校長室から メニュー

ごあいさつ  ブログ 

校長室ブログ

もふもふ、がっつり、まったり、きゅんきゅん

2024年9月18日 08時46分

 皆さんは、タイトルにあげた言葉を、日常の中で使うことがありますか?私は、使用頻度の差はありますが全てありますし、意味も理解できます。ほかにも「さくっと」「ごりごり(の)」などもそうです。

 文化庁が毎年実施している『国語に関する世論調査』の令和5年度結果がこのほど発表になりました。教壇に立っていた時に生徒たちによく話していたのですが、言葉というものは生き物(いきもの)であり生物(なまもの)なので、時間とともに変化(成長?衰退?)するし、新しいものや生きのイイものは世代を超えた賛同を得て定着していきます。古文の言葉がわからずに悩むことは多いのですが、今使っている言葉のルーツがわかったり、当時よく使われていた言葉を知ることができたりと、目先を変えると楽しいこともあります。新しい表現を取り入れられることもそうですし、本来の意味や歴史を知っていながら今風に用いる、なんてことができたら、それが一番格好いいのではないかと思います。

 と、言いながら…。同調査の別問題にあった、「失笑する」「うがった見方をする」の意味については、本来の意味と違う意味で認識していたことがわかって、国語の教員なのに恥ずかしくなりました。毎年この調査結果を見ていると、本来の意味ではない方が広く浸透して、市民権を得る言葉がたくさんあることがわかります。その方が時代や生活に合っていたり、感覚的にしっくりきたりするものが、権利を得ていくようです。違いだからと断罪するのは簡単ですが、なぜそのような勘違いが起こったのかを考えてみるのも面白いと思います。

 自分の中に貯めていく言葉の数を増やしていくことで、発する言葉や表現がより豊かで伝わるものになっていきます。自分の口から出る言葉の温度を意識して使いこなすことができるようになりたいものですね。最近よく見るコマーシャルで、ある中学校の男子生徒が何気なく言った「うざっ!」の一言に、女子生徒が傷ついて泣いてしまうシーンから始まるものがあります。気まずくなった男子生徒が教室を飛び出し、踊り場にいた猫に「うざってなんだ?」と諭されて「言葉は、僕だ」と気づきます。私自身もまだまだ修行中です。お互いに気持ちの良い言葉が出るようにしていきましょうね。

                                           我が家の「もうもふ」ちゃん

校長室から(令和4年度)

[ 普通の大きさの文字 ] [ 大きい文字 ]

ごあいさつ

 

金沢向陽高校のホームページにアクセスしていただき、ありがとうございます。

昭和45年に普通科高校として開校した本校は、平成12年度より単位制を導入し、本年度、創立から53年目を迎えました。伝統を大切にしながらも、新たな挑戦を忘れず今後も前進してまいります。

 本校は普通科でありながらも2年次から、自分の能力や適性、進路に応じて「文系」「理系」「ビジネス系」「生活科学系」という系を選択し、様々な科目を学ぶことができます。校訓は「自学」。なりたい未来の自分を見つけ、自分を信じて、自ら積極的に学び努力し続ける、これが金沢向陽のスピリッツです。近年は本校での学びをさらに深めるため、大学等への進学を志す生徒が増えています。

 また、部活動も活発で、運動部、文化部とも生徒が意欲的・主体的に活動を行っています。令和3年度県総体優勝で33連覇となった女子バドミントン部、全国大会常連のアーチェリー部、馬術部をはじめ、サッカー部やバレーボール部、卓球部、ハンドメイド部、吹奏楽部、華道部、茶道部等も熱心に活動しています。

すでに新聞報道でご存知かと思いますが、令和7年度を目標として、いしかわ特別支援学校知的障害教育部門高等部が本校敷地内に新校舎を建設し移転・開校する予定です。本校では、特支校舎と隣接する立地を生かし、障害がある生徒と障害がない生徒が共に学ぶというインクルーシブ教育を推進してまいります。全日制普通科の高校生と、ほぼ同数の知的障害がある生徒との共同学習や交流による日常的な触れ合いは全国的に見て例がなく、令和3年より、すでに、できることから交流を始めています。全国のインクルーシブ教育推進校では、学習活動や交流による両校生徒の学びは大きく、思いやりの心が育つなどの人間的な成長につながるとされています。中学生の皆さん、障害がある生徒と一緒に学べるという経験を、将来、小学校、中学校、高校及び特別支援学校の教員になって、また、障害児施設職員等の職業に就いて、あるいは共生社会における具体的な施策を提案できる公務員等になって活かしませんか。自分の将来を真剣に考える多くの生徒が他校では経験できない充実した3年間を過ごすことを期待しています。

中学生の皆さんやその保護者の皆様、先生方で本校見学の希望、本校についてのご質問がありましたらいつでも私もしくは教頭までご連絡下さい。

今後とも一層のご理解とご協力をお願いいたします。

 

校長  山口 文彦