償い
2026年3月6日 17時10分796 日目
先週バレーボール体験会を行いました
小学6年生が3人参加してくれました
初めてのバレーなのにとても上手く
楽しく活動していました
どうすれば地域の子どもたちに
楽しさが伝わり
またやりたいと思ってもらえるか
高校生たちは考えながら
主体的に動いていました
うずうずしてきたお母さん方も
「だけど涙が出ちゃう
女の子だもん」
とばかりに始めました
アントレプレナー発表会がありました
能登地区の7校が集まり
日頃の成果を発表し合いました
本校からは
「スポーツで健康」班が発表し
優秀賞をいただきました
また
パリOECD研修に参加した生徒から
特別発表を行いました
昨日の『街プロ』発表会
いろんなお客様が来てくださいました
「みつばちプロジェクト」
にずっと伴奏してくださり
正角心音ちゃんが
万博の閉会式で朗読を務めた際に
ご指導してくださった
アナウンサーの原田幸子さんから
素敵な風呂敷をいただきました
また東京工業大学
(現東京科学大学)の
島崎賢司 博士も来てくださり
エネルギー班に
アドバイスをしてくださいました
本校のOBでいらっしゃり
お父様が本校で教鞭を取られていたことを
教えてくださいました
忘れもしません島崎先生
地理の先生で
何も見ずに書かれる板書を
書き写すだけで
立派な参考書が出来上がりました
それが全て頭に入れておられる
驚きべき知識量で
その時のノートは宝物として
地震で家が倒れるまでは
手元に持っていました
おかげで地理が大好きになりました
このブログで
時折ひけらかす地理のうんちくも
その時のものです
実は忘れられない理由は他にあって
悔やんでも悔やみきれない
心の傷となっているものです
高校時代の私は
かなり心が病んでいて
周りにとんがってばかりの
とんでもないやつでした
「職員室の掃除を
生徒がするのはおかしい
自分の部屋くらい
自分でしろ」
とばかりに一度も行きませんでした
だんだん周りの生徒にも伝播し
やがて誰も職員室の掃除に
行かなくなりました
勝ち誇ったような気持ちに
なりましたが
ある日ひとりで職員室の掃除をする
島崎先生の姿を見かけました
一度も職員室掃除に
行ったことがなかったので
知らなかったのですが
職員室の掃除監督が島崎先生だったのです
上から偉そうに物を言う一部の教員に
反発したいだけだったのですが
大好きな島崎先生に
迷惑をかけたことに
心が痛みました
しかも島崎先生は
私を一度も咎めなかったのです
「明日謝ろう
そして明日からみんな連れて
掃除に行こう」
そう決めましたが
なぜそう思った瞬間に
謝りに行かなかったのか
次の日朝礼で担任から告げられました
「島崎先生が昨夜亡くなられました」
霊柩車が回り道をして
学校の前を通って
火葬場に向かいました
全校生徒で沿道に整列して
先生を見送りました
私はまともに目を合わすことが
できませんでした
私は教員生活を通して
学校の汚れが気になって仕方ありません
曲がった掲示物が許せなかったり
トイレの床が汚れていたら
自分で拭いたり
校舎の汚れをそのままにしておいたら
なんだか学校が荒れていくような気がして
あの時の心の傷が
そうさせていたのかもしれないと
思い出しました
島崎先生
ごめんなさい
40年間
学校の美化に務めてきました
どうか許してください