてくれました。
糸を吐き終えた蚕は、やがて茶色く変色し、無事に「蛹」へと姿を変えるという、命のサイクルを間近で
観察することもできました。
生徒たちは、この工程を通じて、命の営みとものづくりの両面から、貴重な学びを得ています。

10月30日には、いよいよ「繭の毛羽取り」作業を行いました。
繭をそっと振り、中で蛹が動く「カサカサ」という音が聞こえれば、無事に成長した証拠です。
この音を確認した後、繭の表面の不要な毛羽(けば)を丁寧に取り除きました。
驚くべきことに、虫が苦手で、これまでは蚕の世話に消極的だった生徒も、この毛羽取り作業には
楽しそうに集中して取り組みました。
蚕が姿を変え、作品の材料へと変わることで、生徒たちの活動への意識も大きく変化したようです。
毛羽取りを終えた繭は、今後の活用(糸取りや人形づくりなど)に備えるため、現在冷凍保存しています。

↑ALTのワドロー先生と一緒に毛羽取りをしました!


3年生の総合学科「総合的な探究の時間」の授業では、生徒が4つのグループに分かれ、
地域課題や資源をテーマに探究活動を深めています。
生徒たちの「学びを実践したい」という意欲から、
10月18日(土)に津幡町四つ角交差点で開催された「どまんなかフェスタ」に参加しました。
今回出店という形で地域デビューを果たしたのは、「農蚕(のうさん)グループ」です。
彼らは農業や養蚕をテーマとし、昨年度飼育した約400頭の蚕の活用方法や、
桑の葉の新たな可能性について、探究を続けてきました。
当日は、探究の成果として開発・企画した「美肌繭」と「桑茶」を販売しました。
自分たちが考えた商品を地域の方々に直接お届けし、温かいフィードバックをいただくことで、生徒たちは大きな達成感を得るとともに、今後の探究活動への意欲をさらに高めることができました。

↑販売した「桑茶」

↑販売した「美肌繭」。こちらはこの日準備した分は完売しました


↑(上2枚)津幡高校3年探究ブースの様子

↑接客中の生徒。仮装コンテストも同時開催されていたので、皆さん仮装しています

↑塗り絵コーナーも好評でした!
2年生の総合学科で取り組んでいる養蚕プロジェクトでは、蚕の成長が順調に進んでいます。
現在、蚕の大きさは約8cmほどに成長しました。
生徒たちが桑の葉を与えると、蚕たちはむしゃむしゃと勢いよく葉を食べており、
その「カサカサ」という摂食音が聞こえるほどです!
成長した蚕は食欲旺盛で、朝晩でそれぞれ10枚近くの葉を平らげます。
その中でも、いよいよ繭を作り始める蚕(熟蚕)が見られ始めました。
体が少し黄色みがかり、糸を吐きながらうっすらと繭を作り始めています。
中には、高いところに上る習性からか、飼育箱の外側で繭を作ろうと試みる蚕も数頭見つかりました。


また、今年度は「シルクうちわを作りたい」と言う生徒がおり、挑戦してみました。
繭を作り始めた蚕を繭から出してうちわの上を歩かせることで、
通常のうちわの紙の部分がシルクで出来上がるという物です!

生徒たちは日々、蚕の劇的な変化を熱心に観察し、記録しています。
これからも、蚕が立派な繭を作るまで、大切に育てていきます。
次回の報告もご期待ください!
2年総合学科の「養蚕プロジェクト」が始動し、蚕の飼育を始めてから約2週間が経過しました。
蚕は成長段階を「令(れい)」と呼びます。本校では3令から飼育を始め、現在、5令へと順調に成長しています。
この間、蚕は成長のためにエサを食べなくなる「眠(みん)」を経て、令が進むごとに脱皮を繰り返しています。
生徒たちは日々の観察と世話を通して、様々な「発見」をしました。
・まだ繭を作る時期ではないのに、飼育箱の中に糸のようなものが付着している。
・エサを食べずに動きが鈍い蚕がいる。(これは「眠」に入る前の状態です。)
・脱皮がうまくいかず、体の皮が残ってしまっている蚕がいる。
これらの現象から、生徒たちは生き物を育てる難しさや、一つひとつの生命の営みを学び、
真剣に世話に取り組んでいます。


↑(2枚)休日も蚕の世話をしに来る生徒。※10/13㈪祝日の様子

↑5令の蚕。※10/14㈫の様子。食欲旺盛です。
津幡高校のルーツである河北農産学校の流れを受けて、今年も養蚕プロジェクトが始まりました。
昨年度からは、カイコ飼育キットを使用して、生徒たちがカイコの飼育に取り組んでいます。
今年度は、先週(10月3日)から3齢のカイコを育て始めました。
あっという間に倍以上の大きさに成長し、生徒たちもその速さに驚いています。
今後は、育てたカイコの繭から製糸を行い、さらに機織りにも挑戦する予定です。
養蚕の流れを実体験を通して学び、現代に合った形で伝統を継承する方法を考えていきたいと思います。

↑お世話初日(10月3日)の様子。
生徒はエサやりと飼育箱の掃除をしています。

↑10月3日の蚕。1.5~2cmほどでした。

↑今は大きいものでは4cmになりました。
今日の出来事


正面玄関の「賞典棚」に飾り付しました。本校にお越しの際は一度ご覧ください。
2/10㈪の午後に津幡町商工会の方々を講師にお招きして、
2年生の就職希望者を対象に「津幡の若手経営者が語る職業説明会」を開催しました。
飲食やサービス、建設等の職種ごとブースに分かれ、
それぞれの職種について、「やりがいや高校生活で身に付けてほしい事」、「講師の方が生徒に伝えたい事」などをお話頂きました。
講師の経営者の方々はユーモアを交えて説明してくださったり、
高校生へ優しい励ましの言葉をかけてくださったり、
とても楽しく有意義な時間となりました



各ブースの様子です。
少人数でアットホームな雰囲気でした

最初と最後の全体会の様子です。

最後に、、、
教えて頂いた「緊張をほぐすライオンの呼吸」
これで、来年の就職試験も乗り越えましょう