少林寺拳法部

インターハイ組演武ベスト16への道のり①

日頃よりご理解とご支援をいただき、ありがとうございます。 今年度のインターハイにおいて、本校少林寺拳法部の中川穂南・上野杜和子組(3年)が女子組演武にて見事「決勝進出(全国ベスト16)」を果たしました!

昨夏のインターハイ、先輩方の背中に引っ張られる形で団体のメンバーとして全国の舞台に立った中川穂南と上野杜和子。新年度を迎え、二人は部長・副部長として「今度は自分たちがチームを引っ張る」という強い決意のもと、新チームをスタートさせました。しかし、現実は甘くはなく、目指していた団体出場は叶いませんでした。3月の全国選抜大会でも全力を尽くしながらも思うような結果は出ませんでした。そんな中迎えた春、嬉しい出来事がありました。1年生が9名も入部してくれたのです。部内にはフレッシュな風が吹き込み、活気が満ちあふれました。しかし一方で、部員たちをまとめることに時間を取られ、自分たちの練習時間が思うように確保できななりました。さらに、演武の構成を一から見直し練習に励んでいた矢先、中川が2年生の時に痛めた腰痛が再発し、だましながら練習をしていましたが、とうとうドクターストップがかかります。大会1か月前に突きつけられた「2週間の完全練習中断」。焦りと申し訳なさから、中川は上野に苦渋の決断を口にしました。「私と組んでいたら、杜和子までインターハイに行けなくなるかもしれない。単独演武で目指してほしい。」それを聞いた上野は、頭が真っ白になりました。「なんでそんなこと言うが—。」お互いを想うからこそ出た中川の言葉。その思いを受け止めたいけれど、受け止めきれない上野の葛藤。互いの気持ちを確かめ合うように言葉を交わしました。お互いを想うからこそすれ違う心。「迷惑をかけたくない」と泣く二人に、「生きている以上、誰もが誰かに迷惑をかけながら生きている。お互い様なんだよ。大事なのは、最後にお互い『二人でやりたいか、やりたくないか』じゃないのかな。」と背中を押すと、二人の迷いは消えました。「二人で、組演武でインターハイに行く」——固い絆を再確認した瞬間でした。②へ続きます。IMG_3044