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学びの環境

2024年5月16日 14時14分

 昨日のスポーツテスト測定会は、金沢市営陸上競技場という最高の舞台で、自己ベストに果敢に挑む気持ちの良い姿があちらこちらで見られました。工事の関係で運動場が使えず、思うような練習はできていなかったと思うのですが、早めに競技場に来てトラックでのウォーミングアップなど軽く流している2年生の男の子たちを見ながら、伸び伸びと体を鍛えられる環境がいかに嬉しいものか、改めて痛感させられました。 

 今日の1限目には、やはり2年生の生物基礎の授業で学校のお隣のたんぼに繁殖する「藻」の様子を見に行きました。クロムブックを使えば細部の映像まで見られますが、どんなところにどんな大きさでどんな拡がり方をしているのか、種類の違いによる実際の色味の違いはどうかなど、自分の目で確認して初めて実感できることがあります。教室に戻ってから顕微鏡で先生が前もって採取してくれていたその藻の細部の様子を見た時も、いつになく身近に感じてまじまじと覗き込んでしまうのでした。 

     

 学ぶ環境は本当に大切です。今月に入り教室棟の工事が大きな音が出るものになり、授業中も聞き取りづらい場面が出てくるようになったので、本日から授業の多くを管理棟の教室で実施できるようにしました。2年生は管理棟2階の物理実験室を工事が落ち着くまでの仮ホームとしました。1年生も朝礼・終礼・お昼休みと火曜日の午後以外は、ほぼ管理棟で過ごせるようにして、移動教室も今までよりは少しだけ楽になるようにしています。 

 高校時代は学ぶのがお仕事です。たった3年間しかないこの時間に、大切なことを少しでも多く学んでもらえるようにこれからも考えていきます。不自由や不便も今の向陽生だけが経験できる特別なことと捉えて一緒に乗り越えていければ嬉しく思います。

校長室から(令和4年度)

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ごあいさつ

 

金沢向陽高校のホームページにアクセスしていただき、ありがとうございます。

昭和45年に普通科高校として開校した本校は、平成12年度より単位制を導入し、本年度、創立から53年目を迎えました。伝統を大切にしながらも、新たな挑戦を忘れず今後も前進してまいります。

 本校は普通科でありながらも2年次から、自分の能力や適性、進路に応じて「文系」「理系」「ビジネス系」「生活科学系」という系を選択し、様々な科目を学ぶことができます。校訓は「自学」。なりたい未来の自分を見つけ、自分を信じて、自ら積極的に学び努力し続ける、これが金沢向陽のスピリッツです。近年は本校での学びをさらに深めるため、大学等への進学を志す生徒が増えています。

 また、部活動も活発で、運動部、文化部とも生徒が意欲的・主体的に活動を行っています。令和3年度県総体優勝で33連覇となった女子バドミントン部、全国大会常連のアーチェリー部、馬術部をはじめ、サッカー部やバレーボール部、卓球部、ハンドメイド部、吹奏楽部、華道部、茶道部等も熱心に活動しています。

すでに新聞報道でご存知かと思いますが、令和7年度を目標として、いしかわ特別支援学校知的障害教育部門高等部が本校敷地内に新校舎を建設し移転・開校する予定です。本校では、特支校舎と隣接する立地を生かし、障害がある生徒と障害がない生徒が共に学ぶというインクルーシブ教育を推進してまいります。全日制普通科の高校生と、ほぼ同数の知的障害がある生徒との共同学習や交流による日常的な触れ合いは全国的に見て例がなく、令和3年より、すでに、できることから交流を始めています。全国のインクルーシブ教育推進校では、学習活動や交流による両校生徒の学びは大きく、思いやりの心が育つなどの人間的な成長につながるとされています。中学生の皆さん、障害がある生徒と一緒に学べるという経験を、将来、小学校、中学校、高校及び特別支援学校の教員になって、また、障害児施設職員等の職業に就いて、あるいは共生社会における具体的な施策を提案できる公務員等になって活かしませんか。自分の将来を真剣に考える多くの生徒が他校では経験できない充実した3年間を過ごすことを期待しています。

中学生の皆さんやその保護者の皆様、先生方で本校見学の希望、本校についてのご質問がありましたらいつでも私もしくは教頭までご連絡下さい。

今後とも一層のご理解とご協力をお願いいたします。

 

校長  山口 文彦