講座「アセスメントの方法と発達検査の実際」
”次世代の相談員養成”
地域の専門相談員、巡回就学相談員を育成する研修の2回目が、7月5日(水)県教員総合研修センターで行われました。13名の先生方が、「発達検査の実施や結果の読み取り」について学びました。
【内 容】
1 講義・演習「田中ビネー知能検査Ⅴの実施」 県教員総合研修センター 指導主事
2 講義「田中ビネー知能検査Ⅴの結果の読み取り」 前筑波大学 教授 大六 一志
3 演習「WISC-Ⅳ知能検査の実施」
4 講義「WISC-Ⅳ知能検査の結果の読み取り」 前筑波大学 教授 大六 一志

【研修内容の活用~アンケートから~】
〇検査の読み取り方法だけでなく、事例をもとにどのように何を用いて支援をしていけばよいのかを丁寧に伝えてくださり、ほとんど知識のない自分にも理解することができました。何度も資料を読み返して、理解を深めていきたいと思います。
〇田中ビネー知能検査Ⅴで個人内差を分析する方法をお聞きし、こんな活用の仕方があったのかと目から鱗が落ちる思いでした。校内での研修や検査結果を共通理解する機会に活用させていただきます。
平成29年度 初任者研修「児童生徒理解Ⅱ」
5年経験者研修「児童生徒理解」 同時開催
富山大学大学院 石津 憲一郎 准教授 をお迎えして「不登校の理解と対応」と題し、講義をしていただきました。また、後半は、5年経験者が中心となり、初任者と「先生になっての悩み」について協議しました。
◇5月13日(木)奥能登行政センター
対象:中能登・奥能登教育事務所管内の小学校、中学校、義務教育学校

◇6月15日(木)石川県教員総合研修センター
対象:小松・金沢教育事務所管内の小学校、中学校、義務教育学校、県立中学校

◇7月13日(木)石川県教員総合研修センター
対象:県立・市立高等学校、特別支援学校、養護教諭、学校栄養職員

”キーワードは「基礎的環境整備」”
今年度は、新任者を対象として実施することとなりました。講師として、大阪大谷大学の 小田 浩伸 教授をお招きし、能登地区(6月13日)、金沢・加賀地区(14日)の2会場で行いました。高校グループの協議では、発達障害者支援センターパースの発達障害アドバイザーが助言者となり、情報交換を行いました。能登地区は37名、金沢・加賀地区は66名の参加がありました。
【内容】
講義・演習「特別支援教育コーディネーターの役割」
講師 大阪大谷大学 教授 小田 浩伸
協議「校内支援体制づくりと外部連携について」(小中)
「進学就労など、将来を見据えた支援と校内体制づくりについて(高)

【メッセージ】
| 特別支援教育コーディネーターの役割の1つは、「基礎的環境整備」を推進することです。まず、全体の土台を揃え(例:授業では多数・複数に対する配慮を整え)てから個別の支援を行う必要性があります。そのためには、自己肯定感を高める「分かる授業づくり」を行いましょう。 |
【研修内容の活用~アンケートから~】
〇活用できる 81%
〇どちらかというと活用できる 19%
【研修講座を紹介します】 指導力の深化を図る発達障害実践研修①②③ 申込受付中です。
【31323】生徒が生き生きする工業科の授業づくり(高等学校 工業)
【31217】工夫し創造する力を育てる授業づくり(中学校技術)
プログラミング言語(Scratch)の基本的な操作を習得し、プログラミング教育において生徒が主体的に参画する授業づくりを目指すことを目的に、平成29年6月30日、当センターにおいて研修がありました。工業高等学校と中学校技術担当の14名の参加がありました。
<内容>
講義 中学校技術と高校のプログラミング教育の現状と今後の動向
演習1 プログラミング的思考
演習2 Scrachプログラミングの基礎
協議 生徒が主体的に参画する授業づくりを目指すには


<受講者の感想より>
・プログラム的思考を育成することが、物事を論理的に考えることにつながるということがよくわかりました。
・今回の研修で扱ったプログラムソフトについて、予習してから参加しました。実際に受けてみて、より応用できることがわかった研修であり、楽しいと生徒に思わせられそうで、授業に生かしたいと思いました。
・生徒が直観的に行動することが多いので、授業を通して論理的に考える力を身につけさせたいと感じました。
初任者フォローアップ研修(2年目)「基本講座」
初任者フォローアップ研修(2年目)の1回目となる「基本講座」が6月16日(金)、石川県教員総合研修センターにて、神田外語大学客員教授の嶋崎 政男氏をお迎えし、行われました。
【内容】 (1)講義・演習「保護者理解と良好な関係づくり」
講師 神田外語大学 客員教授 嶋崎 政男 氏
(2)講義・演習「心と体の健康~リラクセーショントレーニング~」
司会・進行 石川県教員総合研修センター教育相談課
指導主事
【受講者の感想より】
・これまで、保護者の話を受け止めるだけで精一杯でしたが、もっとより良い関係を築いていけるよう、訊き方、話し方を改善していきたいです。
・子どものできていないところ、難しいところばかりに目を向けるのではなく、伸びているところ、頑張っているところをたくさんお伝えして、保護者と一緒に子どもを見ていきたいです。
・心理的事実をまず受け止めるということの大切さを知ることができました。子どもたちとたくさん遊んで、一緒に汗をかく関係(共汗)を目指します。
【研修の様子】
平成29年度 カウンセラー教員養成研修講座
6月23日(金)「実践授業分析」
4月に学んだ「人間関係づくり」について所属校で授業を行いました。その様子を撮影したDVDを使い成果と課題について報告しました。また、今後の授業づくりに生かすために全員で協議しました。
【受講生感想】
これまで、時間をかけて自分の授業を分析する機会がほとんどなく、自分自身の授業を見つめなおす良い機会となりました。また、異なる校種の先生方から助言をいただけるのは本当にありがたかったです。他の先生方の授業もDVDで見ることができたので、具体的にどのようにすれば良くなるのかが分かりました。授業の向上につなげたいと思います。

6月1日(木)、当センターにて初任者研修「特別支援教育Ⅰ」が行われました。この「特別支援教育」の講座は、特別支援学校配属の初任者を対象に、年間で4回企画されています。
1回目となる今回は、以下の内容で実施しました。
<午前>
・講義「特別支援教育の基礎・基本」
・グループ協議「障害のある子の指導における課題」
<午後>
・講義・演習「障害特性に応じた子どもの理解と対応」
午前の講義では、石川県内に特別支援学校が何校あるかといった基礎的な話題から、特別支援学校・特別支援学級・通級指導教室といった多様な学びの場、合理的配慮の捉え方、4月に告示された次期学習指導要領への流れなど、特別支援教育を担う教員として基礎的な知識の確認をしました。
グループ協議では、研修生各自が抱えている悩みや、今後の指導のヒントなどを6名ずつのグループに分かれて話し合いました。
午後の講義・演習では、各障害の特性と、その対応について、実例や疑似体験を通して理解を深めました。また、障害のある児童生徒が見せる行動面の特徴と、その背景(要因)を探る演習も行いました。

【受講生の感想より】
・協議を通して、他の初任者も、自分と同じように悩んだり考えたりしていることが分かり、「自分だけではない」と心強く感じました。
・自分が実際に担当している児童生徒のことだけでなく、他の障害についても知ることができ、障害が違っても支援には共通する点があることなどを学ぶことができました。
・今日の講義と演習で学んだことを基に、児童生徒が見せる「行動の背景にある気持ち」を見取り、今後の支援や対応策を考えていきたいです。