印弗魯英撒に注意
2026年2月7日 18時11分769 日目
懐かしいものが出て来ました
何年か前の輪島高校生がつくった
記念切手です
輪島切手.pdf
震災の前の懐かしい輪島の風景が
美しく写っています
「刑事は血まみれになって逃げる犯人を追った」
この文章には問題があります
それはふた通りの解釈ができるということです
血まみれなのは刑事か?犯人か?
文章で伝えることの難しさです
「刑事は血まみれになって、逃げる犯人を追った」
「刑事は、血まみれになって逃げる犯人を追った」
今度はいかがでしょう
それぞれの文で誰が血まみれなのかは
はっきり読み取れますね
句読点の大切さです
木下 是雄 氏は
書籍『理科系の作文技術』の中で
「黒い目のきれいな女の子」
この文章は
読点の位置によって
11 通りの解釈ができると
紹介なさっています
読み解いてみましょう
①「黒い目の、きれいな、女の子」
黒いのは「目」きれいなのは「女の子」
=「黒い目をした見目麗しい女の子」
②「黒い目のきれいな、女の子」
きれいなのは「黒い目」
=「黒くきれいな目をした女の子』
③「黒い、目のきれいな、女の子」
黒いのは「肌」きれいなのは「目」
=「きれいな目を持つ陽に灼けた女の子」
「・・・女の、子」とすると
母親の子という意味に変わります
④⑤「黒い目の、きれいな、女の、子」
きれいなのは「母親」「子」いずれとも
=「女が連れている黒い目をしたきれいな子」
=「黒い目をした美しい母親を持つ子」
⑥⑦「黒い、目のきれいな、女の、子」
きれいなのは「女の目」黒いのはどちらのものとも
=「きれいな目の母親を持つ日焼けした子」
=「きれいな目をした日焼けした母親の子」
⑧⑨「黒い目のきれいな、女の、子」
きれいなのは「黒い目」でも誰の目かは?
=「きれいな黒い目を持つ母親の子」
=「とある女の美しく黒い目をした子」
⑩「黒い目の,きれいな女の,子」
=「きれいな女が連れている目が黒い子ども」
⑪「黒い,目のきれいな女の,子
=「目のきれいな女が連れている日に焼けた子」
【話の玉手箱】第4話
「印弗魯英撒」なんて読むのでしょう?
今から約300年ほど昔
江戸のお医者 伊東玄朴 が著した
「医療正始」という医学書に出てくる
ある病気を表す言葉です
外国からやってきたこの恐ろしい病に
『印』= 印度(インド)
『弗』= 弗蘭西(フランス)
『魯』= 魯西亜(ロシア)
『英』= 英吉利(イギリス)
『撒』= 撒き散らす
と見事に漢字を当てました
『インフルエンザ』と読みます
時は下って大正7年
大相撲この年の夏場所
「これまでと全く違う
恐るべきうつりやすい風邪」
により休場する力士が相次ぎ
『相撲風邪』という言葉が生まれました
この少し後で世界中で猛威を振るうことになる
『スペイン風邪』の「先ぶれ」ではないかと
考えられています
古来日本の神社仏閣には
邪悪なものを寄せ付けないとして
『樒(しきみ)』という木が植えられています
樒にはシキミ酸という物質が多く含まれ
シキミ酸を化学変化させると
『オセルタミビル』という物質に変わります
この名前何かに似ていると思いませんか?
インフルエンザの特効薬
『タミフル』の主成分です
こうして見てみると
昔の人が言う邪悪なものとは
インフルエンザウィルス
人が多く集まって感染源となる
神社仏閣に植えていたのかもしれませんね
※ 今日の玉手箱は
葛飾区立清和小学校
朴木 校長先生(当時)の
お話を元にしました