そろーりそろり
2026年2月22日 05時44分784 日目
3連休
登校して学習に励んでいる生徒たち
元々学習塾のない輪島の高校生たち
休日学校に登校して勉強する習慣でした
公立高校が学習塾の役割も
担っていました
ところがこの運営は
先生方の献身に頼っていた訳で
教員の働き方改革の観点から
ある時期取りやめました
ところが今回の地震で
仮設住宅住まいの生徒が増え
とても落ち着いて家庭学習できるような
環境ではないということで
再び休日の学習場所としての
提供を再開しています
午後練習の野球部は
全員午前中は学習です
資金や設備面で圧倒的に劣る
公立が私立と互角に戦うには
逆境を跳ね返す心
辛い時にも耐え抜く強い心が
必要です
そういったものを鍛えるためにも
学習にも力を入れています
下のグラフをご覧ください
これは今年の3年生の調査
横軸は一年間で
土曜日曜祝日に学校に出てきて
学習した日数
縦軸は2年生2月のマーク模試から
大学入学共通テスト本番までの
点数の伸びです
例えば一番右上のプロットは
年間49日間休日登校して頑張った生徒で
150点もの成績の伸びを見せた
ということを示します
明らかに両者には相関関係があります
教員の働き方改革に反していても
この取り組みは
継続しなければならないようです
以前休日の学校の開錠と施錠を
してくださる方を雇っていたのですが
ご都合でお辞めになって以来
教頭先生はじめ先生方の
献身によって支えられています
どなたか休日の学校の開錠施錠業務
引き受けてくださる方いらっしゃいませんか
土日休日の朝10分程度夕方30分程度
の業務となります
規定のお給料をお支払いします
都合の悪い日は
前もっておっしゃっていただければ
融通が効きます
お電話お待ちしています
22-2105
狂言のワークショップにお邪魔しました
主催してくださったのは
三宅藤九郎様
私が飯田高校の教頭時代に
奥能登芸術祭でお越しくださった際に
いろいろとお世話になり
それ以来の再会となりました
藤九郎様は今回の地震に際して
再三輪島市を訪れてくださり
5回目となる今回は
二十世宗家和泉元彌様
史上初女性狂言師和泉淳子様と一緒に
お越しくださいました
狂言は室町時代より千年以上
代々伝わる伝統芸能です
師から弟子へ口伝えで
受け継がれてきた曲は
宗家で254曲
1曲につき複数名分の謡を
台本など全くなく
口から口へと伝えられ
全て頭の中に入っている訳ですので
驚くべき才能と努力の賜物です
狂言の舞台の後ろには
松が描かれています
これは元々は神様に捧げる芸能
その神様が宿る松が描かれています
決して目にすることのできない
絢爛豪華なお召し物も
目の前でご披露してくださいました
いくさや災害
様々な困難の中にあっても
千年の長きにわたり
素直につつがなく
伝えられてきたこの宝
目に見えないものを
心から心へ
変わらぬことを変わる時に変わらぬように
伝えられてきたこの宝
災害から立ちあがろうとする
私たちの心に沁みわたりました
【話の玉手箱】第 16 話
これまでの教員生活で出会った
なんだかいい話を紹介するコーナー
「以前来日したこともある
『世界で一番貧しい大統領』と呼ばれた
ウルグアイノムヒカ前大統領は
『貧乏な人とは
少ししか物を持っていない人
のことではなく
無限の欲があり
いくらあっても満足しない人
のことだ』
と言いました
日本人が最も欲しいものとして
『時間』を挙げたことに対しても
『重要なのは
どのように時間を使うかだ』
とコメントしました
家族との時間を
何よりも大切にしてきた人柄が
滲み出たような言葉です