7月27日(月)〜30日(木)に1年生が前半と後半の2グループに分かれて、「1泊2日 地域探究トライアルキャンプ」を行いました。
本校が探究活動で大切にしているのは探究サイクル。
自ら課題を見つけ、解決策を導き出すための一連の学びの手順(思考のループ)のことです。
【 探究のプロセス 】
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課題の設定(問いを立てる)
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情報の収集(調査・フィールドワーク)
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整理・分析(仮説検証・考案)
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まとめ・表現(発表・振り返り)
今回のトライアルキャンプは、このプロセスの一連の流れを実際に体験してみる(1往復する)ことを目的として実施しました。
キャンプ1日目:現場を知り「問い」を立てる
生徒たちは「幸福観想」「歴史国宝」など7つの専門コースに分かれ、地域の現場へ向かいました。


▲【幸福観想コース】小規模多機能型居宅介護施設「風和里」様にて。利用者の方と一緒に昼食を作りながら若かりし頃のお話を伺うなど、年齢や障がいを越えた「人対人」のコミュニケーションの大切さを学びました。


この日は、現場での気づきや専門家への取材をもとにグループで話し合い、課題解決に向けた「問い」を立てて策を練りました。
キャンプ2日目:仮説検証と成果発表
2日目は再び現場を訪れ、自分たちが立てた解決策(仮説)を検証するためのインタビュー調査を行いました。

▲【歴史国宝コース】妙成寺にて。参拝客の方々に直接インタビューを行い、地域の歴史資源の魅力や課題を探る生徒たち。
キャンプの最後には、2日間かけて取り組んだグループごとの成果発表を実施。
現地での実体験と地域の方々との対話を通して「問題発見・解決能力」の基礎を学び、地域の未来を自分ごととして考える貴重な2日間となりました。

このトライアルキャンプで得た視点と探究のサイクルを基礎とし、今後の探究活動へとつなげてまいります
7月3日(金)、地域探究トキ共生コースの生徒を対象に、羽咋市役所トキ共生室の井戸 孝洋さんをお招きして「トキ出張出前講座」を実施しました!
講座では、現在のトキを取り巻く環境や羽咋市の現状、マナーの大切さについてお話してくださいました。
ちょうど1ヶ月前に羽咋市でトキが放鳥されたばかり。
「羽咋の大きなニュースだから」「あの美しい姿や希少さに惹かれて」と、それぞれの興味・関心からこのコースを選んだ生徒たち。

今日新しい学びを得た生徒。この学びを周囲に伝え、共生のための行動をおこさなければなりません。何をするべきかが明確になった生徒にとって、今後の探究活動への大きなエネルギーとなる時間になりました。
井戸さん、貴重なお話をありがとうございました!
2年生は5月8日(金)、一般社団法人フリンジシアターアソシエーションの俳優さんによる、表現力向上セミナーが2時間にわたり実施されました。
1年生の演劇ワークショップに比べ、より実践的でクリエイティブな課題が出されました。
そのミッションは、「思わず買いたくなる、栄養ドリンクの1分間CMを作る」こと!

シナリオ構成、配役、セリフ、そして商品のキャッチコピー……。決めるべきことは山積みですが、与えられた制作時間はわずか30分。生徒たちは即座にチームでの活動を開始しました。

▲互いの意見を尊重しながら、みんなでアイディアを出し合う。

▲描いたシナリオをやってみる。だんだん形になってきた!
面白いのは演出の内容だけではありません。どのチームも、驚くほど自然に次のようなプロセスを繰り返していました。
1.アイデアを出す
2.実際に動いてみる
3.「もっとこうしよう」と修正する
4.プロの客観的なアドバイスを受ける
5.即座にプランをブラッシュアップ
これこそ、本校が大切にしている探究サイクルそのもの。自分たちの表現を客観的に見つめ直し、改善して再挑戦する。そのスピード感と柔軟性が、作品の質を劇的に高めていきました。

▲「失敗はギフト。どんどん挑戦しよう!」プロからのアドバイスを受け、作品にさらに磨きがかかる予感。
そして完成した作品はどれも驚きの連続でした!

●「お問い合わせ先はこちら」と最後まで告知を忘れない、マーケティング意識高めのちゃっかりさんチーム。

●「マ〇オも30年愛用中」というパワーワードと独特の効果音で、誰もが知るキャラクターの世界観をアレンジしたチーム。
など、4チームそれぞれ「1分間で効果を伝え、かつインパクトを残す」という難題を見事にクリア!短時間で制作したと思えないチームのアイデアが光った発表会となりました。
自分の役割を自ら考え、仲間と試行錯誤して1つのアウトプットを作り上げる。他者を認め、協力して壁を乗り越えた2年生の姿に、確かな成長を感じる一日でした。
5月7日(木)・8日(金)、DX探究の初の試み「演劇ワークショップ」を開催しました!
演劇といっても、単に舞台に立つことが目的ではありません。
今回のテーマは、人とのつながりを大切にし、表現力や社会で必要とされるコミュニケーション能力を育むことです。
講師には、一般社団法人フリンジシアターアソシエーションから3名の俳優さんをお迎えし、プロの表現者から直接指導を受けるという刺激に満ちた時間となりました。

▲表現のプロによる演技を間近に見る生徒。

▲まずはアイスブレイク。目を合わし触れることで相手との距離を縮めます。
ワークショップで磨いたのは、ズバリ「話す力」と「聴く力」。
生徒は、講師から出されるお題に合わせた即興のセッションに挑戦。ペアになったクラスメートと、その場で出された設定で「おはよう」を交わします。
・「怖い人」とかわす、おはよう
・「好きな友達」への、おはよう
・「お昼寝中の赤ちゃんの傍」でかわす、おはよう
指示はそれだけ。台本はありません。
相手の表情や声のトーンを頼りに、その瞬間の言葉を紡ぎます。

生徒は同じ言葉でも、状況や感情によって「伝え方」「伝わり方」が全く変わることを体験。

最初は恥ずかしがっていた生徒も、仲間のナイスな即興演技に教室はドッカンドッカン!
爆笑の渦に。
全員が勇気を持ってTRYする姿が見られ、教室は温かく活気に満ちていきました。

▲講師の方のお話を聞く眼差しは真剣。
講師の方からは
「与えられた簡素なお題を自分たちで料理し、見事なエンターテインメントに仕立て上げてくれました。目の前にある苦難を乗り越える力や、それを楽しみに変えていく力がある。皆さんの持つエネルギーと無限の可能性を感じました」と嬉しいお言葉をいただきました!

▲重い?大きい?目に見えない何かをお隣さんへパスしていきます。
ワークショップの核心は「互いを認め合うこと」にあります。
今回の体験で得た「他者を認め、協力して課題を乗り越える力」。これは教室の中だけでなく、これからの社会生活においても大きな武器となるはずです。
演劇ワークショップはさらに来週・再来週へと続きます!
回を追うごとにレベルアップしていく活動の中で、生徒たちはどんな進化を遂げるのでしょうか?
4月24日(金)、2年生地域課題解決プロジェクトコースの『獅子舞チーム』が、どこよりも早くフィールドワークに出発。
メンバーの中には、昨年度の先輩たちの探究発表に感銘を受け、「自分も獅子舞を探究したい!」と1年次の活動テーマを変更して臨んでいる生徒も。
今回は、東川原町町長であり、本校の元校長でもある上杉 直人さんを訪ねました。 東川原町の歴史や獅子舞の発祥、そして地域に伝わる羽咋七塚についてお話を伺い、地元の文化への理解を深める貴重な時間となりました。

次回はさらに視野を広げるため、異なる地区でのフィールドワークを予定しています。
自分たちの足で地域へ飛び出した2年生。
挑戦はまだ始まったばかりです。