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校長室より「おこらいえ」

サクラサク

2026年3月18日 18時11分

808 日目

今日は公立高校の合格発表
本校にも受験生たちが
自分の番号を探しに来ました

IMG_1903

屋上から写真を撮ろうとすると
ピースしてくれました
今年の受験生は
コロナ明けに中学校に入学したものの
その年度に地震があって

避難生活を余儀なくされました
そんな中頑張ってきた生徒たちです
高校生活頑張ろうね

 


百人一首の中に
清少納言の父が詠んだ
こんな和歌があります
「契りきな かたみに袖を
 しぼりつつ 末の松山

 波越さじとは」

(約束したのに
 互いに袖を涙で濡らし

 決して波が越えることはないという
 末の松山のように)

『末の松山』とは
宮城県多賀城市にある小さな丘
多賀城高校を訪ねたときに
その石碑を生徒さんが案内してくれました

どんなに大きな津波が来ても
ここを波が越えることはないと
古くから言い伝えられていて
「絶対にありえないこと」
の比喩表現として
平安時代には都にも
知れ渡っていました

末の松山を波が越えるようなことがあっても
ふたりの愛が壊れることは
絶対にないと信じていたのに
という失恋の歌です

869年の貞観地震により
陸奥国の多賀城が倒壊
数千人が犠牲となった津波をもとに
生まれた伝説とされています

それから1000年の時が過ぎ
東日本大震災の時も
津波は『末の松山』の手前で止まり
そこを目掛けて逃げた多くの方の
命が救われました

云い伝えのとおり
『末の松山』だけは無事でした
地域に住む多くの方々が
潮が引く翌日の午後まで
山上で一晩を越したそうです
 

 


【今日のえちえちえっち】第7話
 SSH校勤務時代につくった

 最近話題の探究型学習を先取りした
 化学教材を紹介するコーナー
 

  薬学の基礎.pdf

 人は古来から
 植物動物鉱物の類を

 体に取り込むことで
 病を治したり健康を保ったりしてきました

 それらに含まれるどの成分が
 体に良いのか
を調べあげて

 その物質だけを取り出して

 体に取り込むと

 効き目が即効性になります

 こうして発展したのが西洋医学

 例えば虫食いの多い菜っぱは
 食べると苦いです

 これは虫が登ってくる
 振動を感じ取って

 植物自身が食われまいとして
 毒分を作り出すからです
 
 これらの毒分は殺虫作用があり

 細菌などにも効き目を示します

 これを取り出したのが薬というわけです

 殺傷能力があるということは
 実は植物自体にも悪影響があります
 そこで植物は毒を作ると同時に

 その毒から自分自身を守るための毒も

 つくっているのです

 西洋医学では薬効成分だけを
 抽出して服用するので
 実は副作用が大きいです

 ところが東洋医学つまり漢方では
 植物そのものを服用するので

 毒と同時にその毒を解毒する毒も

 体に取り入れることになり
 薬効が遅い代わりに

 副作用が全くないということになります

 そういったことも含めて
 いろいろな薬について学ぶ

 教材となっています
 

 


【話の玉手箱】第 31 話
 これまでの教員生活で出会った
 なんだかいい話を紹介するコーナー
 

 今日は先ほどの和歌に因んで  
 後世に伝えたい

 素敵な川柳を紹介します

「追えば逃げ 逃げれば誰も 追って来ず」

「コストダウン 叫ぶあなたが コスト高」

「恋人は いるかと聞かれ『はい要ります』」  

「ひとりだけ 笑わぬ部下が いる不安」  

「とりあえず いちおうだいたい なんとなく」 

「逆らわず いつも笑顔で 従わず」

「頑張れよ 無理をするなよ 休むなよ」 

「はいやります 今すぐやります そのまんま」

「帰り際 とらなきゃよかった この電話」

「母さんの 言うとおりだと 父が決め」

「さあやるか 午後からやるか もう五時か」

「『知恵を出せ』出したら最後『君がやれ』」
 
 座右の銘は?と尋ねたら
「棚からぼたもち!」と 

「濡れ手に粟!」
と答えた素敵な先輩教員もいたな

ぼたもちと言えば
春のお彼岸もそろそろですね
牡丹の季節のお彼岸だから
『牡丹餅』
萩の季節の秋のお彼岸に食べるのは 

『お萩』です 

   ※今日の玉手箱は
     そこかしこから集めた

     詠み人知らずの宝石たちでした