地震から289 日目
豪雨から25 日目
金木犀の甘い香りが
学校を包んでいます
あんなに酷い目にあったのに
季節がめぐるとちゃんと花を咲かせる
植物の生命力に感動です
野々市明倫高校のみなさんが来校しました
詳しくはこちら
https://cms.ishikawa-c.ed.jp/wazifh/blogs/blog_entries/view/75/145422e62913e7d7fc48edf93092774d?frame_id=210
初任で本校に勤務されていた
池田真彬先生が引率されていました
最後に本校生徒に向けてのご挨拶
「かつて自分が住んでいたこの街
壊れた姿を見て愕然としたけど
みんなの元気を見て確信した
この街は生きている!」
この言葉に
また立ち上がる元気をもらいました
ありがとうございました
もう公費解体され
あとかたもなくなった我が家にあった
娘が弾いていたピアノ
家と一緒に壊される運命だったのですが
家が解体する前に何とか運び出し
学校の中でストリートピアノとして
第二の人生?ピアノ生?を送っています
生き物を数えるとき
なくなったあとに残る物で数えるのだそうです
ゾウは1頭
にわとりは1羽
サンマは1尾
ピアノは1台なので
きっと壊されたあとは
台しか残らなかったのかもしれません
では人は?
1名です
そう
人は亡くなったあと名を残すのです
この話はある特攻隊員が遺した言葉です
今日も生徒がピアノを弾きにきてくれました

彼女は幼稚園の先生を目指していて
今度大学入試でピアノの試験があるそうです
これは災害にも負けなかったピアノ
きっと見守っていてくれるよ
がんばれ!
輪島市学習センターが再開しました

輪島市が高校魅力化プロジェクトのひとつとして
学習する場所を提供してくださっているものです
魅力化スタッフが質問にも対応してくださいます
場所は「ふらっとホーム」の二階
「ふらっとホーム」は
旧国鉄七尾線の輪島駅の跡地
駅の数え方は1軒
なくなった駅のあとに
今ではバスのターミナルやお食事処が
軒を連ねています
そこの二階を活用して
落ち着いて学習出来る場所が
戻ってきました

地震から288 日目
豪雨から24 日目
東北復興研修や
グローバルフォーラムを終えて
生徒のがんばる様子が
HABのYouTubeチャンネルで
紹介されています
【未成年の主張】
https://www.youtube.com/watch?v=marcCbh78S4&list=PLifVGdqsTJWi9DF7nQZHYVtEiB7thUI6b&index=6
【東北復興研修(前編)】
https://www.youtube.com/watch?v=0Yh_ZCEE1vo
【東北復興研修(後編)】
https://www.youtube.com/watch?v=Qf1xrxwcxy8&t=1s
参加した生徒からのレポートを掲載します
2年 前名拓実さん
今回、東北大にてOECDの方々や色んな方と交流させてもらって感じたことがあります。一言でまとめると、「教育」ってすごく難しいことなんだなって思いました。
どこの学校も様々な面での問題に悩まされているということが分かりました。しかし、他の学校の教育改革の成功例が自分の学校にも当てはめられるとは限らないのも「教育」の難しさを実感しました。例えば学校の統合ですね。地域によって実現可能性は全く違うし、なにより統合前の学校の伝統、校風を完全に変えてしまう可能性が出てくることはある意味すごく怖いことでもあると思うんです。校風が良いと思って入学された生徒、OB、それからOGの方の反対が出るのも当然だと思いました。そうするしかなくなってしまう日本の地方教育の在り方は問題であり、これから議論をもっと重ねる必要があると実感しました。
しかし、海外の学校の教育改革のアイデアは日本と違った見方も多く、大変興味深かったです。
せっかくこうして関われたのですから、これからもご一緒にお話しできる機会が増えれば良いと思いました。生徒として、教育について深く考える機会を設けていただけたことを大変嬉しく思います。
2年 三中そらさん
今回のOECDグローバルフォーラムに参加し、私自身にとって大きな変化がありました。それは世界が思っていたよりもずっと近い存在だと感じたことです。これまでは「世界」と聞くと、どこか遠い存在のように思い、少し距離を感じていました。しかし、たくさんの外国の方々と交流し、自分なりに英語を使って積極的にコミュニケーションを取ったことでその距離感が一気に縮まりました。世界は決して遠いものではないと実感しました。
特に印象に残ったのは、発表前に緊張していた私に対して多くの方々が優しく声をかけてくれたことです。みほさんや交流会で仲良くなった外国の方々がハグをしてくれたり励ましの言葉をかけてくださったおかげで、少しずつ緊張を和らげることができました。また発表後にも多くの方が褒めてくださり、ハグしてくれたことが嬉しかったです。その瞬間、国境や言葉の壁を越えて人と人が繋がる力を強く感じました。
さらに、「Future of Education and Skills 2030」という場では、さまざまな立場の人々の意見に触れ、自身の視野が広がりました。教育の在り方についての議論は難しいテーマでしたが、他国の教師や教育関係者の意見を聞くことで、教育の役割や未来について深く考えさせられました。このような場に参加し、教育の未来を共に考える一員としての意識を持つことができたことは大きな収穫でした。
貴重な経験を通じて私の視野は広がり、世界は想像以上に近いものであると感じるようになりました。今回のフォーラムで得た学びは私にとって大きな変化となり、これからも積極的に世界との繋がりを深めていきたいと思います。
地震から287 日目
豪雨から23 日目
グローバルフォーラム最終日
多くの方が13年前に辛い思いをされた
東北の地での最後の一日です

能登半島の現状をお話しする機会が
幾度となくありました
思い出しながら話そうとしても
言葉に詰まります
涙を堪えていると
ほとんどの方が
泣いてくださいました
13年の年月が経っても
深い心の傷は決して癒えることはないのだと
いたたまれない気持ちになると同時に
我々の気持ちを痛いほどわかってくださる
その想いに励まされる思いです
生徒は本当に多くのことを学んでいます
戸田市教育長の戸ケ﨑 勤 様からは
夏に輪島高校を舞台に行われた
能登スクールの中で実践された
「おさんぽワークショップ」を
世界に紹介いただきました
参加者に被災地を散歩してもらい
その風景をもとに
それぞれの教科の視点から
どのような気づきがあるか
探しながら歩き回るアクティビティでした
教科書からではなく目の前の現実から
教科と日常生活を結びつける試みでした
また
「教師の自己犠牲が当たり前ではない教師像」
とそれに伴う
「新しい教師像への社会的理解」
が提言されました
教師という職業が
「子供たちの未来」や
「社会の未来」を担う
重要な職業であるにも関わらず
その知的刺激や挑戦の機会が減少し
信頼や尊敬が揺らいでいる状況を
危惧してのものです
さらに文部科学省から
「D-EST」
Disaster Education Support Team
の仕組みをつくることが発表されました
これは現在すでに活躍していらっしゃって
今回の地震で珠洲に支援に入られた
兵庫県教育委員会の震災学校支援チーム
EARTHさんのような活動を
全国的に展開しようとするものです
4日間最後のプログラム
パネルディスカッションに生徒が参加しました

「あなたにとって教師のエージェンシーとは?」
との問いに対して
三中さんは
「一人ひとりに合ったやり方で教え導くこと」
前名さんは
「自身の考えを促すことで自主性を育むこと」
と答えました
次の質問
「未来に残すべき教育と変えるべき教育は?」
三中さんは
「部活動などで得られる協力・団結・協調性を残し
間違いを許容しない土壌をなくしたい」
前名さんは
「考えを共有しながら進める授業を残し
もっと世界とつながるように変えたい」と
最後の質問
「ティーチングコンパスに採択したいキーワードは?」
三中さんは
「柔軟性」
多様な生徒への個々に応じた教育が求められるから
前名さんは
「支え合い」
生徒と先生が支え合えるようになるといいから
そして
「笑顔」だそうです
少し時間を作って
先日「復興研修」で生徒が訪れ
お世話になった場所を訪ねて
お礼を申し上げてきました
まずは多賀城高等学校さん

先日生徒が訪れたとき
帰りに吹奏楽部のみなさんが
演奏で送り出してくださいました
ちょうど吹奏楽部が練習してたので
輪島高校の生徒が
「一生思い出に残る風景になった」
と話していたことを伝えました
次に閖上(ゆりあげ)朝市へ行きました
先日マスコミの取材を通して
生徒たちに励ましのメッセージを
届けていただいていました

この地区では全てを津波に流されたあと
まず朝市が立ち上がったのだそうです
そしてそれに導かれるように
街が甦ってきたのです

慰霊碑の前では今でも
ひたすら祈りを捧げる方が
いらっしゃいました
慰霊碑の高さは
この地を襲った大津波の高さ
8.3mです

地震から284日目
豪雨から20日目
第二次大戦後
米国のマーシャル国務長官は
経済的に混乱状態にあった
欧州各国を救済すべきとの提案を行い
「マーシャルプラン」を発表しました
これを契機として1948年4月
ヨーロッパ16か国で
OEEC(欧州経済協力機構)が発足しました
1961年9月にはアメリカとカナダが加わり
新たにOECD(経済協力開発機構)が発足
我が国は1964年に加盟国となりました
ちょうど私が生まれた年なので
加盟60周年ですね
OECD主催のグローバルフォーラムが
全国4ヶ所を会場に開幕しました
会場のひとつである輪島高校に
世界各国から教育関係者が来られました
このフォーラムでは
これからの時代に求められる
教師のエージェンシー
教師のウエルビーイング
教師のコンピテンシーなどの理解を深め
国際的な指標としての「ティーチングコンパス」
の作成に向けた議論が交わされます
うーん日本語で聞いてもよくわからん?
エージェンシーとは
「自ら考え主体的に行動して
責任を持って社会変革を実現していく力」
今回のイベントに際して先生方には
「もしご不明な点があれば
遠慮せず何なりと
ご自分で考えて動いてください」
と最低限の情報と指示しか与えていません
被災地ではそうしないと進んでいかないから
街プロの発表原稿を印刷して
掲示してくださったり
スリッパや下足置き場を準備してくださったり
放送設備の準備や後片付け
全て先生方が主体的に動いてくださいました
ウェルビーイングとは
「幸福で幸せな人生を送るために必要な
心理的・認知的・社会的な潜在能力」
今回のイベントに際して
詳細なマニュアルの作り込みなどは
一切指示していません
無駄な事務作業を省いて
真に必要な業務にだけ集中できるよう
先生方の精神的負担を減らしたいから
マニュアルがないと動けないような
教員にはなってほしくないし
被災地ではそうしないと教員自身が
壊れてしまうから
コンピテンシーとは
「複雑な社会生活において問題解決し
成果を上げるために必要な力」
これも毎日被災地で日常的にやってること
これなら輪島高校から発信できること
いっぱいありそう!
って感じで第一日目のセッションです
We gonna stand up again and again
Because if we give up, the game is over there
文法的に正しいかどうかもわからず
へたくそでもとにかく伝えようとしている
姿勢だけは生徒に見せたい
と通訳を使わずご挨拶

そしてアイスブレイク
アイスブレイクとは
カチンコチンに固まった氷を崩すように
初対面の人同士のカチンコチンの心を
少しずつ崩していくためのものです
「トークフォークダンス」をしました
オクラホマミキサーのように二重の円になり
内側の人と外側の人が
お題に沿ってパートナー同士でお話しします
「自分を色に例えると何色?どうして?」
トークが終わると輪が回転し
新しいパートナーと別の話題でおしゃべり
「今までの失敗談を教えて」

「未成年の主張」です
校庭に集まったオーディエンスに向かって
自分の夢を
自分の未来を
大きな声で屋上から叫びます!
県の教育長さんが来られていることを
当日知った生徒が
「被災地に本屋が欲しい!
教育長さん
なんとかしてください!」
と台本にないことを叫び出す始末
「気持ちはわかった!」
と教育長さんもレスポンスしてくださいました


デンマークのレーネ・ランゲさんも飛び入り参加
デンマークの「ヒュッゲ」について
叫んでくださいました
「ヒュッゲ」とは
世界幸福度ランキング2位のデンマークの言葉
もともとは「暖炉」を表す言葉で
転じて暖炉を家族で囲むような
「居心地がいい空間」
「楽しい時間」
のことをさす言葉です
日本でいうと「kotatsu」ですね

明日は会場をビブリオバウム
石川県立図書館に移して行われます
北海道小平高等養護学校のみなさんが
応援メッセージを送ってくださいました
心を込めて歌ってくださった「群青」
YouTubeチャンネルでごらんになれます

地震から283日目
豪雨から19日目
3年生「総合英語」の選択者が
かわい保育園を訪ね
英語絵本の読み聞かせをしました

「ワン・ツー・スリー」
「オー!ノー!」
大きな声で一緒に読みました
こうやって前の世代からバトンを渡され
そしてこのあともずっと続いていく
そう思うと感極まってしまいました
帰り道におもろいもん発見

震災後わずか数日間で
スーパーはおろかコンビニすら開いてない時
そこにあるもんだけで始めた店です
店主は私の教え子の「はるみつ」
バトンを渡したひとりです
「渡された覚えなんかない!」
と言われるでしょうが
この学年はやんちゃな学年で
毎日必ず誰かが謹慎になっているという
輪島弁で言うと「わやくそ」な学年でした
悪さの山をして
しょっちゅう我々に追いかけられている
そんな学年でした
でもこうして苦境に立たされても
真っ先に立ち上がる
本当の強さを持った連中です
きっと私が死ぬ間際にみる走馬灯に
必ず出演してくれるメンツです
他にも床屋で元気を与えている
「まんじゅう」夫妻
先日営業再開直後に洪水でやられた
「やぶ新橋」の店主も
高校は違えど同じ学年です
きっと再び立ち上がる!
そう信じています
さていよいよ明日から
グローバルサミットの始まりです
パリに本部を置く国際機関OECD が主催
全国4ヶ所で展開される
教育に関する国際サミットです
その会場のひとつが輪島高校です
世界各国から教育関係者が日本に集まり
これからの世界の教育の国際的な指標としての
「ティーチングコンパス」を策定する
そのためのイベントです
輪島高校には
本部のフランス
紛争で苦しめられているウクライナやイスラエル
大きな地震で傷つけられたトルコや台湾はじめ
エストニア スウェーデン デンマーク シンガポール アメリカから
お客様をお迎えします
上から降ってくる復興計画にそのまま乗っかるな
自分たちの街は自分で作る
街創生プロジェクト「街プロ」の成果を
そして自分たちの夢を未来を
屋上からオーディエンスに向かって
さらに全世界に向かって思いっきり叫ぶ
「未成年の主張」を開催します
TBSの人気番組「学校へ行こう」の
コーナーのひとつをマネしました
「街プロ」のグループのひとつが企画立案し
今回実現します
今回の豪雨による被害の最も大きかったところのひとつ
珠洲市大谷町の様子の動画をYoutube で見つけました
https://youtu.be/lizFcXuMz5c?si=asqs9ThgrfGgCzRy
ここは晴れ女の生まれ育ったところ
私も田植えや稲刈りで毎年訪れていたところ
3分30秒あたりから
画面中央下部
崩壊した岩肌が
苦しむ人の顔に見えます
シミュラクラ現象ですが…
どこから手をつけていいかわからない
でも頑張ろう
ここで今頑張っている門寺建設の社長も
「わやくそ」学年のひとりです
地震から281日目
豪雨から17日目
テネシー工科大学心理学科教授の
バリー・スタイン氏が行なった
興味深い研究があります
小学5年生の子どもたちに
次のふたつの文を見せました
1.力持ちの男が、友達がピアノを動かすのを手伝った
2.力持ちの男が、朝食の間に新聞を読んだ
「2つの文のうち覚えやすかったのはどちらか?」
という質問をしたところ
成績のよい子どもは「1」
そうでない子どもは「2」
と答える傾向にあったそうです
何となく推測がついた人もいるかもしれません
一見すると文自体が短い「2」が覚えやすそうですが
内容をよく見てみると
前半と後半を関連付けられるのは「1」であることがわかります
成績のよい子は
「力持ちだからピアノを動かすのを手伝ったんだろう」
と意味を持たせて記憶できるため「1」を選びます
それができない子は
単純な文の長さで「2」を選んでしまうようです
作業としての暗記は意味がなく
また面白くないので
なかなか身につきません
「街プロ」では
自分で決めた好きなことをやっているので
見ていて驚くほど集中力があるし
そして諦めない力強さがあります
未来を託して余りある逞しさを感じます
10月10日には
そのうちひとつのグループが企画した
「未成年の主張」を行います
ご存知TBSの人気番組「学校へ行こう」のマネです
マネにはいくつかの段階があって
①パクリ
自分の利益のために
他人の創作的な表現を盗用しているものです
元ネタがバレると困るし問題になるものです
②パロディ
批判や風刺を目的に模倣しているものです
元ネタを知らないとと面白くもなんともないものです
③オマージュ
元ネタに対して尊敬・賞賛の念が込められています
元ネタが分からなくても充分面白く
元ネタがわかるとさらに深く楽しめるものです
オマージュ目指して頑張ります!
生徒が屋上から大きな声で
自分の夢や未来を
輪島の夢や未来を叫びます!
オーディエンスには
地震で大きな被害を受けたトルコ
紛争で苦しんでいるイスラエルやウクライナ
世界各国から
OECDが招いてくださった教育関係者のみなさんです
「街プロ」グループを紹介するコーナー
【A6】能登野菜を使ったポトフ
ダンス部を中心とした7人は
能登で育てた野菜を
自分たちで調理してみようとしています
【B6】震災を超えて響く花火の音
川端さんを中心とする9人は
市民の活気と笑顔を取り戻すため
花火の打ち上げを計画し実現しました
ご存知のように輪島の夏祭りに合わせて
クラウドファンディングで資金を集め
当日の準備にも参加しました
ご協力くださったみなさん
本当にありがとうございました
おばあちゃんが泣いて拝んでいた
という話を聞いています
【C6】角刈り グラウンド復興
野球部を中心とする13人は
グラウンドの石拾いから始めました
運動場に仮設住宅が立ち
遊ぶ場を失った
子供たちのために
思いっきり飛び跳ねることのできる場所を
提供したいと考えています
地震から280日目
豪雨から16日目
アメリカの著作家
ウェイン・ダイアー氏は
「人間の感情で最も無益な感情を二つ挙げれば
済んでしまったことへの自責の念と
これから行うことへの不安である」
と述べています
そして
「準備ができた人のところに奇跡は起こる」
とも
「街プロ」について取材を受けると
決まって聞かれるふたつが
①「きっかけは?」
人を好きになるのに理由などないのと同じで
やりたいからやる
ほとんどそれだけです
②「ゴールは?」
明日の生活すらどうなるかわからない中
そんなビジョンなどあるわけがありません
過去と未来は考えない
あるのは現在のみ
そして準備ができたら奇跡は起こるのです
今日は準備ができて奇跡が起こりつつある
ひとつのグループを紹介します
「ネコにもあげれるスイーツ」グループです
長井彩綺さん
大向莉奈さん
坂口紋彩さん
濵谷美耶さん
の4名による活動です
避難生活の中で
ヒトが食べているものを
気軽にペットにもあげれるといいなと
考えたのがきっかけです
ネコにとって
小麦粉がアレルゲンになったり
牛乳によって皮膚疾患が見られたりと
ヒトが口にするものをそのままあげることが
好ましくない場合があります
そこで小麦粉のかわりに米粉と片栗粉を
牛乳のかわりに豆乳を用いたスイーツを開発
スーパー「ワイプラザ」内の出張朝市での
販売にこぎつけました


今後は投資家さんとの
マッチングイベントに参加して
来年の大阪万博での出店を目指しています
商品開発にご協力くださったのは
輪島市内に店舗を構える
「アンファン」さんと「ta・mago」さん
「アンファン」さんは小さな洋菓子屋さん

フランス北西部のブルターニュ地方に伝わる
伝統的な焼き菓子「ファーブルトン」などが
お店に並びます

https://notowajima.jp/navi/anfan/
「ta・mago」さんはシフォンケーキのお店

店へ向かう橋が今回の水害でこのとおり

でも明るい店主はめげません

しばらくはオンラインで
ふわふわもちもちのシフォンケーキを
お届けします
https://ta-mago.net/
ほかの「街プロ」グループも紹介します
【A5】輪島の課題
天野さんは現在の輪島の課題を
あぶり出しています
被災地でとられたアンケートなどをもとに
研究しています
【B5】リラクゼーションルーム
〜学校にヨギボーを置こう〜
紺谷さんと干場さんは
生徒が勉強の合間に休めて
リラックスできる場所をつくるために
ヨギボーやお菓子を置いた
場所を設置したいと考えています
【C5】商店街を復興しよう
古戸さんは
馬場崎商店街の復興を目指して活動をしています
地震から279日目
豪雨から15日目
今回水害で被害の大きかった町野地区
氾濫した町野川は
かつての町野高校の高校に
「玲瓏と清き流れの町野川
そそぐ海原遥けくも…」
と歌われるように
日本海にそそいでいます
それで河口の海岸を
曽々木(そそぎ)海岸といいます
曽々木海岸には
観光名所「窓岩」がありました
高さ10m以上あろうかという
大きな岩の真ん中に
ポッカリと窓を開けたような穴がありました
「ありました」と過去形なのは
今回の地震でなくなってしまったから
9月27日に投稿したこの写真

窓岩が「あった」場所です
そういえば生徒相談室に
窓岩を写した写真があったなと
生徒相談課の先生に探してもらったら
出てきました
これです!

年に数回しか見られない
窓の真ん中から夕陽が覗く一瞬を捉えた
貴重なものです
窓岩は
一枚の岩の真ん中に
穴が空いていたわけではなくて
よくみるといくつかの岩が
微妙なバランスで積み重なって
その隙間が綺麗な窓を形作っていました
私はそれを見上げ
きっと奥能登で一番高い山
高州山がかつて活火山だった頃
吹き飛ばされてきた岩が
積み重なったのか
あるいは
曽々木海岸を見下ろす岩倉山が
土石流を起こし
その時流されてきた岩が
積み重なったのか
太古のロマンに思いを馳せることが
しばしばありました
いずれにせよ
その岩が今回姿を消してしまった
そう考えると
地質的に非常に貴重な
歴史的瞬間に立ち会えたんだなと
感慨深くなります
「街プロ」グループを紹介するコーナー
【A4】みつばちプロジェクト
〜高校生×小学生の交流会〜
稲木さんは
高齢者の声が優先されがちな状況の中
若者の視点が反映されることが少ないことに
危機感を感じています
学生も社会を変える力がある
世代を超えた協力と
積極的な行動が重要であると考えています
そこで小学生と高校生の交流を通じて
未来の輪島を共に考え
実践する機会を作る取り組みを行っています
【B4】被災地記録
笹波さん 三中さん 白崎さんらは
地震で被災した経験をもとに
震災前や復興途中の写真や
震災時に必要だった物資についての情報を
SNSで発信しています
被災者のリアルな声と現状を共有し
支援の輪を広げ
復興への関心を高めるプロジェクトです
【C4】 フラワーアレンジメント
〜花で小中高生を笑顔にしよう〜
岩地さん 出村さん 松谷さん 森さん 上平さんらは
地震によって活気がなくなった輪島を
小中高生を対象とした
花を使ったイベントを開催することで
笑顔にします
元気あふれる子どもたちによって
輪島の活気を取り戻すことを目的とした
取り組みを行っています
地震から278日目
豪雨から14日目
商業高校の全国校長会があって
岐阜に来ています
少し時間を作って
これまでご支援くださった
近くの方々を訪ねてみました
こちらは震災後真っ先に駆けつけて
ほぼ1ヶ月にわたって
炊き出しをしてくださっていた
Humanity First さんのモスク
中も見学させていただきました

厳かで敬虔な雰囲気の本部

こちらは祈りを捧げる礼拝堂
メッカの方向を向いています

コーランも見せていただきました
単なる経典にとどまらず
生き方や決まりごと
相続の方法まで事細かに定められていて
憲法の役割もしています
LOVE FOR ALL HATRED FOR NONE
誰も憎まず全ての人に愛を
この教えを忠実に被災者に対して
分け与えてくださっていたことに
心から感謝です
次に名古屋市立西陵高校さん

昨年度の2年5組のみなさんが
真っ先に支援物資を送ってくださいました
その頃郵便も宅急便も動いていなくて
宅急便の集荷基地まで取りに行ったのを
思い出しました
なんだか遠い遠い昔のような気がします
靴下とかハンカチとかコスメとか
女の子らしい可愛いものから絵本まで
当時お風呂に何日も入れない子らが
本当に喜んでいました

授業中だったけど廊下から直接
こそっと感謝の言葉を伝えたら
素敵な笑顔を返してくださいました
被災地で頑張っている輪島高校の子らも
困っているところにすぐ手を差し伸べてくれる
日本中の高校生らも
本当に国の宝だなと思いました
最近発表された新しい研究
「新型コロナに罹りやすい血液型がある」
えー?
そもそも血液型占いには
なんの科学的根拠もないのに…
ところがこの学説にはちゃんとした根拠があって
新型コロナに限らずウイルスは
細胞の外に出ていく際に
血液型の情報も一緒に持って出ていきます
例えばA型の方が罹ったウイルスは
A型の特徴を熟知していて
A型の人に罹りやすい傾向がある反面
B型の人には抗体の違いもあり
感染しづらくなります
ABO式血液型は
赤血球の表面の形状で決まります
O型の人はAB双方と
赤血球の形状上の共通点がないので
A型とB型から来たウイルスには感染しにくく
AB型の赤血球は
A型B型双方の特徴を持つので
A型から来たウイルスにも
B型から来たウイルスにも
簡単に罹ってしまう傾向があります
「街プロ」グループを紹介するコーナー
【A3】子どもの居場所を作りたい
桂木さんと明後さんは
今子どもの居場所が少なく
特に門前地区にはそれがないので
ぜひ作りたいと考え
直接市役所を訪ね活動をしています
【B3】猫探し
茶園さん 東野さん 若狭さんは
地震で迷子になった猫を保護したり
飼い主に戻す活動をしています
【C3】猫と人間が食べれるお菓子
長井さん 大向さん 坂口さん 濵谷さんは
人間も猫も食べられるお菓子を開発しています
主にシフォンケーキやボーロを
販売しようと考えています
被災した時に
人間が食べているものを
気軽にペットにもあげれたらいいなと思い
そのイメージのもとで活動しています
完成したら大阪万博での出店を
視野に入れています
地震から276日目
豪雨から12 日目
七尾高校のSSHの取り組みが
現行の学習指導要領に取り入れられている
という話を昨日しましたが
今日はまずその顛末を
今からおよそ15年ほど前
当時七尾高校のSSH推進室長だった私は
文部科学省に呼び出されました
招集先は大阪の大手前高校の校長室
窓越しに大阪府庁の知事室が見え
当時橋下知事が執務をなさっていました
他にも呼び出されたのは
奈良の西大和高校
滋賀の膳所高校
兵庫の三田祥雲館高校
招集先の大手前高校を含め5校です
呼び出した総統閣下から
「君たちには日本の教育を変える重要な任務を与える」
とミッションを告げられました
「なんやそれ?女子ーズか?」
と心の中で突っ込んでいました
「女子ーズ」は
地球の平和を守るため突然集められた
5人の女の子の戦隊コメディーです
出演している女優陣は
今考えると
「本当にこの方たちが全員共演していたの?!」
と驚きのキャスティングです
ともかく
この5校のSSHの取り組みを元に
新しい学習指導要領の草案づくりに取り組む
「世界に羽ばたく人材育成プログラム」
がスタートしたのでした
「ルーブリック」や「ポートフォリオ評価」など
教育界において今では一般的なことばですが
当時はなにそれ???
って感じで必死に食いついて行っていました
七尾高校の取り組みが採用されたのは
探究活動は
「課題の設定」→
「情報の収集」→
「整理・分析」→
「まとめ・表現」↖︎
の活動を螺旋階段を登るように
繰り返すんですよ
のくだりです
そのときの発表原稿がこちら

助言者の大学教授からは
「これは今世界で研究されている中での
最先端の教育プログラムですよ
こんなプログラムが
日本の一地方の公立高校で生まれるなんて
独自の進化をとげたまさにガラパゴスです」
と評価を受けました
当時の主幹教諭からは
「それってディスられているんじゃ?」
とからかわれましたが
自分は最高の褒め言葉と捉えていました
先日東北復興研修旅行でお伺いした
宮城県立多賀城高等学校の
小野敬弘 校長先生より
そのときの写真を送っていただきました


こんなにたくさんで見送ってくださったんですね
どうもありがとう!
うちの生徒が
「一生忘れられない光景」
と言っていたのに納得です
地震から275日目
豪雨から11日目
今被災地で困っていることは
決して今に始まったわけではなく
実は被災前から潜んでいた問題
それも日本全国さらには全世界での
共通の問題である
という話を昨日しました
日本は世界で極めて先進的な少子高齢化の国
そしてその中でも能登半島は
特にそれが進んだ地
これから世界の各国で
急激に少子高齢化が進んできます
であるなら
この地で今我々が取り組んでいる
教育実践や街づくりが
これから世界のスタンダードになっていく
そんな気がします
それが
私が事あるごとに口にしている
「半島の最先端から目指せ世界の最先端!」
の根拠です
ただこれらの考えは
全くの私のオリジナルではなく
かつて私がSSH推進室長として務めていた
七尾高校の当時の校長先生
山本登紀男先生のお言葉を
自分なりに解釈したものです
SSHとはSuper Science Highschool
文部科学省が定めた
理数教育に特化した教育を行う高校です
七尾高校のSSHが現行の教育課程に
どのようにからんでいったか
おもしろい話があるので
それはまた明日
現在輪島高校では「学びウイーク」を行っています
昨年度より1学期と2学期の中間テストをなくし
かわりに生徒の学ぶ心に火をつけるための仕掛けを
行っています
一日目の今日は
34限目に2年生を対象に
大学模擬授業を行いました
県内から10の大学短大さんに来ていただき
実際に大学での講義を体験です


私がおもしろいなと思ったのが
金沢工業大学さんの「アマメハギ」に関する研究
「アマメハギ」は「カワハギ」によく似た魚
ストレスがかかると
特段用もないのに
うろちょろと上下運動を繰り返すのだそうです
私も校長室でストレスがかかると
特段用もないのに
うろちょろと2階3階の教室へ上下運動を繰り返すので
「アマメハギ」に種が近いのだとわかりました
午後は1年生を対象に
石川県信用保証協会から講師をお招きし
経営に関するセミナーです
講師を務めて下さったのは
本校OBの髙木 雅男さん
自宅が高校の目の前にあり
なんとちょうど今日公費解体が始まったのだそう
2年生は「街プロ」の中間発表会です
活動当初から紆余曲折を経て
テーマが変わったり
クループが分裂したり合併したり
ここまでの活動について報告しあいました
毎日少しずつ紹介していきます
【A1】新朝市復興計画~新しいスタイルの多世代朝市
青森さん 馬場さん 水上さんらは
再建が困難になった本町商店街と朝市を
東京渋谷区にある「MIYASHITA PARK」のような
「商店街」「公園」「朝市」を組み合わせた
商業施設にできないか研究しています
実際に奥能登アーキの方と
商業施設の全貌(材料・設備・テーマ)について
相談しています
オーディエンスからは
朝市復興について話し合っているワークグループへの
参加を勧めていただきました
今後様々な方と連携しながら
自分たちの提案をしていきます
【B1】まちづくり~輪島市民が今求めているもの~
伊藤さん 木本さん 宇羅さん 大畑さん 保山さんらは
「輪島未来トーク」に参加したときに聞いた
子どもの遊び場や医療の問題に関する問題の解決に向けて
調査活動を今後実践していきます
【C1】パラリンピックin輪島
橋本さん 谷内さんはスポーツイベントを企画をしています
地震によって公園などがなくなってしまい
子どもたちが元気に活動できる場所が減ってしまいました
そこで障がい者スポーツを使った
スポーツイベントを開催して
子どもたちに運動する機会をつくり
笑顔になってもらいたいと考えています
このブログを読んでくださっている方から
間違いのご指摘がありました
4月21日
司厨士協会の皆さんによるランチ提供の話
堀内 進 様は
浦安ブライトンホテルの元料理長
田辺 稔 様は
ANAクラウンプラザホテル金沢の現調理長でした
大変失礼しました
訂正しておきました
情報ありがとうございます!
地震から274日目
豪雨から10日目
酒は百薬の長とも
命を削るカンナとも申します
陰気な酒はいけませんな
と落語のような出だしですが
人酒を飲む
最初のうちはおいしくいただいていますが
そのうち
酒酒を飲む
自分が欲しているわけでもないのに
おなかの酒が
次々招き入れるようにすすみ
やがて
酒人を飲む
自制心が効かなくなってしまいます
千と千尋のカオナシ状態です
酒を飲むと人にからんだり
ダメになる人もいますが
実は酒が人をダメにするのではなくて
本来ダメな人が
酒によって正体が暴かれているにすぎません
同じような話で
コーヒーは胃に悪いとも聞きます
確かにコーヒーを飲むと胃が痛いことはありますが
これはコーヒーが悪いわけではなくて
胃が悪いときにコーヒーを飲むと痛むだけの話です
もともと潜在していた問題点が
コーヒーによって顕在化したにすぎません
これと同じことが今被災地の教育現場で起こっています
今被災地で起こっていることは
地震や水害だけのせいで起こっているのではなく
被災前から全国のあらゆるところで
くすぶっている問題です
たとえば教員不足の問題であったり
教育格差の問題であったり
生徒を見ていても
きちんとした学習習慣の確立していた生徒は
被災により環境が変わっても
自分のすべきことにきちんと取り組んでいます
大変だねと声かけしても
環境が悪いから勉強できないなどとは
一言も口にしません
学校では今
建物の基礎調査のための掘削が始まりました
騒音がうるさくて正直授業どころではありません
でも工事も進めなければならないし
生徒には集中力で頑張れと
精神論しか今は言えず
本当に申し訳ないです
だからといって
学校として
全てを生徒の自己責任にすることは
許される訳もなく
精一杯のことをやっていきます
まずは
水害により家庭での学習に支障をきたしているみなさん
休日の学校を学習場所として開放しています
昨日一昨日と何人かの生徒が登校し
学習に取り組んでいました

しかしこれなども教育格差のひとつです
都会なら学習塾や図書館があるけど
過疎地では学校がその役目もしなければならないこと
それに付随する教員の働き方に関する問題です

3年生の岩田さんのおかあさまが
みんな頑張っているからと
おやつを差し入れしてくださいました
ありがとうございます
みなさんに支えられながら
がんばっています
フジ・アート
そして
府中童謡の会・府中市赤十字奉仕団の
藤原 美江さまより
ご支援をいただきました
本当にありがとうございます
地震から272日目
豪雨から8日目
今日は東北研修旅行から
生徒が帰ってくる日です
生徒から感想が送られてきているので掲載します
1年
今回の東北ツアーを通して嬉しかったことや、学んだことや、気づいたことは、まず、輪島の場合は備えが充分になかったり、日頃からの避難訓練が宮城より、適当に感じたことです。多賀城高校に言った際に、輪島は学校や地域の避難訓練があまりおこなわれないことに驚かれました。やっぱり、被害にあった人たちはこのように、自分たちの子供や孫などに地震の話をして、地震の怖さや、その時どう言った対応をしたらよいかということを伝えているんだな、家族で話し合って、地域の人と話し合ってその時どういった行動をしたらいいか話し合っているんだなと感じた瞬間でした。この地震があっても輪島はまだ、地震に対して、恐怖心や、危険性を持ってる方は少ないなと思いました。憶測ですが、今輪島高校の全校生徒に災害バッグや、もしまた何か会った時用に、その場で対応できる備えをしているかと聞くと半数も手をあげないだろうなと思いました。なぜなら実際私たちもこの質問を受け、手をあげた人は半数にも満たなかったからです。
そして、もう一つ問題だなと思ったことは、避難訓練です。私たちは学校にいるタイミングで地震は来なかったけれど、東日本大震災では、ほとんどの児童が学校にいる時間帯でした。そして、現地の人の話を聞くと、子供達の命を落としている数がとても多かったことがびっくりしました。そして、校舎自体も大きな被害を受けていました。話を聞きながら、今回は津波は来なかったけど、もし来ていたら、私はちゃんとした行動ができていたのだろうかと、とても考えさせられました。そして、避難訓練は学校だけでなく、地域でもやるべきだと思います。めんどくさいなど思う方もいるかもしれませんが、みんなの命を守るきっかけにつながると思うし、あの時やっててよかったと思う瞬間が必ずあると思います。備えあれば憂なし。本当にその通りだなと感じました。そして、嬉しかったことは多賀城高校と交流が終わり、バスに向かおうとした瞬間に、ほとんどの多賀城高校の生徒が、私たちを囲み頑張れー!と、応援してる!と大きな声で叫んでくれたり、吹奏楽部の演奏や、ダンスを踊ったりして、見送ってくれました。あの光景は一生忘れられないほど、本当に嬉しい出来事でした。そして、友人もできました。地震は大変だったし、苦しかったけど、この地震があったからできたこともあったし、もう一生、関わることがなかった人とつながることができたと思います。この機会を与えてくれた、宮城の方々、学校の先生方、宮城に行かせてくれた家族たちに、感謝しかありません。ありがとうございました。宮城も輪島も大好きです!復興頑張るぞー!
1年
今回私は東北ツアーに参加しました。楽しそうだなって思ったからです。あまり良くない事だと思うのですが、最初は軽い気持ちした。24日に事前学習で調べた事を発表し合う活動をしました。
地下鉄に居る時に地震が怒った場合に取る行動についても問題を出してくれました。選択肢として、「中央にかたまる」「電車に乗り込む」「出口まで逃げる」の3つの選択肢がありました。この中で正解は電車に乗り込むでした。崩れても電車が支えてくれるそうです。将来に生かせる!と思いました。館長さんがお話をしてくれた中にとても印象に残ってる事が沢山あります。ある方が朝に親と喧嘩をして仕事に行きました。車に乗りながら、親の好きな物を買って帰って謝ろう。と思ったそうです。ですがその後の地震で津波が来て流されました。その方は必死になって探したそうです。そのおかげで両親は亡くなったけど見つけることができました。ごめんね。って一生謝ることができなくなった。と後悔していたそうです。この話が特に印象に残ってます。もう1つは、逃げよう!と言える人になる。ということです。あのとき逃げよう!と言ってくれた人がいたので今生きています。と館長さんは言われたそうです。私も逃げよう。と言えるようになりたいです。自分で決断できる人に。とも言っていました。私はすごく自分で決断することが苦手です。なのでこの言葉はとても印象深いです。日頃から自分で決断できるようにしていきたいです。
2日目は門脇小学校について聞きました。実際に校舎に入って火災や津波の跡を見てきました。ここで授業をしてたんだなと思いました。教室の中はすごく散乱していました。焦げていました。みんなにも1度行ってみて欲しいです。ビデオを見ました。教壇を使って、協力し抜け出したと言っていました。手助けをしていた人が後ろにいた人に行きなさい。と言ってもらって逃げた。という風に言っていました。その後に、手助けを放って先に逃げた人がいる。という噂が立ったそうです。その方の子供がお母さん。気にしないで。お母さんは何も悪くない。と言っていました。とても良い親子だと思いました。次に女川町のこんのまさひとさんにお話を聞きました。その中で想いの共有の場を作る。というのがとても大事だなと感じました。他にも、街づくりには10年~20年かかる。だから10年後20年後の若者に託す。と言っていました。40代50代が中心になってやる。70代は口出ししない。とても素敵だと思いました。2日目の最後には多賀城高校に行って、高校生ができる事。をグループワークで話し合いました。多賀城高校の生徒さんがとても良い人達で話しやすかったです。輪島には備蓄品がないから、それを生徒会に話したりする事が私たち高校生に今できること。だと意見が出ました。見送る時に多賀城高校の人達が盛大な見送りをしてくれました。とても嬉しかったです。
3日目は、朝市の方のお話を聞きました。とても熱心に話してくれました。復興について話してくれました。待っているだけではダメ。自分で行動しなさい。現地に行きなさい。メールや電話ではなく、現地に言って話す。と何度も仰っていました。私も待っているだけじゃダメだと思います。行動できる人になりたいです。
この3日間で、最初とは意識が変わりました。最初軽い気持ちを持っていたことがとても恥ずかしいです。東北ツアーに参加して本当に良かったです。どれだけ悲惨だったかが分かるツアーでした。ただの話だけではなく、展示している所に行って実際に見たりすることが大事だと思います。学んだだけじゃなくて、多賀城高校生徒さんとの交流等で、楽しい思い出もできました。私は東日本大震災などこれを沢山の人に知ってもらいたいし、実際に、行って見て聞いて話したりして欲しいと思います。
2年
今回の東北復興研修で、東日本大震災時の地震、津波そして復興までの過程を学ぶことができ、そこで学んだことを輪島市の復興と今後の災害への向き合い方を考えて行こうと思った。
研修旅行を通して、石巻市の大川小学校を視察した際、その当時の事を話してくれた三條すみゑさんの話が一番印象に残っている。警報が出ているとき三男に電話をした。最後の方に「母ちゃんも向かってるからな」と言った。その言葉を言ってしまったため三男は近所の人が「避難しよう!」と言っても「少し片付けてから行きます」と言い避難はしなかった。すみゑさんは「自分で息子を殺してしまった」と涙が込み上げてくるのを耐えながら話していたことに自分も悲しい気持ちになり、もらい泣きしそうになった。
津波は残酷だ。しかし、自然災害を止めることはできない。だからこそ災害を止めるではなく、災害が起こった後のことを考え市民や学生、外部の人たちに今回聞いたことや能登半島地震で体験したことを伝えて、より災害について深く考えてもらうことが今後起こる自然災害への対策につながると感じた。
地震から271日目
豪雨から7日目
被災された方々に心よりお見舞い申し上げます
ご家庭の状況によっては
落ち着いて学習できる環境でないお宅がおありのことと
お察しいたします
そこで
当分の間
土曜日 日曜日 祝日
高校を学習の場として全学年開放することとしました
時間は9:00~16:00です
ご活用ください
ただし
28日(土)については
途中から断水のため
簡易トイレを使用してもらうことにはなります
道路事情が悪く公共交通機関がストップしていて
学校に来れない生徒がいます
電波事情も悪く携帯電話がつながりません
連絡したいときは電波のあるところまで
山を降りてかけているので
こちらからの連絡のつけようがありません
そこでそんな生徒のお宅を直接訪問してきました
たどり着けるかわかりませんが
途中の道路事情も含め視察です
河口付近から海を望みます
手前にある茶色の陸地に見えるのが全て
今回の水害で山から流出した土砂です

沖の方までずっと海が赤茶色に染まっています
地震で崩落した山沿いの道路の代わりに
隆起した海底だった場所に道路を敷設中です
車窓のすぐそこまで海が迫っていて
綺麗に舗装できたらさぞ気持ちのいい
ドライブウエイになるのだろうなと思います
完成したらぜひ走りに来てください

石川県には千里浜ドライブウエイという
世界でも例を見ない車で走れる砂浜があります
通常砂浜だとタイヤがスタックして
前にも後ろにも進めなくなるのですが
千里浜は白山から流出した
驚くべき粒子の細かい砂が堆積したものなので
しっかり締まって車が走っても沈みません
ところが近年は砂防ダムの建設により
白山からの流出が少なくなり
海岸がやせ細ってきているのだそうです
今回向かったのは
特に被害の大きかった
輪島市の東端にある町野地区です
かつて私の祖父母の家があり
夏休みには毎年遊びに来ていた
そして教員人生の最初の17年間を過ごした
思い出の地です

地震以来初めて訪れました
信じられない風景が目に飛び込みます
輪島市街は時が止まったままだと言われますが
それどころではない
本当に1月1日のままです
そして今回の水害です

祖父母の家の手前で行く手を遮られます
仕方なくお隣の柳田村を経由します

大量の土砂に埋まったままの家

道路のあちこちで
流木と土砂の撤去作業が進んでいます
片側交互通行どころか
両側を封鎖して作業の隙間に車を通します
通常30分で行ける場所まで2時間かかりました
東陽中学校を訪問しました

職員室も泥だらけ
これから掻き出しです
再開まで相当時間がかかりそうです
祖父母の家へ向かう橋

目を背けたくなります
見るのもつらいです
でも
ほとんどマスコミも入れない場所なので
地元の人間が惨状を伝えるしかないと思い
振るえる手でカメラに収めています
ここは五里分橋(ごりわけばし)
ここから輪島へ五里
珠洲へも五里
宇出津へも五里
能登半島のど真ん中に位置する
昔の交通の要所です

そんな場所なので水路も集中します
今回町野で最も被害の大きかった場所です
私が初任以来17年間勤めた町野高校跡地

災害ゴミ置き場と化していました
観光にいらっしゃったことのある方
これ何かわかりますか?

窓岩です
窓どころか岩ごと崩れてなくなりました
岩倉山も大きく崩落

トンネルが塞がれ
珠洲方面への通行ができません
空からは決死の捜索が続きます

全国の皆さん
どうかこの町野地区にご支援の手を
ぜひともお願いします
今日は陸上部の生徒が災害復興ボランティアです

車庫の中には重い泥がどっさり

力を合わせて畳の運び出し
水を吸った畳って重いんですよね
ここで災害から身を守るライフハックをひとつ
私の父は熊本で育ったので
台風に対する知識が豊富でした
仮に台風で窓が割れた場合
次に起こると考えられる怖いことは何でしょう?
それは屋根が吹っ飛ぶということです
なぜなら屋根は上からの力には強いのですが
下からの力にはあっけないほど弱いからです
なので窓から吹き込んだ風で
屋根が内側から吹き飛ばされるのです
ではそれを防ぐ最も手っ取り早い方法は?
畳を立てかけるのです
しばらく押さえておくと
そのうち雨を吸ってずっしり重くなり
びくともしないのだそうです
道具も釘もいらない
畳1枚をダメにするけど屋根と家を守る
最後の手段です
地震から270日目
豪雨から6日目
朝の5時だというのに
輪島に入る道は
救助や捜索に入る方の車で大渋滞です

こちらは大津からの消防隊の方々
出発はおそらく昨夜遅くでしょう
本当にありがとうございます
今日から
東北復興研修ツアーが始まりました
朝6時
元気に学校を出発しました

私も同行して
奥能登地区の高校の再建のため
さまざまなことを学んでくるつもりではあったのですが
今回の水害でまだ孤立し
学校に出てこれない生徒がいます
そのための学習支援の対策が急務なので
残ることにしました

犠牲になられた方が命と引き替えに残して下さった多くの教訓を
そして生き残った方が再建に関わってきた努力の跡を
しっかり学んできて欲しいと思います
多くの方からいただいている支援金を
活用させていただきます
私はいただいたお心を
物品を買うことには使わないつもりです
物はいずれ姿を消します
しかし生徒の心に残したものは
このさきずっと
さらに多くの人を巻き込んで
どんどん大きくなっていくと
信じているからです
今日は丸一日かけて移動したあと
松島海岸のホテルで講話をいただきます
私も以前松島を訪れたことがあります
風光明媚でとても美しい場所でした
しかしこんな美しいところに
なんであんなもの建てるかな?
というおぞましい建物に興ざめした覚えがあります
明日は石巻で震災遺構を周り
宮城県立多賀城高校の災害科学科の生徒さんたちとの
交流を予定しています
女川町も訪れます
以前このコラムでも書きましたが
女川原発が再稼働することになっています
あんな酷い目にあったのにどうして?
私はその疑問をずっと持っていたので
今回予約をする際に実際に尋ねてみました
その方は答えにくそうに
実は賛成派と反対派が半々であると
教えてくださいました
半々の中に
亡くなった方や街を去った方の意向も
含まれているのでしょうか?
あさっては「ゆりあげ朝市」を視察したあと
帰路につきます
参加した生徒は10名弱です
10名弱というと何人を予想しますか?
私は8~9人ですが
今の若い方は
12~3人
10名とちょっとと感じるそうです
「じゃあ10人強は?」と訊くと
17~8人だそうです
「すごい」や「やばい」という言葉が
もともとの意味とは全く変わって使われているように
時代とともに意味が変わっていくのかもしれません
ちなみに今回の参加者は13名です
男子バレー部が
災害ボランティアに出かけました

中の家具などを丁寧に運び出します

大切な思い出の品がこんな目に
こんな家庭がたくさんあります
震災から踏み出そうとしたところなのに
ゼロからマイナスへ逆戻りです

でも輪高生は負けません
「諦めたらそこでゲームセットです」
スラムダンクの中での言葉です
輪島高校には
スラムダンクのゴリのモデルだった先生が
かつていたからです
その方はとても謙虚な方なので
お名前を出すのは控えますが
お嬢さんがパリオリンピックの選手だったので
ご存じの方も多いかと思います
地震から269日目
豪雨から5日目
市民の方から
学校に苦情の電話がありました
買い物をしていたら
そこに入ってきた3名の輪島高校の女子生徒のうち
2名のスカートが短くて見苦しいという内容でした
学校として
生徒指導主事の冨水先生を中心に
次のように指導することとしました
「身だしなみ」と「お洒落」の違いを考えましょう
「身だしなみ」とは?
外見だけを整えるのではなく
身の回りについての心がけです
周囲に不快感を与えないように
頭髪や衣服を整え
言葉や態度をきちんとすることです
「お洒落」とは?
服装や化粧などを
洗練されたものにしようと気を配ることです
「身だしなみ」とは他者のために整えるもの
「お洒落」とは自分のためにするもの
と言えます
①「身だしなみ」と「お洒落」は同じだと考えてませんか?
高等学校は公共の場であり
多くの価値感をもった人間が集団生活をする場です
ここで大切なことは
個人の行動は常に他人に影響を与えるということです
他人に不快感を与えてまで自分なりのお洒落を楽しむ場
では決してないということです
人に不快感を与える人を
企業や進学先の採用担当者が採用したいと思いますか?
たとえ学校外であっても制服を着て活動する以上
他人の気持ちを考えて行動することが求められます
②「人は身だしなみが100%」
多くの時間を共に過ごす人にとって
身だしなみがどうであろうと
人間的な魅力が最も重要であることは間違いない真実です
しかし
わずかな時間しか共に過ごさない人にとっては
身だしなみの評価がその人物の評価の100%になります
見た目で損をする人物になっていませんか?
見た目で誤解を招いていませんか?
自分自身の身だしなみをもう一度見直してみて下さい
以上です
ご指摘ありがとうございます
しかしながら学校を離れた場面では
全て指導が行き届かないのも事実です
もし次回このような場面を見かけたら
ぜひ直接ご指導ください
教育は学校だけで行うものではなく
地域全体で行うものです
ぜひ
「不快に思っている」
ということを直接言っていただければ
先述の指導がより身のあるものになります
ご協力をお願いします
電車の中で暴れまくり
親のいうことをきかない子に
他人が声をかけるだけで静かになるそうです
つまり子どもは他人ではなく
風景として認識しているのです
風景に話しかけられたら
子どもは驚いて
次から他人というものを意識できるようになるそうです
これは確か
「ミステリと言う勿れ」の中で
久能整さんが言っていたような気がします
全巻持っていたのですが
被災でダメになってしまいました
とても面白いので
また買い揃えようと思っています
この作品の中には
なるほど!
と思う名言がたくさんあって
印象的なものに
倒れている人に
「大丈夫ですか?」
と問いかけた後で
「どうかしましたか?」
と問い直すシーンがあります
「大丈夫ですか?」と聞かれたら
「大丈夫です」
と反射的に答えてしまうからです
「どうかしましたか?」
と聞かれると心を打ち明けやすいのだそうです
私はこの逆を昔から使っていて
心配な生徒に
「大丈夫?」と聞くのです
「大丈夫!」と答える生徒は大丈夫じゃないので
その後しっかりと観察するようにしていました
なぜか
本当に大丈夫な生徒は
「大丈夫?」と聞かれたら
…
…
…
「何が?」
と聞き返してくるからです
先日野球部がボランティアで
ある酒屋さんの水害の片付けをしました
酒屋さんがSNSに投稿してくださり
一万を越えるいいねをいただきましたが
そのコメントの多くは
「マスクをさせろ!」
配慮が足りませんでした
さっそく次の日からはマスクをさせました
ご指摘ありがとうございました
地震から268日目
豪雨から4日目
豪雨のあとはじめて登校する日です
時間の経過とともに被害の大きさが
明らかになってきます
街の中を走る車はほとんど泥だらけで
まっ茶色に染まっています
道路の寸断により登校出来ない生徒
家の中の泥を掻き出す作業をするため登校出来ない生徒
さまざまな事情で全員揃うことはできませんでしたが
それでも多くの生徒が顔を合わせることができました
コロナのとき
そして地震のとき
身をもって実感したのですが
こんなときは何もできなくても
お互いの顔合わせが
心の通い合わせになるのです
今日は野球部の生徒が
家屋の泥出しと清掃のボランティアに出かけました
今日はまず被災した部員の家からです
もし高校生の力を借りたいお宅があったら
どうぞお問い合わせください
調整の上
お手伝いできることがあればお手伝いします
以前もお越しくださった
大阪大学の渥美教授らが
ふたたび訪れてくださり
モバイルバッテリーのご寄付をくださいました

生徒のみなさんご家庭のみなさん教員のみなさん
必要な方におあげします
数に限りがありますので
明日の時点で一旦締め切り
被災状況を確認した上で
適切な方に差し上げます
あまったらその後は早い者勝ちにします
また生徒玄関にスポーツドリンクも置いてあります
こちらも自由にお持ちいただけますので
必要なご家庭は生徒に持ち帰るよう
お伝えください
264日目
北信越高校校長会の2日目
今日はパネラーとして
パネルディスカッションに参加しました
失言しがちなシチュエーションというのがあって
(1)立場をわきまえず話す時
(2)正しいと思っていることを話すとき
(3)多人数の場で話すとき
(4)旅先で話すとき
(5)他人の批判をするとき
(6)例え話をするとき
全て「た」で始まる「6つのた」です
うーん
今回全て当てはまっているぞと
嫌な予感を抑えつつ
絶対ウケだけは狙うまいと
言葉を選びながら話すものだから
まあ歯切れの悪いこと
歯切れで思い出した面白い話
その昔
反抗的な態度で母親に口ごたえする娘にキレた晴れ女が
「親に向かって歯ごたえするな!!!」
歯ごたえって…
叱られている娘ともども
笑いを堪えるのに必死でした
その他のパネラーは
飯田高校の角秀明校長先生
飯田高校では前回も大地震に見舞われ
パソコン室のパソコンすべてが落下したので
そのときパソコンを全て机に固定したそうです
で今回の地震では机ごとひっくり返ったそうです
チャップリンの映画か?
思わず笑ってしまいました
今だから笑えますね
田鶴浜高校の赤島あけみ校長先生
県内で唯一看護科を持つ高校で
校長先生ご自身も看護の免許をお持ちだとか
その経験を活かして
避難所開設の際には
各部の部室に仮設トイレを設置したそう
やはりそれぞれの学校で工夫を凝らして
乗り越えてきたんですね
それから今日は東京の大成建設さんが
再び学校にお見えになり
今度は1年生全員とビジネスコースの3年生に
転生プロジェクトのワークショップを
実施してくださいました
転生プロジェクトとは
被災地の崩れた瓦やコンクリート塊などを
生まれ変わらせるプロジェクトです
前回2年生で提案されたのは
例えば被災地の瓦で作った風鈴
想いを音に込めて残すというアイデアです
今回はどんなアイデアが生まれるのでしょう
特に3年生に関しては
卒業制作にしようと考えています
それから桐章会の総会がありました
桐章会は卒業生の同窓会組織です
多くの方が出席くださいました
昨年度百周年記念式典の際に提案のあった
輪島実業高校同窓会組織も加わる案
正式に採択されました
輪島高校卒業生
輪島実業高校卒業生
双方から反対するご意見も聞いています
過去に何があったかも
ある程度聞いております
でもこれからの子供たちのことを
そして未来の輪島市のことを考え
ご理解ご協力お願いします
桐章会は
「輪島高校」の卒業生の組織ではなく
「輪島の高校」の卒業生の組織です
263日目
石川県立図書館は
「百万石ビブリオバウム」の愛称で親しまれています
「百万石」は100万冊を超える蔵書の規模感を
「ビブリオ」は図書を表します
そして「バウム」は木
「バウムクーヘン」の「バウム」です
「クーヘン」がケーキなので
「バウムクーヘン」は「切り株ケーキ」
みたいな意味でしょうか
命名当時は「覚えにくい」などの声も聞かれましたが
とても素敵なネーミングだと思います

本の木「ビブリオバウム」は
まるで本のページをめくるような外観です
360°展示された本の間を
中空に浮かぶ「ブリッジ」が繋ぎます
館内にはカフェも併設され
飲食も可能な「文化交流エリア」では
知識を深めるイベントや音楽会なども多数開催
「思いもよらない本との出会いや体験によって
自分の人生の1ページをめくることができる場所」として
学都金沢にふさわしい学びの場です
10月11日
OECD(経済協力開発機構)を中心に
世界各国から教育関係者を招くことになっていて
この誇るべき学びの場を
世界に発信したいと考えています
震災直前には
輪島市にもこのような
新しい図書館を建てる計画があったのですが
今どうなっているのでしょう
新しい街の学びの中心としての図書館が
求められています
今日は北信越地区の高校の校長会に出席しました
各校の優れた実践例に学び
自校の教育活動に活かしていきます
全体会で発表されたのは
本校にもゆかりのあるおふたかたでした
まずは
先日本校の視察にも来てくださった
福井県立高志高校の山内悟校長先生
学校の最上位目標を達成するための5つの促し
①夢・希望を持つことへの促し
②自ら考えることへの促し
③自ら目標を達成することへの促し
④自ら学ぶことへの促し
⑤果敢にチャレンジすることへの促し
優れた授業実践のための3つの問い
①事実発問
②評価発問
③創造発問
を校長先生のリーダーシップのもと
先生方が徹底して取り組んでいらっしゃる様子が
伝わってきました
ふたりめは
昨日このコラムで校歌を紹介させていただいた
金沢辰巳丘高校の河岸美穂校長先生
先生は昨年度本校の百周年記念式典にお越しになり
そのとき植松電機の植松努社長の講演に感銘を受け
今年の修学旅行で実際に北海道を訪れ
社長の講演とロケットづくりを実現されたそうです
驚くべき行動力と実行力です
そのほかにも
このブログを読んでくださっているという
長野県下諏訪向陽高校の三輪元子校長先生が
お声かけをしてくださいました
人と繋がることの大切さ
輪島の子は
どうしても限られた人間関係の中でしか
これまで生きることができませんでした
この震災を機に
世界中のたくさんの人が繋がろうと
してくださっています
この機会を逃す手はありません
「半島の先端から目指せ世界の最先端」
ずっと言い続けていたことが
今現実のものになりそうな気配です
金沢市教育う長の野口弘様からのお話です
金沢市長の公用車のナンバーは1583
これは前田利家公が
金沢に入城した年だそうです
ナンバー1583 の黒のアルファードを見かけた時に
「ラッキー」と叫んで手を振ると願いが叶います!
というのは今自分が思いついたレビューです
それから金沢は
バウムクーヘンのような都市とも
言われているそうです
金沢城を中心として
武家屋敷 商人の街と
年輪のように広がっているからです
261日目
「目指せ〇〇時間!」の表彰式を行いました
これは夏休み中自分の学習目標を立てて
自分自身を律することを目的に行われます
目標を達成できた生徒の表彰式を行いました
顔ぶれを見ると
家を失いずっと仮設住宅生活を送っている生徒や
内灘高校でひとりオンライン授業に取り組んでいた生徒
そんな生徒ばかりでした
自分自身が置かれた環境に不平不満を漏らすことなく
今の自分にできることを精一杯果たしてきた生徒たちは
本当に輝いていました
それから生徒会認証式を行いました
「誰もやりたくないけど
誰かがやらなければいけないこと
誰かがやらなければ
誰もが困ること
そんなことを
誰かにほめられることを期待せず
誰にも知られずやるのが
生徒会の仕事」
いつもこの言葉を贈っていますが
今年は
「しょーもないことでいい
本気でバカを演じきろ!」
とだけ伝えました
1学期の終わりに保護者懇談会をした際に
いくつかご意見をいただきました
それに対してお答えします
(1)マスコミの取材を嫌がっている
→学校としましても
現在マスコミを通じて多くを知ってもらう段階から
少しでも落ち着いた日常を取り戻す
次の段階に入っていると考えます
取材の申込に対しては慎重にお受けし
生徒の負担が大きいと考えるものについては
お断りしていきます
(2)仮設住宅にWiFi環境が整っておらずすぐGIGAがなくなるので
オンラインを使った宿題は出さないでほしい
→大量のデータを使う宿題は出していません
連絡に用いているclassroomもほとんどデータは使いません
GIGAがなくなるのはおそらく学校の課題以外の
動画視聴などの原因が考えられます
ご家庭でもご指導いただければありがたいです
(3)態度が悪い一部の生徒への怒りをクラス全体にぶつけるのをやめてほしい
→自分は悪いことをしていないのに
他の生徒への注意により
自分たちの貴重な時間が奪われるのは
我慢しがたいものがあると思います
一人ひとりの良いところを見つめ
個別の指導を徹底してまいります
(4)進路に関する情報がほしい
→これまで手が回っていなかった部分ではあります
特に初めてのお子さんが1年生の保護者は
不安に感じられていたことと思います
今後進路情報を適切に提供します
また
昨年度このブログで定期的にアップしていた
「親子で考える進路あれこれ」のコラムを
再掲してまいりますので
1年生の保護者の方はぜひご参考になさってください
「親子で考える進路あれこれ」vol.1
これは一昨年度から本ブログで掲載していた
進路情報に関するブログの再掲です
第1回は受験制度が多様化してきたその背景についてです
初めて高校入学したのお子さんをお持ちの方はもちろん
お兄さんお姉さんがいらっしゃった方も
その頃の受験システムとは大きく変わっていますので
いっしょに学んでいただければと思います
幼稚園から高校まで
その教育の基本を定めるのが「学習指導要領」です
これは約十年に一度 政府により改定されています
高校では2022年度に最新の改定が行われ
「主体的・対話的で深い学び」をキーワードに
新しい科目を学んでいます
今回の教育改革は
戦後最大のものになるといわれていました
大学入試制度までをも巻き込んだものであるためです
前評判のとおり、大学入試制度はすでに大きく変わってきています
従来の筆記・記述型の入試に加えて
より主体的で対話的な深い学びの成果を評価する選抜方法が
既に多くの大学で取り入れられています
ではどのような準備が必要になっていくのか
次回から少しずつ掲載していきます
260日目
なんだか日差しはまだまだ夏の大会ですが
高校野球秋の大会の2回戦です
この大会は春の選抜に繋がる大事な大会です
春の選抜に「21世紀枠」が導入されて
次回で25回目になります
野球の実力だけではなく
文武両道や地域貢献に力を入れていたり
災害や練習環境のハンデを乗り越えていたりと
いくつかの選考ポイントをクリアした学校が選ばれます
世紀の変わる2000年11月
新聞記事を持つ手が震えました
「春の選抜に新たな選抜基準を設ける
過疎や災害のハンデを乗り越えて
地域の模範となる学校
全国から2校
その基準は県大会ベスト8」
私が当時部長を務めていた
過疎地にある
部員わずか10数名の町野高校は
秋の大会でベスト8の成績を収めていたのです
まさに自分たちに用意された制度
そう勘違いするには充分すぎる知らせでした
石川県の候補から北信越の代表へ
そして全国9校から2校への最終選考に残りました
当時
震災からの復興のシンボルとしての境港工業
そして過疎にあえぐ能登半島の町野高校
この2校が最有力候補と
スポーツ新聞各紙にこぞって書き立てられたものでした
結局2月1日に
選抜報告の電話が鳴ることはありませんでした
それから四半世紀
今となっては懐かしい思い出です
輪島高校も石川県の候補に選ばれたことはあります
試合の方はというと
3回
二木くんの中越三塁打
坂口くんの二塁強襲安打で3点先取です


4回には森高くんの適時打で田屋くんが生還

続く徳野くんは2ストライクから
きっちりスクイズを決め2点を追加です

徳野くんは以前
山野前金沢市長から
君は将来きっとみんなを引っ張る人になる!
とお褒めいただいた生徒です
さすが追い詰められた場面で
責任を果たします
4回の一二塁のピンチには
捕手の田屋くんが難しいワンバウンドの投球を
身体を張って前に落とします
隠れた名プレイです

5点の大量リードで迎えた5回には
坂口くんが送りバント
四番であってもその場その場で
自分の役割を果たします

その後着実に加点し
7回コールドで
ベスト16進出を果たしました
2013年より21世紀枠の推薦基準が
129校以上の都道府県ではベスト32以上
それ以外の県ではベスト16以上が
最低ラインとなったそうなので
まずはその権利を得たことになります