降雪が心配された予報に反して暖かな日差しがのぞく中、1月11日(土)に第12期学生クラス標準コース6日目を開催しました。この日は、「教育実践課題への理解3」の講座を実施しました。
小学校では、「Let's try ”考え伝え合う国語!”」、中・高等学校では「子どもの心と体の健康」と「学校における安全教育」の講義を行いました。
小学校では国語科の講座を受講した塾生から、「国語の授業の進め方についてよく分かった」「言葉による・見方考え方について、『ごんぎつね』の教材で具体的に示してもらったので理解が深まった」「9月に教育実習で国語の研究授業を行った際は、単元計画や本時の授業の進め方が難しかった。今回の講義を聞いて、『言語活動を通すとはどういうことか』『適切な物語の進め方は何か』がよく理解できた。」「物語の内容を分かっただけではいけないことが分かった。」等、国語科の目標を踏まえた授業づくりについて理解を深めることができました。
中・高等学校では、「生徒がストレスや病気でいつもと様子が違う事に気づいてあげられるのは教師の役目であり、大切なことだと学びました」「子供たちは自分の気持ちを上手く言語化できなかったり、そもそも自分の気持ちに気づいていない場合が多かったりするため、健康観察においては単に口頭で聞くだけではなく、アンケートへの記述などを通して表現してもらう手段を用意しておくことが重要だと学んだ。」「生徒の安全を守るために、日々の小さな変化に気づいて、あわてず対応し、未然に防げるような予防を心がけることが大切であると学んだ。」等の感想がみられ、心と体の健康や安全教育の大切さを理解していた。
「小学校・国語」 講師 金沢市立浅野町小学校 南井 由紀 教頭 |  |
目下、学生クラス短期B・C日程の受講申し込みを受け付けています。募集締め切りは、令和7年1月24日(金)です。詳細はホームページをご覧ください。
冬本番を思わせる天候の下、12月14日(土)に、第12期学生クラス標準コース5日目を開催しました。この日は、「教育実践課題への理解1・2」の講座を実施しました。
小学校では、「Let's try ”考え議論する道徳!”」と「Let's try ”Speaking English!”」、中・高等学校では「Let's try ”考え議論する道徳!”」と「子どもを育てる指導と評価」の講義を行いました。
小学校では道徳科と英語科の講座を受講した塾生から、「道徳性は学校生活の全ての場面で身につけることが出来ることを学ぶことが出来た。その中でも道徳の授業では、中心発問をしっかりと設定して子どもの意見がたくさん出るように仕掛けていきたい。」「外国語の授業では先生のパワフルさが大切だと感じた。目的を持って楽しく行うために教師が明るく盛り上げていくことが必要であると学んだ。」等の感想がみられ、道徳と英語の授業について理解を深めることができました。
中・高等学校では、「道徳の授業は、答えがひとつにならず人の数だけあること、話し合いの過程を大切にすることが必要なことを学んだ。」「道徳は高校志望なのであまり関係ないと思っていたが道徳教育と道徳科目は根本的に違うことがわかり、認識が間違っていたことを痛感した。」「『評価』の即時性:適切なタイミングに適切な方法で評価することへの理解度が深まった。『どこで 何を どのように』を意識した評価をしたい。」等の感想がみられ、教科化された道徳と、指導と評価についての理解を深めることができました。
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「小学校・道徳」 講師 小松市立串小学校 柴田 和美 校長 | 「小学校・英語」 講師 津幡町立萩野台小学校 濵中 美咲 校長 | 「中高・道徳」 講師 穴水町立穴水中学校 中越 令 教頭 |
目下、学生クラス短期B・C日程の受講申し込みを受け付けています。募集締め切りは、令和7年1月24日(金)です。詳細はホームページをご覧ください。
11月9日(土)、第12期学生クラス標準コース4日目に6名の令和5年度マスター教員の先生方を講師としてお招きし、「ベテラン教員に学ぼう」の講座を実施しました。
示範授業では、深い教材研究と豊かな経験によって展開される素晴らしい授業から、塾生は教師として目指す姿を具体的に学ぶことができました。また、その後の講義では、それぞれの先生方が日々一人ひとりを大切にし、熱い思いで教育に取り組まれていることをひしひしと感じ、「こんな先生になりたい」と教職への思いを新たにしたようでした。
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山内 一良教諭 (理科 金沢市立十一屋小学校) | 西田 泰子教諭 (社会 七尾市立山王小学校) | 亀倉 由紀子教諭 (理科 石川県立小松高等学校) |
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比良 俊晴教諭 (社会 金沢市立押野小学校) | 前田 敬子教諭 (算数 内灘町立白帆台小学校) | 下口 恭平教諭 (社会 加賀市立東和中学校) |
<塾生のアンケートから>
- 資料の文字の大きさや、発表する班の順番など、工夫している点をたくさん感じました。細部にまでこだわっているからこそ、あの生徒主体の授業が成り立っているのだと思います。
- 知識を与えるのではなく子供たちが自ら調べる授業づくりが参考になった。自ら調べるのも、「これについて調べてね」というのではなく、賛成反対に分けて相手を納得させられるようにしようという授業展開にすることで、調べる動機を持たせることができると思った。
- 授業のスキル面や声掛け、単元全体のデザインを構想することの大切さを学べた。また、生徒指導と学習指導の両輪で柔軟に対応することの大切さも学べた。
- 今回の講義で生徒の意見を積極的に拾い、その際に教師がする表情や身振り手振りがいかに重要かについて再確認できました。
- 先生のお話を聞いて、教科の中で生徒指導を行うということがとても印象に残りました。また、児童の興味・関心をひく声かけや教材を用いて、児童自身に「なんでだろう?どうしたらできるんだろう?」と考えさせ、教師は裏方にまわることが児童主体の授業を作る上で大切なのだと実感しました。
- 1日講義をしていただきたいと思うほど、惹き込まれるお話で、学びになりました。より教員という職業の良さに気づいた講座でした。
- 全員参加の授業を目指し、間違えてもいい、チャレンジすることがステキだとお互いに尊重し合える、授業を通した学級経営もやっていきたいと思いました。
- 研究に終わりがないことも教職の一つの魅力だと感じました。
第11期学生クラス標準コースは、6月29日(土)に最終回を迎えました。
閉講式では、才鴈塾頭から「能登半島地震で多くの県民が苦境に立つ、こんな時だからこそ皆さんに教師になってほしいと思っている。これからの社会をリードする皆さんに、石川の子どもたちの健やかな成長をしっかりと支え、創造的な復興をめざすいしかわの未来を一層明るいものにしてほしい。近い 将来、本県教育の若き担い手としてご活躍されることを心から期待し、応援している。」との励ましの言葉がありました。
また、来賓としてご臨席いただいた県教員委員会の塩田教育次長からは、「“教育は人なり”といわれる。個別最適化や協働的な学びの実現に向けて、今まさに教育改革が進んでおり、皆さんには、この師範塾での学びを糧に教育的愛情を備え、高い指導力・実践力を有する石川の教師をめざし、本県教育の担い手として活躍してくれることを期待している。」との激励をいただきました。
塾生の代表挨拶では、この1年を振り返るとともに、次のような感謝の言葉がありました。
「いしかわ師範塾では、豊富な経験を積んだ先生方から、教師としての心構えや実践的な指導技術を学ぶことができた。講義では、他者と意見を交流させることで、自分の考えを深めたり、新しい視点を発見したりすることができたし、毎回の模擬授業では、先生方の丁寧なご指導のおかげで、自分の得意な部分を伸ばし、苦手な部分を克服することができた。いしかわ師範塾での多くの学びを踏まえ、将来は子ども一人ひとりの気持ちに寄り添うこと、常に向上心を持って授業を改善し続けることを心がけ、子どもと共に成長していくことができる教員を目指したい。」(小学校グループ代表)
「学校実習では、多くの収穫を得ることができた。先生方が試行錯誤を重ねながら、生徒にわかりやすく伝えようとする姿を見て、人に教えることの難しさや理解してもらえた時の喜びを知るきっかけになったし、先生とお話しする中で、実体験を交えて説明すること、生徒の思考力を高めることの重要性を学ぶことができた。この一年間、師範塾の先生方のサポートや共に学ぶ学生との関わり合いを通じて、大きく成長することができた。いしかわ師範塾で学んだことを生かして、教員採用試験に臨み、その先は、現場で働く教員として励んでいきたい。」(中高校グループ代表)
<塾生の感想より>
- 自分の色が出せるように理想の教師像や学級のイメージをふくらませたい。
- 授業を楽しくする工夫をたくさん考えていきたい。子どもと向き合う姿勢を大切にしたい。
- 12回を通して、授業のむずかしさをたくさん感じることがあったが、それ以上に授業の深さ、魅力を感じることができた。
- この一年間で、「子どもはどう考えるのかな」と一歩引いた目線で考えることができ、成長を感じた。
- いしかわ師範塾を受講して実践的指導力や知識を得ることができた。学びのある充実した一年だった。
挨拶する才鴈塾頭 塾生を激励する塩田教育次長
閉講式 塾生代表挨拶
小学校グループ代表 中高校グループ代表
塾生を激励する指導員