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44日間の夏休み

2025年7月22日 12時31分

 18日(金)、1学期最後の終礼を終えて、生徒玄関に降りてきた皆さんの顔は皆晴れやかで、「良い夏休みを!」とかけた声に「校長先生も!」と返してくれる人がたくさんいて、本当に眩しく暑い日差しの下、夏休みに向かって駆け出していく様子がとても瑞々しく、こちらまで嬉しくなりました。

 終業式でもお話ししましたが、今年の夏休みは44日間。最初がいきなり3連休で、既に残り41日間ですが、それでも何が出来るのか、何でも出来そうでワクワクする時間です。「したいこと」ばかりでなく、「すべきこと」や「した方がよいこと」についても後回しにすることなく、バランスよく取り組んでほしいと思います。

 この夏に取り組んでみてほしいこととして、➀「誰かのために動いてみること」、②「本を読むこと」、③「1日2時間、または1週間に半日程度のデジタルデトックス時間を創ること」、⓸「○○館に行ってみること」、⑤「家族と話をすること」を挙げたいと思います。①は家族に作る食事でも良いし、向陽祭の準備なども良いですね。②はできればスマホやタブレットでなく、手の中の重さと紙の質感、残りページの量を感じながら、本を読んでみてほしいです。③はそうすると決めた時に、その時間、自分は何をするかなということや、スマホのない世界の自由さに気付いてみてほしいです。⓸は高校生までは安く、或いは無料で入れる美術館や博物館、水族館などで楽しんでみてほしいし、⑤は初休みの本質でもあるかなと思うので、一緒の時間をぜひ大切にしてほしいと思います。

 反対に、夏はこの解放感と相まって気が大きくなっているので、普段よりは危険度が高まっていることに注意しましょう。海や川、花火大会やお祭り、一晩中興じてしまいがちなネットゲームの中にも、危険や巧みな罠がたくさん仕掛けられています。それを見抜けたり、上手にはぐらかしたり避けたりできるほどには、あなた方はまだ人生経験が少ないことを常に肝に銘じておいてください。⑤は夏休みの本質と話しましたが、事故や事件などで、お家の方を心配させたり迷惑をかけたり哀しませたりすることは絶対にないように気をつけましょう。

 「人生は何事をもなさぬにはあまりに長いが、何事かなすにはあまりに短い」

 中嶋敦が書いた『山月記』の中で李徴が自分の挫折を自嘲して言う言葉ですが、「人生」を「夏休み」に変えてもうんうん頷けてしまう言葉です(笑)。この夏こそは自分磨きの素敵な時間を積み重ねていけますように…。いつも応援しています。

 

              7月22日(火)の向陽高校です。暑いですね~。

校長室から(令和4年度)

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ごあいさつ

 

金沢向陽高校のホームページにアクセスしていただき、ありがとうございます。

昭和45年に普通科高校として開校した本校は、平成12年度より単位制を導入し、本年度、創立から53年目を迎えました。伝統を大切にしながらも、新たな挑戦を忘れず今後も前進してまいります。

 本校は普通科でありながらも2年次から、自分の能力や適性、進路に応じて「文系」「理系」「ビジネス系」「生活科学系」という系を選択し、様々な科目を学ぶことができます。校訓は「自学」。なりたい未来の自分を見つけ、自分を信じて、自ら積極的に学び努力し続ける、これが金沢向陽のスピリッツです。近年は本校での学びをさらに深めるため、大学等への進学を志す生徒が増えています。

 また、部活動も活発で、運動部、文化部とも生徒が意欲的・主体的に活動を行っています。令和3年度県総体優勝で33連覇となった女子バドミントン部、全国大会常連のアーチェリー部、馬術部をはじめ、サッカー部やバレーボール部、卓球部、ハンドメイド部、吹奏楽部、華道部、茶道部等も熱心に活動しています。

すでに新聞報道でご存知かと思いますが、令和7年度を目標として、いしかわ特別支援学校知的障害教育部門高等部が本校敷地内に新校舎を建設し移転・開校する予定です。本校では、特支校舎と隣接する立地を生かし、障害がある生徒と障害がない生徒が共に学ぶというインクルーシブ教育を推進してまいります。全日制普通科の高校生と、ほぼ同数の知的障害がある生徒との共同学習や交流による日常的な触れ合いは全国的に見て例がなく、令和3年より、すでに、できることから交流を始めています。全国のインクルーシブ教育推進校では、学習活動や交流による両校生徒の学びは大きく、思いやりの心が育つなどの人間的な成長につながるとされています。中学生の皆さん、障害がある生徒と一緒に学べるという経験を、将来、小学校、中学校、高校及び特別支援学校の教員になって、また、障害児施設職員等の職業に就いて、あるいは共生社会における具体的な施策を提案できる公務員等になって活かしませんか。自分の将来を真剣に考える多くの生徒が他校では経験できない充実した3年間を過ごすことを期待しています。

中学生の皆さんやその保護者の皆様、先生方で本校見学の希望、本校についてのご質問がありましたらいつでも私もしくは教頭までご連絡下さい。

今後とも一層のご理解とご協力をお願いいたします。

 

校長  山口 文彦