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校長室より「おこらいえ」

お礼参り

2024年10月4日 04時35分

地震から278日目

豪雨から14日目

 

商業高校の全国校長会があって

岐阜に来ています

 

少し時間を作って

これまでご支援くださった

近くの方々を訪ねてみました 


 

 

 

 

 

 

こちらは震災後真っ先に駆けつけて

ほぼ1ヶ月にわたって

炊き出しをしてくださっていた

Humanity First さんのモスク

 

中も見学させていただきました

 

 

 

 

 

 

厳かで敬虔な雰囲気の本部

 

 

 

 

 

 

こちらは祈りを捧げる礼拝堂

メッカの方向を向いています

 

 

 

 

 

 

コーランも見せていただきました

単なる経典にとどまらず

生き方や決まりごと

相続の方法まで事細かに定められていて

憲法の役割もしています

 

LOVE FOR ALL HATRED FOR NONE

誰も憎まず全ての人に愛を

この教えを忠実に被災者に対して

分け与えてくださっていたことに

心から感謝です


次に名古屋市立西陵高校さん

 

 

 

 

 

 

昨年度の2年5組のみなさんが

真っ先に支援物資を送ってくださいました

 

その頃郵便も宅急便も動いていなくて

宅急便の集荷基地まで取りに行ったのを

思い出しました

なんだか遠い遠い昔のような気がします

 

靴下とかハンカチとかコスメとか

女の子らしい可愛いものから絵本まで

当時お風呂に何日も入れない子らが

本当に喜んでいました

 

 

 

 

 

 

授業中だったけど廊下から直接

こそっと感謝の言葉を伝えたら

素敵な笑顔を返してくださいました

 

被災地で頑張っている輪島高校の子らも

困っているところにすぐ手を差し伸べてくれる

日本中の高校生らも

本当に国の宝だなと思いました


最近発表された新しい研究

「新型コロナに罹りやすい血液型がある」

 

えー?

そもそも血液型占いには

なんの科学的根拠もないのに…

 

ところがこの学説にはちゃんとした根拠があって

新型コロナに限らずウイルスは

細胞の外に出ていく際に

血液型の情報も一緒に持って出ていきます

例えばA型の方が罹ったウイルスは

A型の特徴を熟知していて

A型の人に罹りやすい傾向がある反面

B型の人には抗体の違いもあり

感染しづらくなります

 

ABO式血液型は

赤血球の表面の形状で決まります

 

O型の人はAB双方と

赤血球の形状上の共通点がないので

A型とB型から来たウイルスには感染しにくく

 

AB型の赤血球は

A型B型双方の特徴を持つので

A型から来たウイルスにも

B型から来たウイルスにも

簡単に罹ってしまう傾向があります


「街プロ」グループを紹介するコーナー

【A3】子どもの居場所を作りたい

 桂木さんと明後さんは

 今子どもの居場所が少なく

 特に門前地区にはそれがないので

 ぜひ作りたいと考え

 直接市役所を訪ね活動をしています

 

【B3】猫探し

 茶園さん 東野さん 若狭さんは

 地震で迷子になった猫を保護したり

 飼い主に戻す活動をしています

 

【C3】猫と人間が食べれるお菓子

 長井さん 大向さん 坂口さん 濵谷さんは

 人間も猫も食べられるお菓子を開発しています

 主にシフォンケーキやボーロを

 販売しようと考えています

 被災した時に

 人間が食べているものを

 気軽にペットにもあげれたらいいなと思い

 そのイメージのもとで活動しています

 完成したら大阪万博での出店を

 視野に入れています

半島の最先端から目指せ世界の最先端 vol.3

2024年10月3日 08時30分

地震から277日目

豪雨から13日目 

 

少子高齢化でいえば日本は世界の最先端

その中でも能登はトップランナー

という話をしましたが

世界の先進国の中には

日本同様すでに少子高齢化に

悩んでいる国がチラホラ

 

例えばイタリア

「忘れ去られた町」が無数にあります

地理的にも社会的にも

周辺から隔絶された小さな集落が

全国に点在しています

 

イタリアでは急激な人口減少が全国的に進んでいます

その中でも地方の過疎化がひときわ深刻で

正に日本とそっくりな状態です

政府も手を打ちあぐねています

公共交通網や医療体制そして教育と

基本的なインフラさえ満足に提供されていません

公立高校がない自治体も多く

中学校さえない自治体もあることを考えると

日本は本当に踏ん張っていると思います

 

能登の創造的復興を目指す取り組みの中で

このような世界中の国に提案できるような

何かがきっとあると考えます

 

それを発信する第一歩が

10月10日

本校を舞台に繰り広げられる

グローバルフォーラムです

 

世界中の国から教育関係者を招いて

未来の教育を共に考えるフォーラムです

 

昔TBSで放送されていた

「学校へ行こう」の

「未成年の主張」を行います

被災し言いたいことを我慢しているみんなが

屋上の上から

世界中の人に向けて叫びます

 

この企画をOECD(経済協力開発機構)に話したら

紹介されたスウェーデンの学校で先に実践され

教育的効果があったと報告されています

日本のテレビ番組が

世界の教育を変えました


「街プロ」グループを紹介するコーナー

 

【A2】輪島の和菓子を食べてもらおう

 上野さん 谷内さんらは

 輪島の和菓子を

 輪島出張朝市で販売する計画を立てています

 輪島には

 えがらまんじゅう

 しおせんべい

 柚餅子

 水ようかんなど

 多くの和菓子があります

 工場が使えなくなった店

 販売所をなくした店

 事情はそれぞれですが

 その復興を夢見ています

 

【B2】若者と高齢者との交流を増やそう

 谷内さんと谷野さんらは

 今回の被災により

 地元の高齢者との会話ができないことによる

 問題に不便さを感じました

 若者と高齢者が

 ともに語らい遊んだりできる

 場所の創出を目指しています

 

【C2】ダンスでみんなを笑顔に!

 山本さんは

 自分が大好きなダンスを通して

 市民のみなさんを笑顔にしようと

 がんばっています

半島の最先端から目指せ世界の最先端 vol.2

2024年10月2日 12時35分

地震から276日目

豪雨から12 日目 

 

七尾高校のSSHの取り組みが

現行の学習指導要領に取り入れられている

という話を昨日しましたが

 

今日はまずその顛末を

 

今からおよそ15年ほど前

当時七尾高校のSSH推進室長だった私は

文部科学省に呼び出されました

招集先は大阪の大手前高校の校長室

窓越しに大阪府庁の知事室が見え

当時橋下知事が執務をなさっていました

 

他にも呼び出されたのは

奈良の西大和高校

滋賀の膳所高校

兵庫の三田祥雲館高校

 

招集先の大手前高校を含め5校です

 

呼び出した総統閣下から

「君たちには日本の教育を変える重要な任務を与える」

とミッションを告げられました

「なんやそれ?女子ーズか?」

と心の中で突っ込んでいました

「女子ーズ」は

地球の平和を守るため突然集められた

5人の女の子の戦隊コメディーです

出演している女優陣は

今考えると

「本当にこの方たちが全員共演していたの?!」

と驚きのキャスティングです

 

ともかく

この5校のSSHの取り組みを元に

新しい学習指導要領の草案づくりに取り組む

「世界に羽ばたく人材育成プログラム」

がスタートしたのでした

 

「ルーブリック」や「ポートフォリオ評価」など

教育界において今では一般的なことばですが

当時はなにそれ???

って感じで必死に食いついて行っていました

 

七尾高校の取り組みが採用されたのは

探究活動は

「課題の設定」→

 「情報の収集」→

       「整理・分析」→

   「まとめ・表現」↖︎

の活動を螺旋階段を登るように

繰り返すんですよ

のくだりです

 

そのときの発表原稿がこちら

 

 

 

 

 

 

助言者の大学教授からは

「これは今世界で研究されている中での

 最先端の教育プログラムですよ

 こんなプログラムが

 日本の一地方の公立高校で生まれるなんて

 独自の進化をとげたまさにガラパゴスです」

と評価を受けました

当時の主幹教諭からは

「それってディスられているんじゃ?」

とからかわれましたが

自分は最高の褒め言葉と捉えていました 


先日東北復興研修旅行でお伺いした

宮城県立多賀城高等学校の

小野敬弘 校長先生より

そのときの写真を送っていただきました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんなにたくさんで見送ってくださったんですね

どうもありがとう!

うちの生徒が

「一生忘れられない光景」

と言っていたのに納得です

半島の最先端から目指せ世界の最先端 vol.1

2024年10月1日 07時55分

地震から275日目

豪雨から11日目 

 

今被災地で困っていることは

決して今に始まったわけではなく

実は被災前から潜んでいた問題

それも日本全国さらには全世界での

共通の問題である

という話を昨日しました

 

日本は世界で極めて先進的な少子高齢化の国

そしてその中でも能登半島は

特にそれが進んだ地

 

これから世界の各国で

急激に少子高齢化が進んできます

 

であるなら

この地で今我々が取り組んでいる

教育実践や街づくりが

これから世界のスタンダードになっていく

そんな気がします

 

それが

私が事あるごとに口にしている

「半島の最先端から目指せ世界の最先端!」

の根拠です

 

ただこれらの考えは

全くの私のオリジナルではなく

かつて私がSSH推進室長として務めていた

七尾高校の当時の校長先生

山本登紀男先生のお言葉を

自分なりに解釈したものです

 

SSHとはSuper Science Highschool

文部科学省が定めた

理数教育に特化した教育を行う高校です

 

七尾高校のSSHが現行の教育課程に

どのようにからんでいったか

おもしろい話があるので

それはまた明日


現在輪島高校では「学びウイーク」を行っています

昨年度より1学期と2学期の中間テストをなくし

かわりに生徒の学ぶ心に火をつけるための仕掛けを

行っています

 

一日目の今日は

34限目に2年生を対象に

大学模擬授業を行いました

県内から10の大学短大さんに来ていただき

実際に大学での講義を体験です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私がおもしろいなと思ったのが

金沢工業大学さんの「アマメハギ」に関する研究

「アマメハギ」は「カワハギ」によく似た魚

ストレスがかかると

特段用もないのに

うろちょろと上下運動を繰り返すのだそうです

私も校長室でストレスがかかると

特段用もないのに

うろちょろと2階3階の教室へ上下運動を繰り返すので

「アマメハギ」に種が近いのだとわかりました 


午後は1年生を対象に

石川県信用保証協会から講師をお招きし

経営に関するセミナーです

講師を務めて下さったのは

本校OBの髙木 雅男さん

自宅が高校の目の前にあり

なんとちょうど今日公費解体が始まったのだそう


2年生は「街プロ」の中間発表会です

活動当初から紆余曲折を経て

テーマが変わったり

クループが分裂したり合併したり

 

ここまでの活動について報告しあいました

 

毎日少しずつ紹介していきます

 

【A1】新朝市復興計画~新しいスタイルの多世代朝市

 青森さん 馬場さん 水上さんらは

 再建が困難になった本町商店街と朝市を

 東京渋谷区にある「MIYASHITA PARK」のような

 「商店街」「公園」「朝市」を組み合わせた

 商業施設にできないか研究しています

 実際に奥能登アーキの方と

 商業施設の全貌(材料・設備・テーマ)について

 相談しています

 オーディエンスからは

 朝市復興について話し合っているワークグループへの

 参加を勧めていただきました

 今後様々な方と連携しながら

 自分たちの提案をしていきます

 

【B1】まちづくり~輪島市民が今求めているもの~

 伊藤さん 木本さん 宇羅さん 大畑さん 保山さんらは 

「輪島未来トーク」に参加したときに聞いた

 子どもの遊び場や医療の問題に関する問題の解決に向けて

 調査活動を今後実践していきます

 

【C1】パラリンピックin輪島

 橋本さん 谷内さんはスポーツイベントを企画をしています

 地震によって公園などがなくなってしまい

 子どもたちが元気に活動できる場所が減ってしまいました

 そこで障がい者スポーツを使った

 スポーツイベントを開催して

 子どもたちに運動する機会をつくり

 笑顔になってもらいたいと考えています 


このブログを読んでくださっている方から

間違いのご指摘がありました

 4月21日

司厨士協会の皆さんによるランチ提供の話

堀内 進 様は

浦安ブライトンホテルの元料理長

田辺 稔 様は

ANAクラウンプラザホテル金沢の現調理長でした

大変失礼しました

訂正しておきました

情報ありがとうございます!

酒人を飲む

2024年9月30日 08時46分

地震から274日目

豪雨から10日目 

 

酒は百薬の長とも

命を削るカンナとも申します

陰気な酒はいけませんな

と落語のような出だしですが

 

人酒を飲む

最初のうちはおいしくいただいていますが

そのうち

 

酒酒を飲む

自分が欲しているわけでもないのに

おなかの酒が

次々招き入れるようにすすみ

やがて

 

酒人を飲む

自制心が効かなくなってしまいます

千と千尋のカオナシ状態です

 

酒を飲むと人にからんだり

ダメになる人もいますが

実は酒が人をダメにするのではなくて

本来ダメな人が

酒によって正体が暴かれているにすぎません

 

同じような話で

コーヒーは胃に悪いとも聞きます

確かにコーヒーを飲むと胃が痛いことはありますが

これはコーヒーが悪いわけではなくて

胃が悪いときにコーヒーを飲むと痛むだけの話です

もともと潜在していた問題点が

コーヒーによって顕在化したにすぎません

 

これと同じことが今被災地の教育現場で起こっています

今被災地で起こっていることは

地震や水害だけのせいで起こっているのではなく

被災前から全国のあらゆるところで

くすぶっている問題です

たとえば教員不足の問題であったり

教育格差の問題であったり

 

生徒を見ていても

きちんとした学習習慣の確立していた生徒は

被災により環境が変わっても

自分のすべきことにきちんと取り組んでいます

大変だねと声かけしても

環境が悪いから勉強できないなどとは

一言も口にしません

 

学校では今

建物の基礎調査のための掘削が始まりました

騒音がうるさくて正直授業どころではありません

でも工事も進めなければならないし

生徒には集中力で頑張れと

精神論しか今は言えず

本当に申し訳ないです

 

だからといって

学校として

全てを生徒の自己責任にすることは

許される訳もなく

精一杯のことをやっていきます

 

まずは

水害により家庭での学習に支障をきたしているみなさん

休日の学校を学習場所として開放しています

昨日一昨日と何人かの生徒が登校し

学習に取り組んでいました

 

 

 

 

 

 

しかしこれなども教育格差のひとつです

都会なら学習塾や図書館があるけど

過疎地では学校がその役目もしなければならないこと

それに付随する教員の働き方に関する問題です

  

 

 

 

 

 

 

3年生の岩田さんのおかあさまが

みんな頑張っているからと

おやつを差し入れしてくださいました

ありがとうございます

みなさんに支えられながら

がんばっています 


フジ・アート

そして

府中童謡の会・府中市赤十字奉仕団の

藤原 美江さまより

ご支援をいただきました

本当にありがとうございます

 

 

 

 

 

 

東北から帰ってきました

2024年9月29日 09時14分

地震から273日目

豪雨から9日目 

 

東北研修旅行から帰ってきたのが

昨晩の10時

学校で迎えました

ハードなスケジュールだったけど

頑張りましたね

 

たくさんのことを学んできました

 

先生も生徒も

本当に久しぶりに

心から泣きました

 

そう

被災地で頑張っていると

決して涙は見せまいと

明るく振る舞うんですよね

 

多賀城高校さんからは義援金までいただきました

本当にありがとうございます

生徒のみなさんにも暖かく迎えていただきました

最後に手を振って見送ってくれた場面は

一生忘れない!

と口々に言っています

色紙にはみんなからのメッセージが

 

 

 

 

 

 

私も深夜の校長室でそれを読んで

久しぶりに心から泣きました

 

いただいたメッセージには

 

「悲しい時は泣いてください

 つらい時は落ち込んでください

 ただ

 生きることを絶対に諦めないでください!」

東北から帰ってきます

2024年9月28日 17時27分

地震から272日目

豪雨から8日目

 

今日は東北研修旅行から

生徒が帰ってくる日です

 

生徒から感想が送られてきているので掲載します

1年
今回の東北ツアーを通して嬉しかったことや、学んだことや、気づいたことは、まず、輪島の場合は備えが充分になかったり、日頃からの避難訓練が宮城より、適当に感じたことです。多賀城高校に言った際に、輪島は学校や地域の避難訓練があまりおこなわれないことに驚かれました。やっぱり、被害にあった人たちはこのように、自分たちの子供や孫などに地震の話をして、地震の怖さや、その時どう言った対応をしたらよいかということを伝えているんだな、家族で話し合って、地域の人と話し合ってその時どういった行動をしたらいいか話し合っているんだなと感じた瞬間でした。この地震があっても輪島はまだ、地震に対して、恐怖心や、危険性を持ってる方は少ないなと思いました。憶測ですが、今輪島高校の全校生徒に災害バッグや、もしまた何か会った時用に、その場で対応できる備えをしているかと聞くと半数も手をあげないだろうなと思いました。なぜなら実際私たちもこの質問を受け、手をあげた人は半数にも満たなかったからです。
そして、もう一つ問題だなと思ったことは、避難訓練です。私たちは学校にいるタイミングで地震は来なかったけれど、東日本大震災では、ほとんどの児童が学校にいる時間帯でした。そして、現地の人の話を聞くと、子供達の命を落としている数がとても多かったことがびっくりしました。そして、校舎自体も大きな被害を受けていました。話を聞きながら、今回は津波は来なかったけど、もし来ていたら、私はちゃんとした行動ができていたのだろうかと、とても考えさせられました。そして、避難訓練は学校だけでなく、地域でもやるべきだと思います。めんどくさいなど思う方もいるかもしれませんが、みんなの命を守るきっかけにつながると思うし、あの時やっててよかったと思う瞬間が必ずあると思います。備えあれば憂なし。本当にその通りだなと感じました。そして、嬉しかったことは多賀城高校と交流が終わり、バスに向かおうとした瞬間に、ほとんどの多賀城高校の生徒が、私たちを囲み頑張れー!と、応援してる!と大きな声で叫んでくれたり、吹奏楽部の演奏や、ダンスを踊ったりして、見送ってくれました。あの光景は一生忘れられないほど、本当に嬉しい出来事でした。そして、友人もできました。地震は大変だったし、苦しかったけど、この地震があったからできたこともあったし、もう一生、関わることがなかった人とつながることができたと思います。この機会を与えてくれた、宮城の方々、学校の先生方、宮城に行かせてくれた家族たちに、感謝しかありません。ありがとうございました。宮城も輪島も大好きです!復興頑張るぞー!

 

1年
今回私は東北ツアーに参加しました。楽しそうだなって思ったからです。あまり良くない事だと思うのですが、最初は軽い気持ちした。24日に事前学習で調べた事を発表し合う活動をしました。

地下鉄に居る時に地震が怒った場合に取る行動についても問題を出してくれました。選択肢として、「中央にかたまる」「電車に乗り込む」「出口まで逃げる」の3つの選択肢がありました。この中で正解は電車に乗り込むでした。崩れても電車が支えてくれるそうです。将来に生かせる!と思いました。館長さんがお話をしてくれた中にとても印象に残ってる事が沢山あります。ある方が朝に親と喧嘩をして仕事に行きました。車に乗りながら、親の好きな物を買って帰って謝ろう。と思ったそうです。ですがその後の地震で津波が来て流されました。その方は必死になって探したそうです。そのおかげで両親は亡くなったけど見つけることができました。ごめんね。って一生謝ることができなくなった。と後悔していたそうです。この話が特に印象に残ってます。もう1つは、逃げよう!と言える人になる。ということです。あのとき逃げよう!と言ってくれた人がいたので今生きています。と館長さんは言われたそうです。私も逃げよう。と言えるようになりたいです。自分で決断できる人に。とも言っていました。私はすごく自分で決断することが苦手です。なのでこの言葉はとても印象深いです。日頃から自分で決断できるようにしていきたいです。

2日目は門脇小学校について聞きました。実際に校舎に入って火災や津波の跡を見てきました。ここで授業をしてたんだなと思いました。教室の中はすごく散乱していました。焦げていました。みんなにも1度行ってみて欲しいです。ビデオを見ました。教壇を使って、協力し抜け出したと言っていました。手助けをしていた人が後ろにいた人に行きなさい。と言ってもらって逃げた。という風に言っていました。その後に、手助けを放って先に逃げた人がいる。という噂が立ったそうです。その方の子供がお母さん。気にしないで。お母さんは何も悪くない。と言っていました。とても良い親子だと思いました。次に女川町のこんのまさひとさんにお話を聞きました。その中で想いの共有の場を作る。というのがとても大事だなと感じました。他にも、街づくりには10年~20年かかる。だから10年後20年後の若者に託す。と言っていました。40代50代が中心になってやる。70代は口出ししない。とても素敵だと思いました。2日目の最後には多賀城高校に行って、高校生ができる事。をグループワークで話し合いました。多賀城高校の生徒さんがとても良い人達で話しやすかったです。輪島には備蓄品がないから、それを生徒会に話したりする事が私たち高校生に今できること。だと意見が出ました。見送る時に多賀城高校の人達が盛大な見送りをしてくれました。とても嬉しかったです。

3日目は、朝市の方のお話を聞きました。とても熱心に話してくれました。復興について話してくれました。待っているだけではダメ。自分で行動しなさい。現地に行きなさい。メールや電話ではなく、現地に言って話す。と何度も仰っていました。私も待っているだけじゃダメだと思います。行動できる人になりたいです。

この3日間で、最初とは意識が変わりました。最初軽い気持ちを持っていたことがとても恥ずかしいです。東北ツアーに参加して本当に良かったです。どれだけ悲惨だったかが分かるツアーでした。ただの話だけではなく、展示している所に行って実際に見たりすることが大事だと思います。学んだだけじゃなくて、多賀城高校生徒さんとの交流等で、楽しい思い出もできました。私は東日本大震災などこれを沢山の人に知ってもらいたいし、実際に、行って見て聞いて話したりして欲しいと思います。

 

2年
 今回の東北復興研修で、東日本大震災時の地震、津波そして復興までの過程を学ぶことができ、そこで学んだことを輪島市の復興と今後の災害への向き合い方を考えて行こうと思った。

研修旅行を通して、石巻市の大川小学校を視察した際、その当時の事を話してくれた三條すみゑさんの話が一番印象に残っている。警報が出ているとき三男に電話をした。最後の方に「母ちゃんも向かってるからな」と言った。その言葉を言ってしまったため三男は近所の人が「避難しよう!」と言っても「少し片付けてから行きます」と言い避難はしなかった。すみゑさんは「自分で息子を殺してしまった」と涙が込み上げてくるのを耐えながら話していたことに自分も悲しい気持ちになり、もらい泣きしそうになった。

津波は残酷だ。しかし、自然災害を止めることはできない。だからこそ災害を止めるではなく、災害が起こった後のことを考え市民や学生、外部の人たちに今回聞いたことや能登半島地震で体験したことを伝えて、より災害について深く考えてもらうことが今後起こる自然災害への対策につながると感じた。  

土日の学校開放

2024年9月27日 08時30分

地震から271日目

豪雨から7日目

 

被災された方々に心よりお見舞い申し上げます

ご家庭の状況によっては

落ち着いて学習できる環境でないお宅がおありのことと

お察しいたします

 

そこで

当分の間

土曜日 日曜日 祝日

高校を学習の場として全学年開放することとしました

時間は9:00~16:00です

ご活用ください

ただし

28日(土)については

途中から断水のため

簡易トイレを使用してもらうことにはなります


道路事情が悪く公共交通機関がストップしていて

学校に来れない生徒がいます

電波事情も悪く携帯電話がつながりません

連絡したいときは電波のあるところまで

山を降りてかけているので

こちらからの連絡のつけようがありません

そこでそんな生徒のお宅を直接訪問してきました

 

たどり着けるかわかりませんが

途中の道路事情も含め視察です

 

河口付近から海を望みます

手前にある茶色の陸地に見えるのが全て

今回の水害で山から流出した土砂です

 

 

 

 

 

 

沖の方までずっと海が赤茶色に染まっています

 

地震で崩落した山沿いの道路の代わりに

隆起した海底だった場所に道路を敷設中です

車窓のすぐそこまで海が迫っていて

綺麗に舗装できたらさぞ気持ちのいい

ドライブウエイになるのだろうなと思います

完成したらぜひ走りに来てください

 

 

 

 

 

 

石川県には千里浜ドライブウエイという

世界でも例を見ない車で走れる砂浜があります

通常砂浜だとタイヤがスタックして

前にも後ろにも進めなくなるのですが

千里浜は白山から流出した

驚くべき粒子の細かい砂が堆積したものなので

しっかり締まって車が走っても沈みません

ところが近年は砂防ダムの建設により

白山からの流出が少なくなり

海岸がやせ細ってきているのだそうです

 

今回向かったのは

特に被害の大きかった

輪島市の東端にある町野地区です

かつて私の祖父母の家があり

夏休みには毎年遊びに来ていた

そして教員人生の最初の17年間を過ごした

思い出の地です

 

 

 

 

 

 

地震以来初めて訪れました 

信じられない風景が目に飛び込みます

輪島市街は時が止まったままだと言われますが

それどころではない

本当に1月1日のままです

そして今回の水害です

 

 

 

 

 

 

祖父母の家の手前で行く手を遮られます

仕方なくお隣の柳田村を経由します

 

 

 

 

 

 

 

大量の土砂に埋まったままの家

 

 

 

 

 

 

 

 道路のあちこちで

流木と土砂の撤去作業が進んでいます

片側交互通行どころか

両側を封鎖して作業の隙間に車を通します

通常30分で行ける場所まで2時間かかりました

 

東陽中学校を訪問しました

 

 

 

 

 

 

職員室も泥だらけ

これから掻き出しです

再開まで相当時間がかかりそうです

 

祖父母の家へ向かう橋

 

 

 

 

 

 

目を背けたくなります

見るのもつらいです

でも

ほとんどマスコミも入れない場所なので

地元の人間が惨状を伝えるしかないと思い

振るえる手でカメラに収めています

 

ここは五里分橋(ごりわけばし)

ここから輪島へ五里

珠洲へも五里

宇出津へも五里

能登半島のど真ん中に位置する

昔の交通の要所です 

 

 

 

 

 

 

そんな場所なので水路も集中します

今回町野で最も被害の大きかった場所です

 

私が初任以来17年間勤めた町野高校跡地

 

 

 

 

 

 

災害ゴミ置き場と化していました

 

観光にいらっしゃったことのある方

これ何かわかりますか?

 

 

 

 

 

 

窓岩です

窓どころか岩ごと崩れてなくなりました

 

岩倉山も大きく崩落

 

 

 

 

 

 

トンネルが塞がれ

珠洲方面への通行ができません

 

空からは決死の捜索が続きます

 

 

 

 

 

 

 

全国の皆さん

どうかこの町野地区にご支援の手を

ぜひともお願いします


今日は陸上部の生徒が災害復興ボランティアです

 

 

 

 

 

 

車庫の中には重い泥がどっさり

 

 

 

 

 

 

力を合わせて畳の運び出し

水を吸った畳って重いんですよね

 

ここで災害から身を守るライフハックをひとつ

私の父は熊本で育ったので

台風に対する知識が豊富でした

 

仮に台風で窓が割れた場合

次に起こると考えられる怖いことは何でしょう?

 

それは屋根が吹っ飛ぶということです

なぜなら屋根は上からの力には強いのですが

下からの力にはあっけないほど弱いからです

なので窓から吹き込んだ風で

屋根が内側から吹き飛ばされるのです

 

ではそれを防ぐ最も手っ取り早い方法は?

 

畳を立てかけるのです

しばらく押さえておくと

そのうち雨を吸ってずっしり重くなり

びくともしないのだそうです

道具も釘もいらない

畳1枚をダメにするけど屋根と家を守る

最後の手段です

10名弱って何人?

2024年9月26日 17時50分

地震から270日目

豪雨から6日目

 

朝の5時だというのに

輪島に入る道は

救助や捜索に入る方の車で大渋滞です

 

 

 

 

 

 

こちらは大津からの消防隊の方々

出発はおそらく昨夜遅くでしょう

本当にありがとうございます


今日から

東北復興研修ツアーが始まりました

朝6時

元気に学校を出発しました

 

 

 

 

 

 

私も同行して

奥能登地区の高校の再建のため

さまざまなことを学んでくるつもりではあったのですが

今回の水害でまだ孤立し

学校に出てこれない生徒がいます

そのための学習支援の対策が急務なので

残ることにしました

 

 

 

 

 

 

犠牲になられた方が命と引き替えに残して下さった多くの教訓を

そして生き残った方が再建に関わってきた努力の跡を

しっかり学んできて欲しいと思います

 

多くの方からいただいている支援金を

活用させていただきます

私はいただいたお心を

物品を買うことには使わないつもりです

物はいずれ姿を消します

しかし生徒の心に残したものは

このさきずっと

さらに多くの人を巻き込んで

どんどん大きくなっていくと

信じているからです

 

今日は丸一日かけて移動したあと

松島海岸のホテルで講話をいただきます

私も以前松島を訪れたことがあります

風光明媚でとても美しい場所でした

しかしこんな美しいところに

なんであんなもの建てるかな?

というおぞましい建物に興ざめした覚えがあります

 

明日は石巻で震災遺構を周り

宮城県立多賀城高校の災害科学科の生徒さんたちとの

交流を予定しています

女川町も訪れます

以前このコラムでも書きましたが

女川原発が再稼働することになっています

あんな酷い目にあったのにどうして?

私はその疑問をずっと持っていたので

今回予約をする際に実際に尋ねてみました

その方は答えにくそうに

実は賛成派と反対派が半々であると

教えてくださいました

半々の中に

亡くなった方や街を去った方の意向も

含まれているのでしょうか?

 

あさっては「ゆりあげ朝市」を視察したあと

帰路につきます

 

参加した生徒は10名弱です

10名弱というと何人を予想しますか?

私は8~9人ですが

今の若い方は

12~3人

10名とちょっとと感じるそうです

「じゃあ10人強は?」と訊くと

17~8人だそうです

「すごい」や「やばい」という言葉が

もともとの意味とは全く変わって使われているように

時代とともに意味が変わっていくのかもしれません

ちなみに今回の参加者は13名です


男子バレー部が

災害ボランティアに出かけました

 

 

 

 

 

 

中の家具などを丁寧に運び出します

 

 

 

 

 

 

大切な思い出の品がこんな目に

こんな家庭がたくさんあります

震災から踏み出そうとしたところなのに

ゼロからマイナスへ逆戻りです

 

 

 

 

 

 

でも輪高生は負けません

「諦めたらそこでゲームセットです」

スラムダンクの中での言葉です

輪島高校には

スラムダンクのゴリのモデルだった先生が

かつていたからです

その方はとても謙虚な方なので

お名前を出すのは控えますが

お嬢さんがパリオリンピックの選手だったので

ご存じの方も多いかと思います

いろいろご指摘ありがとうございます

2024年9月25日 19時36分

地震から269日目

豪雨から5日目

 

市民の方から

学校に苦情の電話がありました

買い物をしていたら

そこに入ってきた3名の輪島高校の女子生徒のうち

2名のスカートが短くて見苦しいという内容でした

 

学校として

生徒指導主事の冨水先生を中心に

次のように指導することとしました

 

「身だしなみ」と「お洒落」の違いを考えましょう

 

「身だしなみ」とは?

 外見だけを整えるのではなく

 身の回りについての心がけです

 周囲に不快感を与えないように

 頭髪や衣服を整え

 言葉や態度をきちんとすることです

 

「お洒落」とは?

 服装や化粧などを

 洗練されたものにしようと気を配ることです

 

「身だしなみ」とは他者のために整えるもの

「お洒落」とは自分のためにするもの

と言えます

 

①「身だしなみ」と「お洒落」は同じだと考えてませんか?

 高等学校は公共の場であり

 多くの価値感をもった人間が集団生活をする場です

 ここで大切なことは

 個人の行動は常に他人に影響を与えるということです

 他人に不快感を与えてまで自分なりのお洒落を楽しむ場

 では決してないということです

 人に不快感を与える人を

 企業や進学先の採用担当者が採用したいと思いますか?

 たとえ学校外であっても制服を着て活動する以上

 他人の気持ちを考えて行動することが求められます

 

②「人は身だしなみが100%」

 多くの時間を共に過ごす人にとって

 身だしなみがどうであろうと

 人間的な魅力が最も重要であることは間違いない真実です

 しかし

 わずかな時間しか共に過ごさない人にとっては

 身だしなみの評価がその人物の評価の100%になります

 見た目で損をする人物になっていませんか?

 見た目で誤解を招いていませんか?

 自分自身の身だしなみをもう一度見直してみて下さい

 

 以上です

 

ご指摘ありがとうございます

しかしながら学校を離れた場面では

全て指導が行き届かないのも事実です

 

もし次回このような場面を見かけたら

ぜひ直接ご指導ください

 

教育は学校だけで行うものではなく

地域全体で行うものです

ぜひ

「不快に思っている」

ということを直接言っていただければ

先述の指導がより身のあるものになります

ご協力をお願いします

 

電車の中で暴れまくり

親のいうことをきかない子に

他人が声をかけるだけで静かになるそうです

つまり子どもは他人ではなく

風景として認識しているのです

風景に話しかけられたら

子どもは驚いて

次から他人というものを意識できるようになるそうです

 

これは確か

「ミステリと言う勿れ」の中で

久能整さんが言っていたような気がします

全巻持っていたのですが

被災でダメになってしまいました

とても面白いので

また買い揃えようと思っています

 

この作品の中には

なるほど!

と思う名言がたくさんあって

印象的なものに

倒れている人に

「大丈夫ですか?」

と問いかけた後で

「どうかしましたか?」

と問い直すシーンがあります

「大丈夫ですか?」と聞かれたら

「大丈夫です」

と反射的に答えてしまうからです

「どうかしましたか?」

と聞かれると心を打ち明けやすいのだそうです

 

私はこの逆を昔から使っていて

心配な生徒に

「大丈夫?」と聞くのです

「大丈夫!」と答える生徒は大丈夫じゃないので

その後しっかりと観察するようにしていました

なぜか

本当に大丈夫な生徒は

「大丈夫?」と聞かれたら

「何が?」

と聞き返してくるからです


先日野球部がボランティアで

ある酒屋さんの水害の片付けをしました

酒屋さんがSNSに投稿してくださり

一万を越えるいいねをいただきましたが

そのコメントの多くは

「マスクをさせろ!」

 

配慮が足りませんでした

さっそく次の日からはマスクをさせました

ご指摘ありがとうございました

豪雨のあとさき

2024年9月24日 17時18分

地震から268日目

豪雨から4日目

 

豪雨のあとはじめて登校する日です

時間の経過とともに被害の大きさが

明らかになってきます

 

街の中を走る車はほとんど泥だらけで

まっ茶色に染まっています

 

道路の寸断により登校出来ない生徒

家の中の泥を掻き出す作業をするため登校出来ない生徒

さまざまな事情で全員揃うことはできませんでしたが

それでも多くの生徒が顔を合わせることができました

 

コロナのとき

そして地震のとき

身をもって実感したのですが

こんなときは何もできなくても

お互いの顔合わせが

心の通い合わせになるのです

 

今日は野球部の生徒が

家屋の泥出しと清掃のボランティアに出かけました

今日はまず被災した部員の家からです

もし高校生の力を借りたいお宅があったら

どうぞお問い合わせください

調整の上

お手伝いできることがあればお手伝いします


以前もお越しくださった

大阪大学の渥美教授らが

ふたたび訪れてくださり

モバイルバッテリーのご寄付をくださいました

 

 

 

 

 

 

生徒のみなさんご家庭のみなさん教員のみなさん

必要な方におあげします

数に限りがありますので

明日の時点で一旦締め切り

被災状況を確認した上で

適切な方に差し上げます

あまったらその後は早い者勝ちにします

 

また生徒玄関にスポーツドリンクも置いてあります

こちらも自由にお持ちいただけますので

必要なご家庭は生徒に持ち帰るよう

お伝えください

何度でも何度でも何度でも

2024年9月23日 19時05分

267日目

 

大雨もおさまり

寸断されていた道路も

片側交互通行ながら繋がり

金沢から輪島にようやく入れました

 

地震で崩れた岩肌を

何本もの滝が

音を立てて流れて落ちています

天然のダムとしての

山の保水機能が完全に失われています

地震がなければおそらく

今回の雨で

これほどの被害にはならなかったでしょう

自然破壊への警鐘です

 

街のあちこちで

流れ込んだ土砂のため

道路が通行止めになっています

 

頭の上を捜索や報道のヘリが飛び交い

消防車や救急車の音が鳴り止みません

まるで1月に戻ったようです

 

ようやく入れた仮設住宅が

ダメになった生徒もいます

 

営業を再開したばかりの

多くの飲食店が振り出しに戻ってしまいました

 

孤立した集落には支援物資が届かず

「あるものでしのいでくれ」

と言われているそうです

 

でも輪島のみんな

失うものを無くした人間には

怖いものなど何もない!

やったろうぜ!

絶対に負けるな

 

生徒のみんな

未来への希望を捨てるな

 

今朝からずっと

ドリカムの曲が

頭の中をリフレインしてます

 

何度でも何度でも何度でも立ち上がり呼ぶよ

きみの名前 声が涸れるまで

悔しくて苦しくてがんばってもどうしようもない時も

きみを思い出すよ

10000回だめで へとへとになっても

10001回目は 何か 変わるかもしれない

落ち込んでやる気ももう底ついて

がんばれない時も きみを思い出すよ

前を向いてしがみついて

胸掻きむしってあきらめないで叫べ

明日がその10001回目かもしれない… 

あれこれ速報

2024年9月22日 14時32分

帰路の安全が確認できましたので

金沢で宿泊していた陸上部は

午後1時に金沢を出発しました

 

男子バレー部は

3名が保護者に迎えに来ていただきましたが

残りの6名は

マイクロバスでの移動となるため

念のためもう1泊し

さらに道路状況が良くなってから帰ります

さまざま速報

2024年9月22日 08時17分

266日目

 

大雨特別警報継続中です

本日予定されていた商業検定は中止

部活動等も全て中止

生徒のみなさんは登校しないでください

 

ご近所の方で自主避難したい方

輪島高校は避難所にはなっていませんので

輪島中学校の方へお願いします

 

熊野トンネル付近

片側交互通行で通れるようになったようです

現在金沢で宿泊している

陸上部と男子バレー部は現在ホテルで待機中です

午前中の雨が収まってから

道路の安全を確認後帰校します

状況によってはもう一泊する可能性もあります

安全第一で動きます

 

お迎えに来られたい方は

顧問に連絡の上宿舎の方までお願いします

いろいろ速報

2024年9月21日 09時28分

 

265日目

 

野球部秋の大会3回戦

同じく震災で被害の大きかった

日本航空石川との対戦です

 

先発は宮下くん

 

 

 

 

 

 

その宮下くんが3回裏

レフトスタンドに突き刺さるホームランで先制です

今日は終始レフトからホームへ

強い風が吹き付けていますが

打った瞬間その風が止まりました

 

6回に1点

8回に2点を奪われ逆転されますが

 

その裏宮下くんが四球を選び

代打志田くんが左中間のツーベース

 

 

 

 

 

 

応援にも力が入ります

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

徳野くんがスクイズを決め

1点差に詰め取ります

 

 

 

 

 

 

最後は惜しくも敗れてしまいました

 

日本航空石川さんは

この間ずっと練習にグラウンドを

お貸してくださっていました

ありがとうございました

 

 

 

 

 

 

最後は感謝を込めて互いに挨拶です

この後の試合頑張って甲子園決めてください


陸上部も新人大会で戦っています

紺谷優衣菜さんは

7種競技の最終種目800mで3位に入り

総合で5位入賞を果たしました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


とかなんとか言っている間に

輪島の方が洪水で大変になっています

帰路がいずれも土砂崩れで帰れません

野球部はとりあえず球場で解散

応援にいらっしゃっている保護者に

お預けします

 

同じく遠征に来ている

陸上部はそのまま宿舎に宿泊します

お迎えに来れる方にはお預けします

 

練習試合に来ている男子バレー部は

石川県青少年総合研修センターに

宿泊することになりました

夕食は金沢錦丘高校さんが

作ってくださることになりました

お世話をしてくださったのが

以前にもお世話になった錦丘の中野先生

本校の野球部責任教師の

中野先生のお母様です

 

いずれにしても明日以降

道路の安全を確認してからの帰宅となります

明日も引き続き警戒が必要なようですので

最悪もう1泊も考えられます

 

みなさんにお願いです

道路状況おわかりになった時点で

明日の朝以降学校の方に情報を

提供していただけないでしょうか

よろしくお願いします

 

今回の延泊にかかる費用については

震災の際に

全国のみなさまからいただいた支援金を

使わせていただきます

ありがとうございます

ご家庭からの追加徴収はいたしません


学校の方では

学校前の道路が冠水

登校していた生徒は無事帰宅しましたが

帰宅できなくなった教員が数名

学校に泊まります

水道が断水で使えません

 

トイレはラップポンを使います

これは震災の際に

業者の方が設置してくださった簡易トイレです

用を足したあと

スイッチ一つでクルクルとラップして

自動的にポンと捨ててくれる優れものです

「トイレが使えるようになったら回収するので

 ご連絡ください」

と言われてもいたのですが

いやいや待てよ

必要な時が来るかもしれないと

連絡せずに置きっぱなしにしていました

ラップポンの会社の方ごめんなさい

宣伝するので許してください

ラップポンぜひご家庭に1台!


生徒のみなさんで安否確認未回答の人は

すぐ回答してください

失言回避の6つの「た」

2024年9月20日 21時34分

264日目

 

北信越高校校長会の2日目

今日はパネラーとして

パネルディスカッションに参加しました

 

失言しがちなシチュエーションというのがあって

(1)立場をわきまえず話す時

(2)正しいと思っていることを話すとき

(3)多人数の場で話すとき

(4)旅先で話すとき

(5)他人の批判をするとき

(6)例え話をするとき

全て「た」で始まる「6つのた」です

うーん

今回全て当てはまっているぞと

嫌な予感を抑えつつ

絶対ウケだけは狙うまいと

言葉を選びながら話すものだから

まあ歯切れの悪いこと

 

歯切れで思い出した面白い話

その昔

反抗的な態度で母親に口ごたえする娘にキレた晴れ女が

「親に向かって歯ごたえするな!!!」

歯ごたえって…

叱られている娘ともども

笑いを堪えるのに必死でした

 

その他のパネラーは

飯田高校の角秀明校長先生

飯田高校では前回も大地震に見舞われ

パソコン室のパソコンすべてが落下したので

そのときパソコンを全て机に固定したそうです

で今回の地震では机ごとひっくり返ったそうです

チャップリンの映画か?

思わず笑ってしまいました

今だから笑えますね

 

田鶴浜高校の赤島あけみ校長先生

県内で唯一看護科を持つ高校で

校長先生ご自身も看護の免許をお持ちだとか

その経験を活かして

避難所開設の際には

各部の部室に仮設トイレを設置したそう

 

やはりそれぞれの学校で工夫を凝らして

乗り越えてきたんですね


それから今日は東京の大成建設さんが

再び学校にお見えになり

今度は1年生全員とビジネスコースの3年生に

転生プロジェクトのワークショップを

実施してくださいました

 

転生プロジェクトとは

被災地の崩れた瓦やコンクリート塊などを

生まれ変わらせるプロジェクトです

 

前回2年生で提案されたのは

例えば被災地の瓦で作った風鈴

想いを音に込めて残すというアイデアです

 

今回はどんなアイデアが生まれるのでしょう

特に3年生に関しては

卒業制作にしようと考えています


それから桐章会の総会がありました

桐章会は卒業生の同窓会組織です

多くの方が出席くださいました

昨年度百周年記念式典の際に提案のあった

輪島実業高校同窓会組織も加わる案

正式に採択されました

 

輪島高校卒業生

輪島実業高校卒業生

双方から反対するご意見も聞いています

過去に何があったかも

ある程度聞いております

でもこれからの子供たちのことを

そして未来の輪島市のことを考え

ご理解ご協力お願いします

 

桐章会は

「輪島高校」の卒業生の組織ではなく

「輪島の高校」の卒業生の組織です

本の木とバウムクーヘンの街

2024年9月19日 09時54分

263日目

 

石川県立図書館は

「百万石ビブリオバウム」の愛称で親しまれています

「百万石」は100万冊を超える蔵書の規模感を

「ビブリオ」は図書を表します

そして「バウム」は木

「バウムクーヘン」の「バウム」です

「クーヘン」がケーキなので

「バウムクーヘン」は「切り株ケーキ」

みたいな意味でしょうか

 

命名当時は「覚えにくい」などの声も聞かれましたが

とても素敵なネーミングだと思います

 

 

 

 

本の木「ビブリオバウム」は

まるで本のページをめくるような外観です

360°展示された本の間を

中空に浮かぶ「ブリッジ」が繋ぎます

館内にはカフェも併設され

飲食も可能な「文化交流エリア」では

知識を深めるイベントや音楽会なども多数開催

「思いもよらない本との出会いや体験によって

 自分の人生の1ページをめくることができる場所」として

学都金沢にふさわしい学びの場です

 

10月11日

OECD(経済協力開発機構)を中心に

世界各国から教育関係者を招くことになっていて

この誇るべき学びの場を

世界に発信したいと考えています

 

震災直前には

輪島市にもこのような

新しい図書館を建てる計画があったのですが

今どうなっているのでしょう

新しい街の学びの中心としての図書館が

求められています


今日は北信越地区の高校の校長会に出席しました

各校の優れた実践例に学び

自校の教育活動に活かしていきます

 

全体会で発表されたのは

本校にもゆかりのあるおふたかたでした

 

まずは

先日本校の視察にも来てくださった

福井県立高志高校の山内悟校長先生

学校の最上位目標を達成するための5つの促し

 ①夢・希望を持つことへの促し

 ②自ら考えることへの促し

 ③自ら目標を達成することへの促し

 ④自ら学ぶことへの促し

 ⑤果敢にチャレンジすることへの促し

優れた授業実践のための3つの問い

 ①事実発問

 ②評価発問

 ③創造発問

を校長先生のリーダーシップのもと

先生方が徹底して取り組んでいらっしゃる様子が

伝わってきました

 

ふたりめは

昨日このコラムで校歌を紹介させていただいた

金沢辰巳丘高校の河岸美穂校長先生

先生は昨年度本校の百周年記念式典にお越しになり

そのとき植松電機の植松努社長の講演に感銘を受け

今年の修学旅行で実際に北海道を訪れ

社長の講演とロケットづくりを実現されたそうです

驚くべき行動力と実行力です

 

そのほかにも

このブログを読んでくださっているという

長野県下諏訪向陽高校の三輪元子校長先生が

お声かけをしてくださいました

 

人と繋がることの大切さ

 

輪島の子は

どうしても限られた人間関係の中でしか

これまで生きることができませんでした

 

この震災を機に

世界中のたくさんの人が繋がろうと

してくださっています

 

この機会を逃す手はありません

 

「半島の先端から目指せ世界の最先端」

ずっと言い続けていたことが

今現実のものになりそうな気配です


金沢市教育う長の野口弘様からのお話です

金沢市長の公用車のナンバーは1583

これは前田利家公が

金沢に入城した年だそうです

ナンバー1583 の黒のアルファードを見かけた時に

「ラッキー」と叫んで手を振ると願いが叶います!

というのは今自分が思いついたレビューです

 

それから金沢は

バウムクーヘンのような都市とも

言われているそうです

金沢城を中心として

武家屋敷 商人の街と

年輪のように広がっているからです 

校歌について考える

2024年9月18日 19時15分

262日目

 

今日

懐かしい顔にお会いしました

石川テレビの久保田アナが

学校を訪ねてきてくださいました

思えば

震災後初めて校内にテレビカメラが入ったのが

石川テレビで

その時インタビューしてくださったのが

久保田アナでした

さすがプロは話がうまいなと

感動してからはや9ヶ月

この校舎はどんなふうに見えたでしょう

 

私は震災前は髪が黒々とし

天然パーマで湿気が多い日なんかは

ボワっと膨れ上がり

「石川さん」のようなヘアスタイルでした

「石川さん」は

石川テレビのイメージキャラクターです

石川県以外の皆さん

ローカルネタで申し訳ございません

 

番組の企画で校歌を披露する機会をくださり

今日はその準備の取材にいらっしゃいました

番組の制作上

どこまで明らかにしていいかわからないので

詳しくは10月30日の紹介の放送をご覧ください

 

私は若い頃

高校野球の仕事に携わっており

勝利校の校歌を流す仕事もしていました

ですので

夏の大会で勝利のない高校を除き

県内全ての高校の校歌を聞いたことがあります

 

その中で特徴的な校歌をふたつ紹介します

 

まずは金沢辰巳丘高校 

辰巳丘高校は石川県で唯一

芸術コースを有する高校です

校歌もおしゃれです

マイナー(短調)の曲なんです

悲しげで儚げな校歌です

 

そしてもう一つが輪島高校の校歌です

ふたつ特徴があって

ひとつめは変拍子(ポリリズム)

4拍子の中に

ところどころ2拍子や3拍子が混じるのです

ふたつめが男女交互に歌うパートがあること

ただしこれについては

昨年度100周年を機に廃止しました

生まれた時に割り当てられた性別で

歌わされることに抵抗を感じる生徒に

配慮してのものです

 

私が卒業した学校の校歌は

どれもこれも言い回しが難しくて

 

松陵中学校

「のとのなぎさにゆあみして

 うみとたわむれそだちしこ」

ゆあ見して???

そ立ちしこ???

 

河井小学校

「へぐらのうみもさちあまた

 ゆたけきさとにまなぶみの

 よろこびともにうたわずや」

さち海女た???

うたわずや?歌うの?歌わないの?どっちやー

 

こんな感じで意味もわからず歌ってたものが

半世紀を経ても頭に残っているなんて

やはり校歌には大きな力があるものですね

 

さて全国的に見ると上には上があって

驚きのぶっ飛び校歌は

和歌山南陵高校のレゲエ校歌です

「イエイ!イエイ!イエーイ!」

と松下サービスセンターのCM

(これもおそらくローカルネタ)

のように始まります

めっちゃ令和な校歌です 

誰かが誰も誰かが誰もが

2024年9月17日 13時38分

261日目

 

「目指せ〇〇時間!」の表彰式を行いました

これは夏休み中自分の学習目標を立てて

自分自身を律することを目的に行われます

目標を達成できた生徒の表彰式を行いました

 

顔ぶれを見ると

家を失いずっと仮設住宅生活を送っている生徒や

内灘高校でひとりオンライン授業に取り組んでいた生徒

そんな生徒ばかりでした

自分自身が置かれた環境に不平不満を漏らすことなく

今の自分にできることを精一杯果たしてきた生徒たちは

本当に輝いていました


それから生徒会認証式を行いました

「誰もやりたくないけど

 誰かがやらなければいけないこと

 誰かがやらなければ

 誰もが困ること

 そんなことを

 誰かにほめられることを期待せず

 誰にも知られずやるのが

 生徒会の仕事」

いつもこの言葉を贈っていますが

今年は

「しょーもないことでいい

 本気でバカを演じきろ!」

とだけ伝えました


1学期の終わりに保護者懇談会をした際に

いくつかご意見をいただきました

それに対してお答えします

 

(1)マスコミの取材を嫌がっている

  →学校としましても

   現在マスコミを通じて多くを知ってもらう段階から

   少しでも落ち着いた日常を取り戻す

   次の段階に入っていると考えます

   取材の申込に対しては慎重にお受けし

   生徒の負担が大きいと考えるものについては

   お断りしていきます

 

(2)仮設住宅にWiFi環境が整っておらずすぐGIGAがなくなるので

   オンラインを使った宿題は出さないでほしい

  →大量のデータを使う宿題は出していません

   連絡に用いているclassroomもほとんどデータは使いません

   GIGAがなくなるのはおそらく学校の課題以外の

   動画視聴などの原因が考えられます

   ご家庭でもご指導いただければありがたいです

 

(3)態度が悪い一部の生徒への怒りをクラス全体にぶつけるのをやめてほしい

  →自分は悪いことをしていないのに

   他の生徒への注意により

   自分たちの貴重な時間が奪われるのは

   我慢しがたいものがあると思います

   一人ひとりの良いところを見つめ

   個別の指導を徹底してまいります

 

(4)進路に関する情報がほしい

  →これまで手が回っていなかった部分ではあります

   特に初めてのお子さんが1年生の保護者は

   不安に感じられていたことと思います

   今後進路情報を適切に提供します

   また

   昨年度このブログで定期的にアップしていた

   「親子で考える進路あれこれ」のコラムを

   再掲してまいりますので

   1年生の保護者の方はぜひご参考になさってください


「親子で考える進路あれこれ」vol.1

これは一昨年度から本ブログで掲載していた

進路情報に関するブログの再掲です

 

第1回は受験制度が多様化してきたその背景についてです

 

  初めて高校入学したのお子さんをお持ちの方はもちろん 

  お兄さんお姉さんがいらっしゃった方も

  その頃の受験システムとは大きく変わっていますので

  いっしょに学んでいただければと思います

 

  幼稚園から高校まで

  その教育の基本を定めるのが「学習指導要領」です

  これは約十年に一度 政府により改定されています

  高校では2022年度に最新の改定が行われ

  「主体的・対話的で深い学び」をキーワードに

  新しい科目を学んでいます

 

  今回の教育改革は

  戦後最大のものになるといわれていました

  大学入試制度までをも巻き込んだものであるためです

 

  前評判のとおり、大学入試制度はすでに大きく変わってきています

  従来の筆記・記述型の入試に加えて

  より主体的で対話的な深い学びの成果を評価する選抜方法が

  既に多くの大学で取り入れられています

 

  ではどのような準備が必要になっていくのか

  次回から少しずつ掲載していきます   

21世紀枠の四半世紀

2024年9月16日 14時34分

260日目

 

なんだか日差しはまだまだ夏の大会ですが

高校野球秋の大会の2回戦です

 

この大会は春の選抜に繋がる大事な大会です

春の選抜に「21世紀枠」が導入されて

次回で25回目になります

野球の実力だけではなく

文武両道や地域貢献に力を入れていたり

災害や練習環境のハンデを乗り越えていたりと

いくつかの選考ポイントをクリアした学校が選ばれます

 

世紀の変わる2000年11月

新聞記事を持つ手が震えました

「春の選抜に新たな選抜基準を設ける

 過疎や災害のハンデを乗り越えて

 地域の模範となる学校

 全国から2校

 その基準は県大会ベスト8」

私が当時部長を務めていた

過疎地にある

部員わずか10数名の町野高校は

秋の大会でベスト8の成績を収めていたのです

 

まさに自分たちに用意された制度

そう勘違いするには充分すぎる知らせでした

 

石川県の候補から北信越の代表へ

そして全国9校から2校への最終選考に残りました

 

当時

震災からの復興のシンボルとしての境港工業

そして過疎にあえぐ能登半島の町野高校

この2校が最有力候補と

スポーツ新聞各紙にこぞって書き立てられたものでした

 

結局2月1日に

選抜報告の電話が鳴ることはありませんでした

それから四半世紀

今となっては懐かしい思い出です

 

輪島高校も石川県の候補に選ばれたことはあります


試合の方はというと

3回

二木くんの中越三塁打

坂口くんの二塁強襲安打で3点先取です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 4回には森高くんの適時打で田屋くんが生還

 

 

 

 

 

 

続く徳野くんは2ストライクから

きっちりスクイズを決め2点を追加です

 

 

 

 

 

 

徳野くんは以前

山野前金沢市長から

君は将来きっとみんなを引っ張る人になる!

とお褒めいただいた生徒です

さすが追い詰められた場面で

責任を果たします

 

4回の一二塁のピンチには

捕手の田屋くんが難しいワンバウンドの投球を

身体を張って前に落とします

隠れた名プレイです

 

 

 

 

 

 

5点の大量リードで迎えた5回には

坂口くんが送りバント

四番であってもその場その場で

自分の役割を果たします

 

 

 

 

 

 

その後着実に加点し

7回コールドで

ベスト16進出を果たしました 


2013年より21世紀枠の推薦基準が

129校以上の都道府県ではベスト32以上

それ以外の県ではベスト16以上が

最低ラインとなったそうなので

まずはその権利を得たことになります 

能登元気プロジェクト

2024年9月15日 11時20分

259日目

 

関西大学高等部のみなさんに

文化祭に招待していただきました

 

 

 

 

 

 

「日常を取り戻す 能登笑顔プロジェクト」

と銘打ったイベントで

ビジネスコースの3年生4名が

北陸の物産展を開きました

 

 

 

 

 

 

 

先日輪島高校に来てくださった生徒さんにも

お会いすることができました

「被災地の現状を多くの方に伝えてください」

の言葉をしっかり覚えていてくださり

その時のレポートも掲示されていました

 

 

 

 

 

 

物産展は多くのお客様で賑わい

他の3校の高校生と協力し

しっかりとPRしていました

 

 

 

 

 

 

 

楽しい授業とよい授業

2024年9月14日 00時00分

258日目

 

輪島高校では

生徒による授業評価が行われていて

授業改善に努めています

 

「意欲をかき立ててくれる授業になっていますか」

「授業が終わった後の満足感は高いですか」

など10項目にわたって評価しています

 

自由記述もあります

いくつか紹介します

「松本先生はいつも生徒のことを思って

 授業をしてくれるのでありがたいです」

「通先生は個人的に質問をしても

 とても熱心に応じてくれてわかりやすいです」

「福光先生は実物を見せてくれたり触れさせてくれたり

 とても楽しく教科に対する興味が湧きます」

「寺田先生の授業ではテストに出る知識だけでなく

 関連した役立つ知識を得ることができます」

「丹保先生は基礎から徹底して教えてくれます

 レベルにあっていて素晴らしいと思います」

「高森先生の授業は少し自分で考えたあとで

 適切なヒントをくれるので思考力が身につきます」

「伊奈岡先生はいつも楽しそうに授業をします

 教員のあるべき姿だといつも思います」

「坂下先生はペアで話し合う時間が多くて

 一つひとつ頭の中で整理でき本当にわかりやすい」

「国語表現では社会で役立つ敬語が学べる」

「観光では地域のことを知れてうれしい」

「総合実践ではビジネスマナーを学べる」

などなど

「〇〇先生の授業では表限力が飛躍的にアップする!」

というコメントも…

ぜひ漢字力もアップさせてくださいとお願いしました

 

もちろんプラス評価だけではありません

「グループ活動を増やして欲しい」

「違ったメンバーとグループワークしたい」

「授業の進度を上げてほしい」

「教え方に工夫が足りない 自分でYouTubeで勉強している」

などの厳しい指摘については

しっかりと受け止めて

授業改善に努めていきます

 

今「授業改善」と入力しようとして

「授業改ざん」と変換されてしまいました

これはいけませんね

 

先生方一人ひとりに評価シートを渡しました

 

新採の木村先生から

本質をつくような質問が

「わかりやすい授業イコール

 本当によい授業なのでしょうか?

 今はわからなくても

 社会に出ていつか伏線回収できる

 自分はそんな授業を目指しています」

 

「池上彰先生の話は本当にわかりやすい!

 素晴らしいと思うわ」と

のたまう晴れ女(8月12日 225日目参照)に

「何がわかったの?」と聞くと

「そこまでは覚えてないけど

 とにかくわかりやすくて素晴らしいわ」

とコメントしてくれます

 

「わかりやすい話ほど忘れやすい」

授業はテレビのコメントとは違って

わざとわかりにくくすることも必要です

そういった点で言えば

木村先生の指摘は

非常に的を射たものであると思います

 

「解決しないまま終わる授業があって

 とてもモヤモヤします」

という指摘もありました

生徒のみなさんに伝えたいです

モヤモヤが大事なんだよ

そのモヤモヤを考え続けるんだよ

 

 さて自分はトンがっていた若い頃

「授業評価なんて所詮教員の人気調査だろ」

実験してみたことがあります

 

同じコースのふたつのクラスに

片方はにこりともせず楽しくもない厳しい授業を

もう片方はとにかく楽しくわかりやすい授業を

 

やはり結果は仮説通り

その評価には大きな差がありました

 

しかし成績は厳しい方が高かったのです

しかも同僚の先生は厳しい授業なのに生徒の評価が常に高い

 

これらのことからわかったことは

「評価が高い授業が必ずしもよい授業とは限らない

 しかし本当によい授業はすべからく評価が高い」

本当に良い授業は

生徒に媚びなくても

生徒は正当に評価するのです

そして生徒の人気によって評価が変わるのは

たいしたことない授業なのです

 

若い先生方に伝えたいのは

今は生徒と年齢が近いだけで

アドバンテージになっている

でもこのあと授業力を高める努力をし続けないと

悲しく寂しい未来が待っていますよ

ということ です 


先日

本校の文化祭に来てくださった

関西大学高等部のみなさんが

今度は文化祭に招待してくださいました

 

 

 

 

 

 

明日

輪島、飯田、七尾、志賀高校からの15人で

北陸物産展での販売を行います

今日はダックツアーを始め

大阪市内の見学を行いました

多くのインバウンドで賑わっています

大いに参考にすべき点があります

 

 

 

 

 

 

 

ダックツアーでは水陸両用バスへの乗車体験です

桜の宮でドライバーが船長に早替わり

スロープから「スプラッシュイン!」し

スクリューが回り出し

橋の下を潜る船に大変身です

輪島でもこんな楽しいツアー

いつかできるといいね

 

今回日本旅行さんのお力添えで

実現することができました

13日の金曜日

2024年9月13日 08時50分

257日目

 

昔13日の金曜日に

ちょうど検尿の提出が重なったことがあって

「今日は13日の検尿日!」

と言ったら

生徒に白い目で見られました


図書室の前に定時制の生徒が作った俳句が・・・

どれも素晴らしいできです

 

 

 

 

 

 

校長賞は

「仮住まい 氷菓の入らぬ 冷蔵庫」

 

そう

仮設住宅はスペースに限りがあって

小さな冷蔵庫しか置けないんですよね

そんな中

家族が肩寄せ合って暮らし

本当はアイス買って冷やしときたいんだけど

お互いに我慢しながら

仲むつまじく暮らしている姿が

目に見えるようです

 

直しは要りません! 

いずこも同じ秋の夕暮れ

2024年9月12日 16時01分

256日目

 

寂しさに 宿を立ち出でて 眺むれば
いづこも同じ 秋の夕暮れ

こんな歌にぴったりの写真を

MROのアナウンサーの原田幸子さんから

送っていただきました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とはいえまだまだ暖かい日が続きますね

It's warm for September

 

今度またMROラジオに

出演させていただけることになっているので

この半年の生徒の頑張りを

お話しようと思っています


さてさて

生徒の皆さんと

保護者のみなさんに

お知らせです

 

2学期になってから

日課を震災前のものに戻していましたが

道路事情が悪く

路線バスが定刻通りに走れないことから

来週火曜日より

全日程を10分遅らせることとしました

混乱させて申し訳ありません


また自家用車での送迎時に学校近辺が混雑するため

離れた安全な場所での下車をお願いしたところ

翌日から全ての保護者が徹底してくださいました

まことにありがとうございます!


今週末は和太鼓部が

岩手県の宮古市から招待を受け

「みやこ秋まつり」にて

ばちさばきを披露してきます

和太鼓部は引く手あまたで大活躍です

今回もいい経験ができますね

宮古の復興のようすも

しっかり見てきて欲しいと思います


また14日(土)~15日(日)の日程で

ビジネスコースの3年生4名が

大阪での「能登笑顔プロジェクト」に参加します

関西大学高等部の文化祭で

北陸物産展のお手伝いをしてきます

本場の笑いを持って帰ってきます


今日は木曜日

「街プロ」のある日でした

私は別のオンライン会議で

見に行くことができませんでしたが

どんな様子だったのでしょうか?

 

 国立教育政策研究所の小松郁夫氏は

「学習者の興味関心から立ち上がった

 トピック(話題や言語活動)の題材に

 多面的・多角的名学習活動が有機的につながる

 トピック学習的な活動が保障される

 時間と方法が確保されることが重要である」

とおっしゃっています

 

まさに「街プロ」が目指すものだ!

と思いました

 

先生方は生徒の取り組みをただ眺めるのではなく

ご自分の教科の視点からぜひともアドバイスして

導いてあげてください

  

1988年イギリスにおいて教育改革法で

全国共通教育課程が制定されました

このときモデルとしたのが

日本のカリキュラムだったそうです

 

先日このコラムで書きましたが

フィンランドの教育課程も

日本のカリキュラムが元となっています

 

このように日本の優れた教育システムは

各国の参考とするところです

 

今回この被災地で行われている教育を

OECD(経済協力開発機構)の力を借りて

世界に発信していこうという試みに

今取り組んでいます

まさに半島の最先端から

めざせ世界の教育の最先端!

 

とはいえ実は

「街プロ」のような取り組みをしている学校は

全国にあって

優れた実践例もたくさんあります

今こそ日本が胸を張って

教育を世界にPRする時期が来ていると感じます

エレベータートーク再開

2024年9月11日 18時35分

 254日目

 

Save the Children さんが

「2024年能登半島地震子どもアンケート

 〜震災から半年 いま伝えたい子どもたちの声〜」

7月に実施されたアンケートの結果を

送ってくださいました

 

2000人を超える子どもたちが

どんなことを思い

どんなことを考えているのか

未来を語る時に

絶対に子どもたちを抜きにしてはいけません

 

ぜひとも多くの人たちに見てもらいたいと

主催者に許可を得てリンクを張らせていただきました

 

https://www.savechildren.or.jp/scjcms/sc_activity.php?d=4535

 

https://www.savechildren.or.jp/news/publications/download/report-notochildrenvoice2024.pdf

 

回答者の内訳は小4から高4

輪島高校には定時制もあるため

高校4年生がいます

 

性別は

その他 無回答が2%

性別違和を感じる人は10%

左利きの人やAB型の人の割合と同じ

と言われているので

言えずに悩んでいる子もいるのでしょう

 

「大人に伝えたいことは何ですか?」

の問いかけに

最も多く41%の子どもたちが答えたのは

なんだと思いますか?

 

「感謝の気持ち」なんです

 

次に「自分たちのまちの復興のこと」

しっかりと未来を見つめています

 

誰に伝えたいですか?

の問いに最も多かったのは総理大臣!

自民党総裁選に出馬の先生方

ぜひ被災地の子どもたちの声に耳を傾けてください

 

「地震が起きても人が傷つかない世の中にしてください」

「この思いと心の傷は一生なくなりません 悲しい思いを知ってほしいです」

「これが東京や大阪でおこったのなら こんなに復興が遅いわけないでしょう」

「輪島市は見捨てられたんですか?帰る場所がないのは嫌です」


学校では去年まで普通にやっていたこと

でも今年はできていないこと

たくさんあります

そんなこと

ひとつずつ戻していきますね

 

まずは

校長面談「エレベータートーク」

去年の3年生には4月からやってたんですが

今年は昨日からスタートです

 

「エレベータートーク」とは

あるベンチャー企業の若手起業家が

投資家を待ち伏せて

偶然乗り合わせたふりをしたエレベーターの中での

わずか15秒間の間にプレゼンして

見事資金調達に成功した

シリコンバレーでのサクセスストーリーが

元になっています

 

校長室でプレゼンしてみろと

順番にひとりずつ呼んで

全員の気持ちを聞きます

 

そんな今日の一コマ

「校長!教室にポット置いてください」

「なんで?」

「学校でカップヌードル食いたいッス」

「家で食べたら?」

「他にも食いたい友達います」

「ポットぐらい自分で持って来たら?人に頼るな」

「いいんっスか?」

「逆に聞くけどなんでダメなの?」

「担任が怒ります」

「そうかな?なんでダメって言うと思う?」

「危ないから?火傷するから?」

「もし仮に誰かが火傷しても

 その事故を予見できるかどうかが裁判の争点になる

 高校生にもなったらポットのお湯は熱いことくらい

 判断できるはずだから

 もし誰かが火傷してもその責任は高校にはないと

 司法判断されると思うよ

 だからそれは担任が反対する理由にはなり得ないと思うな」

「自分がやったら他のみんなもやり始めて収集つかなくなるから?」

「それはあるね

 全ての教室で一斉にポットを使うと

 電気容量オーバーでブレーカーが落ちるよ」

「じゃあルールを決めて順番に使うとかしたら…」

「そう!他にもいくつか問題があるよ

 それらを全部洗い出して

 その解決策も全部考えついたらまたおいで」

「わかりました!話してよかったっス!」

目を輝かせて帰って行きました

どんな答えを持ってくるか楽しみです

今日は二百二十日

2024年9月10日 08時05分

震災から数えて253日目

立春から数えて220日目

 

立春は年によって変わるけど

だいたい2月4日頃

そこから数えて210日目を二百十日

その10日後を二百二十日といいます

昔の農家の人々が

この頃に台風が襲ってくるのを

経験的に知っていたのです

こうして合い言葉のように

台風の被害を戒め

言い伝えてきたのです

残念ながら地震がいつ来るかということは

台風のように予測がつきませんが

だからこそしっかりと備える必要があります

今学校では

固定すべき棚の調査と固定作業を進めています

1月の地震で終わったとは言い切れませんから


 

 

 

 

見て下さい

この素晴らしい景色

職員仮設住宅からの眺めです

毎朝こんな気持ちのいい場所からの出勤です

おそらく条件が合えば

遠く立山連峰を望むことができるはず

立山からの良い気を

全て吸い込むような

パワースポットです


今日の夕方18:09より

文化祭の模様が石川テレビで

放送されます

今日もいろいろ

2024年9月9日 17時18分

253日目

 

株式会社 楽ドラさんの代表取締役

山田 元子(かれん)様が

能登被災地5高校で

速読の講話とレッスンを

してくださいます

本校へは

10月23日(水)の午後に来てくださいます

書籍「らく速読」を生徒全員に

プレゼントしてくださるそうです

皆様からのご支援をお願いしています

よろしければご協力下さい

https://rakudora.sukumane.biz/sukumane/form/detail/1686

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


2年生「文学国語」の授業では

読者の興味関心を惹きつける

創作活動を行いました

指導されたのは川端葵先生

図書室に生徒たちの作品が

展示されています

豊かな創造力と表現力に驚かされます

 

 

 

 

 

 


金沢大学のボランティアチーム

「ボラさぽ」のみなさんが

来てくださいました

グラウンドの石拾いと整備

瓦礫や壊れたブロックの撤去

枝の剪定や草刈りなど

一日かけて学校を綺麗にしてくださいました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回は9月14日(土)に来てくださいます

どうもありがとうございます


今朝出勤途中で見た驚くべき光景

 

 

 

 

 

 

写真真ん中のパワーショベルを見てください

これおそらく60度以上ある断崖絶壁ですよ

こんなんあり?

命がけの作業です

尊敬します 

はたらきアリの法則

2024年9月8日 09時35分

252日目

 

はたらきアリの法則というのがあって

アリは働き者に見えるけど

実際に働いているのは

全体のおよそ3割程度だ

というものです

 

全く働こうともしないのが1割

残りの6割は

とりあえず働いているふりをしています

 

3割の働き者だけを集めて

新しい優秀な集団を作っても

やがてその割合は

3:6:1に行き着くのだそうです

 

実は何にもしない1割にも

それなりに大きな役割があって

仮に群れ全員が同じ方向を向いて

働いていたら

不測の事態が起こった時に

群れが全滅してしまう

そうなった時に生き残った1割が

新しい群れを作っていくのです

 

人間社会も何だかよく似ている気がします

私は若い頃は

なんやかんやといろんなところに

いちゃもんつけては

なんとかサボることばっかり考えていた1割でしたが

今こうして生き残って

自分でも信じられないほど

3割の仲間入りをしています


さて

先日行われた文化祭の振り返りを

若手の先生方で行いました

 

石川県教育委員会の

教員養成プログラムは

全国に自慢できるほどのシステムです

若手教員養成プロジェクト

通称「若プロ」の大きな柱として

各学校が主体的に研修を推進しています

今回の振り返りは

その研修の一環としてのものです

 

 

 

 

 

 

 

文化祭の振り返り

多忙な先生方なので

最も効率良いのは

オンラインを使ってのアンケート集約ですが

これまでの経験から

この手法の問題点は

1割の先生が提出してくれないこと

きちんと回答してくださる先生が3割

残りの6割はとりあえず提出だけしておこう

と分かれることです

 

6割の先生にはさらに2つのタイプがあって

「よかった 最高 問題なし」

と無批判に誉めてくれるタイプ

 

もうひとつのタイプは

ほとんどどうでもいいような細かいことに

ネチネチ小さな文字でびっちり

問題点の指摘だけをしてくるタイプ

係としては

「あなた気づいていたんですよね

 そこで何かしてくださったんですか?」

と言いたくなり

係の精神衛生上非常に良くないタイプです


そこで今回はあえて対面での振り返り

 

でも

「あそこがダメ

 ここもダメ」

というありがちな反省会では

次やるのがイヤになってしまいます

次に繋がるような

「大好き反省会」を

OECDから教えていただいたので

それを実践してみました

 

次の事柄について

1分間自分だけで考え

1分間グループでシェア

それをKJ法で繰り返します

KJ法というのは

付箋を用いてお互いの考えを深め合う

話し合いの手法です

 

Drop:次回簡略化できること

Add:今回足りなくてプラスすればいいこと

Improve:次回発展できそうなこと

Self care:今回自分が頑張ったこと 思いっきり自画自賛

Ubuntu:他の人の頑張りを見つける

Keep:次回もぜひ継続すればいいこと

Identity:今回の文化祭を通して自分が一番変わったこと

 

これらの頭文字をとって

「DAISUKI(大好き)ふりかえり」です

 

今回の研修にはもうひとつ狙いがあって

それは私が目指していた

授業スタイルの伝承です

 

239日目に登場したフィンランドの校長先生

「フィンランドでは

 1時間の授業中に

 7分以上しゃべる教師は

 無能と評価されます」

できるだけコンパクトに

説明をまとめ上げ

生徒の活動時間を

充分に確保することが

求められているのです

 

今回講師を務めた私がやったことは

最初のルール説明とタイムキープのみ

一方受講者は休む間もなく

頭をフル回転させていたはずです

「授業中いかに教員が楽をして

 生徒の頭を疲れさせるか」

これが私が授業を組み立てるときの

大きなテーマでした

 

ただしこのタイプの授業には

入念な準備の時間が必要となります

それでも一度作ってしまえば

それは生涯使える財産となるので

若い先生方には

自分だけの授業を

一つひとつ作っていって欲しいと思います

春の選抜に向けて

2024年9月7日 17時30分

251日目

 

まだまだ残暑厳しい中ですが

高校野球秋の大会が始まりました

 

 

 

 

 

 

 

1回戦は小松弁慶スタジアムで

飯田高校と対戦です

初回四球を選んだ先頭の池くんが敵失で生還

その後も田屋くんのタイムリーで

3点先取です

 

 

 

 

 

 

 

先発の宮下くんも快調に飛ばし

三振の山を築きます

 

3回には濱田くんの適時二塁打で1点追加

 

 

 

 

 

 

 

4回満塁のピンチには

センター坂口くんが

球場全体を見渡せる位置から

大きな声で一球ずつ指示を出しています

きっちり守り切ったのは

こうした見えないファインプレイがあるからです

 

 

 

 

 

 


见えないファインプレイといえば

ラジオで福山雅治さんが

こんなことおっしゃっていました

 

映画やドラマの撮影で

目に見えない細部へのこだわりで

役者の演技が

そして作品の出来が

大きく変わるのだそう

 

たとえばデスクワークのシーンで

引き出しの中に

その役柄の人が使いそうな小物を

忍ばせてあるか

それとも空っぽか

 

もちろん引き出しの中なんて

画面には映りません

しかしそうした小物を

美術さんが準備しておくことで

作り手側の役に対する想いが伝わり

役者側の解釈との間で

素晴らしい融合が起こるのだそうです


野球も同じです

実際ボールに触れているプレイヤーはひとりでも

この坂口くんのように

みんなでひとつのプレイを

作り出すのです

 

そう言った意味で

ひとつだけ小言を言うぞ

ファーストフライで

ファーストベースカバーに入らなかったピッチャー

あれはダメだ!

落としたらどうする?

全てのプレイに

全員がやるべきことをきっちりやれ!

それが次の勝利に繋がる!


5回には濱田くんが再び2点タイムリー

 

 

 

 

 

 

 

さらに6回には二木くんが

左翼線を破る二塁打で差を広げます

 

最後は濱田くんがきっちり抑えました

 

 

 

 

 

 

 

相手の飯田高校も震災で

多くの生徒が転校してしまい

他の部から助っ人を借りての出場でした

うちと同じで練習場所もままならない中での

それでも最後までひたむきなプレイ

途中痙攣して足をひきずりながらも

最後まで戦い抜きました

心から拍手を送ります

 

お互い災害になんか負けずに

戦いましょう

さかなクンさん

2024年9月6日 20時35分

250 日目

 

長かった学校での泊まり込み生活も終わり

教育委員会が準備してくださった

仮設教員住宅での生活が始まっています

 

仮設があるのは

能登半島の静かな内海

穴水湾のほとりにある

廃校となった小さな小さな中学校の跡地

 

朝日が水面に輝き

夜は満天の星空を見上げる

 

都会の喧騒に疲れた方なら

きっと何十万円払っても

泊まりたくなるような

最高のロケーションです

 

 

 

 

 

 

 

これはすぐ近くにあるボラ待ちやぐら

海の上にやぐらを組み

その上で一日中ボラの群を見張り

網で手繰り寄せるという

能登半島ならではの漁法を

行うためのものです

月明かりに照らされて

幻想的な姿を見せています

天文学者パーシバル・ローエルが

この地を訪れたとき

怪鳥ロックの巣のようだと例えました

 

穴水湾に注ぐ川には

いさざ漁も盛んでした

いさざとは白魚のこと?

川に住む小さな透明な

春告魚です

この辺では踊り食いで

食べたりしますが

私は挑戦したことはありません

料亭で出されても

こっそり近くの川に逃してあげていました

どうしても食べれないもののひとつです

踊り食いファンの方

申し訳ありません

 

もうひとつどうしても食べられないのが

金箔がかかった◯◯

何がうまいんだか

金は非常に安定な金属で

化学反応起こさないから

味なんてしないんですよ

って美味しんぼの山岡士郎も

そう言っていました

金箔ソフト屋さん

申し訳ありません

金箔ソフトの金箔抜きを注文して

怪訝な顔されたのは私です

 

穴水湾で忘れてはならないのは牡蠣貝です

私が子供の頃

穴水からの行商の方が

当時の国鉄七尾線に乗って

定期的に輪島まで売りにきていました

「かきーがいー むきたて〜えい」

最後の「えい」で声が裏返って

ヨーデルみたいな調べで…

ヨーレイヒー

この話わかる地元の方います?

 

かくのごとく

能登半島の内海には

美味しい牡蠣が育ちます

 

問題です

日本全国美味しい貝が育つところ

にみられる共通点とは何でしょう?

 

それは

近くに白鳥が飛来する湖や池がある

ということです

 

能登半島にも

珠洲や邑知潟などに

毎年白鳥が飛来します

 

一見全く関係ないように見えるこのふたつ

実は…

 

美味しい貝が取れる海に注ぐ川の上流には

必ずと言っていいほど鉄鉱山があります

広島の牡蠣しかり

宍道湖のシジミしかり

川の水に含まれる鉄分が

プランクトンを育み

貝を育てるのです

 

かつて海水汚染で

魚など全くいなかった大阪湾に

クジラが見られるようになって久しいです

これは関空の建設により

海水に鉄筋の鉄分が溶け出し

それによってプランクトンが育ち

それを求めて魚たちが集まり

それを求めてクジラが…

という循環が生まれたからだと

言われています

 

では鉄鉱山と白鳥の関係は?

 

白鳥に限らず渡り鳥は

自分の体内にある磁石で

飛ぶ方向を決めています

だから鉄鉱山の近くにある

湖や池には帰って来やすいのです

 

だから白鳥が飛来する地の近くには

美味しい貝が育つというわけです

 

宍道湖のシジミ漁師に習った

美味しいシジミの食べ方

 

一度冷凍します

 

それだけ

 

化学の視点で説明すると

温度が下がると浸透圧が下がります

下がった浸透圧を上げるため

分子数を増やそうとします

さらには体液中の溶質の分子数が増えると

凝固点降下がおこり

凍りにくくなるという利点もあるため

分子量の大きいタンパク質を分解して

分子量の小さいーアミノ酸に変えます

アミノ酸の一種で旨味の素である

グルタミン酸が増えます

つまりおいしくなるのです

 

実際に試してみてください

シジミの味噌汁など

旨みが格段にアップします

 

今日は海の生き物の話に終始しましたが

「さかなクン」さんが

とてもいいお話をされています

 

「さかなクン」は

「さかな」という名前に

クンをつけている訳じゃなくて

「さかなクン」という名前なので

ちゃんとさん付けして

「さかなクンさん」と言わないと

呼び捨てにしていて

失礼な気がしますが

 

でも例えば

「太宰さん」とか「芥川さん」

と呼ぶと

お前は知り合いか?

と突っ込まれそうで…

それなら

「太宰」とか「芥川」と呼ぶ方が

敬意を払っているようで…

「さかなクン」に

さんをつけるべきか否か

ずっと昔から悩んでいます

 

「さかなクンさん」がされていたいい話

 

「魚は海の中にいるとみんなで助け合うのに

 小さい水槽に移すと途端にいじめが始まります

 いじめをする人は狭い世界に住んでいる人なんです」 

日本人が死よりも恐れるもの

2024年9月5日 09時54分

249日目

 

9月5日

今日はQUEENのボーカリスト

フレディ・マーキュリーの誕生日です

ご存命なら78歳だとか

 

私が始めてQUEENを聞いたのは

フレディの死後に発表されたアルバム

「Made in Heaven」でした

 

「天国から」と名づけられた

このアルバムは

生前フレディが残した歌声に

残されたメンバー

ブライアン・メイ

ロジャー・テイラー

ジョン・ディーコンにより

楽器がオーバーダビングされ

つくられました

 

アルバムのジャケットには

レマン湖のほとりに立つ

フレディのシルエット

 

そしてその裏には

湖の対岸から彼を見つめる

残された3人の後ろ姿があります

 

「彼岸」という言葉を連想させる

このCDのデザインも含めて

「Made in Heaven」という芸術になっています

 

そしてそれが形として

時を越えて今手元にある

被災した我が家から拾い出してきました

 

傷だらけになったけど宝物です

これが配信音楽にはない

レコードやCDの魅力です

 

死の直前まで

病棟を抜けて振り絞って歌った声には

神々しささえ感じます

「Mother Love」は

フレディが最後まで歌いきることができなかったため

最終コーラスはブライアンが歌っています

 

歌詞カードには11曲までしか書かれていませんが

隠しトラック?

12曲目にはたぶんフレディの肉声

そして「13」曲目には22分にも及ぶ

なんとも不思議な音が流れ続けます

私はこれは天国をイメージし

そしてリボーンを暗示しているもの

と勝手に解釈しています

1曲目「It's a beautiful day」の

イントロにつながっているような

感じがしてならないからです

実際どうなんでしょう?


さて文化放送の「今朝の三枚おろし」で

武田鉄矢さんが

興味深いことをおっしゃっていました

「日本人は死よりも遅れることを恐れている」

というものです

 

なるほど

そういえば死ぬ夢で

うなされたことは一回もないけれど

学校に遅れる夢や

電車に遅れる夢や

〆切に遅れる夢で

目を覚ますことがよくありました

確かに遅れることを異常に恐れていました

 

過去形なのは

発災以来みていないから

 

夢占いを見てみると

遅刻の夢は

諦め

後ろ向き

面倒

の象徴だそうです 

 

寝坊による遅刻の夢は

準備不足による心の焦り

 

乗り物に乗り遅れる夢は

過去のチャンスをつかめなかった事への後悔

 

学校への遅刻は

規則や束縛からの逃避

 

なんだそうです

 

たしかに

諦め 後ろ向き 面倒

の気持ちを今棄てきっているから

だから遅刻の夢を見なくなったんですね

地震がくれた

いい心の変化です


5日(木)22:00~

NHK「SONGS」総集編で

ゆずさんが輪島高校にきてくださったときの様子が

放送されます