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校長室より「おこらいえ」

WAJIMA NIGHTから新たなステージへ

2025年3月20日 07時06分

地震から 445 日目

豪雨から 181 日目

 

花火を打ち上げた輪高生が仕掛けるイベント

「WAJIMA NIGHT」が開催されました

 

会場近くの「キリコ会館」のシャッターには

被災前の賑わう輪島の写真で飾られた

大きなモザイク画が見応えたっぷりです

 

 

 

 

 

 

 

寒空の下

輪高生たちが駐車整理に活躍です

 

 

 

 

 

 

 

会場近くには多くの仮設住宅が建ち並び

騒音でご迷惑をおかけすることを

生徒たちが1軒1軒ビラを撒いて

ご挨拶に伺いました

会場となる駐車場にもご配慮願い

お車の移動をしていただきました

ありがとうございました

 

 

 

 

 

 

 

「街プロ」猫も食べれる非常食班の

ブースもありました

 

 

 

 

 

 

 

MRO「絶好調W」でおなじみの

「エイトMAN」さんの迫力満点のステージ

パワーをいただきました

 

 

 

 

 

 

 

北陸キッチンカー協会のみなさまも

駆けつけてくださいました

 

文化祭にも来てくださった「Chanoki」さん

 

 

 

 

 

 

 

やきめしぎょうざの「アサヒ軒」さん

 

 

 

 

 

 

 

ボリュームたっぷりやきそばは「BuTaGoRi」さん

 

 

 

 

 

 

 

トルネードポテトが大人気「庵陽灯(あんやと)」さん

 

 

 

 

 

 

 

「SINCERE」さんはご自身も阪神淡路で被災されたそう

 

 

 

 

 

 

 

 韓国グルメあれこれ「グラグラ」さん

 

 

 

 

 

 

 おなかも心もあたたまりました

 

夕闇せまるころに

イルミネーションでライトアップ

 

 

 

 

 

 

そしていよいよ野外映画の上映です

 

 

 

 

 

 

タイ出身のナタコーンくんが中心となって

たくさんの友達に協力してもらいながら

実現にこぎつけました

がんばったね!

 

さあ

こうして少しずつ生徒の夢が叶っている

「私たちの街は街は私たちがつくる」

街づくりプロジェクト「街プロ」は

新たなステージに入りました

1年生が秋から活動に参加しています

 

3月21日(金)

「企画発表会」が行われます

時間は9:40〜12:30

一般の方もぜひお越しください

生徒の輝く未来を応援していただければと思います

 

何を目指すのか?

どのようなしあわせを求めるのか

企画段階のものを発表し合います

 

昨秋の豪雨で壊滅的な被害を受けた町野地区

そこには町野を蘇らせるための

「町野復興プロジェクト」

同じ響きの「まちぷろ」があります

実行委員長の山下祐介様を

メンターとしてお迎えすることになっています

 

発表内容は

(1)火力発電で非常用電源を作る【エネルギー】

(2)被災地ツアー【起業】

(3)輪島の自然を取り戻そう!【その他】

(4)アップロジェクト【観光】

(5)観光地を復興しよう!!【観光】

(6)サポニウス型風車を作る【エネルギー】

(7)猫と人が食べれるおやつ【医療】

(8)米粉を使った料理【農業】

(9)スポーツで健康【起業】

(10)イゴボールでイベントを開く【イベント】

(11)バイオガス発電【エネルギー】

(12)朝市の復興に向けて【観光】

(13)地域医療【医療】

(14)バイオディーゼル燃料【エネルギー】

(15)空地を利用して風力発電【エネルギー】

(16)AI教材を高校生向けの学習支援として活用できないか【AI】

(17)スターリングエンジンに使う不凍液を冷やすために雪を使う【エネルギー】

(18)流氷を使って発電する【エネルギー】

(19)冬の輪島市運動会!【イベント】

(20)生ゴミをコンポストで発酵し発生した熱で発電【エネルギー】

(21)災害とペット【医療】

(22)スポーツ・イベントで小学校と交流【イベント】

(23)災害後の栄養について【栄養】 

 

昨年度は子どもの居場所づくりや

被災者の交流会など

心のケアに関するものが多かったのですが

内容的にも少しずつ復興に向かっている気がします

エネルギーや観光など

次の世代を見据えたものが増えてきています

(7)や(12)など

先輩の研究を引き継いだものもありますし

(16)のように

OECDとの共創を意識したものもあります

 

どうぞ専門家の方

タイトルをご覧になって

アドバイスいただけるようなものがありましたら

お待ちしています

ぜひよろしくお願いいたします

輪高生がつくるイベント

2025年3月19日 14時57分

地震から 444 日目

豪雨から 180 日目

 

今日は石川県の公立高等学校の合格発表の日です

氷雨のぱらつく寒い日になりましたが

本校の玄関にも大勢の受験生と家族が集まり

番号を見つけて歓声をあげていました

 

 

 

 

 

 

普通科61名

普通科ビジネスコース16名の合格者がありました

定員割れをしていますが

輪島中の生徒はほぼ来てくれました

また通学のための道路も開通しましたので

近隣の門前中や東陽中からも来てくれました

金沢の中学校へ転学したけど

生活の目処がついて帰ってきた生徒も

「それでもここ輪島にいる」みなさん

高校生活のスタートに向けて

しっかり準備をしましょう


サイゼリアの元社長 堀埜 一成 氏が

コミュニケーションの大切さについて

語っていらっしゃいます

 

「部下の部下は部下じゃない」

2段飛ばしで指示をすると混乱を招く

ということです

現場でボソッと感想を言ったとしても

言われた部下の部下は命令と受け取ってしまい

見当違いの方向へ走り出してしまうのだそう

私も生徒との接し方に気を配ろうと

気づかされました

 

「技能を技術にしろ」

見様見真似で伝承されるのが「技能」

文字媒体を通して伝えるのが「技術」です

文章化やマニュアル化の重要性を

説いていらっしゃいます

 

「不可能限界くらいを目標に設定しろ」

トップが大きいことを言うと

ロマンを感じる人が出てきます

明るい未来を示す言葉を発するのが

リーダーの役割です

業界においては

現実的で達成可能な目標しか設定できない会社は

目標達成すると失速してしまうのだそう

「半島の最先端から

 めざせ世界の最先端!」

 

以上は「PHPビジネスTHE21」総力特集

できるリーダーは必ずやっている「言語化」

を参考にさせていただきました

 

ほかにも

言語化力を鍛える秘技

「ストラテジック・コスモス(戦略の宇宙)」

の紹介もありました

ぜひ取り入れてみようと思います


昨年東北復興ツアーでお世話になった

多賀城高校の小野敬弘校長先生から

久しぶりにご連絡がありました

当時の新聞記事を送ってくださいました

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20日(祝)

「WAJIMA NIGHT」が開催されます

花火を打ち上げた輪高生が

全国各地の学生さんと共催する

楽しいイベントです

 

(1)イルミネーション

  「街プロ」花火班が仕掛けます

  綺麗な光が輪島を包みます

(2)キッチンカー

  漂う香りに食欲そそる

  たくさんのキッチンカーが駆けつけてくれます

(3)体験ブース

  ものづくり体験ができます

  子どもから大人までどうぞお気軽に

(4)ステージ企画

  ダンス部の生徒たちの発表もあります

  県内で活躍中のバンドも

(5)野外シネマ

  「街プロ」映画班が  

  屋外の大型スクリーンで映画を上映します

  キッチンカーで買ったものを

  召し上がりながらどうぞ

 

場所はマリンタウン

時間は16:00より

入場料無料です

ぜひぜひお越しください

芸術は爆発だ!

2025年3月18日 12時20分

地震から 443 日目

豪雨から 179 日目

 

「芸術は爆発だ!」

かつて岡本太郎さんはそう叫びました

 

岡本太郎さんといえば「太陽の塔」

1970年の大阪万博のシンボルです

 

 

 

 

 

「太陽の塔」(2025年3月18日 (火)18:00)『ウィキペディア日本語版』

 

過去・現在・未来を貫いて生成する

万物のエネルギーの象徴であり

その内部には

原生生物から人類に至るまでの

生命の進化の過程を表現した

「生命の樹」が飾られています

 

 

 

 

 

 

「吹田日和」https://suitabiyori.com/area/taiyounotou-expo70/

 

高さ約41mその最上部は現在を

地表面は地球が誕生した46億年前

を表します

 

そしてこれは自分も知りませんでしたが

地下奥深くには

120億年前の「太古の太陽」のモニュメントがあったそうです

 

 1970年の万博が終了したあと

「太古の太陽」の行方はわからなくなっていました

ところが

多くのゴミといっしょに棄てられたその場所が

最近明らかになったのです

それは大阪湾の「夢洲(ゆめしま)」

そう

なんと今回の万博の会場です

 

なんということでしょう

「アートは難解なものではなく

 誰もが自分自身を表現する手段だ」

「自分の内面に隠れている『爆発』の可能性を信じ

 一歩前に歩き出す勇気を持とう」

そんな思いを込めて創られたモニュメントが

半世紀の間大阪湾に眠っていたのです

 

そしてその場所から2025年

ふたたび「生命の樹」が空へ向かって

伸びていきます

 

2025大阪万博には

そのことをテーマとしたオープニングが開催されます

 

「太古の太陽は新時代の祭りの種となる」

全国各地の太鼓を25時間リレーで繋ぎ

大輪の花火が夢洲でフィナーレを飾ります

そのトップを切るのが輪島高校和太鼓部

今回の能登半島地震の震源地すぐそば

狼煙の灯台から復活の太鼓を打ち鳴らします

 

プロデュースしてくださっているのは

芸術家「大志」さん

動画が公開されましたのでぜひご覧ください 

https://www.youtube.com/watch?v=xOSp_DRgUik

AIと教師

2025年3月17日 21時29分

地震から 442 日目

豪雨から 178 日目

 

エキュメノポリスさんの

AI英会話教材の開発に

生徒たちが関わらせていただいています

 

エキュメノポリスさんは

早大発の研究開発型スタートアップ企業

大学発ベンチャー表彰2024において

『科学技術振興機構(JST)理事長賞』を受賞

EdTech分野で世界から注目を集めています

 

現在AI技術を活用した英会話教材の開発に

携わっておられ

その教材を本校が活用しながら

改良のためのアイデアを出す

そういったお手伝いをしています

 

本日オンラインでミーティングが行われて

小津中学校の生徒の皆さんといっしょに

「AIと未来の教師のあり方」について

意見交換をしました

 

 

 

 

 

 

小津中学さんはかなり先進的な取組をしていらっしゃって

参考になることが多いです

 

本校は始めたばかりで

生徒達も話せる題材がほとんどありません

AIに対して「怖い」というイメージを持っています

それは教員がAIを取り入れた授業を

積極的にしていないからであって

生徒のせいではありません

学校の今後の努力が求められます

 

それでも自分達の考えをしっかり構築し

話し合いに参加していました

 

エキュメノポリスさんが開発した教材は

AIのアバターが英語で会話してくれるものです

人間相手だと文法的な間違いが恥ずかしいものですが

AI相手だとそれがありません

実際AIに

生徒の発話中の文法間違いを分析させると

学習が深まるほど

間違いが多くなってくるのだそうです

つまり間違いを恥ずかしがらずに

発話するようになっている証拠です

 

生徒に

「AI教材のいいところは?」

と尋ねると

「何を言っても不機嫌にならない!」

と答えてくれました

確かにAIは常に優しい笑顔で答えてくれます

 

でもものごごろのつかないうちから

それしか経験がないと

他人を傷つけてもわからない子が

育ってしまうのではないかと危惧します

 

人間かAIかという

二項対立ではなくて

両者のいいところを活かし合うような

使い方の研究が必要です

 

またある先生から

素晴らしいChat GPTの使い方を学びました

その先生は原稿を書いていて

構想に行き詰まったときに

「続き書いて」と

お願いするのだそうです

答えの文章はそのままでは使えませんが

「ああ!そういう視点もあるか!」

と突破口にはなるのだそうです

 

先日

テストの採点結果に納得いかない生徒が

Chat GPTに聞いた結果を持って

先生に申し入れにいったケースがありました

ところが

「それは Chat GPT の見解でしょ

 先生はあきらかに間違いだと思うよ」

納得いかない生徒は他の先生へ尋ねにいくのですが

やっぱりそれは間違い

ようやく納得のいったその子は

「Chat GPT が間違うことがあるんですね」

 

Chat GPT は正しい文章を作るツールではなくて

耳障りのいいなめらかな文章を作るツールであることを

しっかりと生徒に認識させる必要があるなと感じました

 

輪島でおすすめのグルメスポットを訊いてみました

 

以下AIくんからのお返事です 

「輪島には美味しいお食事処がたくさんあります

 以下はおすすめのいくつかのお店です

 1. **輪島市場** - 新鮮な海の幸が楽しめる市場内の食事処

  寿司や刺身焼き魚など多彩なメニューがあります

 2. **なまこや** - 地元の名物であるなまこ料理が楽しめるお店 

  独特の風味が楽しめるので興味があれば是非試してみてください

 3. **山本屋** - 輪島の伝統的な和食が楽しめるお店

  地元の食材を使用した心温まる料理が揃っています

 4. **とれとれ市場** - 新鮮な魚介類を使った料理や地元の特産物も販売しているお店

  ランチにぴったりのセットメニューも豊富です

 5. **寿司処たかしま** - 新鮮なネタを使った寿司が楽しめるお店

  カウンターで職人の技を楽しみながら食事できます

 これらのお店はどれも地元の素材を活かした料理を提供しているので

 訪れる際はぜひチェックしてみてください!」

 

残念ながらこれらのお店は輪島にはありません

(よく似た名前のお店が県内にある場合はあります)

 

東京大学の言語脳科学者 酒井 邦嘉 教授は

「生成AI」という呼称が誤解を生みやすいとし

「合成AI」と呼んでいらっしゃいます

AIには人間の脳のはたらきを再現することはできない

いわゆる「もどき」でしかないということです

 

生徒のみなさん

AIがやっていることは

新しいものを産み出すつまり「生成」ではなく

既存の文章や画像を組み合わせて

つまり「合成」して

それらしく見せているだけなんですよ

 

10年以上昔の話になりますが

生徒の探究活動で

「モーツァルトの音楽を再現する」

をテーマに研究したグループがありました

彼らがやったことは

モーツァルトの音楽を徹底的に解析して

たとえば「ド」の音の次に続く音のデータを数値化する

「レ」の次にはどの音に移るパターンが多いか

「ミ」の次は?

そのデータに基づいてランダムに音を並べたら

あら不思議

モーツァルトぽく聞こえたのです

驚くべき研究でした

10年前の日本の高校生が

今の「生成AI」を先駆けて

同じ事をやっていたのですね

 

先生方

AIを授業に使うか使わないか

二項対立ではなく

どの場面でどういうふうに使うのか考えながら使う

このことがAIにはできない人間の仕事です

 

ちなみに

今回参加した生徒たちに

「AIにはない人間の先生の魅力とは?」と尋ねたら

「あたたかさ!」

という答えが圧倒的に多く返ってきました

能登探究・マイプロジェクト2025

2025年3月16日 10時07分

地震から 441 日目

豪雨から 177 日目

 

能登探究・マイプロジェクト2025が開催されました

マイプロジェクトとは

認定NPO法人カタリバさんが

連携協力団体さんと協力して

日本全国の高校生に拡げるべく

実施されているとりくみです

高校生が「主体性」を持って

つくりたい未来に向かう

学びのプロセスです

 

 

 

 

 

 

このプロジェクトでは

正解がない中で試行錯誤し探究するプロセスを体験し

自分自身の興味関心を発見し

他者との協働

社会の価値発見

創造に向かうスキルを身につけます

 

 

 

 

 

 

このことは不確かな時代の中でこそ必要な

未来への想像力につながります

 

会場はのと里山空港内の奥能登行政センター

 

宮城県からお越しの

一般社団法人まるオフィス

マイプロ経験の高校生大学生が

アイスブレイクをしてくださいました

 

グループで丸く輪になって手を繋ぎます

 

ファシリテーターが「前!」と言ったら

全員で「前!」と言いながら前へ一歩ジャンプします

「言うこと一緒やること逆!右!」と言ったら

「右!」と言いながら左へジャンプ

「言うこと逆やること一緒!後ろ!」

で「前!」と言いながら後ろへジャンプ

ワイワイやりながらすっかり仲良しに

 

「悪魔の聞き方・天使の聞き方」

ふたりペアでお題に沿ってトークをします

話し手と聞き手に分かれます

聞き手はあるときは悪魔になって

腕組みしたり足組んだりふんぞり帰って目も見ずに

思いっきり感じの悪い聞き方をします

そしてあるときは天使になって

笑顔で目を見つめ頷きながら

心を込めて聞きます

感じの良い聴き方を体験したところで

今日のテーマに入っていきます

 

本校「街プロ」からは

「輪島の子どもたちの遊び場復活」

「輪島にジムをつくろう!」

「災害とペット」

「朝市復興」

のグループが発表し

さまざまな立場の方からアドバイスをいただきました

 

浅野大介石川県副知事もご参加され

力強いメッセージをくださいました


先日

金沢大学のボランティアグループ「ボラさぽ」さんが

学校周辺の瓦礫撤去に来てくださいました

 

 

 

 

 

 

発災以来何度も足を運んでくださっています

本当にありがとうございます


それから遊学館高校の吹奏楽部のみなさんが

「春の訪れを吹奏楽の響きにのせて」

輪島中学校の体育館で演奏会をしてくださいました

 

 

 

 

 

 

マーチングで全国大会出場を果たす名門の

50名の部員のみなさんの

被災者に演奏で元気を届けたいという願いを

今回実現してくださいました

 

 

 

 

 

 

輪島中学校の吹奏楽部のみなさんも加わり

一緒に素敵な音楽を奏でてくださいました

ミライシコウ金沢

2025年3月15日 09時28分

地震から 440 日目

豪雨から 176 日目

 

金沢大学が主催する

第3回ミライシコウ金沢

高校生探究成果発表会および高校生国際会議

が開催されました

 

金沢大学は旧制第四高等学校

「しこう」と呼ばれていました

一高は現在の東京大学

二高は東北大学

三高は京都大学です

「未来志向」「未来思考」「未来至高」「未来四高」

きっとさまざまな意味が込められているのだろうなと

 

北陸の高校以外にも仙台や東京などから

海外からもシンガポールの高校生が集まり

互いの研究成果を発表しあい

国際社会が抱える諸問題について

理解を深めました

 

①文化・芸能・歴史

②家庭・衣食住・経済

③地域課題・観光

④教育

⑤国際会議

⑥保健・多様性・共生

⑦環境・防災

⑧化学・生物

⑨物理・ものづくり

⑩数学・情報

の10分野に分かれます

本校が参加したのは⑤国際会議

英語のみで行われるセクションです

OECDパリサミットに参加した

2年生7名が発表しました

地震がきっかけでできた

海外の高校生との縁

さまざまな交流を通しておこった

故郷輪島への思いの変化を発表しました

「パリへはどんなことを期待して渡ったのですか?」

との質問にも堂々と答えていました

 

いっしょに参加した1年生7名も

いろんなセクションの発表を見てまわりました

 

金沢大学附属高校さんからは

輪島塗の保全や輪島の復興に関する発表も行われました

以前発表会でお見かけしてお声かけし

いっしょにOECDのサミットに

オンラインで参加もしてもらっているグループです

 

同じく金沢大学附属高校さん

物理分野で

「二階から目薬を成功させる極意と効果に関する研究」

の発表がありました

「二階から目薬」とは

思うようにいかずもどかしいこと

回りくどくて効果がないことのたとえです

この諺の真偽を物理的に検証する研究です

私も以前同様の研究を指導していたことがあって

いろいろ計算と実験を繰り返していたなと

懐かしく思い出していました

国語と物理

学際的な研究ですね

 

金沢錦丘高校さんからは

「災害時にも使える手軽な小水力発電機構の提案」

水が流れる場所であれば

どこにでも設置できる発電機を開発しました

これまた同様の研究を以前指導していたことがあり

男子トイレで定期的に流れる洗浄用の水

あれを発電に利用できないか考えたアイデアでした


野球部は高岡商業で練習試合です

今年の開幕戦

土のグラウンドで全く練習できていなかった選手たちは

生き生きとプレイしていました

 

 

 

 

 

 

敗れはしたものの 

野球ができる喜びを体全身に漲らせ

本当に楽しそうです

相手の素晴らしいプレイには

敵味方なく「ナイスプレイ!」

これが高校野球本来の姿なのだろうと

嬉しくなりました

 

富山県は高校野球人気が高く

練習試合には近所のおじいちゃんが

大勢ネット裏に集まる土地柄です

帰り際におじいちゃんから

「輪島ようやった!また来られ!のう!」

と声をかけていただいていました

「HAB」で紹介されました

2025年3月13日 10時55分

地震から 438 日目

豪雨から 174 日目

 

先日の「街プロ」発表会

北陸朝日放送で紹介されました

https://www.youtube.com/watch?v=OLPvNkYNW8s&list=PLifVGdqsTJWi9DF7nQZHYVtEiB7thUI6b&index=15

 

社会応援ネットワークの

高比良 美穂 様 高坂 健彦 様

そして防災教育学会会長の諏訪 清二 先生が

訪ねてきてくださいました

 

諏訪先生は全国で初めて

防災に関する学科が設置された

兵庫県立舞子高等学校で

環境防災科の初代科長を務められた方で

現在でも複数の大学で講義を担当されているほか

全国でご講演などなさって

防災教育にご尽力していらっしゃいます

 

いろいろインタビューをしに来てくださったのですが

防災教育の大先輩からは

実に多くのことを学ばせていただきました

 

社会応援ネットワークさんからは

さまざまな出版物もいただきました

 

 

 

 

 

 


先日高校入試も終わり

現在先生方は採点作業に取りかかっています

 

石川県には

簡易提供制度というのがあって

受験生が教科別の得点と合計点の情報を

口頭で知ることができます

 

以前この係をしていたことがあります

不合格の生徒にも知る権利があります

そのときの伝える側のつらいこと

結果を聞きそのメモをとり

うつむいてじっと涙をこらえ

15歳にしておそらく初めての挫折の経験

そんな生徒でも

終わったあとは

「ありがとうございました」

って頭を下げていくのです

 

「ありがたくなんかないやろ」って

後ろ姿を見送りながら

「もしこの子の答案を自分が採点ミスしていたら・・・

 正解なのにペケをつけていたら・・・

 その一問のために不合格になっていたのだとしたら・・・」

とてつもなく恐ろしい気持ちになるのでした

 

ひとりの人間の将来を変えてしまうかもしれない

入試の採点にはそんな大きな意味があるのです

 

ですので先生方は1問1問丁寧に

決して間違いのないよう

15年間その子が歩んできた人生を思いながら

採点をしています

おさんぽメガネ振り返り

2025年3月12日 09時50分

地震から 437 日目

豪雨から 173 日目

 

本日は入試の2日目です

受験生たちは今日もがんばりました

 

校内放送の係の先生が

放送室からこんなものを発掘してきました

 

 

 

 

 

 

原田真二さんの「シャドーボクサー」

フォーリーブスさんの「ヘイベイビー」

吹奏楽部顧問の高森まどか先生は

「これが噂のLPというものですか!」

違います

これはシングルレコードといって

LPはもっと大きいです

世代間ギャップをまざまざと感じました


先日本校で実施された

「街プロ」発表会

先生方には教科のメガネで発表を見ていただきました

総合的な探究の時間を中心として

いかに各教科の内容を有機的に結びつけていくか

今本校の教育における最も大きな課題です

 

先生方からのレポートをまとめました

 

 おさんぽメガネふりかえり.pdf

 

生徒が興味関心を持って進めている探究活動から

どう教科の学習につなげていくのか

アイデアが満載です


これまた先日大阪城で実施された

OECD「おさんぽメガネ」ワークショップ

能登半島からは輪島高校(能登スクール)

東京都からは特別支援学校の立川学園(立川チーム)

大阪府からは小津中学校が参加しています

 

以下引率の山上佳織先生からのレポートです

 

「2日目は能登スクールメンバーからの

 立川チームともっと対話したい!というリクエストにより

 オープンニング前に自由参加による朝活からスタートしました

 

 

 

 

 

 

 ラジオ体操をした後

 手話クイズで交流を深めます

 実は能登スクールメンバーは

 初日から自主的に手話の下調べをしていました

 先生から調べてと言われたからではなく

 交流したいから調べていました

 なんとそれは

 2日目の朝活が終わってからも続いていました

 

 

 

 

 

 

 おさんぽメガネワークショップ手話チーム振り返りでは

 立川メンバーから

 手話を「教え甲斐があった」

 という意見の付箋があり胸が熱くなりました

 その後の2年生の街プロ発表では

 なんと4人で手話で登場です

 

 

 

 

 

 立場や年齢だけでなく

 様々な壁を超えてつながろうとする

 生徒たちの目は輝いていました

 教師、生徒ともに充実した2日間でした」


本校の卒業生で

現在上越教育大学4年生の浦野結太さんから

卒業論文が届きました

 

 

 

 

 

 

「震災後における著名人の慰問が

 子どもたちの自身の将来展望に与える影響」

本校生徒達へのアンケートをインタビューが

まとめ上げられています

 

「誰よりもつらい思いをしたみんなは

 きっと誰よりも強くなれる」

の言葉をくださった本田圭佑さん

 

サプライズライブを決行してくださった

ゆずさん

 

本校も舞台となった「まれ」で主演

役柄上はみんなの先輩にあたる土屋太鳳さん

 

みなさんがきてくださったときの

生徒の心の動きに関するものです

 

調査期間中ではないとき

たとえば卒業式のスマイルアップさん

たとえば大晦日の坂本冬美さんなどは

今回の調査には含まれていません

 

著名人の慰問により前向きになった生徒が62%

「嬉しくて前向きになるエネルギーをもらった」

など被災民の心のケアに

大きな役割を果たしていることがわかりました

やるっきゃない

2025年3月11日 09時50分

地震から 436 日目

豪雨から 172 日目

東日本大震災から14年目

 

今日は3月11日

日本人にとって忘れられない日です

 

本日高校入試が行われている本校でも

金色の国旗玉を黒い布で覆い隠した弔旗で

お亡くなりになった方のご冥福をお祈りしています

 

 

 

 

 

 

新聞各紙にも「東日本大震災14年」の記事が

 

14年たっても3万人近くの方が

避難生活をされているようです

 

読売新聞では

汚染土の受け入れ意向に関する調査を行っています

それによると条件附きで受け入れるとした県が5県

容認できないとする県が5県

石川県は無回答でした

容認できないとする沖縄県知事は

「電力供給されている受益者間で解決する問題」

と説明されています

米軍基地を自県だけで抱えておられますので

当然の見解であろうと思います

放射能汚染土の問題も

沖縄の米軍基地の問題も

ひとつの県に押しつけるのではなく

日本全体で考えていくべき問題です

 

北陸中日新聞では

能登半島にある志賀原発の再稼働について

論じていました


本日午後8時よりNHK「うたコン」にて

おおみそかに坂本冬美さんが

本校で歌ってくださった模様が

放送されました

 

曲は「風に立つ」

思い出しました

「そうさ人生やるっきゃないさ」

この歌詞に力づけられたこと

でも「きゃ」って何?

気になって調べてみました

どうも方言の一つ

東京弁のようです

やるしかない→やるしきゃない→やるっきゃない

促音化するのは東京弁によく見られる特徴です

かっこいいですね

べらんめえ

 

もともとは土井たか子氏が

女性初の社会党委員長に就任した時に発した言葉で

1986年の日本新語・流行語だそうです

 

実は我が家でも

毎年「平野家の流行語大賞」を選出していて

例えば2002年は「モキモキ!」でした

これは母親が落ち込んでいるときに

3歳くらいの娘が

慰めようと抱きしめながら発した言葉です

以来

娘たちが泣いている時には

「モキモキ!」と言って抱きしめてやると

不思議と泣き止むのでした

 

赤ちゃんが泣き止まないときに

「ふーっ」て顔に息を吹きかけてやると

ピタリと泣き止む

て言うのを昔

「伊藤家の食卓」と言う番組でやっていましたが

我が家の娘らにも効果がありました

 

「我が家の流行語大賞」

20年分くらい記録に残してあったのですが

今回の震災でどっか行っちゃいました

小さいお子様のいるご家庭の皆さん

これ楽しくて思い出に残るのでオススメです

 

昔「スチュワーデス物語」で

堀ちえみさんが

「やるっきゃない!やるっきゃない!」

「教官!」

ってやってましたね

今なら

「キャビンアテンダント物語」ですね

スチュワーデスという言葉も

使われなくなって久しいです

 

先日のブログで

「保母」って書いたら

三女から

「今は保育士って書かないと!」

とお叱りをうけました

 

もうひとつ次女から聞いた「保育園あるある」ネタ

「どこの保育園にも『社長』の異名をとる

 大物感を漂わせる園児がいる」

もしかして「関西の保育園あるある」かもしれません

それでも正解のある問い

2025年3月10日 08時50分

地震から 435 日目

豪雨から 171 日目

 

今朝は学校の電話が繋がらなくて

各方面にはご迷惑をおかけしました

なんでもNTT側の電圧が下がったのが原因らしく

そんなこともあるんですね

 

明日から入試が始まります

「何が起こるかわからないぞ

 高校入試に向けて

 一生懸命勉強してきた子らの努力が

 正当に評価できるよう細心の注意で臨め」

という神様からの忠告と捉え

職員一同緊張感を持って臨みます

 

試験中に余震が襲って来る可能性もあります

試験続行が不可能なくらい

すなわち元日レベルの余震に襲われたら

原則として直ちに輪島中学校に全員を避難させ

そこでお子様の引き渡しを行います

輪島中学校以外の受験生につきましても

高校職員が責任を持って

輪島中学校まで誘導いたします


さて

正解のない問いに立ち向かう力

これが現在の学校教育で重要視されていますが

全ての問いに正解がないわけではない

歴然とした正解のある問いも存在する

という認識は持つ必要があります

 

「当行は1+1=2であるとは限りません

 たとえば預金する際には

 1+1=1になったりしますし

 お引き出しになる際には

 2ー1=0になったりします」

こんな銀行イヤですよね

 

創造性豊かな人材が歓迎されない職場もあります

医療現場です

医療の世界は

経験による確実な臨床実験の上に成り立っており

「この薬とこの薬をいっしょに飲めば

 なんだか治るような気がする!」

なんて医者は迷惑この上ないのです

以前あるお医者様から伺った話です

 

最近SNSでこんな投稿が話題になっていました

 

「ごんぎつね」の感想にまつわる25年前の思い出の投稿

 

忘れた方のためにあらすじを振り返ると

イタズラ狐「ごん」と村の青年「兵十」の物語

ごんはある日イタズラ心で兵十のウナギを盗みます

そのウナギは兵十が病気の母親のために獲ったものだと

母親の葬儀を目にしたごんが気づきます

申し訳なく思ったごんは

栗やマツタケを兵十の家にこっそり届けるように

ある日そんなごんの姿をみつけた兵十は

恨みを込めて撃ち殺してしまいます

倒れたごんのそばに栗やマツタケが落ちているのを見た兵十は

届けていたのがごんだと気づきます

筒口からは青く細い煙が…

という物語です

 

この時の兵十の気持ちについて投稿者は

「殺さなければもっと栗やマツタケを食べれたのに」

 

これに対して先生のコメントが

「がっかりです

 もっとしっかり読みなさい」

 

これに対して

「小学生の感想なんだから自由に書かせろ」

「これだと国語嫌いになる」

「凝り固まった頭の先生だ」

などと一気に炎上

 

多くは正解のない国語の教材の中でも

この作品は明確な正解のある作品だと

私は思いますがいかがですか

 

先生を批判された方に言いたいのは

あなたが亡くなる時に

あなたの子どもが

「もっと生きたらもっと小遣いをくれたのに」

って思ったとしたら

あなたはどんな気持ちがしますか

あなたはそんな子ども育てたいですか

ってことです

 

私の次女は保育士をしています

そんな娘から聞いた興味深い話

いい子だった子が

突然友達を叩いたり噛みついたりを

繰り返すようになることがあるそうです

そんな時決まって数日後に

お母さんの妊娠が明らかになるのだそうです

不思議ですね

宿ったばかりの妹や弟に

おかあさんを取られるような気がするのでしょうか

 

実はごんぎつねの投稿者さんも

この時おかあさんの妊娠がわかって

さみしくてわざとあんな感想を書いたのだと

明らかにしています

そして先生とは信頼関係があったということも

 

教員は生徒のことを考えてコメントしています

表面だけ見て直ちに批判することは

是非やめていただきたいと思います

 

「あの場面は絶対スクイズやろ!」

監督の采配を批判する方がいらっしゃいます

直前の練習試合の大事な場面でスクイズ失敗して

心に傷を持ったまま試合に臨んでいる選手に

スクイズのサインを出せない時もあるのです


【今週の生徒の叫び】

校長ブログを読んだ生徒が書いてくれた

コメントを紹介するコーナー

 

今日は11月21日「卒業」

のコラムを読んでくれた生徒からです

 

「私はまだ卒業はしないけど今の3年生を見ていたら

 高校の3年間なんて

 あっという間に終わってしまうのだと思いました

 私たち2年生から3年生を見るともう大人だなと思います

 自分のやりたいことを見つけ一生懸命頑張っている

 3年生は私たち後輩の良い見本であるそう思います

 災害で環境が不安定な中でも必死に登っている

 3年生はすごく頑張っているなと思います

 話は変わりますけど

 私の友達にとりあえず短大へ行く人がいます

 何をしに行くのか聞きますけど

 全然理由になっていない答えが返ってきたりするので

 この人は時間とお金を無駄にするなと思いました」

大仏の呪い

2025年3月9日 12時55分

地震から 434 日目

豪雨から 170 日目

 

OECDワークショップ in 大阪

2日めのアクティビティーです


「タイムマシン・メガネ」

〜AI時代の寺子屋へようこそ〜

未来の教育を考える際に

日本の風土で育った

日本ならではの教育を

見直してみることは効果的です

 

寺子屋のシステムに学びましょう

 

寺子屋の歴史は室町時代に遡ります

寺院でおこなわれていた師弟教育が始まりです

当時は寺に寝泊まりする形で勉強していました

江戸時代に最も盛んにおこなわれるようになりました

大都市だけでなく農村部にも寺子屋が増えました

全国各地で呼び名は異なっていたといわれています

明治政府の「学制」に伴う小学校建設により

寺子屋は姿を消しましたが

その直前には1万以上の寺子屋が存在していたようです

当時の日本の人口は3,400万人

現在の4分の1程度ですが

全国の公立小学校数は2万校程度なので

いかに普及していたかがわかります

 

制度的には現代の小学校に似ていて

早い子では5歳ごろ

一般的には7〜8歳で通い始め

6年ほどで卒業します

登校時間は午前8時ごろ

下校は午後2時ごろです

午後2時は昔の呼び方で「八ツ時」

寺子屋から帰ってはらぺこの子らが食べるのが

「御八ツ」のはじまりです

 

農民の子どもには「百姓往来」

商人の子どもには「商人往来」

職人の子どもには「番匠往来」など

それぞれ教科書「往来物」が用いられ

個別最適な学びが実践されていました

 

また

一方的に教師の授業を聞くのではなく

同じ教室にいる仲間たちに

年齢を超えて教えてもらったり教えたりしながら

生徒たちは主体的で対話的な学びを行なってきました

 

こうした学びが功を奏し

幕末には成人男性の識字率は70%を超えました

当時ロンドンでは20%

パリでは10%未満であったことを考えると

寺子屋の果たした役割は大きかったといえます

 

親に甘やかされ育った筆子(生徒)に対して

師匠が礼の教育やしつけに苦闘していた

という記述も残っています

ある寺子屋の校訓は「余力学文」

『論語』の「行有余力、則以学文」

(行いて余力あらば、すなわちもって文を学べ)

礼儀作法を心得たものでないと

学ぶ資格はないとしています

 

細かくは

着座畳に手をつき額をさげて心静に礼いたし席ニ先々よりすわり可申事
(正座して畳に手をついて額をさげ、心静かに一礼して来た順に着席しなさい)

客入来之内ニはものよみ高声無之様ニ可為事
(来客中は大声で素読しないようしなさい)

大小便壱人宛限り可出事
(大便・小便を催した時は、ぞろぞろと行かないで一人ずつ行きなさい)

今の高校生にも言いたいようなこと

 

またモンスターペアレンツには

喧嘩口論ハ皆自分之悪ゆへ内々親々取上ざる事

(筆子同士のけんか口論は皆本人が悪いから起きるので、親はいちいち取り上げてはならない)

とバッサリ


そして続いては

教科のメガネでお散歩する

「おさんぽメガネ」ワークショップ

 

例えばエストニアでの教育実践

事なる教科の先生といっしょに

森の中を散歩する授業があります

教師はありとあらゆるものから

教科の問題を組み立てます

数学「このままの速さで歩き続けると

   あと何分で目的地に着くかな?」

歴史「今は森だけど昔は沼地だった

   どうして変化したかわかる?」

美術「緑は何色あると思う?」

物理「森の中で声を出すと

   どんなふうに広がっていくかな?」

 

今日はこの大阪城バージョンです

私も化学のメガネで参加しました

「大阪城の屋根は緑色だけど何でできていると思う?」

「瓦!」「トタン!」「プラスチック!」

「ブー 銅でした 10円玉といっしょです」

「でも色が違う…化学変化したの?」

「そう!空気中の水と二酸化炭素に反応したよ

 炭酸水酸化二銅に変わったよ

 緑青ともいうんだ

 奈良の大仏さんも同じだよ

 ところで奈良に都があったのは

 710年から784年

 わずか74年でせっかく作った都を捨てています

 これはなぜですか?社会の先生」

「ひとつには寺院勢力を排除するためといわれています」

「理科の目で見るともうひとついわれている

 呪い説も信憑を増してきます

 奈良時代後半に流行した疫病によるものです

 ところで電気のない時代にどうやって

 大仏に銅のメッキを施したと思いますか?

 唯一液体の金属である水銀に銅を溶かします

 そして大仏にポッキーのようにコーティングします

 やがて水銀が蒸発して

 銅だけがメッキとして残るのです

 ところで再び社会の先生

 水銀が蒸発して都を包むとどうなりますか?」

「水俣病のような公害病が発生します」

「そう!奈良時代後半に起こった疫病とは

 水銀中毒であると考えられます」

北陸新幹線の悲しい調べ

2025年3月8日 09時55分

地震から 433 日目

豪雨から 169 日目

 

昨日

東京学芸大学の

鉄矢悦朗研究室のみなさんと

お会いしました

 

鉄矢教授はデンマーク王立美術院などで学び

都市計画から店舗インテリアの現場まで

幅広く企画・設計などをされながら

「都市と建築の再生」や「市民参加のまちづくり」

について研究なさいました

「モノづくりコトづくりバづくり」をキーワードに

立体・空間デザイン/デザイン教育/ものづくり教育の

研究と実践を行い

「あそびは最高の学び」をモットーに

教育・研究活動をさらに面白く深めていらっしゃいます

 

1時間にも満たないわずかな出会いでしたが

学生さんたちのユニークな研究についても

ご紹介していただき

研究室の魅力をしっかりと伝えていただきました

 

「街プロ」にも参考になりそうなお話を

たっぷりとお聞きすることができ

ぜひ本校の探究活動にも

伴走していただきたいと思いました

 

研究室を現在休学し

氷見市地域おこし協力隊でご活躍中の

佐藤栞さんもご紹介していただきました

(AKB48 の佐藤栞さんではありませんし 

 モデルの佐藤栞里さんでもありません)

氷見の子どもたちを海外と繋いだり

とっても魅力的な活動をなさっています


明けて今日私は

OECDワークショップに参加するため

大阪へ向かう北陸新幹線に乗っています

北陸新幹線には

物悲しい車内メロディーが流れます

旅のワクワク感とはちょっと違いますが

これは北陸本線サンダーバードでも流れている

谷村新司さんと仲間由紀恵さんが歌う

「北陸ロマン」という曲です

 https://www.youtube.com/watch?v=3aGfGqlaX2g

冬の日本海の旅にぴったりですね

 

敦賀までしか延伸していないので

大阪へ行く時はここで乗り換えです

「ほんとに不便になったね」

「新幹線延びなきゃよかった」

みなさん不満タラタラで乗り換えます

乗り換えが必要な上に

値段まで高くなっているんだから当然ですね

以前駅員さんに食ってかかる人も見受けました

大阪まで伸びるまでの辛抱です


さてさて大阪では

「未来のカリキュラム」を

「散歩という日常」と「教科のメガネ」から問い直す

「おさんぽメガネワークショップ」の開催です

 

本校から10名の生徒が参加です

 

初日の今日は

「なんでやねんすごろく」で

虹色エージェンシーを体験です

 

 

 

 

 

 

すごろくを楽しみながら

「子どもの権利条約」を学びます

 

「なんでやねん」マスに止まったら

子どもが普段感じる理不尽あるあるを読み上げ

みんなで

「なんでやねん!」

 

 

 

 

 

 

このすごろくは

子どもの権利条約関西ネットワークの

子どもたちとおとなが開発したものです

西成のしなやかで強い芯を柱に

地域丸ごと子育ちと子育てを

見守っていらっしゃるみなさんのマインドを

学ぶことができました

 

 

 

 

 

 

本校からは4人の先生

中でも岡本先生は赤ちゃんを連れての参加です

(写真真ん中)

赤ちゃんがいても頑張ってお仕事する

おかあさんの姿を

若いみんなに見てもらいたくて

子育てがキャリアアップの妨げになるような

古いしきたりやシステムは

これっきりにしたくて

というのがねらいです

 

私は自校の先生が産休に入ったら

産休期間中に一度赤ちゃんを連れて

職員室に来るように伝えています

先生方が赤ちゃんと実際に触れ合うことで

その先生が職場復帰後に

子どもの病気で学校を休むときに

他の先生方が

「あっあの子か!がんばれ」

って休みやすいんです

 

最後にみんなで記念撮影

 

 

 

 

 

 


先日行われた

輪島市の成人式の模様が

公開されました

 

昨年震災で開催できなかった

今年21歳を迎えるみなさん

そして今年20歳を迎えるみなさん

それぞれを2日間に分けて行いました

 

プリンセスプリンセスのドラマー富田京子さん

TUBE のベーシスト角野秀行さんを迎え

輪島吹奏楽団の方々と一緒に

本校吹奏楽部がお祝い演奏をしました

https://www.youtube.com/watch?v=G0GvYbm4_7E

本校の卒業生も何人もいます

おめでとうございます 

半島の最先端から世界の最先端へ

2025年3月7日 08時00分

地震から 432 日目

豪雨から 168 日目

 

 

 

 

いきなりの世界地図

しかもいつもの見慣れたものとはちょっと違う

しかしヨーロッパ諸国ではこれがスタンダード

日本はヨーロッパから見ると

世界のはじっこ

辺境の地なんですね

 

 

 

 

 

 

そして我々の住む能登半島

かつて高度成長期時代には

裏日本などとも呼ばれる日本海側に位置し

今回のような災害時には

道路が寸断され陸の孤島となるような場所です

 

この「裏日本」という表現は

戦前・戦後・高度成長期には普通に使われていました

「差別的な表現」とされ今は使われません

 

近代日本が発展する過程で

太平洋岸ベルト地帯と呼ばれる

京浜 東海 京阪神 瀬戸内 北九州地区が

政治・経済の中心となりました

これは貿易の中心が太平洋側に移ったことと

日本海の対岸の大国が社会主義国となり

貿易が激減したことによります

 

かつては日本海側の都市も海運でけっこう栄え

1877年には石川県の人口はグッと上がって

181万人と日本一になりました

このときの2位は新潟県で150万人

裏日本が当時の表日本でした

 

経済面で見ても 

日本銀行金融研究所のデータによると

年収ランキング歴代日本一は

徳川吉宗第8代江戸幕府将軍の1294億円ですが

それに次ぐ第2位は加賀前田藩の1135億円です

 

現代においてはトランプ大統領が170億円らしいので

加賀藩もなかなかのものです

馳知事の年収がトランプの7倍ってことですもんね

 

世界の辺境の地日本

そのさいはての半島の先っちょ

かねてより少子高齢化に悩むこの土地で今

度重なる災害において

さまざまな社会課題が浮き彫りになっています

 

しかしこれは災害によって起こった新たな問題ではなく

日本全国で実際に直面している問題

さらには今後世界のあちこちで起こる問題です

少子高齢化で世界のトップランナーである

この地の高校生たちが

地域課題の解決のために立ち向かっています

 

本日「街プロ」発表会が開催されます

飯田高校 能登高校 門前高校からも参加があり

お互いの探究成果を発表しあいます

 

いつの時代も新しい芽吹きは

枝の先端から始まります

 

 

 

 

 

 

世界のはじっこ日本の先っちょ

この半島の最先端から

世界の最先端へとはばたく第一歩です


ところでさっきの地球儀の写真

撮影するときにALTのマイケル先生がいたので

『地球儀』って英語で何っていうの?

って尋ねたら

『glove』

と教えてくださいました

「いやいや『glove』 って地球でしょ

 自分が知りたいのは『地球儀』の英語!」

って返したら怪訝な顔を・・・

よくよく聞いてみると

『地球儀』なんてものは

そもそも学校教育では使わないとのこと

なので概念そのものがないんですね

 

さらに『earth』と『glove』はどう違うの?

と尋ねると

『earth』は土でできたものというイメージで

『glove』は丸いものというイメージらしいです

母なる大地としての地球と

母なる星としての地球といったイメージでしょうか

Sun moon Mars と同列として使うのが『earth』

Sun moon Mars なども含めて使うのが『glove』なんだそうです

 

さらにもっと広義に球体を表す

『sphere』なんて言葉もあるよ

って教えてくれました

なるほど

気体を表すギリシャ語であり

気圧を表す単位ともなっている atm がついて

『atmosphere』

大気や雰囲気という言葉になったのですね

 

英単語も単なる暗記ではなく

語源や歴史も絡めて覚えると

さらに理解が深まります 

 

教科を超えて知識をつなげ

既習事項としっかりと結びつける

新たな時代を生きる力を身につける

「街プロ」発表会でした

 

 

 

 

 

 

輪島高校以外の高校の発表です

(2)獅子舞で門前を活性化[門前高校]

  地域の伝統芸能を自ら舞うだけでなく

  ちびっ子向けのイベントも開催

     地域の方の喜びの声も大きく

  ついには同好会を発足させたそうです

(3)農業で門前を活性化[門前高校]

  地元企業や農家に直接インタビュー

  自分たちで野菜を直接育て販売しました

  余った野菜の使い道を工夫して

  トマトソースを作って調理販売しました

(4)商品開発で門前を活性化[門前高校]

  震災で作られなくなった伝統のお菓子「ごらいくん」

  みんなの笑顔が見たくて復興させることに

  金太郎飴を作って全国展開しました

  イベントでどら焼きも完売しました

(7)能登のみんなを音楽で元気づけるには?[飯田高校]

  自分たちで楽器を演奏して作曲しました

  作曲家 詩人 プロの演奏者の協力を得て

  曲を完成させました

  3月に石川県立音楽堂でコンサートを行います 

(8)スポーツでのとげんき!![能登高校]

  震災前と同じようにスポーツをしてみたい

  こどもたちとの交流イベントのほか

  ソフトテニスやバレーボールイベントも行いました

  先生対象の卓球イベントも開催したそうです

(9)お店を活性化させるためには?[能登高校]

  能登町のお店の活性化に取り組みました

  校内の購買に出店することで店の知名度を上げます

  購買の仕組みに工夫を加え持続可能性を探りました

  困難にぶつかっても諦めない素晴らしい姿勢です  

(10)地域デザイン〜仕事〜[能登高校]

  能登町「仕事図鑑」を作りました

  地元にどんな仕事があるか知ってもらうためです

  現代の蔦重みたいですね「能登細見」

  中学校や行政への配布も視野に入れています  

ひさびさの調理実習

2025年3月6日 10時25分

地震から 431 日目

豪雨から 167 日目

 

1年生の調理実習が行われました

水が出るようになった調理室は

午前、午後フル回転です

 

 

 

 

 

 

地震でミシンが割れてしまったので

手縫いで仕上げたエプロンを着用して調理しました 

今回は炊き出しで大人気の豚汁作りにチャレンジです

 

 

 

 

 

 

なんとこんにゃくがハートになってました

愛情たっぷりの豚汁に心身ともにあたたまりました

 

以上家庭科の山上佳織先生からの報告でした


3月7日(金)本校を会場に

「ぼくらのまちはぼくらがつくる」

『街プロ』発表会が開催されます

今回被災した奥能登から3校をお迎えして

それぞれの街で取り組んでいる

被災地復興の取り組みを発表し合います

 

日程は以下のとおりです

10:00 受付

10:30 開会式

10:40 ステージ発表

12:20 昼食

13:20 ポスターセッション

14:20 閉会式

 

発表の内容がまとまりましたのでお知らせします

1 「朝市復興計画~新しいスタイルの多世代朝市~」輪島高校

2 「獅子舞で門前を活性化」門前高校

3 「農業で門前を活性化」門前高校

4 「商品開発で門前を活性化」門前高校

5 「人も猫も食べれるお菓子」輪島高校

6 「みつばちプロジェクト」輪島高校

7 「能登のみんなを音楽で元気づけるには?」飯田高校

8 「能登健康増進プロジェクト~スポーツでのとげんき!!~」能登高校

9 「能登町のお店を活性化させるためには」能登高校

10 「地域デザイン~仕事~」能登高校

11 「輪島の『楽しい』をつくる」輪島高校

12 「震災を超えて響く花火の音~花火復興プロジェクト~」輪島高校

13 「海辺で映画を見よう」輪島高校

どの学校も工夫を凝らしたアイデアですね

楽しみです

どうぞお越しください

企業様とも繋がってアイデアが現実化することを

願っています


昨日の朝日新聞に

沖縄尚学野球部 比嘉公也 監督の記事を見つけました

 

監督は

テストで赤点を取った部員には

練習参加を認めずずっと草むしりをさせるそうです

 

そんなに難しい問題はつくっていない

ふつうにちょっと努力をすればできるのに

点数がとれないということは

やらなくてもいいとか

いやなことから逃げるとか

そういう要素があると

おっしゃっています

 

沖縄尚学の強さはそんなところにあります

 

人としての強さというのは

練習以外の

日常生活のあらゆる場面で

培うことができるのです


【今週の生徒の叫び】

校長ブログを読んだ生徒が書いてくれた

コメントを紹介するコーナー

 

今日は3月21日「春が来て君は綺麗になった」

のコラムを読んでくれた生徒からです

 

彼は震災により

2年生の途中から本校へ転学してきた生徒です

面接でサッカーが好きと言っていたので

入学前だけど

3月21日にいいことあるから

一度学校においでと伝えてあった生徒です

 

๒0๒๔年0๓月๒๑日地震から๔๑日目

季節外れの雪が降りました

この日僕ははじめて輪島高校に入りました

いつも学校の前を通ってますが

一度も入ったことがなかったのでドキドキしました

先生に呼ばれただけだったので

どこへ行けば良いかわからず

とりあえず知っている友達を探しました

久しぶりに会う友達がいっぱいいて懐かしい匂いがしました

小中学校以来はじめての全校集会を体験しました

人が多かったですがとてもワクワクしました

そそそそそしてなんと本田圭祐さんが来てくれました

まじで神すぎる

名前を聞いた瞬間興奮しました

昔から憧れお手本にしてきた選手

つい朝までYouTubeで見ていたプロサッカー選手が

目の前にいるので震えが止まりませんでした

そして彼は地震で心が病んでしまった輪島の人々に

「つらいことを体験したみんなだから

 日本中の誰よりも強くなれるよ」

と激励の言葉をくれました

しびれるねぇ

この経験を糧に変えて強くなります

              《左手 ナタコーン》

怖い話

2025年3月5日 09時35分

地震から 430 日目

豪雨から 166 日目

 

震災直後から

さまざまな支援のお声かけをいただいています

 

発災直後にあったこんなお話

 

「被災地の子供たちに贈り物がある

 せひ全生徒に配付してほしい

 さらなる支援も考えている

 一家庭あたり〇〇万円を

 全生徒にお配りしたい」

あるところにはあるもんだと感心しきり

 

「贈り物の中に連絡先を書いておく

 希望する家庭は

 それぞれで直接申し込んでもらう

 我々は指定された金融機関に直接振り込む

 学校には一切負担をかけない」

そんなことまでしていただけるのかと

細かい心配りに感謝

 

もともと人を疑うことを知らない脳天気な性格に加え

発災直後で混乱状態になっていた私は

「これはありがたい!即申し込もう!」

 

実は奥能登の他の高校にも申し入れがあったようで

ある学校の教頭先生が

「これちょっとおかしくないですか?」

 

冷静になって考えると確かに・・・

口座番号も含めた個人情報をこんなに無防備に・・・

 

そこで支援先に対して

「学校が責任持って全生徒に配付するので

 一括して学校の講座に入金してほしい」

と申し入れをしたところ

それ以来連絡がありません

 

この支援先について調べてみたところ

その母体は・・・

怖くて書けません

 

気づいた教頭先生は部活動でならした先生

数々の修羅場をくぐり抜け身につけた

危機を察知する

その動物的カンはさすがです

 

そして発災後このように

各学校が教育委員会を中心にして

情報を共有しながら前へ進んでいます


一昨日行われた卒業式で

輪高新聞が配られました

次のようにメッセージを残しました

 

「誰よりもつらい思いをしたみんなはきっと誰よりも強くなれる」

 サッカー界のレジェンド本田圭佑さんが

 本校に訪れみんなに投げかけてくださった言葉です。

 PTG(心的外傷後成長:Posttraumatic Grouth)という言葉があります。

(1)「他者との関係」他者を思いやる気持ちが強くなります。

   そしてつらいときには誰かに頼ってもいいんだと思えるようになります。

(2)「新たな可能性」が生まれます

   それまで描いていた人生の道筋とは異なる方向性を余儀なくされます

   だからこそ新しい可能性が開けてきます

(3)「人間としての強さ」が芽生えます

   つらいことに見舞われてそれでも今まだ自分は生きている

   自分が思う以上に自分は強いと実感できます

(4)「精神性的な変容」が訪れます

   人間の存在を超えた現象や事柄に向き合うことで

   生き方や魂について思いをめぐらせるようになります

(5)「人生に対する感謝」の気持ちが溢れてきます

   これまで当たり前と思っていたことが実は奇跡

   変わらない平凡な毎日にこそ感謝の気持ちを強く感じるようになります

 例えば野球部の生徒たち

 無惨に砕かれたグラウンドを目にして自分たちのグラウンドを元通りにしたい

 行政にかけあってもそれよりも優先すべきことがありなかなか前には進めません

 ついには自分たちでグラウンド整備から始めました

 どれだけ石ころを拾っても拾ってもきりがありません

 それでもいつかプレイのできる日を夢見て力を合わせます

 野球部は練習の前後にグラウンドに挨拶します

 それは誰に?野球に神様?それって誰?本当にいるの?

 今なら確信を持って答えることができるでしょう

 これまで普通に野球ができていたこと

 これは本当は奇跡的なことであって

 そこに辿り着くまでに多くの方の力があってのことだと

 身を持って感じることができたはずです

 君たちの子供らが将来挨拶する野球の神様

 それは間違いなく君たち自身なのです。

『街プロ』発表会のお知らせ

2025年3月4日 09時45分

地震から 429 日目

豪雨から 165 日目

 

昨日行われた卒業式で

PTA会報「青桐」が配付されました

 

例年PTA役員の方々に

執筆をお願いしているのですが

今年は役員を選出せず

「全員が役員!

 楽しいことだけやりましょう」

をモットーに活動してきましたので

原稿も一般公募して

「ぜひお子様に残したいメッセージを」

としました

例年に増して心のこもったものになりました

 

私も次のようにメッセージを書きました

 

「東日本大震災が起こった日は入学式の行われる少し前の日でした

 新しいランドセルは手を通されることもなく津波に流されました

 土砂の中からそんなランドセルを見つけたお母さんがいました

 水道が来ていないので溜め水で懸命に洗いましたがきれいにはなりませんでした

 悲しみの新1年生たちには新しいランドセルが贈られ

 入学式を迎えることができました

 でもその子が入学式の翌日から6年間背負い続けたのは

 お母さんが洗ってくれた傷だらけのランドセルだったのです。

 

 能登半島地震が起こったあと初めて高校に生徒が集まる日のことです

 水道が来ていないので洗濯ができないことから私服登校を認めました

 ただひとり制服で登校した生徒がいました

 聞くとお母さんがその制服を持って逃げてくれたのだそうです

 他にも大切なものはたくさんあったはずなのに

 お母さんが真っ先に心配したのが娘の学校のことだったのです

 その話を聞いて生徒と保護者の学校に対する想いを実感し

 学校の責任の重さをあらためて考えさせられました

 今日はその制服を着る最後の日ですね」


「ぼくらのまちはぼくらがつくる」

輪高生のまちづくりプロジェクト『街プロ』

成果発表会を行います

一般公開いたします

お誘い合わせの上ぜひお越しください

 

今年1年間

生徒達がとりくんできた

まちづくりの成果を

ステージ発表と

ポスターセッションで披露します

 

3月7日(金)より

本校の第一体育館で行います

地震で壁はひび割れ

床が窪んだ悲惨な状況の場所ではありますが

危険立入区域には指定されていませんので

その被災状況も合わせて

ごらんになっていただきます

 

日程は以下のとおりです

10:00 受付

10:30 開会式

10:40 ステージ発表

12:20 昼食

13:20 ポスターセッション

14:20 閉会式

 

どなたでも参観できます

正面玄関よりお入りください

 

駐車スペースはございません

あらかじめご了承願います

 

ステージ発表の際には

質疑応答の時間は設けません

発表グループは

午後のポスターセッションでも

発表しますので

その際に直接ご質問ご意見をお寄せください

 

なお今回は奥能登の公立高校より

飯田高校(午前中のみ)

能登高校

門前高校

からも参加してもらいます

高校間を超えた交流も予定しています

それぞれの学校が

それぞれの場所で

生まれたまちを甦らせるために

がんばっています

 

お待ちしています

ぜひお越しください


【今週のありがとう】

 

東大阪ロータリークラブのみなさま

貴重な備品ありがとうございます 大切に使わせていただきます

 

谷村誠会長はじめ神戸市立保育園連盟のみなさま

おいしいお米ありがとうございます ご家庭に配付しました

 

岐阜県 関商工高校 鷲見椿さんとおともだち

「能登新聞」で被災地の状況を伝えてくれてありがとう!

 

広島県立芦品まなび学園高等学校 祝迫直子先生

ようこそお越しくださいました そして災害支援ありがとうございます

 

公益財団法人 旭硝子財団のみなさま

奨学金ありがとうございます 未来へ歩き出す大きな支えです

 

※このコーナーでは

 これまでご支援いただいた方々を

 順に紹介させていただいています

未来へ向かって飛び立つきみへ

2025年3月3日 07時25分

地震から 428 日目

豪雨から 164 日目

 

卒業式が行われました

 

会場をお花で飾ってくださったのは

FlowerSchool Muguet の

水上 詩子 さま

 

 

 

 

 

 

 

 

昨年の音楽堂での卒業式

今年の入学式に続いて

3回目になります

金沢でフラワースクールを主宰されています

 

卒業生が胸にあしらう

すずらんとアイビーのコサージュも

全員分を手作りしてくださいました

 

 

 

 

 

 

スズランの花言葉は「幸福の再来」

ヨーロッパでは聖母マリアの花とされます

葉の影に隠れてしまいそうな小さな花が

被災地から立ち上がる小さな希望のようです

 

またアイビーの花言葉は「友情」「永遠」

アイビーが持つ強い生命力と

しっかりと絡みつくツタの性質が

力強く未来に向かって伸びていく姿を想像させます

 

 

 

 

 

 

 

 

卒業生一人ひとりに

エアリーフローラが手渡されました


名古屋市立西陵高等学校の

昨年度の2年5組のみなさんからも

お祝いメッセージカードが届きました

昨年発災後まっさきに

ハンカチとかコスメとか

女子高生ならではのアイデアの

支援をしてくださったクラスのみなさんからです

カードはこちら

20250219.pdf


仙台育英高校の野球部のみなさんからも

豪華な花の贈り物です

 

 

 

 

 

 


卒業式はどうやら雪の特異日のようでして

北陸では毎年不思議と雪がちらつきます

今朝も早くから係の先生方で駐車場の整理

 

 

 

 

 

 

思い出に残る卒業式にしようと

裏方さんもみんなで力を合わせます

 

会場である体育館への通路は

未だ崩れたまま

ブルーシートで覆われた通路を通ります

 

 

 

 

 

 

ゆがんだ通路をくぐると

みんなで仕上げた立派な式場へ

 

 

 

 

 

 

 

夜の体育祭にお招きくださった

福岡第一高等学校の校長先生や

 

 

 

 

 

 

 

 

本校にお勤めくださった

春木先生 大坪先生 矢知先生 松村先生 玉置先生

からお祝いのメッセージをいただきました

 

 

 

 

 

 

全校生徒で行う卒業式は

6年ぶりです

つまり今回の卒業生にとっては

中学高校を通して初めての経験です

 

 

 

 

 

 

どうですか?

思い出に残るものになりましたか?

小学校の卒業式に比べると

高校の卒業式は

味気なく感じたかもしれませんね


公費解体を待つだけの我が家の

タンスの下敷きになっていたギター

 

 

 

 

 

 

 

 

坂崎幸之助さんに憧れて

高校卒業のときに買った

6弦と12弦のダブルネックのアコギ

この思い出のギターで

卒業生の門出をお祝いしようと

秘密裡に練習してきました

挨拶が下手な私はお歌で勝負です

 

「あんなにも

 すきだった

 きみがいた

 このまちに・・・」

 

選んだ曲は玉置浩二さんのメロディー

 

「あのころは

 なにもなくて

 それだって

 楽しくやったよ」

 

下手にグダグダしゃべるより

よっぽど気持ちが伝わりそうな気がして

 

「メロディー

 泣きながら

 ぼくたちは

 しあわせを

 見つめてたよ」

 

のつもりでした

 

ギターを持ち上げたとたんに

カランカラン

弦にはさんでおいたピックを

ギターの穴に落としてしまいました

しっとりと6弦のフィンガリングで

静かに始まり

サビはピックで12弦のストローク

劇的なアレンジをしたつもりが

始まってもいないのに早くも破綻です

 

頭の中が動揺したまんま

止めるわけに行かず

 

案の定いきなり歌詞を間違えました

もうあとは思いついた歌詞を

適当に繋げグダグダでした

 

このプレッシャーに弱い性格は

どうにもなりませんね

 

それにくらべ

在校生代表の邑田達紀さんの送辞

卒業生代表の志田心湖(ここ)さんの答辞は

とても立派で心うつものでした

 

 

 

 

 

 

ここちゃんの答辞の中で

心に残ったのは

「嫌われてもいいからと

 それでも厳しく指導してくださった先生

 ありがとう」

のフレーズです

先生だって人間だから

生徒に嫌われたくはないんですよね

でも信念を持って生徒に接してくださった先生

生徒にはちゃんと伝わっています

私が見ていないところで

若い先生方はこのようにして

生徒に接していてくださったんだなと

思わず教員席の方を見てうるうるしました

 

式辞の最後に

卒業生みんなに向けて

ここちゃんにちなんだ言葉を贈りました

輪島に残るみんなへ

「それでもここ輪島にいる」

一旦輪島を離れるみんなへ

「それでもこころは輪島にある」

 

こちらもどうぞご覧ください

https://cms.ishikawa-c.ed.jp/wazifh/blogs/blog_entries/view/75/e54d6cf605868386a329026965dee8d4?frame_id=210 

だがしの日イベントin能登

2025年3月2日 12時00分

地震から 427 日目

豪雨から 163 日目

 

今日は「だがしの日」

バレンタイン

ハロウイン

海外発祥のお菓子にちなんだイベント数ある中に

唯一日本が発祥のお菓子イベントです

「DAGASHIで世界を笑顔にする会」

のみなさんが訪ねてくださり

こどもたちを笑顔にしてくださいました

 

 

 

 

 

 

本校からもJRC部と野球部の生徒が参加して

運動会や紙芝居など

こどもたちを笑顔にしてきました


輪島高校では3年に一度

生徒会誌「潮鳴」を発行しています

3年間の部活動の活躍など

生徒会がまとめあげます

今年はその発行の年にあたります

巻頭言に次のように書きました

 

東日本大震災を経験された方からこんな手記が届きました。

 『こんな時に産んでごめん』『笑顔のお母さんでいられなくてごめん』ニュースを見ては心をえぐるような情報が入ってきて、心に余裕がなくなり子供にきつく当たってしまい、泣き叫ぶ子供から逃げるようにトイレに逃げ込む日でした。「今が一番いい時よ~」0歳と2歳の娘といると時折そう言われました。『こんなにも苦しくて泣いたり怒ったりしてばかりなのにこの日々が一番いいときなの?じゃあこれからはもっと苦しくなるの?』今でも子どもたちには申し訳なかったなと思います。確かに今思えば本当にかわいい時期だったのです。でも私にとっては一番苦しい時期でした。間違いなく一番苦しい時期でした。

 あのとき私が聞きたかった未来の自分からのメッセージを書きます。

「よく毎日をすごしてるね。とりあえずご飯を食べさせて、寝させて、大きな怪我がないように大きな病気にならないように。がんばって守ってるね。部屋はぐちゃぐちゃだし、ご飯もちゃんと作れてないし、今日も怒っちゃったろうね。でもね、毎日ぐじゃぐじゃだけど生きてきてくれたから今があるよ。ありがとう。ギリギリな感じだけどよく乗り越えてるよ。大丈夫。子供たち大きくなったよ。いっぱいいっぱい心配したけど、ちゃんと成長したよ。思っていたよりもいいことたくさんあったよ。出逢いもいろいろあったよ。いつか子供たちがね、大きくなってくるとあなたも余裕が出てくるよ。そうするとね、今はできないこともできるようになるよ。子供もあなたも家族も状況もどんどん変わっていくよ。子供たちが逆に励ましてくれたりするよ。だから、もうちょっと肩の力を抜いても大丈夫。今かなり苦しいと思うから、そんなときになんとかしなくちゃって焦って思わないで。いいタイミングが来るよ。いい出会いに助けられることもあるよ。叱らなきゃ、ちゃんとさせなきゃって思わないでも大丈夫だよ。いいところたくさん見つけてあげて。そして自分もよくやってるねって思ってあげて。あんまり思えないだろうけど思ってあげて。自分が思っているより周りの人はあなたのこと「よくやってるなー」って思ってるからね。がんばってくれてありがとう。子供たちを守ってくれてありがとう。あなたの毎日が今の力になってるよ。ありがとう!」

 みなさんには、未来の自分から今の自分にどんなメッセージが届くのでしょうか?

 

明日は卒業式です

どちらにつこうかな?

2025年3月1日 10時00分

地震から 426 日目

豪雨から 162 日目

 

地震そして洪水に襲われた輪島ですが

少しずつお店も戻ってきて

スーパーなどで買い物をすることも

できるようになってきました

 

とはいえ夜の7時に閉まってしまうので

先生方の買い物も大変です

 

部活動の練習は7時近くまで

その後職員室で残務や次の日の準備

そんな生活が日常化していましたが

それでは店が閉まってしまうので

退校時刻が早くなっているような気がします

 

先生方には

「遅くまで残ってお仕事している先生を

 熱心な先生だと評価する時代は終わりました

 私は

 夜遅くまで学校に残る教員を

 時間内に仕事を終えるための

 タイムスケジュールのできない無能教師

 と評価します」

と伝えてあります

 

かなり乱暴な言い方ではありますが

教員の命を守るためと

教員の成り手不足を解消するため

あえてそのように伝えてあります

 

以下の話は耳にしたことのある方も

多いと思います

 

 

 

 

 

 

この図はアメリカ軍が作った図です

帰還した戦闘機のどこに被弾しているかを

プロットしたものです

赤丸が被弾した部分です

このデータを元に

航空機の強化のために補強します

とはいえ機体はできるだけ軽量にする必要があるので

補強部分は最低限にとどめる必要があります

さて

どの部分を補強すればよいでしょうか?

 

軍が補強したのは

コクピットや主翼の付け根

つまり真っ白な部分です

 

たくさん被弾した真っ赤な部分ではありません

 

なぜか?

白い部分は被弾していないわけではありません

被弾した戦闘機は撃墜されて

帰還できなかったのです

 

私自身若い頃

日付が変わる頃まで仕事に追われ

翌朝は4時くらいに起きて出勤するという

今考えるとなんともバカバカしいことをしていました

 

帰宅途中に気がついたら

信号機のある交差点のど真ん中に

車を停めて寝ていたり

 

家に着いたと思って車を降りたら

全く見たこともない山奥だったり

 

たまたま被弾したのが

翼の先っちょの真っ赤な部分だっただけで

今こうして生きているのは

運良くコクピットを撃たれなかっただけの話です

 

ですので

今輪島のまちは

午後7時を過ぎると買い物ができない

だから仕方なく教員は早くに退校する

いい流れになっています

 

とはいえ閉店間際のスーパーのレジは

ごった返しています

 

生まれつきギャンブルに弱い私は

レジの選び方も本当に下手くそです

 

並ぶレジ並ぶレジなぜか回転が遅く

「レジどこに並ぶ?」問題に

直面しています

 

まず基本は

ついている人数の少ないレジに並びます

そんな時に限って前の人が

カートの下にもカゴを積んでいて

わんさか買い物をしていたりします

 

人数だけではなく

列についている人のカゴの中身も

チェックしなければならないことを学びました

 

列の人数とカゴの中身

双方をチェックした後に最適なレジに並んでも

なぜか自分の列だけ進みが遅い

ようやく自分の番が来て

レジの方の名札を見たら「見習い中」

 

やはりベテランレジの列に並ばなければ…

新たな学びです

列の長さとカゴの中身そしてベテランのいるレジへ

あとひとりで自分の番

そのとき前の客と店員が顔馴染みだったらしく

事もあろうに世間話を始めてしまいました

「無駄話をせずに仕事しろ」と言えない

気の弱い私は一緒に相槌を打っていたり

 

列の人数とカゴの中身ベテラン店員に

列の前におしゃべりそうなおばちゃんがいないこと

今度は完璧です

ことのほかスムーズに進み

よしよしとほくそ笑んでいると

前のお客さんのカゴの中に

バーコードのついていない品があったらしく

「ちょっと確認してきます」

あれあれ店員がどっか行っちゃいました

 

そうこうしているうちに

遠くのレジでは

「お次お待ちのお客様こちらどうぞ!」の声が

空きレジにヘルプが入ったようです

 

次回は空きレジの隣に並んでみようと思います

 

闘いはまだまだ続きそうです

Build back better

2025年2月28日 10時00分

地震から 425 日目

豪雨から 161 日目

 

こちらは石川県教委が準備してくださった

住む家をなくした能登地区の教員のための住宅です

 

 

 

 

 

 

小中学校の先生方16名が入居しています

廃校となった中学校の跡地に立っています

私は正直退職まで校長室に寝泊まりする

覚悟でいたのですが

おかげで風呂に入れる生活ができています

本当に感謝です

 

湿気がひどくてすぐ壁に青かびが生えます

ペニシリンでも作って商売しようかと考えています

 

写真手前が駐車場なのですが

田んぼのようなぬかるみ状態

 

そこで先生方は自然発生的に新しい駐車場を

定め利用するようになりました

 

 

 

 

 

 

 

隣には新たな棟の建設が始まっています

 

もともと能登地区には

アパートが不足しており

飯田高校の先生がようやく見つけたのが

輪島のアパートで

輪島高校の先生がようやく見つけたのが

飯田のアパート

60kmほど離れた学校に

お互い1時間以上かけて通勤するなど

相当お間抜けな状態が日常化していたので

その解決策にもなるのかなと思います


春になると仮設校舎の建設が始まり

早ければ秋からの運用を考えています

 

こちらは旧職員室

最も傾きの激しい2号棟にあります

写真が曲がっているのではありません

部屋がもうゆがんでいるのがわかると思います

 

 

 

 

 

 

先生方がいっせいにこの部屋に入り

仮設校舎へ運ぶべき荷物の

整理を始めました


このブログを読んでくださった

国連開発計画(UNDP)シリア事務所等で活躍された方から

お便りが届きました

”Build back better”という

国連機関の災害復旧支援の合言葉を

教えていただきました

ハード面で被災前より良い施設や生活基盤を作ろう

というのが本来の意味です

「災害復旧は現場復帰が基本

 それ以上にする贅沢は許されない」

とする日本の行政のあり方は改めるべきです!

とはいえ金が無尽に湧いて来るわけではないですからね

難しい問題です

 

もうひとつこの言葉には

「被災した個人やコミュニティが

 その経験を共有することが

 他の地域の人たちにとって深い学びになる」

という意味も込められているそうです

このブログが他の地域への経験の共有という意味で

役に立てばいいなと

背中を押していただいた思いです


以前本校に勤めていた玉置先生が

赤ちゃんを連れて遊びにきてくれました

玉置先生のご実家は

珠洲で珪藻土の七輪の切り出しをされていて

以前の地震で工場が全壊

復旧して再開していたのですが今回また…

元気な赤ちゃんは現在8ヶ月

被災して避難生活が続く中で

それでもこの世に生を受けました

「珠洲の海で生きる」と書いて

生珠(うみ)ちゃん

とっても素敵な名前です

ココスクとPTO

2025年2月27日 10時00分

地震から 424 日目

豪雨から 160 日目

 

学年末考査3日目

教室では生徒が残って黒板を使って

自主的に教え合いの学習会を開いています

 

 

 

 

 

 


こちらもマンツーマンでの指導

英検の練習です

 

 

 

 

 

 


稲舟地区の危険区域立入禁止の指定がはずれました

発災以来初めて立ち寄ってみました

 

 

 

 

 

 

以前あった道路の脇に

新しく登る道路を建設中です

 

 

 

 

 

 

坂道から見下ろすと

全く手つかずの家がそのまま残っています

 

 

 

 

 

 

坂の上にある輪島市営野球場は

まったく使いものになりません

 

稲舟地区にはかつて輪島実業高校があり

閉校後は野球部がグラウンドを活用していました

 

 

 

 

 

 

野球部が使っていたグラウンドは

崩落こそしているものの

中央部は使えそうです

 

 

 

 

 

 

稲舟校舎(旧輪島実業校舎)は

亀裂が走り建物が傾き窓も割れていました

 

 

 

 

 

 

こちらは輪島市総合体育館

使えそうもないですね

 

子供たちが思いきり運動できる場所が

ことごとく壊されています

輪島高校の施設で使えるものがあったら

お貸ししたいと考えています


さて被災した状況で

これまでどおりのPTA活動なんかムリ!

というわけで

「楽しいことだけやろう」

「できる人だけでできることだけやろう」

昨年1年間こんな感じで

PTA活動をやってまいりました

 

一部の役員が苦労して電話して仲間を募り

無理矢理組織していた各種委員会

これも廃止する

次年度はそんな方針で臨みます

 

PTAは本来

学校と保護者が協力して

子供たちの健やかな成長を見守り

よりよい学校生活のために

活動すべきもの

 

それがいつしか

無理矢理役員を引き受けてもらって

一部の役員だけが苦労して

前例踏襲のためだけに

漫然と続けている

そんな組織になっていました

 

全国を見ても

PTA活動の見直しを進めている学校が

ちらほら見られます

 

まずは兵庫県川西市の保護者グループ

「ココスクール(Connecting Community School)」

1つの中学校と3つの小学校で編成しました

ニックネームは「ココスク」

こどもたちをココでスクすく育てる

という意味が込められているそうです

 

役員はなし

参加資格は全保護者と全教職員

 

活動の方針は

「子どもの命や安全に関わること」

「学校が必要とするときに繋がれること」

のふたつのみだそうです

 

ただ個人の声だと届かないことが

組織のだとしかるべきところに届く

なのでなくすることだけは避けました

なくなることで

子どもたちにしわ寄せが行くことだけは

避けなければなりません

 

また東京都のある小学校の

「PTO(Parents Teacher Organization)」

Oには「応援団」という意味もあるそう

「できるときに

 できる人が

 できることだけやる」

会員が好きな活動を

好きな時に手伝うボランティア制です

 

これらの先進校の事例を参考に

本校もPTA活動のあり方を

見直していきます

 

保護者と教職員全員が会員です

「やってくれてありがとう」で済まさず

全員が会員である思いを持った

組織になればいいなと思います

 

「それでも輪島にいる」

みなさんへのお願いです


【今週の生徒の叫び】

校長ブログを読んだ生徒が書いてくれた

コメントを紹介するコーナー

 

今日は2月7日「能登の我慢を日本の前提にするな」

のコラムを読んでくれた生徒からです

 

 自分達の学ぶための場所がなくなるのは嫌ですが、市民のためとなると仕方ないような気もしてきます。でも教育長さんたちがなるべくグラウンドのスペースが空くようにしてくださっているのがとてもありがたいです。地震が起きてから関わってくださる人や起きる前から関わってきた人、皆に感謝して受けた恩を忘れずに日々生きていきたいです。やる気があれば工夫のしかた次第でどうにでもなる。《尾崎 煕》

卒業制作ができました

2025年2月26日 10時00分

地震から 423 日目

豪雨から 159 日目

 

学年末考査の2日目

生徒が熱心に質問に訪ねてきます

 

 

 

 

 

 

部屋もないので

寒い廊下で質問対応です


「動物と共生するまちづくりの会」

の石津佐智子さまより

お便りをいただきました

 

この会は

災害発生時のペット同室避難について活動なさっており

今回

「避難情報発令時、全市民が徒歩で行ける範囲に

 最低一か所の『ペット同室避難』可能なスペースを

 確保することを求める署名」

4,835筆を明石市に提出されたそうです

 

議会本会議のあと議長に請願書を提出され

全会派の推薦を得られたとのことです

市長に署名簿を提出し

防災担当部長 環境局長 教育委員会課長にも

訴えかけられたそうです

ここから第一歩を踏み出されることとなりました


大成建設さんとコラボして進めてきた

「転生プロジェクト」

災害ゴミに新たな命を吹き込むプロジェクトです

 

 

 

 

 

 

ビジネスコースの3年生が

卒業制作として取り組んでいたベンチ

完成して校庭に設置されました

 

 

 

 

 

 

被災地の瓦や漁網などを転生させました

表面の網目模様が漁網です

 

 

 

 

 

 

 

 

これから校庭でみんなを見守っていきます


【今週のありがとう】

 金沢大学 上原 爽世花 さま

「能登写真展」成功裏に終わったことと思います

 

福田圭一監督はじめ遊学館男バレのみなさん

横断幕ありがとう!これからもよろしく!

 

For Michael Blayde's Mom

Thank you for the christmas card.Your son is doing well.

 

石川教育公務員弘済会のみなさま

助成事業への採択ありがとうございます

 

作曲家 弓削田 健介 様

「フェニックス」素敵な曲ありがとうございます

 

※このコーナーでは

 これまでご支援いただいた方々を紹介させていただいています

それでも輪島にいる!

2025年2月25日 08時44分

地震から 422 日目

豪雨から 158 日目

 

「ぼくらの街はぼくらがつくる」

輪島高校では生徒が

街づくりプロジェクト「街プロ」

に取り組んでいます

 

 

 

 

 

 

先週

一年生4名と三年生3名が

鳥羽市にあるプラスチック再生工場を

見学してきました

 

 

 

 

 

 

今のプラスチックの状況や廃棄物処理の方法など

詳しくみっちり見学させてもらいました

 

 

 

 

 

 

 

 

特にまるでアートのようなアップサイクルプラが

分別された破材から高温圧縮で加工される様を

興味津々でみてきました

 

 

 

 

 

 

輪島漁業組合から分けてもらった

廃棄扱いだった漁網が

どんな色合いで生まれ変わるか楽しみです


また先日小松大谷高校で練習試合をした

男子バレーボール部が

横断幕をいただいてきました

これは県内高校のバレーボール部が

春高バレーに出場する小松大谷高校さんに贈った

心をひとつにしたメッセージです

今回被災地のために想いを繋いでくださり

本校へとバトンリレーしてくださいました

 

 

 

 

 

 

このもようは

26日(水)夕方

石川テレビの

「石川さんパレット」で放送されます


今日から学年末考査が始まっています

みんな真剣に取り組んでいます

 

 

 

 

 

 


それからサプライズなお客様

 

 

 

 

 

 

五年前に本校に留学生として通っていた

キーガン君が訪ねてくれました

すっかりたくましく成長された彼は

現在カナダの大学で心理学を学んでいます

本校在学時代

一生懸命勉強していた図書室や

お琴の練習に励んでいた和室など

懐かしそうに見学していきました


それから本日は学校評議員会が開催されました

 

 

 

 

 

 

委員長の橋田宏幸先生より

「それでも輪島にいる」

こどもたちのために

高校ができることは何か

しっかり考えながら

教育活動を行ってほしいとの

お言葉をいただきました

 

橋田先生は

輪島女子ミニバスチーム

「レッドイーグルス」を率いて

能登から日本一の偉業を成し遂げるなど

その功績が認められて

先日

「いしかわ中日体育賞」を受賞なさいました

 

「それでも輪島にいる!」

このことばを

これからの輪島高校の

キャッチコピーとさせていただきます


さて国土交通省は

航空大学校において

入学用件に定める158cm の身長制限を

撤廃する方針を固めたそうです

 

国内の操縦士の約4割を輩出している

航空大学校では

女性パイロットを増やすことを

検討しています

 

身長が158cm未満でも

操縦装置に手足が届けば問題ない

とのことです

 

昔身体計測で座高を測っていましたが

それも戦時中にパイロットになれるかどうかを

判断する基準だったと聞いたことがありますが

実際どうだったのでしょう?

 

一般的な説明としては

内臓が十分発育すれば

胴が長くなる

すなわち胴長短足は順調な成長の証

と言われていましたが

その割に私は

すぐに腹をこわしますので

胴の長さのわりには

内臓が充分に発育していないようです

 

現在学校の名簿は男女混合ですが

21世紀初頭までは

男女別名簿を使用していました

男子がさきで女子があと

ジェンダー問題から

今の形に落ち着きましたが

当時はその是非について

よく議論されていました

 

さらに昔は

50音順ではなく生まれ順

つまり生年月日の順に並んでいました

4月26日生まれの私は

いつも3番か4番でした

これはなぜか調べてみましたが

明確な答えが見つかりませんでした

私はこれは

戦時中の徴兵順ではないかと考えています

早く成人した男子から徴兵するためです

 

どなたかご存じの方教えてください

 

ところでうちの孫娘のうーちゃんは

身長制限により遊園地の乗り物にまだ乗れません

3連休も終わりですね

2025年2月24日 18時31分

地震から 421 日目

豪雨から 157 日目

 

3日間まるごと豪雪に翻弄され

挙げ句の果てには朝早く余震が来るなど

退屈しない連休ではありました

 

全国的に見ると

さまざまなイベントが行われているようで

平和でいいなと羨ましくも微笑ましい3日間でした

 

北海道では「昭和新山国際雪合戦」が開催され

全国から127チームおよそ1200人が参加しました

雪合戦の聖地で熱い戦いが繰り広げられました

また温泉のまち静岡県伊東市では「枕投げ大会」が開催され

全国から集まった48チームが浴衣姿で戦いました

 

こういったおまぬけなことを真剣にやることが大好きな私は

いつか輪島高校でチームを編成して

挑戦させたいと考えています

 

こういうおまぬけな大会は世界的にもたくさんあって

教育大国フィンランドにおいて

その傾向は顕著です

 

まずは「世界ヘビメタ編み物選手権大会」

フィンランドで特に人気のある

ヘビーメタルのライブをバックに

これまたフィンランドで人気の編み物をするという

訳のわからない大会です

そしてなんと第1回大会の優勝者は

日本人だそうで

なかなか日本も教育大国という意味では

負けていません

 

それから「蚊叩き選手権」

蚊が多い地方で

蚊をやっつけることを大会にして

村おこしをしちゃったという事例です

 

これらのフィンランドネタは

大好きなポッドキャスト番組

「そんない雑貨店」からの引用です

とっても面白いのでぜひ聴いてみてください

 

さて先日亡くなられた森永卓郎さんが

週刊誌に連載していたコラムの最終回を

読ませていただきました

 

命を削って書かれた最期のコラムには

このように書かれていました

 

「今後は定型的な仕事は

 どんどんAIに置き換わる

 数多の職業が淘汰される中

 最後まで残る仕事とは何か?

 それは『アート』だ

 職場で新規授業を生み出す創意工夫をはじめ

 『創造力』を源にした仕事は全てアートだ」

 

先述の「枕投げ大会」は

地元の高校生の発想が元になっていますし

 

「ヘビメタ編み物大会」は

一見無関係なものを組み合わせて

新しい価値を生み出したもの

 

「蚊叩き大会」は

弱みを強みに変えた好事例です

 

いずれも見事な「アート」です

屋根の上に軽四7台!

2025年2月23日 13時26分

地震から 420 日目

豪雨から 156 日目

 

ひとしきり雪が激しくなってきました

輪島では単位時間あたりの積雪量

観測史上一位タイを記録しました

 

 

 

 

 

 

雪の重みによる家屋の倒壊が気になります

雪の重さはどれくらいでしょう

さっそく実験してみました

 

 

 

 

 

 

踏み固められていない庭の一角から

30cm四方の穴を開け

その中の雪を採取しました

深さも30cmでした

 

 

 

 

 

 

これを持って体重計に乗りました

 

 

 

 

 

 

ただいまの記録 80.3kg  

雪を降ろして再び体重計に

 

 

 

 

 

 

74.3kg(衣服含む)

雪の重さは

80.3 − 74.3 = 6.0 kg 

 

体積も測ってみました

採ってきた雪を溶かして

4Lの梅干し瓶で測ると1本半

 

 

 

 

 

 

つまり6L

水の比重は1

1Lの水の重さが 1.0 kg なので

6Lで 6.0 kg 

さきほどの測定の正確性が確認できました

 

L は ℓ のこと

ある年齢以上のみなさん

今学校ではリットルをLと表記するんですよ

ヤングのみなさん

昔リットルは ℓ と表記していたんですよ

 

今回は

面積 30 × 30 = 900cm2

大雑把に見繕って

0.1 m あたり6kg

1mあたり 60 kg

の積雪があったと

見積もっておきます

 

ところで

取り出した雪片は

1辺 30cm の立方体です

体積は 30 × 30 × 30 = 27000 cm = 27L

これが溶けて6Lの水になったので

凍ることと

空気を含むことにより 4.5 倍に

体積が膨らんでいたことになります

 

水は凍ると体積が増すという

特殊な性質を持っています

この性質を持つ物質は

水以外には

アンチモンやビスマスぐらいしかありません

 

そして水は 4℃で密度が最大に

つまり一番重くなります

氷河期の海底や湖底には

4℃の水が安定的に存在していて

陸地がどんなに冷えても

その水に生物が守られて

氷河期でも絶滅せず生き延びたと

考えられています

 

さあいよいよ家屋の上に

どのくらいの重さの雪があるか

求めてみます

 

 

 

 

 

 

Google マップで屋根の面積を計算です

ふたつの長方形に分けて

12 × 7 + 7 × 6 = 84 +42 = 126 m

 

屋根の上の雪は

60 × 126 = 7560 kg ≒ 7.5 t!

 

以前リフォーム会社の方が

「軽四自動車7台分

 7tの重みがかかりますよ」

って言っていたのと

一致しました

 

今回の雪は比較的

パウダースノーに近い

サラサラの雪でしたが

いつもの北陸地方の雪は

もっと水分を含んだ重い雪なので

さらに注意が必要です

 

豪雪対策で最も効果的なのは

瓦を軽いものに替えることだそうです

全国から入る復旧支援の方は

まず屋根が真っ黒なのに驚かれます

生まれてこの方

これが普通と思っていましたが

言われてはじめて気づきました

 

昔ながらの能登瓦は

水田の土を使い

山の薪を燃料に焼成され

漆黒の釉薬で覆われており

真っ黒でずっしり重く

耐寒性に優れます

 

海に向かって斜面が続く能登半島の海岸線で

高台から集落を隔てて海を見下ろすと

艶やかに光り輝く瓦の表面と

青い海のコントラストに心が奪われます

この光景はNHK朝のテレビ小説「まれ」の

オープニングでも流れていました

 

おそらく雪が溶けやすいように黒く

日本海から吹き付ける冬の季節風に飛ばされないよう重く

進化してきたものと思われます

 

今回の地震でも

昔ながらの製法で焼かれたものは

限りなく強く決して割れなかったそうです

 

伝統をとるか

安全性をとるか

難しい選択です

尊い仕事に就くみなさんへ

2025年2月22日 10時49分

地震から 419 日目

豪雨から 155 日目

 

発災以来長きにわたって

自衛隊の方々のご活躍の場面を

ずっと目の当たりにしてきました

 

床が歪み

壁がひび割れ

すきま風が入り込む

凍てつくような

傾いた体育館の中で

足の踏み場もないほどに

敷き詰められた

狭い簡易ベッドで

ひととき身を休めながら

ずっと人命救助に

当たってこられた

自衛隊員の姿を見てきたのは

生徒も同じでした

 

この尊い仕事に自分も携わりたい

と決意したふたりの生徒が

自衛隊に入隊します

 

石川県自衛隊入隊入校予定者激励会に

参列してまいりました

 

自衛隊さんにご支援をいただいて以来

イベントには極力参加して

お礼を申し上げることにしています

 

今日は入隊予定者が

ひとりずつ壇上に上がり紹介されました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

主催者である石川県防衛協会の

副会長の里谷光弘様は

本校の建設にもずっと関わってくださっていて

そのご挨拶の中で

「被災民は自衛隊の車が通ると

 ずっと手を合わせている」

とおっしゃっていました

 

先輩隊員からの激励の中に

「自衛隊は掛け算の組織である」

とのお言葉がありました

一人ひとりの力が集まると

単なる足し算ではなく

大きく広がっていくんですね

そして掛け算の怖いところは

ひとりでもゼロがいたら

全てがゼロになってしまうこと

誰ひとりゼロを許してはいけない

厳しい組織でもあります

 

中部航空音楽隊による激励演奏

フィナーレを飾ったのは

「星条旗よ永遠なれ」

尊い仕事に着くみなさんを送り出しました

 

憲法九条に関係し

自衛隊のあり方について述べるのは

難しいものがあります

 

あれは湾岸戦争が激しくなってきた頃の話

自衛隊に入隊したがっている息子を止めて欲しいと

担任をしていた生徒のお母さんにお願いされ

「お母さんは君を人殺しにするために

 苦労して育ててくれたんじゃないと思うよ」

と今思えばとんでもないことを口にした思い出があります

何も知らない当時は

自衛隊イコール軍隊イコール戦争と

短絡に結びつけていました

 

自衛隊の方々の献身的な支援の姿を

ずっと見続けてきて

今では自衛隊の車に手を合わせているひとりとして

自衛隊は国家と国民を守る

本当に尊いお仕事であるとの強い想いを抱き

今日の若者の凛々しい姿を見て

式典のあいだずっと涙を堪えていたのでした

 

アメリカ軍が行ったある調査があります

帰ってきた兵士の銃を調べました

すると実際に銃を撃った形跡は

ほとんどないのだそうです

隊長が「撃て!」

と命令しているのに関わらずです

実際に撃った形跡があるのは

命令をした隊長のすぐ近くに陣取っていた 

ごく少数の兵士の銃だけなのです

戦争という極限状態の中でも

誰も人を殺したくなんかないようです

朝市通りどんなにする?

2025年2月21日 08時35分

地震から 418 日目

豪雨から 154 日目

 

思考力を高める問題が満載の

ダイヤモンド社の「論理的思考問題」

という本にはまっています

 

その中から1問紹介します

 

【問題】です

「25頭の競走馬がいます

 レースをさせて最速の3頭を決めます

 1回のレースで走れるのは5頭までです

 タイム計測はできないので

 目視で順位を決めます

 最低何回のレースをする必要がありますか?」

このあとヒントを小出しに出していきます


本日

「輪島市本町周辺地区まちづくり協議会」

が行われました

本町周辺地区は

地震の際に火災により焼き尽くされた地区で

日本三大朝市のひとつ

輪島朝市がもともと建っていたところです

公費解体もほぼ終わり更地となっています

 

 

 

 

地区住民 高齢者 子育て世代 高校生

様々な年代の方が集まって

アイデアを出し合いました

 

 

 

 

 

 

あらかじめ3つの案が示されました

 

 

 

 

 

 

A案:「滞在時間の倍増計画」

 昼夜問わず買い物や飲食を地元の子供や家族連れが楽しめるようにする

 近県の顧客が食文化自然を一日通して楽しめるようにする

 全国からの観光客やインバウンドも楽しめるようにする

 

 B案:「風の人と土の人の拠り所」

 風の人とは外から来た人 土の人とは地元の人

 お互いに関わり合いながら里山里海の豊かな風土を楽しむ

 修学旅行や研修旅行を誘致し文化体験を通して復興を学ぶ

 

C案:「わふうどづくり」

 輪島の風土 + 輪島フード + 和風がコンセプト

 ものづくりとひとづくりを通して懐かしさと美味しさの街を作る

 新規移住者が相談しやすく全体では女性が活躍できる街

 

どれも素晴らしい案です

ただし今日はこの中から選ぶとか

ブラッシュアップするとかではありません

今日のメンバーで新しい案を作り出します

 

本校からも生徒10名が参加しました

大人たちに混じって

自分の案を積極的に発信していました


さて冒頭の問題の【第1ヒント】です

まず5つのグループA~Eに分けて

5回の予選レースをします

A~Eのグループ内の順位をつけて

 A1 A2 A3 A4 A5

 B1 B2 B3 B4 B5

 C1 C2 C3 C4 C5

 D1 D2 D3 D4 D5

 E1 E2 E3 E4 E5

 

では次以降のレースは

どのように走らせたらよいでしょうか?

 

【第2ヒント】です

次に5つのレースの1位の5頭で走らせます

ところが

このレースの上位3頭が全体のトップ3とは限りません

なぜなら偶然3頭が同じ予選レースを

走っていた可能性もあるからです

このレースでトップ3に入らない馬を

絞り込むことはできます

仮に

1位A1 2位B1 3位C1 4位D1 5位E1

であったとしましょう

D1とE1ははずれますし

同時にD2以下とE2以下もはずれます

残った候補は

 A1 A2 A3

 B1 B2 B3

 C1 C2 C3

さああと何回走らせればトップ3がわかるでしょうか?

 

【第3ヒント】です

実はあと1回のレースでトップ3がわかります

走らせる馬をどのように選べばいいでしょうか?


【今週の活動性を高める授業づくり】

 

このコーナーは

久留米大学の安永悟教授に学んだ

授業づくりのポイントを

お伝えするものです

 

生徒の聞く姿勢と話す技術を高めつつ

知識の着実な定着も図る方法です

 

まずは講義型の授業で知識の伝達を図ります

時間にして10分未満程度の講義です

その後4人のグループ内で

全員が学んだことを自分の言葉で語ります

話す順番は

あらかじめメンバーに1から4の番号を振っておいて

「3番から時計回り」

というふうに先生がその都度指示をします

 

これを繰り返します

 

生徒は

必ず自分がしゃべらなければならない

ことをわかっているので

話を真剣に聞きます

そしてアウトプットすることにより

知識が定着するのです

 

一斉講義型の授業では

常にアウトプットしている教師が

実は生徒よりも学んでいる

というおかしなことが起きているのです


クイズの【答え】です

候補として絞られた9頭のうち

A1はトップ決定です

B3はそれよりも早い馬が3頭いるので外れます

C2C3も同様です

最後のレースは

A2 A3 B1 B2 C1の5頭を

走らせればよいのです

 

ここまでが本に載っていた答え

でもこれにはある問題があります

それは何でしょう

 

B1とC1が3回目の疾走となり

不公平であるということです

 

このように答えが見つかったとしても

それで良いのか問いかける

批判的思考力を高めることも

今の教育で求められているものであります

OECDオンラインミーティング実況中継

2025年2月20日 08時15分

地震から 417 日目

豪雨から 153 日目

 

OECDの

オンラインミーティングに参加しています

今日の「おこらいえ」は

いつもと雰囲気を変えて

ミーティングの内容をリアルタイムで

書いていきます

 

なんと3時間にも及ぶ

長時間ミーティング

生まれて初めてです

9分ほどしかない金魚レベルの集中力の私にとって

未知の領域です

どうなるのでしょう?


まずは

次期学習指導要領の改訂について

文科省の方からの報告です

 

少子高齢化が進むこれからの日本において

マルチステージの人生が進みます

変化が激しい世界において

テクノロジーを使って

人生を勝ち取るむしろチャンスです

新学習指導要領は

その世界を見据えています

受験知識が抜け落ちたあとで

何が残るかを重視しています

 

コロナで多くの国の学力が低下した中

日本だけが学力が低下しなかったそうです

それは学習指導要領に沿って

全国で同質な教育が施されたからにほかなりません

ただし教員の過度な働きに支えられた

という側面もあります

 

今の学習指導要領は

知識技能に支えられた思考力

というイメージが強いです

 

ところが新しい学習指導要領では

複雑な課題に取り組む中で

知識を身につけることを重視しています

 

また子どもが

自分で学びを自己調整できるよう考えています

そのために学年を分けること

あるいは授業時間を定めることにも

メスが入る可能性があります

 

また教師や生徒の負担をどのように減らすか

という視点でも進められているそうです

 

(1)自分なりの「意味・目的」の大切さ

(2)多様な子供たちの可能性の開花

(3)教師の成長過程のビルトイン

以上3つが実際に改訂を進めている方が

目指しているものだそうです


次に生徒部会からのレポートです

 

まずは教育課程が作られていく過程を

実際に見学した大学生からです

 

教育課程の柔軟性が一番気になりました

教育課程に柔軟性があると

余裕のある教育につながります

学校の外での学びにもつながります

では学校は行かなくていいのか?

そうではなくて学校でしかできないこともある

被災した輪島高校では

学校に行って友達にあうという

大きな意味がありました

 

次に「おさんぽメガネワークショップ」を

主催した大学生からです

 

教科書の中からでなく日常から学びを生み出す

「おさんぽめがねワークショップ」

特に苦手な教科において

単にドリルを繰り返すよりも

日常生活との結びつきを見つけると

その教科を学ぼうとする

内発的動機付けにつながります

 

輪島高校でのワークショップも紹介されました

被災地でのおさんぽから

さまざまな学びを体験できたようです

 

「正解」を前提としない問いかけが

新たな問いを生み出します

教科と教科を繋ぐ力が生まれます

たとえば日本史の知識によると

皇居は桜田門外の変があった場所

これを不動産業に繋げるとなんと

「皇居は事故物件だ・・・」


続いてOECDのMIHOさんから

世界の教育についての報告です

 

「見方考え方」と「教科横断」

このことは全世界で注目されています

ただしカリキュラムが変わったとしても

実践はなかなか難しいです

 

イギリスでは問い立ての重要性が議論されています

「なぜ空は青い?」

「動物にも同じように見える?」

 

エストニアでは「環境と持続可能な開発」がテーマです

学校の自由裁量のもと

おさんぽめがねのような

取り組みが行われています

さまざまな教科の先生といっしょに

お散歩して問いを見つけます

 

これら他国の例から見えた「教科横断」の落とし穴は

(1)見方考え方を教えてしまう

(2)問い自体を教師が作ってしまう

(3)先生同士の相性が悪いと困る

の3つです

 

さきほどカリキュラムの自由裁量が必要という

提言がされましたが

実は日本のカリキュラムは

世界的に見ても自由裁量が大きいです 

教科書も他の国ではもっと分厚いです


そして「対話の時間」です

対話のルールは次のとおり

(1)あいづちやうなずきで話しやすい雰囲気をつくる

(2)あせって結論をだそうとしない

(3)キーワードにとらわれず自分の言葉で話す

(4)大人に忖度して話してほしいだろうと思われることを云わない

 

5人のブレイクルームに分かれて

「こんな授業があったらいいな」

をテーマに話し合いました

 

各グループで出された意見では

授業と授業の合間に休む場所がほしい

どんな授業がいいか話し合う授業がいい

自分が何を学んだか語れるプロセスがある授業がいい


次は「カリキュラム・オーバーロード」の話

(1)Curriculum Expansion

(2)Content Overload

(3)Perceeived Overload

(4)Curriculum Inbalance

の4つの論点があります

うーん 

むずかしい・・・

ここで挫折・・・

 

脳にはキャパがある

必要以上に詰め込んでも意味が無い

ちょうど今の自分にぴったりな話題が

されだしたので復活

 

香港では宿題オーバーロード

宿題の出し過ぎが問題になったそうです


【泉大津市立小津中学校の事例】

「先生と生徒のワクワクで乗り越える

 カリキュラムオーバーロード」

積み上がった書類と

「やらないといけない」という意識から

抜け出して軽やかになりました

 

4月1日に学校の経営ビジョンを

なんと生徒が先生にプレゼンします

 

生徒自身が学校の目指す姿を作り上げました

「自芯を持つ

 認め合う

 やわらかさで0から1をつくる」

生徒の希望から50分の授業を45分に短縮しました

かえって集中力が増しました

 

授業も5限で終わったり6限で終わったり

 

生徒の願いをもとにして

教員が授業の形を決めました

生徒達が自分達で

学ぶスペースを創ったりもします

 

職員室もフリースペースです

 

「ワクワクしながら

 たくさん話し合って

 解消していくもの」

それがカリキュラム・オーバーロードの解決方法です

 

Q:教科横断に相性のいい教科は?

A:国語はどの教科とも繋がる

  英語も同様です

 

Q:高校入試のための学力保障は?

A:経年変化を見ると成績は伸びてきている

  長時間やれば成績が伸びる訳ではない

  先生が教えた ≓ 生徒が学んだ


【福島県立郡山高校の事例】

「既存の教科でプラスする

 データサイエンスコース構想」

 

今のカリキュラムの弱点は

(1)知識を使う場がない

(2)教科がばらばらで繋がりを学ぶ機会が無い

(3)クリティカルシンキングの鍛え方が弱い

 

これらの課題を解決するために

新教科を作ると教員の負担が大きくなるので

既存の教科を活かしたクロスカリキュラムを

考えました

 

(1)新しいコンテンツを作る系

(2)一部を別教科で深掘り系

(3)1年間を通じた連携系

 

ウクライナからの中学生が

数学の中点を求める問題で

「なぜ中点を求めるの?」

と日本の先生に尋ねたところ

言葉につまりました

この中学生は

数学コンテストで優勝するほどの生徒です

なぜ学ぶのかを理解して学ぶので

深い学びにつながるのです

 

しかしながら

協力的ではない教員もいらっしゃいます

原因は

① 変化を拒む免疫システム

② 専門外のことを教える不安

③ 教科書を終わらせないといけない不安

④ そもそも効果あるの?問題

⑤ 新しいことしたくない問題

 

大事なのは

松下幸之助さんの

「やってみなはれ!」


次回の学習要領改訂では

教科横断が大きなテーマとなりそうです

キーワードは「おさんぽメガネ」

教員には

日常生活のあらゆるものを

教科に結びつける力が

求められることになりそうです

 

先生方は

机に座って仕事ばかりしていないで

外にでていろんなものを見てきましょう

遊べ!

 

このブログも

机の上だけで書いているものよりも

出張先から書いているものの方が

おもしろいでしょ


さてさて

3時間にもおよぶ

長時間ミーティング

そろそろ終わりです

 

自分でアウトプットしながらだと

なんとか

もつもんですね

 

今日は本校から

山上先生(家庭)

山下先生(保健体育)

栃木先生(養護)

も参加してくださいました

熱心な先生方です

お疲れ様でした

仮校舎はどうなる?

2025年2月19日 09時10分

地震から 416 日目

豪雨から 152 日目

 

現在3棟ある建物のうち

危険判定のため2棟が使用できず

1棟の建物に無理矢理詰め込んで

授業をしている状況です

 

この状況を早期に打破するため

仮設校舎の建築計画が進められています

 

本日は保護者説明会を開催し

現時点でお伝えできること

現時点で要望していること

について理解を求めました

 

 

 

 

 

仮校舎は同じ敷地内

グラウンドに建設の予定です

春に竣工

早ければ秋より運用可能です

 

現在全学年で使用している旧校舎3号棟は

そのまま3年生が3階を

定時制が1階を使用します

 

仮校舎は2階建てで

真ん中に廊下を設置し

両側に教室を配置するコンパクトなつくりとし

グラウンドを使用する面積を

最小にする配慮がなされています

 

このことは

北野喜樹石川県教育長が

「生徒が運動する場所をできるだけ奪うな」

との指示を出してくださっているとのことです

コロナの時に健康福祉部長を務められていた方で

毎日のようにテレビで説明されていたので

ご存じの方も多いかと思います

さすが緊急時の対応に力を発揮くださっています

 

仮設校舎には

1・2年生が入ることになり

実験室や実習室も設置されています

 

ただしパソコン室はふたつとも旧校舎3号棟にあるので

もしかすると

旧校舎3号棟をビジネスコースが

仮設校舎を普通コースが使うことになるかもしれません

これについては時間割など諸条件を鑑み

最も最適な使い方を考えていきます

 

グラウンドを使用せずに

グラウンド脇のアスファルト部分への建設を

要望したのですが

まず寸法が足りませんでした

部室やブルペンを壊してもいいからと要望しましたが

建設に関する法律があって

仮設校舎は現存の校舎から

10m 離して建てなければならないそうです

 

以上の理由より図に示された

グラウンドの校舎側に建てることとなりました

 

第一体育館と第二体育館はそのまま使用し

接続する仮設廊下を設置します

旧校舎3号棟への接続も同様です

 

以下

質疑応答の様子です

Q1:工事の間の部活動は?

A1:工事は必要最低限のスペースでやってもらいます

   並行してグラウンドでの部活動はできます

 

Q2:本校舎の復旧見通しは?

A2:損壊した基礎の横に新たに基礎を打ち

   ジャッキアップする計画ですが

   工期など詳細については未定です

 

Q3:もう決定か?変更は無理か?

A3:できないことはないかもしれませんが

   再調査などで工期が大幅に遅れます

   得策ではありません

 

Q4:稲舟校舎(旧輪実)を使用することはできないか?

A4:校舎は使い物にはなりませんが

   危険立入禁止区域指定が外れたと聞きます

   グラウンド使用要望の余地はあるかもしれません

 

Q5:体育館の使用は?

A5:今のところ使用禁止命令は出ていません

   多少床の歪み等はありますが

   なんとか使用できる状態です

 

Q6:学ぶ場を確保するため子どもたちの意見を聞いてほしい

A6:同様のご意見を

   小学校の運動場に仮設校舎を建てた後で聞きました

   「あなたたちは一度でも子どもたちの意見を聞いてくれましたか!」

   もう決まってしまって仕方ないことであったとしても

   子どもたちに説明する義務は大人にあると考えます

   そうすることにより

   自分の力で社会は変えられると考える若者が

   世界一低いという現実を変える

   第一歩になると思います

   このブログを読んで

   言いたいことを校長室まで言いにくるよう

   明日の朝生徒に伝えます

 

Q7:学校以外での部活動への移動費の負担が大きいが?

A7:今年度は県より補助をいただいています

   引き続き要望してまいります

 

Q8:習熟度別授業はどうなる?

A8:問題ありません

   これまで通りの習熟度をかけることのできる

   教室数を確保できます

   これまで通りきめ細かな指導ができそうです

 

Q9:工事の際の騒音は?

A9:時間をずらすなどの要望はしますが

   ある程度の騒音はやむを得ません

   逆にどんな悪環境でも集中力を発揮できる

   生徒の育成を目指します

 

最後に

「現在輪島市内で唯一使用できる

 屋外体育施設が輪島高校グラウンドである

 だから自校の体育や部活動のことだけでなく

 輪島市民みんなが使用できる手立てを

 県と市の枠組みを超えて進めていくべきである」

とのご意見をいただきました

 

このことについては

まず手始めに

テニスコートを全面人工芝にして

部活動以外の時間帯に

ゲートボール場として

高齢者に提供できないか

市に申入れをしてみようと思います

いんのこまきのおもいで

2025年2月18日 07時10分

地震から 415 日目

豪雨から 151 日目

 

 

 

 

 

 

 

こんなに猛吹雪の中それでも復旧工事は

手を休めることなく進んでいます 

本当に頭の下がる思いです

ありがとうございます


現在

神奈川より

スクールカウンセラーの平野先生に

定期的に来ていただいています

生徒だけでなく保護者の方のカウンセリングも

していただけることとなりました

明日第1回目を開催します

 

おかあさん方

そっと打ち明けるだけで

気持ちが軽くなりますよ

予約は不要です

どうぞふらっと立ち寄ってください

生徒とは会うことのないよう

場所は配慮してあります

詳しくはこちら

0219_自由相談日のご案内.pdf


輪島の冬の風物詩

曹洞宗のお寺において

「いんのこまき」が行われました

本校で書道を教えてくださっている

川口先生のご実家がお寺で

記念に学校へ持ってきてくださいました

 

 

 

 

 

 

今日は涅槃会

お釈迦様の亡くなられた日の

法要が執り行われました

仏教の三大年中行事のひとつとされます

 

曹洞宗のお寺では「涅槃団子」が撒かれます

五色に色づけされたこの団子は

地水火風空を表しているとのこと

生きとし生けるもの全てを表し

食べると無病息災

持つと功徳を受けられるとも伝えられています

 

北信越地方で見られる風習です

 

お釈迦さまの舎利つまり遺骨を模したもので

その形は地域によって異なります

たとえば富山の涅槃団子は丸い団子ですが

輪島では動物を形どった団子が撒かれます

お釈迦様の涅槃に駆けつけた動物です

干支の動物と言った方が

ピンとくるかと思います

写真左から

へび いぬ とり です

中でもいぬを形どったものが多く撒かれるので

いんのこ(犬の子)まきと言われます

 

お米でできているそうです

食べられるのか尋ねたら大丈夫なようです

炙って食べる方もいるようですが

多くはお守りとして持ち歩きます

やがて乾燥して粉々になると海に流します

 

低温湿潤な条件で大事にしていると

崩れずにそのまま小さくなっていくそうです

 

今回お持ちくださった

聖光寺さま(しょうこっさま)は

漁師町のお寺さんで

「いんのこ」をかたち作るのは女房衆

最後の色付けは漁師の長の仕事と決まっていて

なんぴとたりとも

手を出してはならない領域のようです

 

赤黄緑の食紅で絵付けをします

 

緑というといつも思い出すのが

なぜ絵の具の緑はビリジアンなのか問題です

 

学年にひとりくらい

「私のことキャサリンって呼んで!」

ってのたまうぶっ飛んだ女の子がいるもんですが

そのぐらい異彩を放つビリジアンちゃんです

あなた帰国子女?

って言いたくなるくらいです

どう見ても「みどりちゃん」やろ

でも本人はビリジアンと言い張っています


【今週の生徒の叫び】

校長ブログを読んだ生徒が書いてくれた

コメントを紹介するコーナー

 

今日は昨年9月7日「春の選抜に向けて」

のコラムを読んでくれた生徒からです

 

 高校野球秋の大会が始まり、大事な初戦となりました。相手はまさかの飯田高校でした。飯田高校も地震に襲われ、なかなか練習ができない日々が続いていました。すると、仙台育英高校さんが輪島高校と飯田高校を仙台へ招待してくれました。その時に掲げた「ONE TEAM」をモットーに頑張ってきました。震災から一緒に頑張ってきた飯田高校と初戦で対戦するのは複雑な気持ちでした。野球というスポーツの大会はトーナメントで負けたら終わりです。だから、お互いにスポーツマンとして最後まで全力で闘い、招待してくださった仙台育成高校さんや輪島市民のみなさん、珠洲市民のみなさんのひとりでも多くの人が笑顔になるように感謝の気持ちをとどけることができたらなと思いました。

 この大会は春の選抜に繋がる大事な試合でした。この大会でベスト8に入って21世紀枠を狙っていましたがベスト16で終わってしまいました。今度の夏は必ず甲子園の切符を掴み取ります。《匿名希望》

馳浩知事の決断に思う

2025年2月17日 06時25分

地震から 414 日目

豪雨から 150 日目

 

教室の掲示物を見ると

担任の教育方針や取り組む姿勢がわかります

 

 

 

 

 

 

曲がって張られた掲示物に違和感を持たないようでは

ちょっとした生徒の変化に気づかないでしょうし

期限の過ぎた奨学金の案内などを

いつまでも貼っているようでは

大事なことが先延ばしになってしまいます

 

心理テストです

コタツを片付けるときあなたはどんなパターンですか?

スパッと片付けますか?

それともズルズルといつまでも出しておきますか?

あるいは一度片付けたものを後からもう一度出すタイプ?

 

これって恋人と別れた時のパターンと一緒なんだそうです

 

こたつや恋人はどうあれ

不要な掲示物はスパッとはずす

「掲示物を風景にしない」

このことが大事です

誰も見向きもしないようになった掲示物は

情報ではなく風景です

そこにはもはや意味などありません

 

さて馳浩石川県知事が

防災服着用をやめると宣言されました

新聞によると

金沢以南の県民からは

「いつまで着てるんだ?気が滅入る」

などの声があるそうです

何事もなく平穏な暮らしをされている方にしてみたら

そう感じるのは仕方ないのか

という気持ちになります

 

一方で能登の県民にしてみたら

「忘れ去られてしまうのか」

との懸念があるようです

 

しかし私は逆に

いつまでも防災服を着ていたら

やがてそれが風景となってしまうことに

心配を抱きます

 

単に

「能登のことを忘れてはいませんよ」

というポーズのためだけに着るのをやめ

スーツを着ていても

「心は常に能登にありますよ」

という知事の強い決意の現れであろうと

私は思っています

 

先日も馳知事は

タウンミーティングのために輪島までお越しくださり

被災者約20人からの質問に

一つひとつ回答してくださいました

「能登は日本の未来そのもの

 本当に困っている人を軸にして

 物事を積み上げていく必要がある」

と語ってくださったそうです

 

また別の報道では

発災時の初期対応について

「フルパワーではなかった」

との見解を明らかにしたとありました

 

石川県の県職員規定には

「震度〇以上の地震が発生した場合

 〇〇職以上の職員は〇時間以内に〇〇へ参集」

などが定められています

にもかかわらず県職員の出勤率が低い

という指摘でしたが

被災した現場から言わせてもらうと

そもそも出勤したくてもできない状況なので

正直やむを得ないと思います

 

私も発災後まっさきにやった仕事は

「学校に参集するな

 自分と家族の命を守れ!」

と規定とは真逆のことを

職員に一斉メールすることでした

当時の道路状況等を今思い出しても

その決断は間違いではなかったと

確信しています

 

参集したくても参集できない

参集によって命を落とす危険もあった

これが被災地の現実でした

 

対応の遅れをしばしば指摘されてもいますが

県庁でずっと取材をしている新聞記者によると

知事は被災地のために

いろんなアイデアを出してくださっている

だけど実務レベルにおいて潰されている

のだそうです

 

学校で必要なものを要望しても

「なぜ必要なのか?」

「どうしても必要なのか?」

をいちいち事細かに説明しなければならない

というのが現実です

 

「ボランティアが能登に入るのを控えるように」

と知事が発言したことが復興を遅らせた

という指摘もありますが

現場の者に言わせると

これも的外れな指摘です

あの日あの現場に

民間ボランティアが殺到すると

助からない命が

間違いなく増えていました

 

輪島高校の避難所には

食料の炊きだし支援がなかなか来ず

お風呂の支援もありませんでした

 

そんな中

このブログを見た多くの方が

「支援に行きたくても行政に止められて行けない」

と直接学校へ電話してきてくださいました

 

これまた私は即座に

「検問など突破して来てくれ!」

と行政とは真逆のことを言いました

おかげで民間のボランティアの方に

大きく助けられてきました

 

ですので

今回のように

行政は大きな視点で「被災地に入るな」と

そして実際には

現場の人間が個々に判断して最善の動きをする

というのが被災地での最適な動きであると思います


カタリバさんによる未来トークが行われました

 

 

 

 

 

 

詳しくはこちら

 https://cms.ishikawa-c.ed.jp/wazifh/blogs/blog_entries/view/75/b50bb0993463f720ffec311c2844d8c0?frame_id=210


【今週のありがとう】

 

動物と共生するまちづくりの会 石津 佐智子さま

ますますご活躍のことと思います

 

藤本育英財団 藤本 由紀子さま

受験生への多大なるご支援本当にありがとうございます

 

群馬県立沼田高校JRC部のみなさん

温かいご支援忘れないよ もう進路決まった人もいるかな?

 

国際文化フォーラムの長江春子さま

楽しい本送ってくださりありがとうございました

 

中村 哲夫様はじめ石川コミュニティーセンターのみなさま

被災地訪問どうもありがとうございました

 

※このコーナーではこれまで

 ご支援いただいた方々を

 紹介させていただいています