少林寺拳法部

インターハイ組演武ベスト16への道のり②

 動けない2週間、中川は1年生への指導や団体の動きの改善など、今自分ができることに取り組むことでチームを支えました。一方の上野も、鏡の前に独り立ち、隣に中川がいることを想定しながら汗をかきながら練習をする力強い姿は、周囲の誰もが胸を打たれるものでした。2週間後、遅れを取り戻すように練習に打ち込む二人の姿は、いつしか部活全体を巻き込んでいき、なかなか6人が揃わなかった団体チームも一つになり、チーム全体が盛り上がってきました。

迎えた県高校総体。会場に漂う緊張感の中、練習時間が短かった不安を抱えつつも、お互いを信じ抜いて挑んだ結果、見事にインターハイ出場の切符を獲得しました。続く北信越大会では組演武で3位、団体でも2位と輝かしい結果を残しました。引退を控えた時期になっても、自分たちの練習の合間に後輩へ親身に教える二人の姿は、後輩たちにとって頼もしい存在でした。IMG_3148