「集団不適応の対応に活かす勇気づけの心理学」
2013年1月30日 08時29分平成24年度 カウンセラー教員養成研修講座 不登校教育相談研修講座
「集団不適応の対応に活かす勇気づけの心理学」
開催日:H25.1.29
会場:県教育センター
講師:上越教育大学大学院
准教授 赤坂真二 氏
平成25年1月29日(火),県教育センター第102研修室を会場に,上越教育大学大学院准教授 赤坂真二氏による「集団不適応の対応に活かす勇気づけの心理学」の研修講座が開催されました。研修の目的は,「勇気づけの心理学を通して,集団不適応のある児童生徒への関わりや具体的な支援の方法について学ぶ」ことでした。県内の教育支援センターで臨床研修を受けている研修生にとって,子どもたちへの関わりを学んだり,見直したりする1日となりました。
はじめに,「集団不適応の対応」の内容に入る前に,赤坂准教授から,次のようなお話がありました。
・子どもへの支援を成功させるためには学校のチーム力が必要である。
・様々な人と良好な人間関係を築いていく人間性が問われる時代である。
・過去の成功例は通用しない,原則を踏まえた最適解を出すことが重要である。
そして,講義ではアドラー心理学を活かした学級づくりについて,赤坂准教授の実践を交えながらご紹介くださいました。
例えば,「もし,学級に“気になる子”や“困った子”がいたら」
・目的論に立ち,問題が解決した状態を追求する成功追求型のアプローチを行う。
・ 「不適切な行動」ではなく,その結果に注目し,メカニズムを変えていく。
・ 「適切な言動」を創り出し,子どもの居場所を作る。
・ 課題の主体が子どもであることを大切にし,継続的支援を行う。 等です。
学級集団づくりにおいて,全体指導と個別指導・支援のバランスがいかに大切であるかを強く感じる研修でした。