県内の中高教員を対象に「アプリ開発体験研修会」を開催しました
8月5日(水)、羽咋高校主催のもと、アプリ開発の研修会を実施しました。
本校は、県内の教育現場に先駆けて、マサチューセッツ工科大学が開発したアプリ 「Inventor」を活用したアプリ開発に取り組んでいます。
身近な小さな困りごとをアプリで解決する体験を通して、生徒が「自分が行動すれば社会を変えられる」という当事者意識や成功体験を積み、自己効力感を高める「コンピュテーショナル・アクション」の考え方を実践。
今回の研修で、この学びの輪を県内の中学校・高校の先生方にも共有・体験していただき、ともに学び合い、指導力や授業内容を互いに高め合っていくことを目的として開催したものです。
研修では、開発アプリでMIT世界大会受賞を果たした本校のチーム「はくいっこ隊」が登場。
「Japan Wagamama Awards 2026」への挑戦を決意したきっかけや、アプリ開発を通じた心境の変化を語ってくれました。
▲はくいっこ隊が開発した「My Stick」のアプリアイコン。自分たちでアイコンも制作。 アプリの概要はこちら
▲「教育者になったとき挑戦しようとする子どもたちを応援したい」「日本と世界をつなぐ架け橋になりたい」と語る将来のビジョン。
研修後半では、(株)IRODORI様のご指導のもと、受講された先生方自身にもアプリ開発を体験していただきました。
まずは、全員でInventorアプリを使い、ボタンの配置設計や開発の基本操作を学び「挨拶」をするアプリを試作。開発画面に打ち込んだ挨拶の発声が聞こえると会場から「お~」っと驚愕の声が。
次に挑戦するのは、すでにペルソナが設定された課題解決アプリ。
「自身の親や祖父母が何に困っているか」を想像し、どのような声掛けがあれば解決できるかを考え、具体的なアプリ設計をしながら制作に挑戦。
▲はくいっこ隊が先生方の開発をサポート
最後に、グループで制作したアプリを紹介し合ってもらいました。
先生方から誕生したのは、こんな声掛けアプリ。
「薬の飲み忘れを防ぐアプリ」
「散歩へ誘ってくれるアプリ」など。
本校では、2学期から1年生のアプリ開発がスタートします。
探究の授業で行うアプリ開発は、詳細なペルソナの設定から始まり、企画設計、UI設計、開発、実装までの全工程を生徒自身の手で行っています。
また、2年生はアプリ開発上級コース選択者がより発展的な開発に取り組んでいます。
研修会に参加してくださった先生方、ありがとうございました。
今回の研修が、受講された先生方にとってMIT App Inventorの具体的な活用法や授業への取り入れ方など、各校での授業づくりのヒントとなれば幸いです。
本校は今後も県内の教育現場と連携しながら、生徒の可能性を広げる探究的で価値ある学びを発信・推進していきたいと思っています。