教科等専門研修「ノーベル賞につなぐ高校理科」の第3回の講座が平成29年10月4日(水)、県地場産業振興センターにて開催されました。石川版ノーベルレクチャーでお招きした鈴木章北海道大学ユニバーシティプロフェッサー、名誉教授(2010年ノーベル化学賞受賞)と受講者10名との懇談会を実施しました。受講生からの様々な質問に対して鈴木先生にお答えいただく形で懇談会が進みました。先生のご研究についての質問や幼少期の思い出などについて、先生は大変丁寧にお話ししてくださいました。先生の研究の内容を深く知ることができただけではなく、鈴木先生の優しい人柄にふれることができ、受講生にとっては貴重な体験となったようです。鈴木先生からいただいた言葉を、今後学校の生徒に還元していこうという感想が多くありました。また、懇談会の後は、続いて行われた石川版ノーベルレクチャーに参加しました。

10月5日(木)、中学校 道徳・特別活動の研修を行いました。午前の特別活動の概要(目標や内容など)を理解した後、「生徒会活動や学校行事の活性化」や「学級活動の指導方法」などについて演習を行いました。
各学校での良い実践を伝え合ったり、それぞれの活動において求められる生徒の姿や教師の役割について考えたりしながら、特別活動がもたらす効果や指導上の留意事項について学びを深めました。午後の道徳では、いくつかの資料を見ながら、特別教科化された経緯やその目標について講義がありました。その後、中越指導主事から、「ありガトオヨ」の模擬授業があり、授業計画、ねらい等について説明を受けました。演習では、主題「家族への敬愛」、内容項目「C 家族愛」資料「一冊のノート」について、中心発問を考え、ゴールの姿を明確にすることの重要性を学びました。
10月5日(木)午前は道徳、午後は特別活動についての研修を行いました。
午前の道徳では、道徳の授業づくりのポイントを学んだ後、飛龍指導主事の「たびにでて」の模擬授業を参観し、解説を聞きました。
演習では、「きっとできる」の模擬授業を途中まで見た後、中心発問についてそれぞれが考え、グループで協議しました。指導主事からも中心発問の例が示され、小学校における道徳教育の重要性と特別の教科道徳の在り方について理解を深めました。
午後の特別活動では、まず、学習指導要領の確認をしました。実際に自分が担当している学級活動や委員会活動、クラブ活動をイメージしながら、特別活動の目標について理解を深めました。
演習では、国立教育政策研究所のリーフレットを用いながら、学級会の指導の在り方について考えました。
【 32403 】はじめてのICT活用(小学校・中学校)
授業における基本的なタブレット活用能力を身に付けることを目指し、平成29年10月2日(月)、当センターにおいて研修がありました。13名の参加がありました。
< 内 容 >
(1) 講義・実習「授業におけるタブレット利用」
・タブレット操作の基本
(2) 模擬授業・演習・発表・協議「タブレットを活用する授業づくり」
・教育のユニバーサルデザイン化(焦点化) ・言語活動(写真に注釈)
・観点「理解」(写真を比較)
(3) 模擬授業・実習「ICT教材作成・タブレット活用」
・タブレットを利用した教材の作成(プレゼンテーションソフトを中心に)
< 研修の様子 >
タブレットを使った授業を考え、模擬授業をグループで行った場面では活発な様子が見られました。また、他の人が考えた授業を見て、より理解も深まり、アンケートからも「ぜひ授業で実践したい」という声がありました。

< アンケートから >
・ゴールをイメージして授業づくりに役立てたい。
・いろいろな使い方をイメージできたので使っていきたい。
・言語活動の思考をスムーズにするために活用したい。
・授業での狙いや着目して欲しいところを焦点化するための工夫を考えていきたい。
・今日学んだことをもう一度授業でやってみたい。
・周囲のタブレットを使っている人に、恥ずかしがらずに聞いて活用方を覚えたい。
・ICT活用の自分の技能も向上したい。
子どもの思いを受けとめる教師の対応力向上研修〈児童理解Ⅱ〉能登①
10会場で実施される、子どもの思いを受けとめる教師の対応力向上研修〈児童理解Ⅱ〉の能登会場1回目が9月21日(木)に中能登町生涯学習センター「ラピア鹿島」にて行われました。
【内容】 講義・助言 「子どもの思いを受けとめる教師の在り方」
講師 上越教育大学大学院 教授 稲垣 応顕 氏
演習 「子どもの思いをよみとる力の育成トレーニング」
進行 県教員総合研修センター 指導主事
【受講者の感想より】
・これまでと違う(自分の想像を超えた)行動をする児童が増えたように感じており、子どもをどう理解してあげたらよいのか学ぶ必要性を感じていました。今回の講義で「どの段階でつまずき、抜け出せないでいるのか」という視点で分かってあげることがとても参考になりました。また、背景を考えることでいろいろな対応策が考えられることも体験できたので、まず自分からしてみて全校に広めていきたいと思います。
・講義→演習の流れがよかったです。グループの皆さんと一緒に考えたり情報交換したりするのはやっぱりいいですね。校内でも情報交換、情報共有が大事だと思います。
・ともすれば自分の信念を押し付けることが多い指導になりがちですが、このような研修により落ち着いた指導を心がけることができるようになると思いました。
【研修の様子】

子どもの思いを受けとめる教師の対応力向上研修〈児童理解Ⅱ〉加賀②
子どもの思いを受けとめる教師の対応力向上研修〈児童理解Ⅱ〉の加賀会場2回目が9月15日(金)に石川県教員総合研修センターにて行われました。
【内容】
講義・助言 「子どもの思いを受けとめる教師の在り方」
講師 上越教育大学大学院 教授 稲垣 応顕 氏
演習 「子どもの思いをよみとる力の育成トレーニング」
進行 県教員総合研修センター 指導主事
【受講者の感想より】
・講義を通して生徒理解の具体的な手立てを知ることができ、理解の仕方の新たな発見がありました。普段の見取り、雑談やファシリテートを意識したいと思いました。
・本日の講義を聞き、温かい心、冷静な判断、多面的な視点、子どもをしっかり理解することが本当に大切だなと感じました。2学期が始まり1か月が経とうとしていますが今一度自分自身の子どもとの関わりを振り返り、子どもが安心できる学級経営をしていきたいです。
・自分のアイデンティティを問われたときにすぐに答えが浮かばず、ハッとさせられました。信念を持って子どもと接してこそ児童から信頼されるようになるということを考えさせられました。
【研修の様子】

子どもの思いを受けとめる教師の対応力向上研修〈児童理解Ⅱ〉加賀①
10会場で実施される、子どもの思いを受けとめる教師の対応力向上研修〈児童理解Ⅱ〉の加賀会場1回目が9月11日(月)に加賀市文化会館にて行われました。
【内容】
講義・助言 「子どもの思いを受けとめる教師の在り方」
講師 文教大学 教授 会沢 信彦 氏
演習 「子どもの思いをよみとる力の育成トレーニング」
進行 県教員総合研修センター 指導主事
【受講者の感想より】
・「勇気づけ」の声かけは明日から実践できると思いました。ありがとうございます。「つながる・つなげる力」は教師にとって不可欠なのだと再認識しました。そして一番足らない力でもあると感じています。意識して頑張っていこうと思います。
・前半の理論としての講義と後半の具体的な実践としての演習がうまく組み合わさっていて学ぶことが多かったと思いました。
・不登校の未然防止のための具体的なお話を聞くことができよかったです。演習では子どもの心の変化や不安など、今まで自分が見過ごしていたところを知ることができました。子どもの思いや願いも考えられたことで、会沢先生の講義にあった「分かろうとする」教師の視点が増やせました。
【研修の様子】
子どもの思いを受けとめる教師の対応力向上研修〈児童理解Ⅰ〉
子どもの思いを受けとめる教師の対応力向上研修〈児童理解Ⅰ〉が8月8日(火)、9日(水)に行われました。本研修では「不登校が起こりにくい学級づくり」として、主に集団への対応を学びました。
個への対応力を身につける講義・演習<児童理解Ⅱ>は、9月から少人数で順次開催されています。
【内容】
8月8日(火) 会場:生涯学習センター 「ラピア鹿島」
8月9日(水) 会場:小松市民センター
講義 「不登校が起こりにくい学級づくり」
①不登校の子どもの現状
②絆づくりのための教師の関わり方
講師 国立教育政策研究所 生徒指導・進路指導研究センター
総括研究官 藤平 敦 氏
【受講者の感想より】
・不登校の現状や初期対応と予防の違いがよく分かりました。絆づくりの教師の関わり方では、授業における手立てや学級づくりで大切にしたいポイントが具体的に分かりました。二学期から、もう一度丁寧に学級づくりをしていきたいです。
・不登校の児童生徒数が減らないということは毎年卒業した人数分新しい不登校が増えているということであるという事実は、衝撃的でした。先生が私たちに示唆してくださったことの一つ一つがどれもとても大切なことに思え、メモをとる手が止まりませんでした。二学期からの学級づくりのパワーをいただきました。スクリーンの笑顔を、自分の学級、学校でも広げられるよう実践を積み重ねることを頑張りたいと思いました。
【研修の様子】



【 33402 】効果的に使うICT ~校務に役立てる表計算ソフト(EXCEL)~
表計算ソフトを利用する様々な場面を知り、活用するための必要な機能・手順について学ぶことで、日常的に使うことによる業務改善を目指し、平成29年9月20日(水)、当センターにおいて研修がありました。40名の参加がありました。
< 内 容 >
(1)講義と実習 「データベース機能とピボットテーブルによるクロス集計と分析」
(2)講義と実習 「表計算ソフト(Excel)による成績処理(通知票と指導要録)」
(3)講義と実習 「名簿データを活用した定型文書の作成(お知らせ文章作成)」
(4)講義と実習 「表計算ソフト(Excel)の情報セキュリティ」
< 研修の様子から >
クロス集計から分析し、問題発見、課題設定、解決策の提示までの一連を個人で考え、紹介し合う場面では、みなさんが熱心に取り組み、発表を行っていました。

< アンケートから >
・分析方法がわかった。それを使って生徒が気づくように働きかけをしたい。
・学校へ戻って、さまざまな相関性を探したい。
・クロス集計を使うことの有効性がわかった。それ以上に分析・課題解決することの大切さもわかった。
・具体的な数値を出せることで説得力もあり、表によって視覚的に理解しやすくなることがわかった。
・ピポットテーブルを使っていきたい。
・分析はパソコン操作が得意な方に任せきりだったが、自分でも分析したいと思った。