校内研修サポート 小学校教育相談
2012年2月6日 15時04分 2月3日(金)中能登町立滝尾小学校にて「Q-Uを生かした学級づくり」をテーマに、校内研修会が行われました。滝尾小学校では児童理解や学級の実態把握の一方法として、Q-Uアンケートを年2回実施しています。
今回は2回目の結果を各学級担任が分析し、前回よりも「よくなった」ところについて「どのような取組みや支援が効果的だったと考えられるか」について、報告・協議を行いました。
<学級集団への支援・・・協議の中の一例>
★小集団(グループ)の活動を意図的に設定し、子ども同士が関わる場面を多くもつ
→授業で、先生から認められるだけでなく、友達から認められる喜びや満足感を味わえた
→縄跳び大会の練習で、男女が自然に交流しながら活動できた
→縦割給食で、偏食の多い低学年の子どもが上級生の姿を見て食べられるようになった
★叱る場面で、なぜいけないのか、どういう姿が望ましいのかなど、理由や根拠をしっかりと説明する
→子ども達自身が納得することで、主体的に行動を改善できた
★出来ないことへの注視より、出来たときを大いにほめる、認める、一緒に喜ぶ
→子ども達が自信をもち、次へ活動への意欲につながった
<個人への支援・・・協議の中の一例>
★学習の困り感のある子どもに対して、スモールステップで学習を進める
→まずはできるところだけ取り組ませて、できたとき一緒に喜ぶことで、本人の自信につながった
→自力解決の場面で、細かに個別支援(ノート指導)をして、本人に安心感をもたせた
→子ども同士のかかわり(教え合い)の場面をつくって、お互いの認められ感につなげた
★感情的になりやすい子どもに対して本人の思いをよく聴く、クールダウンの時間や場所を確保する
→「わかってもらえた」という安心感が本人の安定につながった、落ち着くまでの時間が短くなった
★よいところを本人だけでなく、家の人にも積極的に伝える(連絡帳、電話、あゆみ渡し、家庭訪問)
→本人、家の人ともに喜び、関係性の安定につながった
児童理解を進めていく上で、現状の把握や理解だけでなく、「こんな支援を行った→こんな効果があった、こんな課題が残った」を検証していくことが大切です。また、担任個人の知恵や技術として埋没することなく、教職員皆が共通理解・共通実践していくことで、学校としての大きな推進力になります。
滝尾小学校の先生方は日頃から「全ての子どもを全ての教職員で育てていこう」という意識をもって教育実践されています。今回の研修会を経て、さらにチームとしての歩みが強まっていくだろうと期待されます。