オーストラリア・コロ・ハイスクールとの交流
9月29日・30日(火・水)の2日間、オーストラリア・シドニー郊外にあるコロ・ハイスクールから14名の生徒が、本校を訪れています。コロ・ハイスクールは、これまで4年間、夏休みに津幡町の中学生を受け入れてくださった学校です。今年は初めてコロ・ハイスクールの生徒が津幡町を訪れ、交流が双方向となる記念すべき年となりました。
初日は、授業に先立ち、ウェルカムセレモニーが行われました。まず、本校の生徒が英語で、コロ・ハイスクールの生徒が日本語で、それぞれ学校紹介を行いました。互いに一生懸命に練習してきたことが伝わり、その姿に心を打たれました。
続いては、美術部による「書道パフォーマンス」です。富士山や桜の花びらが描かれた大きな紙に、「縁」の一文字と「Welcome to Japan」の文字を見事に書き上げました。コロ・ハイスクールの生徒たちも、食い入るようにその様子を見つめていました。セレモニーの最後には、歓迎の気持ちを込めて、全校生徒で校歌を斉唱しました。
今回のセレモニーで司会を務めた生徒、学校紹介を行った2年生3名は、今夏、オーストラリアを訪問した生徒たちです。自分たちを受け入れてくれたコロ・ハイスクールの生徒たちに、今度は「自分たちができることでお返ししたい」という思いをもって取り組んでくれたことを、とても嬉しく思います。
1限目は、ホストスチューデントと同じ数学や社会の授業を受けました。同年代の生徒たちが、異国の学校で授業を受ける雰囲気を味わうことがねらいです。本校の先生方も、英語のプリントやスライドを用意するなど、コロ・ハイスクールの生徒たちの理解を助ける工夫をしていました。
2~4限目は、2年生の英語の授業に参加しました。2年生はこの日のために、本校や日本の文化を紹介するスライドを作成し、英語で紹介しました。発表や質問をきっかけに、同年代の生徒同士のコミュニケーションが生まれました。普段の授業で学んでいる英語が、実際のコミュニケーションの手段として使われる「生きた英語」になった瞬間でした。
日本のように、ほぼすべての児童生徒が学校で給食を食べる国は、世界的に見ても多くありません。コロ・ハイスクールにも給食はありません。今日のメニューは、みんなが大好きな「ウィンナーカレー」。コロ・ハイスクールの生徒たちも配膳の列に加わり、本校の生徒と一緒に給食を楽しみました。写真からも分かるように、普段以上に笑顔のあふれる給食の時間となりました。
5限目は、ホストスチューデントのクラスの生徒たちが、コロ・ハイスクールの生徒と一緒に楽しめる交流プログラムを考えました。1年生は「習字」「折り紙」「かるた」など、日本の文化や遊びを体験してもらいました。2年生は「絵馬」づくりに挑戦しました。3年生は体育館で「じゃんけん列車」や「だるまさんが転んだ」など、体を動かしながら交流しました。
コロ・ハイスクールの来校が決まってから、生徒たちは「何をしたら喜んでもらえるのか」「日本ならではのものは何だろう」と、いろいろと考えてきたようです。「相手のことを思い、一緒に楽しめることを考えて行動することが、本校の生徒たちの素敵なところであり、私たち職員の自慢でもあります。
明日30日は、コロ・ハイスクールの生徒たちも、雨天のため1日延期となった本校の運動会に参加します。明日もまた、両校の生徒にとって、互いの文化や学校生活を知り、心に残る交流の一日となることを願っています。