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イメージできる範囲を広げる

2025年7月2日 12時13分

テスト明けの7月1日、全学年でパラスポーツを体験しました。4月当初より今年の生徒会の皆さんが、全学年での交流行事をしたいと言ってくれており、3学年縦割りチームで何をしたら楽しいかを考えてくれていました。一方で、今年度は月1回のペースで行ってきている「障害理解の特別講座」について、パラスポーツを体験してみるのはどうかという案が持ち上がっていて、生徒会の皆さんとコラボする形で、パラスポーツ体験を通した学年間交流の時間を持つことになりました。

スポーツを行う前のレクチャーで、講師の先生が「一番大切なこと」として語ってくれたことがありました。それは、「非日常の体験をする」ことは「イメージできる範囲を広げ」、「他者への気づきを増やし」、それらが「自分への気づきを増やし」ていくということでした。自分自身の身体をとおした体験は、実感を伴って自分の中に残ります。知識だけの時とはまた違って、色々な立場や角度からのイメージができるようになり、他者を思いやることができるようになります。そのことが、自分でも気づかないうちに自分を豊かにしていくというのです。

「車椅子バスケット」・「ブラインドサッカー」・「シッティングバレー」。限られた時間での一人一種目の体験でしたが、別の種目を体験した友達と話し合う時間を持ったことで、容易にその大変さや面白さを想像できたと思いますし、障害がある方の思いや、その方々と共にパラスポーツの普及に取り組まれている方の思い、私たち高校生に期待していることなどについても考えることができました。「思っていた以上にパラスポーツが面白かった~」とか、「先輩後輩と一緒にプレイして楽しかった~」などなど、嬉しい声を沢山聴くこともできました。すっきりと明るい顔になってた人が多かったのはきっと、「知らないから…」「わからないから…」という障害が取り除かれたことで、皆さんに見えている世界が大きく広がったり、クリアになったりしたからではないかと思います。

さぁ、また一つ成長した姿で、7月も真面目に楽しく過ごしていきましょう!

 

      

  

 

 

 

 

校長室から(令和4年度)

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ごあいさつ

 

金沢向陽高校のホームページにアクセスしていただき、ありがとうございます。

昭和45年に普通科高校として開校した本校は、平成12年度より単位制を導入し、本年度、創立から53年目を迎えました。伝統を大切にしながらも、新たな挑戦を忘れず今後も前進してまいります。

 本校は普通科でありながらも2年次から、自分の能力や適性、進路に応じて「文系」「理系」「ビジネス系」「生活科学系」という系を選択し、様々な科目を学ぶことができます。校訓は「自学」。なりたい未来の自分を見つけ、自分を信じて、自ら積極的に学び努力し続ける、これが金沢向陽のスピリッツです。近年は本校での学びをさらに深めるため、大学等への進学を志す生徒が増えています。

 また、部活動も活発で、運動部、文化部とも生徒が意欲的・主体的に活動を行っています。令和3年度県総体優勝で33連覇となった女子バドミントン部、全国大会常連のアーチェリー部、馬術部をはじめ、サッカー部やバレーボール部、卓球部、ハンドメイド部、吹奏楽部、華道部、茶道部等も熱心に活動しています。

すでに新聞報道でご存知かと思いますが、令和7年度を目標として、いしかわ特別支援学校知的障害教育部門高等部が本校敷地内に新校舎を建設し移転・開校する予定です。本校では、特支校舎と隣接する立地を生かし、障害がある生徒と障害がない生徒が共に学ぶというインクルーシブ教育を推進してまいります。全日制普通科の高校生と、ほぼ同数の知的障害がある生徒との共同学習や交流による日常的な触れ合いは全国的に見て例がなく、令和3年より、すでに、できることから交流を始めています。全国のインクルーシブ教育推進校では、学習活動や交流による両校生徒の学びは大きく、思いやりの心が育つなどの人間的な成長につながるとされています。中学生の皆さん、障害がある生徒と一緒に学べるという経験を、将来、小学校、中学校、高校及び特別支援学校の教員になって、また、障害児施設職員等の職業に就いて、あるいは共生社会における具体的な施策を提案できる公務員等になって活かしませんか。自分の将来を真剣に考える多くの生徒が他校では経験できない充実した3年間を過ごすことを期待しています。

中学生の皆さんやその保護者の皆様、先生方で本校見学の希望、本校についてのご質問がありましたらいつでも私もしくは教頭までご連絡下さい。

今後とも一層のご理解とご協力をお願いいたします。

 

校長  山口 文彦