地震から 519 日目
豪雨から 255 日目
男子バレー部からおもしろいお知らせ

「金沢錦丘高校さんで
錦丘高校と野々市明倫高校と練習試合を行いました
両校には地震によって輪島高校から転学した生徒がいます
旧友とのゲームでお互いに切磋琢磨し
よい雰囲気で終わることができました
その帰りに校舎から出る途中
鳳至小学校校歌を口笛で吹いていた不届者がおり
偶然そのメロディーを聞いていた方が
中学校の職員室から出てこられました
注意されると思っていたところ
『フルコーラスで聞けて
懐かしい思い出をありがとう』
その方は音楽の先生で
鳳至小出身であり
輪島高校の卒業生でもあり、
校長先生の同級生でした
まさか校内で口笛を吹いて
感謝されるとは思いませんでした(笑)
口笛が生んだ偶然な出会いから
輪島高校頑張ってくださいと応援の言葉もいただきました
今週から始まる総体に向けて頑張っていきたいと思います」
えみちゃんありがとう!
IPU環太平洋大学の大池 淳一 准教授
以前に岡山県立興陽高校さんと繋いでくださり
共働で「きゅうりのバスソルト」を開発しました
おかげさまで関係各所から大人気で
さらなる販路拡大に向けて取り組んでいます
今日はさらに
岡山県立和気閑谷高校さんが
ぜひ「能登の塩」を使った
新商品を開発したいということで
「家庭基礎」の授業時間に
オンラインでミーティングを行いました

ビジネスコース1年生のアイデアで
素晴らしい商品ができそうです!
バスソルトご希望の方は
学校までご連絡ください
マスカットの香りと
緑のお湯でくつろげる商品となっております!
【今日のじょーおこらいえ】
生徒が校長ブログを読んで書いてくれた感想を
紹介するコーナー
今回は1月26日「日本チャチャチャ」を読んで
「家屋の被害判定には私も思うところがあります
外見だけで判定しても
中に入るととても住めない状況であることがあるということ
そして同じ輪島同じ市営住宅であっても
判定の迅速さに差があるということです
我が家に「Not Enter」の紙がようやく貼られたのは
震災後3ヶ月を過ぎてのことでした」
《匿名希望》
つい先日知り得た情報をひとつ
例えば「半壊」の判定があったとしても
「公費解体」した場合には「全壊」扱いとなり
支援金などの差額が支払われるということです
先日輪島市役所に行った際に
ボランティアの方が教えてくださいました
広島からいらっしゃった
とても気さくで親切な方でした
該当する方でご存知なかった方
申請は簡単です
・罹災証明(写)
・公費解体報告書(写)
・解体前の家と解体後の更地の写真
以上を持って市役所まで
全国のみなさん
もしものことがおこったときは
とにかくあらゆる写真を
撮りまくっておくことを
強くお薦めします
地震から 518 日目
豪雨から 254 日目
テネシー工科大学心理学科の
バリー・スタイン教授が行なった
興味深い研究があります
彼らは小学5年生の子どもたちに
次のふたつの文を見せました。
1.力持ちの男が、友達がピアノを動かすのを手伝った。
2.力持ちの男が、朝食の間に新聞を読んだ。
「ふたつの文のうち覚えやすかったのはどちらか?」
という質問をしたところ
成績のよい子どもは「1」
そうでない子どもは「2」
と答える傾向にあったといいます
何となく推測がついた人もいるかもしれません
一見すると文自体が短い「2」が覚えやすそうですが
内容をしっかり見てみると
前半と後半を関連付けられるのは
「1」であることがわかります
成績のよい子は
「力持ちだからピアノを動かすのを手伝ったんだろう」
と意味を持たせて記憶できるため
「1」を選びます
それができない子は
単純な文の長さで「2」を選んでしまうのです
何事も丸暗記ではなく『意味づけ』が大切なようです
さて発災以来
日本各地を訪れることが多くなり
さまざまな観光地を
何か復興のヒントとなるものはないか
探し歩く日が続いています
賑わう街に共通していること
それは歴史と伝統に『意味づけ』をしていること
さらには新しく創造したものに
『ストーリー』を持たせ
新たな歴史と伝統を
つくり続けていることです
キーワードは「〇〇と云われている」であり
必ずしも「〇〇である」必要はないのです
例えば
ベルギーといえばチョコレート
本当に?
ベルギーにカカオ豆は取れませんよ
地域にないものを他から持ってきても
ストーリーを持たせ意味づけさせてあげれば
立派な特産品となる好例です
国内に目を移すと博多の明太子
もともとは韓国のすけとうだらのキムチ漬け
韓国の言葉ですけとうだらは
「明(中国)」の鯛という意味の「明太」
戦後まもなくその味を忘れられないある調理人が
博多でその味を再現し
新幹線が博多まで延伸されたときに
お土産として売り出したら
爆発的ヒットになリました
それから仙台の牛タン
こちらも戦時中の話
それまで焼き鳥中心だった和食職人が
誰にも真似されないものをコンセプトに
試行錯誤の上作られた名物です
いずれにしても昔から
引き継がれてきたものではなく
苦境の中新たに作られたもの
しかも材料はご当地では手に入らないものです
先日訪ねた川越の神社でも
地元の方が考案して手作りした
「さつまいも掘りおみくじ」や
「金魚すくいおみくじ」など
外国人観光客に大人気でした
どうですか?
生徒のみなさん
柔軟な発想で未来の残る名産づくり
夢が広がりますね
ところで牛タン
果たして食用として耐えれるものか
当時は恐る恐る提供していたようです
ちっちゃい子供にはどうなんでしょう?
厚生労働省の「離乳食ガイドライン」を調べてみました
赤身の肉を与え始めるのは
「カミカミ期」と呼ばれる
離乳食後期(9~11カ月頃)からが良いそうです
牛たんは独特の食感があり
そのまま与えると噛み切りにくく
喉に詰まらせる危険もあるそうです
細かく刻んだり
柔らかく煮込んだりする必要があります
生後9カ月から鉄分が不足しがちになるので
牛たんには鉄分が豊富に含まれお薦めだそうです
ほかの肉については?
鶏肉は離乳食中期(7~8カ月頃)
牛肉・豚肉は離乳食後期(9~11カ月頃)
からが好ましいそうです
ただしすりつぶすか挽肉にして
「焼き牛たん」になると
奥歯が生えそろう2歳半~3歳以降が適しています
【被災地に電気が灯るまで】第40回
発電と電池の仕組みについて学び
エネルギー問題の解決を目指すこのコーナー
地震から 515 日目
豪雨から 251 日目
九州復興研修隊からの報告です
昨日は熊本城を散策したあと
城下町で食べ歩きをしました

教頭先生に教えていただいたわくわく座では
プロジェクションマッピングと
ジオラマのコラボレーションで
熊本城の復旧を学びました

その後新幹線で福岡に戻り
太宰府に行く予定でしたが
バスの関係で断念し
福岡タワーに夜景を見に行きました

地上110メートルからの夜景は
とても美しかったです
なかなか計画通りにはいかず
かなりのギリギリを攻めている旅ですが
昨夜から生徒たちはかなり疲れている様子ですが
体調不良などはなくホテルを出発しました
今日はこれから昨日断念した太宰府天満宮に行き
帰路につきます
私はといえば
全国高等学校長会議で大宮に来ています
さすが全国の交通の要
津々浦々から最も集まりやすい場所で
毎年設定されています

以前講話をさせていただいた兵庫県の校長先生
以前筑波の教頭研修でご一緒させていただいた先生
懐かしいお顔にご挨拶させていただきました
兵庫県立伊川谷北高校の神戸秀夫校長先生
兵庫県立須磨友が丘高校の塙守久校長先生
兵庫県立西脇北高校の佐藤太校長先生
兵庫県立篠山東雲高校の富田尚美校長先生
兵庫県立西宮苦楽園高校の宮本美枝子校長先生
茨城県立日立商業高校の菊池幸惠校長先生
兵庫県立西宮高校の谷口聡校長先生
兵庫県立川西緑台高校の牧野徹校長先生
兵庫県立香住高校の森澄実校長先生
兵庫県立播磨農業高校の岩本義裕校長先生
兵庫県立阪神昆陽高校の桑田耕治校長先生
静岡県立富士宮北高校の小谷和之校長先生
静岡県立藤枝東高校の森谷幹子校長先生
兵庫県立東播磨高校の志摩直樹校長先生
どうもありがとうございました
【今日のじょーおこらいえ】
生徒が校長ブログを読んで書いてくれた感想を
紹介するコーナー
今回は7月12日「野球の全校応援」を読んで
「野球の全校応援に来てくださって
ありがとうございました
普通では体験できない貴重な体験ができました
初めての夏の大会の試合ということで
試合前はとても緊張していましたが
スタンドを見上げると
全校生徒が応援してくれていて
どんな結果になろうと必ず最後まであきらめないで
全力で戦おうという気持ちになりました
でも実際には自分のエラーで失点したりして
チームに貢献できずに後悔や悔しさが強かったです
その後悔や悔しさは夏の大会でしか返せないと思います
そのためにどんなにきつい練習にも耐え
今出せる自分の全力のプレイをするよう心がけています
次の夏の大会では
前回よりもっと良い姿を見せれるように頑張ります
今年も応援よろしくお願いします」
《匿名希望》
地震から 513 日目
豪雨から 249 日目
昨日から全国校長会が東京で行われています

会議の後
時間があったのでウロチョロしてみました
まずは日本科学未来館

「チ」とのコラボ特別展をやっていました
「チ」は
自らの命をかけてまで
宇宙の真理を追い求めた人々の情熱が
描かれたアニメです
「神がその姿を写した人間が住む地球こそ
宇宙の中心なのだ」
という教会の教えが当時の真理でした。
「地動説」を唱える者は
拷問や火あぶりという厳しい迫害を受けます
この物語には唯一の主人公が存在しません
強いて言えば「地動説」が主人公
多くの人々が命を落としながら
真理を受け継いでいく物語です
命と引き換えに残してくださった災害に対する教訓を
次の世代に引き継ぐ責任を思い出させてくれます
今や周知の事実となった「地動説」
それでも認められるまでに
300年という膨大な年月を必要としています
災害復興と防災教育
こちらも長い目が必要です
「チ」には
「地」「血」「知」の意味が込められています
タイトルの「チ」の特殊なフォントに隠された秘密?
最終巻の8巻だけなぜか表紙が真っ暗?
第1巻で亡くなったはずの少年が?
第7巻の表紙にこれまで登場していない人物が?
さまざまな謎が散りばめられた名作です
常設展示には
能登半島地震のシミュレーションも

あの時こんなことが起こっていたんだと
新たな気づきです
発災以来すっかり信心深くなった私が
次に訪れたのは明治神宮

おみくじには
「ひとしれず 思ふこころの よしあしを
照らし分くらむ あまつちの神」と…
誰にも見られていなくても
正しくあれということかと読み解きます
続いて「MIYASHITA PARK」にも行ってみました
3年生の馬場くんが
「朝市復興の参考にしたい」
と研究している施設です
2階には飲食店が入り

屋上にはみんながくつろげるスペース
学校帰りの高校生が勉強したりしています

ビーチバレーの施設もありました

「風の人」も「地の人」も
みんなで楽しめる朝市にしたいですね
輪島弁でよそから来る人を「風の人」
輪島に住んでいる人を「地の人」
といいます
せっかく来た出張
空き時間の一瞬たりとも無駄にするものかと
今朝は早起きして豊洲市場へ

マグロのセリをしていました

輪島の朝市に卸す魚のセリも
こんなふうに公開すると
いいかもしれませんね
江戸の風情を感じさせる街並み

ゆったり過ごせる飲食スペース

日帰り温泉もありました

ただ朝の5時に行ったのですが
お食事処はほとんど閉まっていました
警備員さんに聞いてみたところ
「昔は開いてたんだけどね
今じゃ客が来ねえから
10時になんなきゃ
みんな開けねえよ
シャッター通りになっちまった」
東京でもそんなことがあるのかと驚いていると
「みんな売り上げは
築地にいた頃の3分の1くれえだよ
家賃も高くてどうしようもねえや
なんで中央区より台東区の方が
家賃高えんだっつうの」
江戸っ子弁丸出しで教えてくれました
築地はどうなっているんだろう?
気になって行ってみました
築地はみんなお店を引き払ったとばかり
思っていたんですが
結構残っているんですね
それに昔ほどではないにしろ
賑わっていました
築地にあって豊洲にないものに気づきました
それは匂いです
築地は1軒進むごとに
卵焼き専門店の匂い
鰹節専門店の匂い
ぬか漬け専門店の匂い
包丁専門店の金臭い匂い
違った匂いが迎えてくれました
ガラス越しのセリ見学とは
やはり伝わるものが違います

匂いって大事ですね
ポルトガルを訪ねた崖くんが言っていました
「ポルトガルと輪島の海の匂いが違う」

匂いも含めて五感で感じるのが旅なんですね
豊洲と築地
もう一度訪れたいのは?
と訊かれると…
朝市を復興させる時に
大事な視点になりそうな気がします
地震から 512 日目
豪雨から 248 日目
発災以来ずっと寄り添ってくださっている
福岡第一高校さん
世界一の体育祭「夜の体育祭」に
今年は生徒会の生徒を連れて
行ってまいります
以前お伺いした際に
校長先生から未来の教育について
お話を伺いました
「数学や理科など生徒の得手不得手の激しい教科は
全て選択制にしてレベルの高い教育を施し
全員に学ばせるのは
真に全ての生徒に必要な教科に絞るとよい
その教科は国語・英語・歴史である」
歴史や古典を嫌いな生徒から
「なんで昔のこと学ぶ必要があるのか?」
という声を聞きます
私は発災以来
歴史を学ぶことの大切さを
身をもって知ることができました
たとえば
江戸時代の新井白石の随筆『折たく柴の記』
「この日の午時雷の声す
家を出るに及びて
雪のふり下るごとくなるをよく見るに
白灰の下れる也
西南の方を望むに
黒き雲起こりて
雷の光しきりにす。」
これは何のことを書いていると思いますか?
富士山「宝永の大噴火」の様子です
最初の火山灰は白灰であったが
やがて黒灰に変わっていることで
火山灰の成分の変化を読み取ることができます
ここで地学のメガネ
東京大学の発掘調査によると
薄い白い灰の上に黒い火山灰が約2cm積もっていることが
確認されています
ここで物理のメガネ
黒い灰が後から降り積もったということは
黒い灰の粒子は細かく
長時間にわたって大気中を飛散していたことがわかります
ここで保健体育のメガネ
この頃多数の住民が
呼吸器疾患に悩まされていた記録が残っています
再び古典のメガネ
当時の狂歌でこのように歌われています
「これやこの 行も帰るも 風ひきて 知るも知らぬも おほかたは咳」
これは何のパロディかおわかりになりますか?
百人一首にある蝉丸の
「これやこの行くも帰るも別れてはしるもしらぬもあふさかの関」
です
奈良県大和郡山市教育委員会の「豊田家史料」には
宝永噴火の際に採取された火山灰が
紙に包まれて保管されているそうです
そのほか噴火が10日間にわたって続いたこと
火山灰が用水に詰まって水の供給が絶たれたこと
も記録に残っています
このように歴史を紐解くことによって
未経験の災害であっても
どのような準備が必要か予測することができるのです
噴火が収まった後は
富士山への参詣客が殺到したそうです
漁師や百姓が観光業に転職して
収集がつかない状態になりました
もともと参詣客を相手にしていた元締めが
転職に制限を加えるようになったそうです
輪島に例えると
朝市復興後多くの店が乱立し
既存の朝市組合との間にいざこざが起こる
みたいなことでしょうか
そんな日がいつか来るといいなとは思いますが
以前本校で「車いすバスケ」をしてくださった
フォースタートさんがまた来てくださいます
6月20日(金)13:50~です
どなたでも参加できますので
どうぞお越しください

【被災地に電気が灯るまで】第39回
発電と電池の仕組みについて学び
エネルギー問題の解決を目指すこのコーナー
充電のできる電池「鉛蓄電池」
のしくみについて学び
鉛と酸化鉛
どちらが負極つまり電池のマイナスか
考えてもらう宿題を出しました
それぞれが起こす反応は
Pb + SO42- → PbSO4 + 2e-
PbO2 + 4H+ + SO42- + 2e- → PbSO4 + 2H2O
これを見るとPb の式の右辺に
新たな電子 e− が2個生まれているので
Pb が負極ということになります
「鉛蓄電池」は
低温環境への強さと制御の容易さに加え
メモリー効果がないのが最大の特長です
メモリー効果というのは
充電を繰り返すと容量がだんだん小さくなる現象です
携帯電話なんかでも
あんまり充電が減っていないのに
小刻みに充電すると
バッテリーの寿命が短くなってきますよね
あれです
私は人間のバッテリーも同じであると
最近しみじみ感じており
どんなに夜遅く寝ても
朝の4時には目が覚めて
それから眠れなくなるのです
つまりフル充電までの時間が
極端に短いのです
電気容量が限りなく小さくなっているようです
その証拠に朝の10時頃に充電が切れ
大事な話の最中にコクっと
いきなりブラックアウトすることがしばしばです
困ったもんです
その度に目を閉じて考えていたふりをしていますが
きっとバレていると思います
「鉛蓄電池」は自動車において主流でしたが
現在ではEVの普及に伴って
リチウムイオン電池の方に注目が集まっています
次回から
もっとさまざまな電池について
学んでいきましょう
今日は東京で校長会
その後福岡へ向かいますが
車窓から富士山が見えました

地震から 511 日目
豪雨から 247 日目
日曜日
ある死刑囚に言い渡されました
「おまえの死刑執行が今週に決まった
土曜日までに執行される
何曜日かは伝えない
ただし条件をやろう
もし死刑執行の朝に
その日執行されることを言い当てたら
おまえを無罪放免としてやろう」
しばらく考えた死刑囚は
「ありがとうございます
無罪放免ですね!」
その言葉のとおり死刑囚は無罪放免となりました
なぜか?
死刑囚はこう答えたのです
「土曜日に執行されることはありえません
なぜなら土曜日まで執行が伸ばされたら
わたしはその日の朝に
言い当てることができるからです
土曜日の執行があり得ないのであるなら
金曜日もありえません
なぜなら金曜日の朝に
言い当てることができるからです
同じように木曜日水曜日そして今日も
死刑執行はありえません」
先日火災避難訓練を行いました
より実践的な訓練とするため
時刻を伏せて行いました
さらに出火想定場所も予め示さず
放送を聞いて
避難経路を各自で判断するよう指示しました
実施後の生徒アンケートでは
99.5%の生徒が
積極的に取り組むことができたと回答しました
訓練時刻を伝えずに実施したことについても
「実際の火災はいつ起こるかわからないから」
「危機感を持って臨むことができた」
「判断力をつけるのによい訓練だった」
「自分達で考えて動くことができた」
「事前に避難経路をシミュレーションしていた」
など肯定的意見が91.5%を占めました
ただ一方で
「着替え中だったらどうするのか?」
「いつ実施されるのかわからず授業に集中できなかった」
という課題も見つかりました
さらには
「6限目にならなかったから
7限目にあると予想できてしまった」
とさきほどの囚人の話のような感想も
そのほかの感想では
「ベルで放送が聞こえなかった」
放送機器そのものが使えない設定も
考える必要があります
「休み時間にやるのはよくない」
休み時間だからこそ意味があるのです
各自で考えて動く必要があるからです
「時間をちゃんと知らせて欲しいと思った」
時間を知らせないからこそ意味があるのです
次回はその日にやることすら知らせず実施します
正常化バイアスがかかっていたことに
気づいた生徒もいて
意味のある避難訓練になりました
今後もより実践的な避難訓練を計画していきます
511日前のあの日
私が最初にした仕事は
「学校には参集するな!」
規則に反した職務命令を
職員に一斉メールすることでした
危機管理マニュアルには
「震度6強以上の地震の際には
全員学校に直ちに参集すること」
とあります
ところがこれには重大な視点が抜けています
「職員も被災者である!」
ということです
今回の地震はいつもと違う
そう直感した私は
「自分の命と家族を守れ」
このことを最優先するよう指示したのです
間違ったことをしたとは
微塵も思っていません
集まっていたら
最悪誰かが命を落としていたでしょう
「学校に行くべきか迷っていた」
という先生の話を後から聞きました
【今日のじょーおこらいえ】
生徒が校長ブログを読んで書いてくれた感想を
紹介するコーナー
今回は2月9日「ゆでたまごを科学する」を読んで
「イタリアの研究チームが
最適なゆでたまごの作り方を
科学的に解明したという文章に
とても目を惹かれて記事を読みました
温度の伝わり方を
コンピューターシュミレーションするなど
大掛かりな研究をされているようで
完成したゆでたまごにどれほどの費用がかかり
どれぐらいの価値のあるものに仕上がったか
聞いてみたくなりました
さらにリーダーは卵料理が嫌いだと知って
本当に驚きました
「好きこそものの上手なれ」と言う言葉もあり
私は好きな人にしか辿り着けない何かがある
とこれまで信じてきましたが
考え方が大きく変化しました
嫌いな人だからこその
別の目線や視点で見ることの大切さを
学べた気がします
《匿名希望》
地震から 510 日目
豪雨から 246 日目
発災以来ずっと気になっていた場所が
いくつかありまして
今どうなっているのか
今日はそのひとつ和倉温泉にある
とあるお店を訪ねてみました

和倉温泉街も被害が大きく
多くの宿が傾き崩れ解体されていました

そんな中でお目当てのお店は Blossom
私が七尾高校に勤めていた時の生徒
野球部にいた黒川恭平さんが
ご家族で経営されているお店です
和倉温泉でお泊まりする時に
よくお世話になり
美味しいワインとお料理をいただいていました
被災後3ヶ月で壊れたお店を修理して
水道の復旧とともに営業を再開されたとか
あまりに美味しそうで食べるのに夢中で
写真を撮り忘れ
デザートを食べ終わる頃にようやく一枚

デザートはお姉さんの手作りガトーショコラ
これも絶品でした
以前特別にホールのクリスマスケーキを
作っていただいたことを思い出しました

被災後も料理コンテストに挑戦
本当に美味しいお料理でした

店先には多くの方々からの
激励メッセージが飾られていました
能登半島のあちこちで
それぞれの人が
それぞれの場所で
復興に向けて歩んでいます
【被災地に電気が灯るまで】第38回
発電と電池の仕組みについて学び
エネルギー問題の解決を目指すこのコーナー
充電のできる電池
「鉛蓄電池」を学んでいます
発明以来さまざまな工夫が重ねられ
電極には鉛と酸化鉛
電解液には希硫酸を用いるようになりました
今日は「鉛蓄電池」の仕組みをもとに
化学反応式の書き方を練習してみましょう
鉛の化学式は Pb
酸化鉛は PbO2
希硫酸は H2SO4 です
電離すると
H2SO4 → 2H+ + SO42−
鉛は硫酸イオンとくっついて硫酸鉛となります
Pb + SO42- → PbSO4
電子 e− を加えて両辺の電荷をそろえましょう
Pb + SO42- → PbSO4 + 2e-
酸化鉛も硫酸イオンとくっついて硫酸鉛となります
PbO2 + SO42- → PbSO4
PbO2 の O は水になります
PbO2 + SO42- → PbSO4 + 2H2O
Hはどこからきたのかな?
硫酸が電離した水素イオンです
PbO2 + 4H+ + SO42- → PbSO4 + 2H2O
電子 e− を加えて両辺の電荷をそろえましょう
PbO2 + 4H+ + SO42- + 2e- → PbSO4 + 2H2O
さてここで問題です
PbとPbO2
どっちが正極でどっちが負極かわかりますか?
知識がなくても式を見ればわかりますよ
電子が生まれている方が負極です
答えは次回