台湾より國立新営高級中学の生徒20名と校長先生をはじめとする教職員の方たちが、2月2日(月)来校されました。本校の2年生普通科人文科学コースの生徒40名が異文化交流に臨みました。
一行は本校の旧校舎であり、本校の歴史を今に伝える「記念館」を見学。その後は生徒たちが企画したクイズ大会やカードゲーム、なんでもバスケットなどのレクリエーションを通じ、和やかな雰囲気の中で親睦を深めました。
対応した2年生は昨年12月に台湾研修旅行を実施しており、現地での交流以来、嬉しい再会を果たしました。オープニングからクロージングまで、生徒たちが英語を駆使して司会進行を務め、積極的にコミュニケーションを図る姿が印象的でした。
今回の訪問は、人文科学コースの生徒たちにとって、自身の語学力を試すだけでなく、文化の違いを肌で感じる非常に有意義な機会となりました。これまで教室で学んできた英語を実践の場で「生きた言葉」として使い、心を通わせた経験は、彼らにとって大きな自信と刺激になったはずです。この貴重な体験を糧に、生徒たちがさらに広い視野を持って成長していくことを期待しています。
生徒の感想
「日本文化などを伝える中で自分の英語力では伝えられないことが多くあるとわかったけど、自分にできることの中で精一杯交流しようとコミュニケーションを取ってみると伝えられることがわかった。表情やジェスチャーなどを使うと言葉が伝わらなくても感情を伝えることができて楽しめた。他の文化や背景を持つ人と交流を行うとき、恐れずに話してみようと思うようになった。」
「自分たちが台湾でしてもらった歓迎以上のものを返してあげたいなと思って本交流会に望みました。なかなか時間がタイトな中での準備で、特に自分が責任者だったブースは成功できるかと不安でしたが、グループのみんなが協力してくれたおかげで成功で収めることができました。台湾に行ったときも感じましたが、「ヒトが喜ぶことをヒトがする、それに報いようと思ってまたそのもてなしを受けたヒトが別のヒトをもてなす」そんなお釣りの続く素敵な関係が世界中で広がっていけばいいな、そんな一翼を担う一人となればいいなと思います。いい経験になりました。」
感謝這段美好的回憶。期盼兩校友誼長存。 (素晴らしい思い出に感謝します。両校の友情が末永く続くことを願っています。)

石川県内のニュースーパーハイスクール(NSH)指定校である、金沢泉丘、金沢二水、金沢桜丘、七尾、そして本校の5校の生徒が集う「NSHキャンプ」が、金沢市の石川県青少年研修センターにて1泊2日の日程で開催されました。
本校からは1年生6名が参加。他校の生徒とともに8つの混成グループを構成し、「日本のフードロス対策を切り口として食糧問題を考える」および「再生可能エネルギーの現状と今後の対策」という、正解のないグローバル課題に挑みました。
各チームには1名ずつ外国人留学生メンターが加わりました。議論は英語を交えて行われ、生徒たちは言語の壁に苦労しながらも、自らの考えを論理的に伝え、多様な視点を取り入れながら最終的なプレゼンテーションへとまとめ上げました。
プログラムの締めくくりとなる発表会では、活発な質疑応答もすべて英語で行われました。鋭い問いかけに対しても、生徒たちは懸命に言葉を紡ぎ、自らの考えを伝えようと奮闘する姿が印象的でした。
この2日間、他校の志の高い仲間や留学生との交流を通して得た「グローバルな視点」と「協調性」、そして困難な対話に挑み抜いた自信は、彼らの今後の学びをより深化させる大きな原動力となるはずです。

12月18日(木)、本校2年普通科文系コースを対象に、「公共」特別授業を実施しました。
今回の授業では、本校OBであり、現在 大森 道也 氏(京都大学大学院法学研究科 博士課程)を講師にお招きし(オンライン)、「自由民主主義とは何か」をテーマにご講義いただきました。
講義では、私たちが日常的に使っている「民主主義」という言葉の意味を改めて問い直しながら、多様化する現代社会において、主権者である一人ひとりがどのように社会に関わり、民主主義を支え、改善していくべきかについて、政治学・社会学の視点から分かりやすく解説していただきました。
また、高校で学ぶ「公共」と、大学での専門的な学びとのつながりについても触れられ、生徒にとって進路や将来を考える貴重な機会となりました。
授業後の振り返りでは、
「民主主義は完成された制度だと思っていたが、私たちの行動次第で良くも悪くも変わるものだと分かった」
「ニュースで聞く言葉の背景を、学問的に考える大切さを知った」
「大学での講義の雰囲気を体験でき、進学後の学びを具体的に想像できた」
といった感想が多く寄せられました。
今回の特別授業を通して、生徒たちは社会の課題を「自分ごと」として捉え、主体的に考える姿勢の重要性を実感するとともに、高校での学びが将来の学問へとつながっていることを強く感じたようです。
今後も、本校では外部講師による特別授業を通じて、生徒の視野を広げ、深い学びにつなげていきたいと考えています。

3日目の午後は複数の班に分かれて現地の大学生の方々に台北市内を案内してもらうB&Sプログラムを実施しました。どの班も英語を用いて大学生のみなさんと活発にやり取りしながら市内を巡り、異文化理解を深めました。

夕食はモンゴリアンBBQ(具材と味付けを自分で選ぶ台湾式の焼肉)を楽しみました。

研修3日目午前は TSUTAYA TAIWAN本社を訪れ、大塚一馬社長による講話を聞かせていただきました。
グローバル社会の第一線で働く大塚社長のお話を聞かせてもらい、生徒たちの視野は今回の研修を経てより一層広がった様子でした。

企業講話の後は、中正紀念堂に移動して見学を行いました。午後はB&Sプログラムにて現地大学生と英語で交流し、台北市内を案内してもらいます。

