1月22日(木)、羽咋高校と羽咋工業高校による第2回合同発表会が開催されました。両校から選ばれた代表各8グループが、これまで積み重ねてきた学びの集大成を披露しました。
本校からは、重ねて行われてきた校内中間発表会の選抜を勝ち抜いた以下の5つの代表グループが登壇しました。
自然共生コース:環境DNAで羽咋近辺の生物の動向を追う
交流流出コース:ラクナで楽なる
地域防災コース:「来たらどうしよう」を「来ても大丈夫に」~君の備えが未来を変える~
歴史国宝コース:歴史と自然が織りなす妙成寺~妙成寺の国宝化に向けて~
デジタルコース:ゲームで変える高齢者の未来


今回、本校の発表で際立っていたのは、1年次からの探究をさらに深掘りした継続性です。生徒たちは机上の空論に留まらず、実際に現場へ足を運ぶフィールドワークを徹底。
「課題発見・仮説・実行・分析・課題再発見」というサイクルを幾度も回すことで、当初は見えていなかった問題の本質に近づいていく姿が見られました。その粘り強い探究姿勢が今回の発表から感じられました。



どのグループの提案も、実現すれば「より安心して住める、元気で魅力的な羽咋」へと繋がるものばかりです。失敗を恐れずに仮説検証を繰り返した経験は、生徒たちにとって自信となり、今後社会を生き抜くうえできっと大きな力になることでしょう。
これらのアイディアが形となり、地域を支える日が来るのが待ち遠しくなる実り多き発表会となりました。
12月16日(火)、1学年40班によるアプリ開発の最終発表会が行われました。
先月実施した中間発表会でのフィードバックを設計・開発に反映し、アプリのユーザーインターフェ―スや機能の改善を図り、発表練習を繰り返しました。

発表では、実際にアプリのデモンストレーションを通じて、利用者がどのような体験を得られるのかが紹介されました。
開発者自身の工夫や思いが伝わる場面が多く見られました。


生徒が作成したアプリの1つをご紹介 。
アプリ名『Talk exchang』
震災後、以前よりも自宅でひとりで過ごす時間が増えた近隣の一人暮らし高齢者の方を想定して、人との積極的な交流を促し、誰もが「やりたい」と思ったことを実現できる社会を目指して開発されたアプリです。
実際に利用していただいたところ、使いやすさ・分かりやすさ・見やすさの3つの観点から評価をいただき、まずまずの成果を収めることができたようです!

このように「たった一人の実現したい未来像」から出発し、社会的なビジョンへと広げ、実証結果につなげてきたアプリ開発。
自分たちのアイディアを形にすることができた経験は大きな自信となり、今後の学びや挑戦へとつながる貴重な活動となりました。
11月19日(水)、5・6時間目に1・2学年のSTEAM教育公開授業が行われました。
1学年:アプリ開発中間発表会を行いました
9月から取り組んできたアプリ開発のテーマは「たったひとりの困りごとを解決するアプリ」。身近な誰かの“ワガママ(困りごと)”を叶える機能を考え、今回が初めての成果発表となりました。
課題を決定し仮説を立て、分析やリサーチを繰り返すことで、表面的な課題の奥にあるアプリユーザーの“隠れた本音”を引き出しました。その上でプログラミングでUI設計を実践し、これまで学んできた探究プロセスをアプリ開発に結びつけることができました。
ワールドカフェ形式で実施した発表は、全員が発表者と聞き手を体験し、多くの班と交流しながら多様な視点や意見を取り入れ互いに学びを深めました。


2学年:第4回探究中間発表会を行いました
今年度は探究の目的を明確にし、フィールドワークやインタビューを重ねることで複数回の探究サイクルを経験しています。
11月1日(土)の第3回中間発表で得た助言をもとに、内容やプレゼン方法を改善。課題をより深く捉え、自分たちなりの考えをまとめたことで、発表内容は一段と充実したものとなりました。

両学年とも、主体的に学びを深める姿勢が表れた公開授業となりました。STEAM教育の醍醐味を感じられる一日でした。
学校教育ウィーク学校公開初日の11月1日(土)、これまでの探究活動の成果を発表する「2学年探究中間発表会」が開催されました。 10コースに分かれた38班が見どころをアピールした多彩なテーマで、それぞれの視点から考察や研究結果を発表しました。
= コースの紹介 =
■デジタル ■宇宙エレベーター ■環境新創
■健康躍動 ■交流創出 ■自然共生 ■地域防災
■文化伝承 ■歴史国宝 ■幸福観想

発表会の最中、どこからかデジタル音が聞こえてきます。
音のなる方に向かうと、
自作したゲームを実際に体験できるデジタルコース「ゲームで変える高齢者の未来」の発表からでした!
観衆がプレイヤーとして関わることで、発表が一方通行にならず聞くだけのプレゼンよりもずっと印象的です。

そして、他班の発表や質疑応答から新しい気づきを得ることができ、互いに学び合えた時間となりました。

最後に教員からの講評を受け、今後の探究活動をさらに深めるためのヒントや励ましの言葉が伝えられました。
今回の発表会での改善点を踏まえ、11月19日(水)に行われる『STEAM教育推進事業モデル校公開授業』にて、2学年は再び探究発表会に臨み、さらに磨きをかけた成果を披露します。
また、1学年は2学期から取り組んできたアプリ開発の中間発表会に挑戦します。
たくさんの保護者・地域の皆様にご来校していただき、ありがとうございました。
10月20日(月)、本校OBであり、現在、東京大学大学院人文社会系研究科・文学部社会学研究室教授の赤川 学先生が帰省のおりに本校を訪れてくださり、探究活動に関する意見交換の機会をいただきました。
探究活動を一方通行で終わらせないように実社会との接点を重視した探究の進め方や、教員自身の探究指導力の向上についてご助言をいただきました。
第一線で活躍されている研究者の視点に触れることで、教員にとっても探究のあり方や指導の視点を見直す有意義な機会となりました。
赤川先生、貴重なお時間をありがとうございました。


赤川先生著書の書籍をご寄贈いただきました!