山岳部(2026年度)

【山岳部】令和8年度 第1回山行 -鞍掛山ー

 4月5日(日)、小松市の鞍掛山(478m)で、本年度の第1回登山を実施しました。

 今回の登山から副顧問の先生が変わり、新しい副顧問の先生にとっては最初の登山となりました。

 鞍掛山は、江沼三山の1つ(他は大日山・富士写ヶ岳)と言われ、山頂からは白山を眺望できる小松市ではポピュラーな山です。今回のコースは、鞍掛山に上ったのち、三童子山まで縦走する周回ルートとしました。

 前日が雨であったこともあり、眺望はなく、霧に包まれ、地面が濡れ滑りやすい状態でした。生徒はほとんどの箇所でしっかり歩けていたと思いますが、一部滑って転倒する場面もあり、歩行にはまだまだ課題があると感じました。一方で、鞍掛山山頂付近の登山コースが入り乱れる箇所では、進行方向を間違えそうになるなど、地図の事前学習にも課題が見つかりました。

 次回は、新入生歓迎登山(後高山)の予定ですので、今回の課題点を克服し新入生をリードしてほしいと思いました。

 以下、生徒の感想です。

 「今回は副顧問の先生が初めて参加する登山でした。疲れはいつもより少なかったものの順調とはいえなかったです。まず、7時頃に駐車場に到着し、車から降りると野うさぎが現れ癒されるとともにこのあたりの自然豊かさを感じました。登山が始まるとり、最初は木々が生い茂る道を進みましたが、次第に傾斜が急になり、体力が持つか少し不安になったものの、思ったよりもすぐに鞍掛山山頂に着き、このまま体力を消耗せずに進めるかもと思いました。次は三童子山へ進みます。下りにさし掛かると、そこで2回も転倒しながら、三童子山に着きました。あとは下山だけだと思っていましたが、さらに2回転倒し、その日だけで合計4回も転倒することとなり、少し濡れていたため滑りやすかったとはいえ、落胆を隠せませんでした。」

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《雨は降っていないが、霧に包まれた。しかし、雰囲気はあった。》

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《山頂の眺望はなし。》

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《三童子山山頂の看板の位置が変更されていた。》

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《三童子登山口から鞍掛山駐車場まで移動する間、トイレ休憩に立ち寄った公園にて。満開ではないが、桜を楽しむことができた。》

山岳部(2025年度)

【山岳部】令和7年度 夏山大会~蝶ヶ岳・常念岳・大天井岳・槍ヶ岳~

 7月29日(火)~8月2日(土)にかけて、本年度夏山大会へ参加しました。

 4泊5日という長い登山でしたが、天気にも恵まれ、予定通りのコースを歩き切ることができました。

 また、他県の高校の山岳部や大学のワンゲル、山岳部の方々とも多くすれ違いました。特に愛知県のテント場が同じとなった高校山岳部の方々には、トランプにお誘いいただくなど楽しく交流させていただきました。ありがとうございました。

 今回のコースは、上高地バスターミナルを起点に周回するコースで、前半は左手に穂高連峰や槍ヶ岳を眺めつつ進み、大天井岳以降は、「表銀座」と呼ばれるコースを進む、徐々に槍ヶ岳に近づいていくことを実感できる見晴らしの良いものです。5つの山頂の内、2つが百名山です。詳細は、次の通りです。

 【1日目】上高地バスターミナル → 明神 → 徳澤(泊)

 【2日目】徳澤 → 長塀山 → 蝶ヶ岳(2677m)(泊)

 【3日目】蝶ヶ岳 → 常念岳(2857m) → 大天井岳(2922m) → 大天荘(泊)

 【4日目】大天荘 → 西岳 → 東鎌尾根 → 槍ヶ岳 → 殺生ヒュッテ(泊)

 【5日目】殺生ヒュッテ → 槍沢小屋 → 横尾 → 徳澤 → 上高地バスターミナル

 夏山大会は、本校山岳部の活動の中心となる大会と位置付けているもので、縦走スタイル登山の総合力が試される山行となります。テントや寝袋、調理道具などの装備や予定日数分の食料を自分自身の力で持ち運び、毎日ご飯を作り、テントの設営と撤収を繰り返して山から山へ移動し続けるスタイルの登山です。荷物も重くなりつらさもありますが、山に長くいることができる分、夕焼けや朝焼け、雲と稜線の組み合わせなど、その時にしか出会うことのできない景色を見ることができたり、長い距離を自分自身の力で移動してきたという達成感を深く味わうことができます。

 今回参加した2名の部員は、このようなことを深く感じることができたのではないかと思います。

 以下部員の感想です。

「今回の夏山では僕がとても行きたかった槍ヶ岳に4日目に行くことができました。この夏山で一番きつかった日は3日目でした。去年も3日目がきつかったので、結局3日目がとてもきついと思いました。特に常念岳後のテント場までの道が太陽が照り、暑く、つらかったです。4日目は槍ヶ岳に行けるということを考えながら辛くても頑張ることができました! 初めての槍ヶ岳は少し怖かったけど岩登りが好きな僕にとってはとても楽しく槍の山頂からの景色はとても良かったです。4泊5日はきつかったけどその分の景色をみることができて良かったです!」

「今回の夏山登山は私にとって、最も辛い登山経験だったと思います。まず、1日目の道のりでは2時間程度で終わり、足への負担もほとんどない楽な日でしたが、次の日から自身の限界を常に刺激してくるとても苦しい日々になってしまいました。2日目は蝶ヶ岳ヒュッテに行き、それは一般的には普通の登山道だったのかもしれませんが私にとっては体力を削ぎ、足を止めるような道でした。3日目はもう一人の山岳部部員も一番きついというほどの傾斜で常念岳の岩場は私に今までの人生を鑑みても限界に最も近づけたと言えるような瞬間でした。4日目は3日目よりは負担が軽いといえども結局、とても苦しい日でした。西岳の頂上への道で思った以上に息が上がり、先が不安になってしまいましたが言葉どうりなんだかんだヒュッテ大槍に到着し、そこからの短いはずの殺生ヒュッテの道はその時の私にとって、地平線を眺めるような気持ちにするものでした。殺生ヒュッテに着いてからメインザックからサブザックに変更して、ついに大目玉の槍ヶ岳に登るところにまで歩いてきました。一歩一歩の足取りは非常に遅く、岩に張り付いていないとすぐに落ちてしまうような恐怖感で、先を見るたびにより大きさを増す花火大会の花火のように、より強い感動が恐怖に入れ変わった気持ちに駆られました。それでも体力を大きく削がれることはなかったので考える余裕もあって無事に山頂まで登り、槍ヶ岳のみではなくそれまでの道のりを含めた達成感が現れ、喜びたかったのですが狭い幅の頂上の下に広がる岩の波によってそんな余裕は与えてくれませんでした。下山でも恐怖し、足が震え、一歩間違えれば死ぬのを実感しました。5日目は下山のみでもう終わったような気分でしたがそんなことはなく、なかなかに長い道で4日分の疲れもあって足も動かしたくないと思わせてきて、精神的に一番辛かったのは5日目だったのかもしれません。長い岩場を越えて、平らな道を一歩一歩歩くたびに心を折るような衝撃を与えて来て、もう止まりたかったけれども止まらず歩き続けようやくバスに乗れた時は長いたびを終えたような安堵感に包まれました。まとめとしては辛い時がいつも隣にある日々で心も足も折れそうでも挫けず進めた心の成長を感じる日々だったと思います。」

《今回のコース、地理院地図をベースに作成》

《1日目、梓川に沿って比較的平坦な道を進む》

《1日目、調理風景、この日はとり野菜みそ鍋+ご飯》

《2日目、徳澤から蝶ヶ岳への登り、急な傾斜の樹林帯を登る》

《2日目、蝶ヶ岳山頂にて、テント場は山頂直下、背後に槍ヶ岳が見える》

《3日目、蝶ヶ岳から大天井岳への稜線は、左手に穂高連峰や槍ヶ岳の絶景を眺めることができる》

《3日目、常念岳山頂、百名山の山頂の看板は立派!》

《3日目、常念岳から常念小屋の下り、北アルプスらしい岩の登山道》

《3日目、大天荘のテント場。槍ヶ岳方面の眺めや安曇野の町を見下ろすことができる》

《3日目、大天荘背後の大天井岳山頂へ、槍ヶ岳を背景に、翌日からは「表銀座」を歩く》

《4日目、西岳への稜線を歩く》

《4日目、西岳山頂へ寄り道、槍ヶ岳を背景に》

《4日目、西岳を過ぎると道は少し険しくなり、安全のためヘルメットを着用し歩く、稜線を下る梯子》

《4日目、殺生ヒュッテに到着後、軽い荷物に変えて槍ヶ岳へアタック、槍ヶ岳はかなり大きくなってきている》

《4日目、槍ヶ岳山頂、少し雲が多い》

《4日目、山頂下の梯子、高度感がある》

《4日目、テントからの槍ヶ岳山頂、雲に隠れたり現れたりを繰り返していた》

《5日目、徳澤まで下山し、名物のソフトクリームを食べる、美味!》

 

 

 

山岳部(2024年度)

【山岳部】令和6年度 県高体連登山部リーダー講習会

 1月25日(土)~26日(日)にかけて、県内学校の山岳部が集まるリーダー研修会に参加しました。

 1日目は、雪上歩行体験と白山ろく少年自然の家で宿泊、1年間の活動報告を各学校が行いました。2日目は一里野温泉スキー場にてスキー(スノーボード)実習を行いました。

 雪上歩行体験は、瀬名高原スキー場跡の駐車場にて翠星高校さんと合同で実施しました。この日までの好天のため、雪が良くしまりワカンを着用しての歩行でしたが、非常に歩きやすいものでした。そして、お昼を挟み、雪洞掘り体験を行いました。かなり時間がかかりながらも2人が横になれるサイズのものが完成しました。顧問個人としても摂動を掘ったことはあったのですが、泊まったことはなかったので、是非一度泊まってみたいと感じました。

 その後、英検受験者が合流し、食事の後、活動報告が行われました。ここ2週間、このためにプレゼンテーションの作成と練習を繰り返してきました。顧問からのオーダーとして「1人1笑をとる」ことを課しましたが、笑ってもらえた部分はあったものの、まだまだ課題が残りました。

 スキー実習はレベルに合わせて2グループに分かれて実施しました。初心者グループは、練習を重ねるごとに徐々に滑ることができるようになっていっていました。

 

以下、部員の感想です。

 瀬名高原スキー場跡で雪上歩行体験を行いました。この日は晴れた天気で動いていると暑く感じました。ワカンを付けて歩くと雪に沈みにくかったです。ワカンで雪の坂を登りました。自力では難しく2人の先生に引き上げてもらいました。一般の方は歩きやすい道に迂回するべきですよ。お昼に翠星高校の皆さんにうどんをおすそ分けしていただきました。沁みました。午後は雪洞を作りました。2人で2時間かかりました。肩がこりました。しばらく雪は見たくないです。

 1日目のリーダー研修会が終わり、この日はスキーやスノボーをして楽しみました。スキーが始めての後輩が半日で急成長を成し遂げていてすごいと思いました。自分はスノボーでターンができるように頑張りました。早くみんなに追いつけるように何度も練習をして、ようやくうまい人たちと一緒に滑れるようになりかけた時に、部員の1人が手を怪我してしまいました。その点は残念でしたが、参加したみんなと楽しい経験ができたのでよかったです。

《雪上歩行体験》

《完成した雪洞にて、L字型になっており奥行きがある》

《夕食後の活動報告の様子》

《スキー実習、リフトにて》