No9. 電気・水道の被害について
1月1日の地震は電気・水道にも大きな被害をもたらしました。1月2日に確認したときは当然どちらもダメ。それでも輪島市は輪島高校を避難所として使用したかったため迅速に動いてくれました。本来県立高校は県の施設なので避難所になっても体育館の使用までしか想定されていません。しかし、被害の規模があまりにも大きかったため体育館(使用できたのは第2体育館のトレーニング場・格技場)だけでなく、教室棟の方も開放せざるを得ませんでした。そのため電気と水道の復旧が急務となったのです。電気は1月5日に復旧しました。これで教室のエアコンが使用可能となり、教室を避難所として使用することができるようになりました。
問題は水道です。能登地方の水道は壊滅的な打撃を受け、当初は11万戸が断水しました。配管だけでなく浄水場も大きな被害を受けました。実際輪島高校周辺の配管も地面を掘ってみるとかなりやられていて簡単に修繕するというわけにはいきませんでした。
そこで地上配管でなんとか水道管を通し、水は給水車で配水することになりました。輪島高校には屋上に給水タンクがあり、そこへ毎日給水車がポンプで水を送りました。そうしたこともあり、輪島高校では制限はありましたが、早い段階で水を使用することができました。
輪島市内で3割近くの水道が復旧したのは2月20日ごろです。多くの施設や家庭で数か月水道が使えない不自由な生活が続いたことを考えれば恵まれていました。