平成26年度校内研修サポート事業について 
                       平成27年3月31日現在

申込数

実施数

キャンセル数

886

761
 125

課題選択研修「我が国の伝統音楽」

2014年10月1日 17時15分

 10月1日(水),県教育センター大研修室において,課題選択研修「我が国の伝統音楽」が開催された。
 県内外でご活躍の杵屋喜三以満氏,杵屋喜三継氏を講師にお迎えし,長唄と長唄三味線の実技研修を行った。 
 
              【練習の様子】
            【発表の様子】                 
 三味線を初めて演奏する受講者も多く,楽器の構えや桴の持ち方などの基本からスクイやハジキなどの特別な奏法まで時間をかけて丁寧に教えていただき,技能が徐々に高まっていくのが演奏から感じられた。また,講師の素晴らしい歌声から長唄独特の間や節回しなどの特徴を感じ取り,発声の特徴を意識しながら長唄を歌う学習にも意欲的に取り組む様子が見られた。
 最後の発表では,生徒と同じような緊張感を味わいながら,長唄勧進帳(寄せの合方含む)の発表を行った。長唄の特徴をつかんだ素敵な演奏が披露され,お二人の講師もとても驚いた様子であった。
 本物の芸に触れ演奏体験したことで,馴染みの少ない邦楽をより身近に感じる一日となった。

担当者研修「特別支援学級新任担当者研修」

2014年8月28日 18時27分

 特別支援学級新任担当者研修は、1年に3回継続で行われる研修です。今年度第2回目の研修が8月6日、県教育センターにて以下の内容で実施されました。

 (1)実践報告1「生活単元学習の取り組み(小学校)」内灘町立清湖小学校 遠田良平教諭

         実践報告2「特別支援学級の担任として(中学校)」内灘町立内灘中学校 齊藤景子教諭

 (2)教材紹介(受講生及び特別支援学校教員)

 (3)グループ協議「児童生徒の実態に応じた指導、支援」

    アドバイザー:教育センター指導主事、教育事務所指導主事、県内特別支援学校教員等

 実践報告では、多くの受講者が悩む生活単元学習の授業づくりの在り方、中学校における教科学習における配慮や支援等について、具体的な報告がなされたことで、2学期以降の見通しを持つことができる内容でした。教材紹介では、受講者102名がそれぞれ持ち寄ったものや特別支援学校の教員の教材を、ポスターセッション形式で共有できたことは、限られた時間でしたが、大変好評でした。さらにグループ協議では、それぞれの指導案を基に課題を出し合い、細やかな情報交換を行うことで、授業の改善の方向性について考えることができました。
第3回目の研修は、10月に小学校、中学校の特別支援学級の見学を行います。
                     
【ポスターセッション形式による教材紹介】        【グループ協議】

【受講者の感想より】
・実践報告では、年間指導計画の作り方など知りたいと思っていたことを知ることができました。
・保護者のニーズを大切にし、支援計画や指導計画を作成することが必要なのだと感じました。
・遠田先生と齊藤先生の実践報告は、日頃の実践に裏付けられた内容であり、一般論としての講義を学ぶよりも心に響いてくるものがありました。訳も分からず時間ばかり過ぎていった1学期。反省と課題が山積みです。お二人のお話を聞いて2学期に向けて充電ができました。

「通常学級における授業のユニバーサルデザイン」

2014年8月28日 17時40分

  発達障害指導力向上研修は、昨年度から3年間かけて、計30回、加賀会場と能登会場で行われています。今年度3回目、8月1日に行われた研修は、下記の内容で開催されました。

 (1)講義・演習「通常学級における授業のユニバーサルデザイン」

    講師 植草学園短期大学 主任教授 佐藤愼二 氏

 小学校、中学校、高等学校、特別支援学校と様々な校種の受講者約290名が、通常学級の“特別”ではない支援教育・ユニバーサルデザインの原則と方向性について学びました。佐藤愼二先生は、学級経営、授業づくり、保護者との連携に焦点をあてて話されるなか、ペアでじゃんけんをしたり、歌に合わせて手を動かしたりして、教室で使える「ミニネタ」をレクチャーしてくださいました。小松市民センターの大ホールで、受講者は一斉にエクササイズを行いながら、学級の雰囲気作りや支援のバリエーションを多角的に深められる研修となりました。

   【ペアでエクササイズの様子】

【受講者の感想より】
・子どもの良いところに注目し、ほめて、学級全体を育てていくことの大切さや、子どもをほめるために約束するというポイントなど、大切なことに気づかされました。
・多動性や衝動性のある生徒にどのように支援していくかを考えさせられました。行動の背景を考える視点をもらいました。本人の話をしっかりと聞き、逆転の発想で声をかけていく支援を早速実践したいと思います。

課題選択研修「子どもの育ちと学びをつなぐ幼小連携」

2014年8月20日 17時00分
 8月19日(火)、課題選択研修(今日的課題研修)【32708】「子どもの育ちと学びをつなぐ幼小連携」を開催しました。
  講師として、上越教育大学大学院教授 木村吉彦 先生をお迎えし、今年度は幼稚園と小学校の先生方が一緒に受講できるようにしました。
 前半は、木村先生より、幼児期の遊びの意義や生活科を中核とした接続期のプログラムについて、具体的にわかりやすくお話をいただきました。特に、子どもたちが自分で決めた課題を自分の力で解決しようとすることの大切さや、他教科等との関連を図りながら進める生活科の実践事例、そして各地で実践されている接続期のプログラムもご紹介いただき、これからの連携・実践につながる内容でした(写真左)。
 後半は、幼稚園と小学校の先生方が混合のグループで演習を行いました。講義内容をもとに、幼稚園と小学校の先生方が大変熱心に協議をされ、相互理解を深めたり、課題を確認するよい機会となりました。また、幼稚園はアプローチカリキュラムを、小学校はスタートカリキュラムを実際に考えることで、今後の実践につながる大変学びの多い充実した研修となりました(写真右)。
 子どもたちの育ちと学びが、幼小連携によって円滑に接続されることが期待されます。

   

     【木村先生の講義】            【幼小連携のための相互理解】

【受講者の感想より】
小学校の先生とお話しできたことは大きな収穫となった。幼小の理解のために、互いのカリキュラムを擦り合わせることもできたらよい。
講義は大変興味深く、スタートカリキュラムの必要性をより深く感じた。幼稚園の先生方の生の声をお聞かせいただき、幼小連携における一番の課題は「幼稚園での子どもたちの学びを知ること」も見えたので、学校でも話題としていきたい。 

問題行動への理解を深める~金山健一先生をお招きして~

2014年8月7日 19時49分

   
【講義の様子】                  【演習の様子】  
【演習資料】 
 8月7日(木)9:30~16:30,県教育センター大研修室で,今日的課題研修〈生徒指導〉
【32203】『心理学を生かした問題行動の未然防止』を実施しました。
 講師は,学校が抱える諸問題について包括的支援モデルを提唱されている県立広島
大学 総合教育センター 准教授 金山健一 氏です。
講義では,問題行動の未然防止に向けて,まずは全児童生徒を対象とした一次支援についてのお話がありました。具体的には,子どもたちの『承認欲求や交流欲求を満たす』という方策です。そして,支援を計画的に行うために年間計画を作成し,それに従って意図的に実施することが大切であるというお話がありました。その後,承認欲求や交流欲求を満たす演習が紹介されました。受講者は協働学習の形態で演習に取り組みながら, 人と人,人と集団を結びつけるソーシャル・ボンドの可能性を大いに感じていたようです。
 
【受講者感想より】
 ・行動の裏側にある心の状態や欲求に着目すると指導法が見えてくると感じました。
 ・問題行動が起こる前に,少しずつソーシャルボンドをつなげて行きたいと思いました。
 ・学級経営に悩んでいたので,実践的なことを知ることができて,大変助かりました。
 ・子どもの交流欲求を満たすという言葉が印象に残りました。

【課題選択研修】地理的な見方・考え方を育む授業づくり

2014年8月6日 09時45分

 8月5日(火)に課題選択研修(教科等指導研修)【31203】「地理的な見方・考え方を育む授業づくり」が下記の内容で開催されました。
 
 (1)講義・演習「地理的な見方・考え方を育む授業づくり」
     講師 国立教育政策研究所 教育課程調査官  浜野 清 氏
 (2)巡検「手取川流域の自然と産業」
     講師 北陸大学 非常勤講師  府和 正一郎 氏
 
 午前中は、浜野調査官より、社会科ならではの問題解決的な学習の在り方について、言語活動の充実や思考力・判断力・表現力を育むための具体的な手だてについてご講義をいただきました。その後、午後の巡検に向けて、受講者が各自で資料から手取川流域の地理的事象を見いだし(地理的な見方)、そこから問いを考え(地理的な考え方)、仮説をたてる演習を行いました。
 午後からは、貸切バスで巡検に出かけ、まずニッコー(株)において説明及び工場見学をさせていただきました。その後、美川漁港、お台場の水、霞堤を見学しました。
 大変暑い日であったにもかかわらず、受講者は熱心にメモをとり、仮説を検証するための質問を積極的にしていました。受講者は作業的・体験的な学習を実体験して、大変学びの多い充実した研修となりました。2学期からの授業実践に活用されることが期待されます。
 
   
    【浜野調査官の講義】         【演習 地理的な見方・考え方】
 
    
   【ニッコー(株)ショールームにて】       【美川漁港周辺の湧水】 
 
【受講者の感想より】
☆どのような切り口で地理を学ばせれば良いかを考えるきっかけとなった。教師がいかに疑問を持って生徒に投げかけられるかが大切だと思った。
☆地元の産業を知ったということだけでなく、ものづくりの在り方や経済、日本と世界との関わりなど、グローバルな視点を養うという点でも大変勉強になった。公民の経済分野でも生徒にできる話なので、ぜひ活用したい。

【校内研修サポート】白山市立北辰中学校

2014年7月29日 16時50分

 7月28日(月)の午後、「学力調査問題の活用と活用力を高める授業づくり」と題して、下記の内容で校内研修サポートを実施しました。
 
     1 演習「1学期の振り返り」(マトリクス法を使って)
     2 講義「学力調査問題の活用と活用力を高める授業づくり」
     3 2学期に向けての取組・まとめ
 
   
   【マトリクス法によるワークショップ】             【発表】
 
 演習では、学年ごとに、1学期の成果と課題についてワークショップ形式で協議を行い、構造化をしてまとめました。先生方は1学期の実践を振り返り、活発に意見を出し合い、共有化を図っていました。
 また、基礎学力調査等の問題をもとに、誤答分析等によって生徒の実態を把握したり、評価問題の工夫や生徒のつまずきから考える活用力を高める授業づくりについて、模擬授業も交えながら研修を行いました。
 2学期に向けての取組では、夏休み中に誤答分析をやってみたいとか、単元計画と学力調査問題との関連を見直したいなど、意欲的な意見が出されていました。学力調査問題等の結果を分析をすることで授業に活用できるなど、生徒に還元できることがわかり、すぐに取り組みたいとの感想もありました。
 子どもたちの学力向上のために、授業をこれまで以上に工夫したいという先生方の熱意が伝わってきました。

集団づくりを学ぶ~赤坂真二先生をお招きして~

2014年7月29日 11時52分
【演習の様子】                   【演習の記録】
7月28日(月)9:30~16:30,県教育センター大研修室で,赤坂真二先生をお招きして,今日的課題研修〈生徒指導〉【32202】『人間関係を耕す指導の在り方』を実施しました。
 講師は,「勇気づけ」による学級づくりで有名な上越教育大学大学院 准教授 赤坂真二 氏でした。
 日程は以下の通りです。
 9:30~11:00 講義① 「よい関係づくりのための教師の役割」
 11:00~12:15 演習 カフェマップ 「教師の指導力を上げるには?」
 13:00~15:00 講義② 「よい関係づくりのための教師の役割」
 15:00~16:30 演習 集団づくりクリニック 「お悩み相談会」
赤坂先生は,受講者の主体性や意欲に配慮され,非常に楽しい雰囲気を作りながらお話くださいました。しかし,学びが楽しいで止まってはいけないこと,継続的に実践し学び続ける教師でなければならないことまで,しっかりご指導くださいました。
 講義では,集団づくりの基礎的な部分として,教師と児童生徒の信頼関係を挙げられていました。さらに,集団づくりのための教師に必要な要素として「デザイナー(計画者),教示者,アクター(演者),育成者」の4つを紹介されました。当日は,赤坂先生ご自身が見事にこの4つの要素を使い分けて研修を組み立てておられました。 
【受講者感想より】
 ・赤坂先生のお話を聞き,元気をいただきました。
 ・一人一人の子どもをしっかり観察し,良い関係を築いていけるよう頑張りたいと思います。
 ・実際に,まだまだ取り組めることが沢山見つかりました。必ず2学期に行動に移します。
 ・2学期以降は一人一人にもっとあたたかい言葉を沢山かけてあげたいと強く思います。


【学校と保護者の好ましい関係づくり~小野田正利氏をお招きして~】

2014年6月9日 18時38分

  
      【午前 講義の様子】            【午後 演習の様子】
 
 5月28日(水),9:30~16:30,県教育センター大研修室において,今日的課題研修〈コミュニケーション〉【32503】『学校と保護者の好ましい関係づくり』が開催されました。
 
 講師は,『モンスターペアレント論を超えて』 で有名な大阪大学大学院 教授 小野田正利 氏でした。
 
 日程は以下の通りです。
   9:30~12:15 講義「モンスターペアレント論を超えて
                 ~保護者と向き合う気持ちと教職員の共同性」 
 13:00~14:00 演習「保護者の立場に立つと教職員の態度にむかつく自分がいる
                 ~ロールプレイを通して相手の気持ちを推し量る」
 14:00~15:00 DVD視聴「対応が難しいケースへの対応」
 15:00~16:00 演習「エコロジカル・マップづくり」
 
 小野田先生は,「保護者対応では,学校と保護者では持っている情報が違うという前提に立って対応に当たることが重要であり,保護者の本音を読み取ること,問題の背景を探ることが大切である。」とおっしゃっていました。さらに「保護者対応力は重要ではあるが,教師にとっての必須アイテムは子どもを見る力であることを忘れてはならない。」と話されました。
 講義・演習を通じて 「教師ははつらつと,『未来への希望を紡ぐ』ことに尽力してほしい。」と先生方を勇気づけるメッセージを何度も述べられていました。 
 
 【受講者感想より】
 ・子どもを中心に,子どもの将来を考えて保護者とつながっていくという考えを,ぶれずに持 
  つことが大切だと思った。
 ・講師の先生の力強さで元気をもらえ,私でも何かできるかもと思うことができた。 
 
 
 

『新しい研修形態始まる~初任者研修&5年経験者研修合同開催~』

2014年6月6日 16時40分

    
   5月22日(木),13:00~16:30,県内3会場で,初任者研修児童生徒理解Ⅱと5年経験者研修児童生徒理解が合同開催されました。会場は能登地区(奥能登行政センター),金沢地区(県教育センター),小松地区(小松市民センター)の3会場で実施しました。
 
 初任者研修と5年経験者研修の合同開催は今年度からの新たな研修形態です。研修内容は「不登校等問題の理解と対応」の講義のほか,「ストレスマネジメント」の講義・演習を行いました。
 
 このほか,「先生になっての悩み」について協議しました。授業に関するlこと,子どもへの指導法や支援に関することなどについて,グループに分かれ,5年経験者が運営し,協議を進めました。まず,5年経験者が初任時の悩みを紹介し,初任者が困っていることを話した後,5年経験者が悩みをどのように乗り越えたかを紹介しました。最後に初任者に今後の取り組みについて話してもらいました。
 
 運営にあたった5年経験者のみなさんは,初任者の悩みに対し,時には共感しながら時には励ましながら,真摯に意見を述べていました。どの方の表情も大変いきいきとして頼もしい先輩像を感じることができました。一方,初任者は,同世代の先輩だからこそ話せる率直な思いを一人一人が語っていました。