木曜ミニセミナー「LD、ADHD等の心理的疑似体験」
2013年5月16日 23時24分第2回木曜ミニセミナー「LD、ADHD等の心理的疑似体験」が開催された。
33名の参加があり、行動の背景にある障害特性や困り感に気づくことが目的であることが最初に確認された。演習では、「見え方」「聞こえ方」の違いや「不器用さ」などの疑似体験が行われ、わからない時の不安そうな表情、他者と比較された時に苦笑いする表情がみてとれ、困り感のある児童・生徒の心の理解につながった。また、「しっかり見なさい」「ちゃんと聞きなさい」「何度も言ったでしょう」など、教師の何気ない言葉によって、児童生徒が追い込まれていることを知り、多くのうなずきが見られた。具体的な支援については「視覚的な情報を掲示したほうがよいのではないか」「簡潔な話し方がよいと思う」等の意見が聞かれ、演習による成果が見られた。
まとめとして、こういった支援策は発達障害生徒だけでなく、クラス生徒全員の学びやすさにつながることも伝えた。今回参加した初任者にとって、障害のある児童生徒が感じていると思われるストレスや挫折感を心理的に理解すると共に具体的な支援や配慮について考える良い機会となった。