ご挨拶(学校長より)

 金沢北陵高等学校 校長の浅尾です。どうぞよろしくお願いいたします。
 本校は、昭和38年4月、「石川県立第二工業高等学校」として創立され、翌年改名した「石川県立
金沢松陵工業高等学校」を前身に、平成7年、本県で始めて総合学科を開設し、校名を新たに
「石川県立金沢北陵高等学校」と改称して、現在に至っております。
 1年生では他の普通科高校と同じように普通教科を学び、2年生からは普通教科だけではなく、
「進学」、「生活・福祉」、「ビジネス」、「工業」の4つの系列に分かれて、専門教科についても
学ぶことができます。
 生徒たちは様々な学習や活動を通して、自己の能力や適性を見出し、本校のキャッチフレーズである
『金沢北陵でつかむ未来の自分』に向かって元気に頑張っています。
 本校生徒から「この学校を選んでよかった」、中学生から「北陵高校に行きたい」という声が、
これまで以上に大きくなるよう、全教職員で一致協力して学校運営にあたり、保護者・地域住民から
信頼され、期待される学校づくりに努めてまいります。
 皆様方のご指導、ご支援をよろしくお願いいたします。
                               
                                  石川県立金沢北陵高等学校
                                  校 長  浅  尾 幸  代

校長のつぶやき

3学年交流会の意義

2022年12月13日 12時13分

「校長先生、僕たちにもう一つだけ大きな思い出を下さい。」

10月に入って間もない頃、前期生徒会の役員が校長室に入ってきて、私の顔をしっかりと見つめながら言い放った言葉です。

「僕たち3年生は修学旅行に行くこともできず、入学してから、いろいろな行事が中止になったり縮小されたりして、みんなと楽しんだり頑張ったりした思い出が少ないんです。12月の球技大会を、これまでのような形ではなく、3学年が一緒になって楽しんで盛り上がるような行事にしたいと考えているので、1日だけの予定を2日間にしてもらえませんか。」

私は内心、こんなはっきりと校長に向かって自分の考えを述べることができる生徒を頼もしく思いながらも、努めて冷静に「大切な授業を1日つぶすことになるのですよ。あなたの考えているものがどのようなものなのか、もっと具体的に伝わるよう資料を準備して、来週私の前でプレゼンをして下さい。それで納得のいくようなものであれば、先生方にきちんと説明して、できるような方向に持って行きましょう。」と答えました。

翌週のプレゼンでは、準備期間が短いこともあって、内容的にはまだまだ練られたものではなかったのですが、彼ら彼女らの熱意がビンビン伝わってきて、“これなら大丈夫、きっとこのあとの準備期間で素晴らしいものを作り上げていってくれるだろう”と思い、迷わずOKの返事を出したのです。

あれから、2ヶ月近くが経ち、今日、私の所にプログラムが届きました。球技大会ではなく、『3学年交流会』、その目的には、「クラス内の親睦を深めるとともに、他学年とも交流を深めて、学校全体で一体感を深める。」と書いてあります。生徒会のスタッフ、それをサポートする特活課の先生方が一緒になって、日程から、実施方法、競技方法、そして防寒対策、コロナ対策まで細部にわたって考え抜かれたものが約40ページに渡って書かれた大作となっています。本当によく頑張りましたね。

さて、本番はいよいよ明後日からの2日間です。ここまで準備してきたものをきちんとした形で残せるかどうかは、生徒全員の力にかかっていますよ。クラス、学年、そして学校全体で一体感を深めるという目的を必ず達成できるよう、思いやりの気持ちを忘れずに、当日は思う存分楽しんで交流を深めて下さい。この2日間が北陵生にとって思い出に残る大切な時間になることを心から願っています。