ご挨拶(学校長より)

 金沢北陵高等学校 校長の浅尾です。どうぞよろしくお願いいたします。
 本校は、昭和38年4月、「石川県立第二工業高等学校」として創立され、翌年改名した「石川県立
金沢松陵工業高等学校」を前身に、平成7年、本県で始めて総合学科を開設し、校名を新たに
「石川県立金沢北陵高等学校」と改称して、現在に至っております。
 1年生では他の普通科高校と同じように普通教科を学び、2年生からは普通教科だけではなく、
「進学」、「生活・福祉」、「ビジネス」、「工業」の4つの系列に分かれて、専門教科についても
学ぶことができます。
 生徒たちは様々な学習や活動を通して、自己の能力や適性を見出し、本校のキャッチフレーズである
『金沢北陵でつかむ未来の自分』に向かって元気に頑張っています。
 本校生徒から「この学校を選んでよかった」、中学生から「北陵高校に行きたい」という声が、
これまで以上に大きくなるよう、全教職員で一致協力して学校運営にあたり、保護者・地域住民から
信頼され、期待される学校づくりに努めてまいります。
 皆様方のご指導、ご支援をよろしくお願いいたします。
                               
                                  石川県立金沢北陵高等学校
                                  校 長  浅  尾 幸  代

校長のつぶやき

雪が溶けると

2021年6月25日 15時51分

有名な逸話です。ある小学校の先生が、子ども達に「雪が溶けたら何になる?」という質問をしました。もちろん、先生は「水になる」という科学的な答えを求めていたのですが、一部の児童は「春になる!」と答えました。子供の素直な感受性と、自由な発想が見事に表れた例としてよく取り上げられます。

でも、私はもう少し別の見方で捉えています。それは人の思考スタイルには「収束」と「拡散」の2つがあるということです。学校では、テストや授業での質問を通して、唯一の解答を求めることが多く、また、生徒たちもそれを当たり前のことと考えています。これが収束的思考。一方、実社会では、簡単に解の出ない問いに対応することがむしろ多く、一つの事象(出来事)から自分の発想を広げ、多様な見方で、より良い解を考えていく力が必要。これが拡散的思考です。本物の「学力」は、この収束・拡散のバランスが取れた思考力だと思います。

今年度、本校の朝学習の中で「好奇心の種蒔」と称し、先生方手作りの問題や読み物を出題しています。3ヶ月終わり、やややクイズっぽくなってきたな、収束させる問いに偏ってきたなと感じています。期末考査が終わったら、もう少し自由記述的な問いを取り入れます。生徒諸君には、単なる暗記でなく、自分の頭で考えてみて、実はいろんな見方や価値観があることに気づいてほしいな、と心から願っています。

さて、保健の先生の力作ポスターが第3弾、第4弾と続いて張り出されています。前回言ったように、自分で自分をコントロールする力が必要になっています。