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夏休みの風景 其の肆

2025年8月23日 15時15分

お盆が過ぎて、夏休みも残りの日数の方が少なくなってきました。こうなるともうあっという間です。18日からの週は、学校の先生方にとっては、2学期スタートを見据えての色々な準備の週です。25日に行われる体験入学の準備も行いました。私も大きな勉強会にて色々な方のお話を聴いてきました。そんな中で、3つものすごく心にしみた言葉があったのでお届けします。

➀「それは私のしごとではありません。

➁「1000年に一度のピンチを1000年に一度のチャンスに!」

③「every wall is a door. and you have the key.」

➀は小松市民病院で外科医長をしておられる 西野 拓磨 さんの言葉です。西野さんはDMAT隊員であり、能登半島地震の時は石川県災害医療コーディネーターとして未曽有の大災害で混乱する医療現場を指揮・支援しておられました。実際の言葉は「それはDMATの仕事ではありません」です。人はとかく自分のテリトリーを守りたがり、拡げて余計な仕事を増やさないように防衛しがちです。私は、DMATのような立場の人こそ、それを良い意味で守って混乱を生じさせないようにしているのかと思いきや、その全く逆でした。混乱時こそテリトリーをつくらず、全ての困っている人の感情に寄り添い、困り事を取り除くことに尽力する。すごいことだなと本当に胸を打たれました。

➁は和倉温泉「多田屋」の 代表取締役社長 多田健太郎 さんの言葉です。能登半島地震では石川県が誇る観光地、和倉温泉も大変大きな打撃をこうむりました。もう一度営業を再開するまでには莫大な時間と費用が必要です。けれどもお話して下さった多田さんは明るい未来を和倉の地に呼び込もうとしておられました。この言葉にはそんな多田さんたち和倉の人々の強い思いが込められています。持続可能な街を目指して、元通りにするのではなく地震の前以上に喜んでもらえる街にする…そう語る多田さんは大げさでなく輝いて見えました。

③は皆さんよくご存じ「あずきバー」で有名な井村屋株式会社 代表取締役CEOの 中島 伸子さんに教えていただいた言葉です。アメリカの思想家ラルフ・ウォルド・エマーソン氏の言葉なのですが、訳をすると『すべての壁は扉である。そしてあなたはその鍵を持っている。』となります。どういう意味だと思いますか?目の前に立ちはだかる壁は実は扉なのであって、鍵はあなた自身の手の中にある。すなわち、壁に思えるものも実は押し続けていれば開く扉であって、その扉を開ける鍵はいつもあなた自身が持っているのだから、今は開けるのが難しくても自分のタイミングでいつか開けられるんだよ…そう言ってくれている気がします。ホッとできる言葉ですよね。

素敵な言葉は、ちょっと苦しかったりしんどかったりした時に、自分を支えてくれます。自分の中の素敵な言葉たちを増やしていけるといいですね。今回は写真ではありませんが、これもまた私の夏休みの風景だったのでお届けしてみました。夏休みはあと1週間!もうすぐ皆さんに会えます!!

  

校長室から(令和4年度)

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ごあいさつ

 

金沢向陽高校のホームページにアクセスしていただき、ありがとうございます。

昭和45年に普通科高校として開校した本校は、平成12年度より単位制を導入し、本年度、創立から53年目を迎えました。伝統を大切にしながらも、新たな挑戦を忘れず今後も前進してまいります。

 本校は普通科でありながらも2年次から、自分の能力や適性、進路に応じて「文系」「理系」「ビジネス系」「生活科学系」という系を選択し、様々な科目を学ぶことができます。校訓は「自学」。なりたい未来の自分を見つけ、自分を信じて、自ら積極的に学び努力し続ける、これが金沢向陽のスピリッツです。近年は本校での学びをさらに深めるため、大学等への進学を志す生徒が増えています。

 また、部活動も活発で、運動部、文化部とも生徒が意欲的・主体的に活動を行っています。令和3年度県総体優勝で33連覇となった女子バドミントン部、全国大会常連のアーチェリー部、馬術部をはじめ、サッカー部やバレーボール部、卓球部、ハンドメイド部、吹奏楽部、華道部、茶道部等も熱心に活動しています。

すでに新聞報道でご存知かと思いますが、令和7年度を目標として、いしかわ特別支援学校知的障害教育部門高等部が本校敷地内に新校舎を建設し移転・開校する予定です。本校では、特支校舎と隣接する立地を生かし、障害がある生徒と障害がない生徒が共に学ぶというインクルーシブ教育を推進してまいります。全日制普通科の高校生と、ほぼ同数の知的障害がある生徒との共同学習や交流による日常的な触れ合いは全国的に見て例がなく、令和3年より、すでに、できることから交流を始めています。全国のインクルーシブ教育推進校では、学習活動や交流による両校生徒の学びは大きく、思いやりの心が育つなどの人間的な成長につながるとされています。中学生の皆さん、障害がある生徒と一緒に学べるという経験を、将来、小学校、中学校、高校及び特別支援学校の教員になって、また、障害児施設職員等の職業に就いて、あるいは共生社会における具体的な施策を提案できる公務員等になって活かしませんか。自分の将来を真剣に考える多くの生徒が他校では経験できない充実した3年間を過ごすことを期待しています。

中学生の皆さんやその保護者の皆様、先生方で本校見学の希望、本校についてのご質問がありましたらいつでも私もしくは教頭までご連絡下さい。

今後とも一層のご理解とご協力をお願いいたします。

 

校長  山口 文彦