62日目
昨日 無事卒業式を行うことができました
ほんとうにいろんな方々にお世話になりました
石川県立音楽堂の山本美智子さん
「思い出に残る卒業式にしたい」と
会場の設営や式の進行に
いろいろと素敵なご提案をくださり
プロデュースをしてくださいました
舞台 音響は金沢舞台さん
当日 直前の変更にも
嫌な顔ひとつなさらず
思うがままのリクエストに
応えてくださいした
会場をお花で彩ってくださったのは
フラワースクールミュゲ代表の水上詩子さん
多くの農家が被災されている中
石川県の花エアリーフローラを集めてくださいました
卒業生一人ひとりにコサージュも
みなさんをお迎えするBGMは
パイプオルガンの荘厳な調べ
演奏してくださったのは
オルガン奏者の黒瀬 恵さん
圧倒される演奏に胸が高鳴ります
卒業証書は一人ひとりに手渡しました
バックに流れるは
リトアニアからの
ジドレ・オヴシュカイテさんの
ヴァイオリンソロ
輪島吹奏楽団のみなさんが
式歌「ふるさと」の演奏をしてくださいました
卒業生田中琉惟さんのお母さんが
メンバーに声をかけてくださり実現しました
卒業生退場のBGM「輪高讃歌」も奏でてくださいました
卒業式の後には
サプライズです
つつがなく式を終え
卒業生が退場したあと
もう一度式場に戻し
プレゼントです
プレゼンターとして登場したのは
スマイルアップのみなさん
東山紀之社長をはじめ
元V6の長野 博さん
SexyZoneを卒業する中島健人さん
関西ジュニア Lilかんさいの
大西風雅さんと嶋崎斗亜さん
見たいなと思いながらまた見れていない映画に
斗亜くん出演の
「あの花の咲く丘で、君とまた出会えたら。」
があります
今度絶対見に行こうと思っています
5人の登場に会場のボルテージは最高潮
生徒よりもお母さん方の目が
ハートになっていました
5人はまず立ち振る舞いから違います
立っているだけでオーラが違います
若いタレントの活躍する場を守るため
自ら矢面に立つ東山紀之社長の姿は
困難の中 立ちあがろうとしている我々にとって
心の励みです
ホンモノの持つ力は素晴らしいですね
同じ場所にいるだけで
笑顔になれる
たくさんの元気をありがとうございました
58日目
2月27日は「絆の日」だそうです
2月14日の「バレンタインデー」と
3月14日の「ホワイトデー」の中間であることと
2人のきづ(2)な(7)
【2人の絆】とかけて
恋人同士の絆を深める日として
結婚カウンセラーさんが設定したようです
「冬の恋人の日」ともよばれるのだとか
被災以来、人と人との絆を感じています
先日 山椒魚のピアノを助けてと呼びかけたら
ピアノは運べんけど壁ぶち抜くのはまかしとけという名人と
壁ぶち抜く名人を紹介するよっていってくれた保護者
ピアノを運ぶプロ紹介したげるよっていってくれた楽器屋さんに
楽器屋さんに相談しとくよっていってくれた宴会部長に
宴会部長に助けてあげてっていってくれたカウンセラー
いろんな人に助けられて
山椒魚脱出できそうです
今日はお昼の2時頃に大きな余震が2度
そのとき小学校3年生の授業を
廊下から眺めていました
揺れたとたん
先生の指示よりも早く
全員が机の下へさっと身を隠しました
その間 おそらく
1秒かかってなかったと思います
同じく廊下にいた小学校の先生といっしょに
思わず拍手をしてしまいました
そのくらい見事な避難行動でした
ただ小学校の先生は
こんなことが上手になるなんて
かわいそう・・・
と複雑な面持ちでした
卒業式が近づいてまいりました
金沢市の音楽堂で行います
輪島から送迎バスを運行します
予約した3年生とその保護者のみご利用できます
自家用車でお越しの方は
駐車料金をご負担願います
1,2年生へは動画配信しますが
直接来たい人は入場できます
できる範囲でかまいませんので
制服等、式にふさわしい服装で来て下さい
式には報道各社も入ります
映りたくない卒業生は
あらかじめ学校までお知らせ下さい
式ではひとりひとりに卒業証書を手渡します
当初の予定終了時刻よりも遅くなります
あらかじめご了承ください
輪島行き復路バスの予定出発時刻は16:30となります
今日の「PRAY FOR JAPAN」
じいちゃんが電話で言っていた。
『お国のために電気を消すのも
燃料を節約するのも全く苦ではない。
今回は空から爆弾が降ってくるわけではない。』
57日目
「日本で2番目に高い山知っとるか?
俺も知らん!」
これは 自分が昔 練習試合等でお世話になっていた
ある高校野球の監督さんの言葉です
滋賀県から何度か甲子園に導いた実績をお持ちなので
重みのある言葉です
「だから一番を取れ!」という意味です
一番でないとダメなんですか?
というご意見もおありかと思いますが
一番でないと得ることのできないものもある
一番を取ったこともない自分が言うのもなんですが
そう思います
富士山のように
自分だけの力で一番を取れるのは
限られた人でしょう
でも決して一番でなくても
一番に負けないくらい
みんなに認められる存在になることはできます
それが
群馬が誇る名山「赤城山」です
多くの方に知られる「赤城山」
しかし「赤城山」という山は実際には存在しないのだそうです
黒檜山、駒ヶ岳、地蔵岳、長七郎山、小地蔵岳、鍋割山、荒山、鈴ケ岳
などの山々の総称が「赤城山」です
それぞれに特徴を持った山々が集まって
全体で輝いているのです
現在、高校は
一年の中で最も忙しい時期です
大学入試に向けての進路指導
高校入試に向けての準備
学年末の試験と成績処理
そして新年度の準備
今年はそれに加えて
避難所運営や
小中学校への校舎提供
学校行事もこれまでのノウハウが全く使えず
全てをゼロから作り上げています
大学入試への指導を進路指導主事が
卒業式の計画を総務主任が
高校入試の準備を教務主任が
しかも今年は入試会場が輪島と金沢の2ヶ所
授業も対面とオンラインを並行させて
それぞれの専門性や能力を発揮しながら
先生方が全員で輝いています
特に頭が下がるのが
実家が金沢や加賀方面にある若い先生方です
実家にいれば何不自由なく
暮らせているはずなのに
水道が復旧しないのでお風呂に入ることもできず
アパートが傾いているので車中泊している先生も
買い物もかなり制限のある中 炊きだしの食事でしのぎ
それもこれもただ生徒のためだけに
必死に耐えて頑張ってくれています
その責任感とプロ意識
自分はひたすら見守ることしかできません
心の底から感謝です
富士山が堂々とそびえ立つように
強いリーダーシップでぐいぐい引っ張ることはできない校長ではありますが
献身的な先生方が
見事な「赤城山」をつくり出しているのです
今日の「PRAY FOR JAPAN」
母「ホッカイロ逃げたぁ」
妹「逃げてないよ♪」
母「あ、いたいた☆」
停電中、家族で一つのふとんに入り、
あったかい娘の足を探すかわいい母なのでした。
56日目
今日は音楽の話から
ドミソの和音は明るく元気な調べです
起立礼着席 チャーンチャーンチャンの
最初の和音
Cメジャーコードといって
楽しい曲の伴奏や旋律に使われます
ドミソの和音の
ミの音を半音下げてミ(フラット)に
つまりドbミソにすると
Cマイナーコードといって
一転暗く悲しい響きに変わります
簡単にいうと
明るく元気な曲でも
曲中のある音を半音下げるだけで
暗く悲しい曲に変わるというわけです
少しずつではありますが
金沢と能登を繋ぐ大動脈
のと里山海道の復旧も
進んでいます
先週ぐらいに片道復旧した別所岳付近に
おとのみち「希空(まれぞら)」があります
土屋太鳳さんが
輪島高校の高校生という設定であった
NHKテレビ小説「まれ」の
主題歌「希空」のメロディーが
聞こえてくる道です

道に細かく溝が刻まれていて
その上をタイヤが通ると音がします
溝の幅が狭いと高い音
広いと低い音がして
一定の速度で走ると
音楽に聞こえるという仕組みです
車の速度によっても音程が変わり
早く走ると音程が上がります
今回の震災で
ところどころ減速をしなければならない箇所があり
明るく元気な曲であるはずの「希空」が
なんだかもの悲しくなって聞こえることに気づいた方
他にいます?
さて今日は国公立大学の2次試験の日です
1月以来厳しい環境の中
頑張ってきた3年生
どうか落ち着いて
力を発揮してきてください
今日の「PRAY FOR JAPAN」
娘三歳がぬいぐるみ達を
うんしょ、うんしょと、どこかに運んでいた
「じしんがくるから、みんなひなんしたの」と言う
しばらくして、さて寝るかとパパの掛け布団を開いたら
ぬいぐるみが全員寝ていた
思わず吹き出した
そしていつもパパと寝ている娘三歳が「ここが安全」と
思ってくれていて嬉しかった
54日目
卒業式のシーズンが近づいてきました
東日本大震災の6年後
横浜のある小学校の校長先生が
こんなご挨拶をなさいました
6年前、みなさんと同じように
小学校の入学式を心待ちにしていた子がいました
幸い家族は全員無事でしたが
津波で家は跡形もなく流されてしまいました
お母さんは瓦礫の中から
泥だらけのランドセルを見つけ出し
水で洗いました
もちろん水道が復旧していないときだったので
貴重な溜め水できれいにしました
でも完全にはきれいになりませんでした
そんな子のために新しいランドセルが寄付され
ピカピカのランドセルでその子も入学式に向かいました
話はここからです
実は入学式の翌日から
その子が背負い続けたのは
ピカピカのランドセルではなく
お母さんが必死で洗ってくれた
瓦礫の中のランドセルだったのです
「おかあさん 6年間ありがとう
おかあさんが洗ってくれたランドセルで
学校に通ったから頑張れました」
卒業式でそう言ったそうです
この子
今20代後半ぐらいですかね
今まで何人もの
東北地方からのボランティアの方に
お会いしたので
もしかしてその中にいらっしゃったかも
先日、奇跡の一軒家に忍びこんで
瓦礫の中の
桐のタンスの中から
娘たちが小学校の入学式や卒業式で着ていた服を
引っ張り出してきました
桐ってとてもよく水を吸う木材で
しかも水をかけると隙間なく膨張して
中の衣類をしっかりと守るのだそうです
だから中の衣類をきれいなまま
持ち出すことができました

大事なお洋服燃えてしまった方
いらっしゃいませんか
よろしければ差し上げます
輪島高校校長までお声かけください
今日の「PRAY FOR JAPAN」
2011年3月11日に生まれた子供の名前には
『希』『明』『愛』『心』という文字が
多く付けられているそうです
53日目
輪島高校の卒業生には
ふたりのオリンピック選手がいます
最近ではピョンチャンオリンピックに
スケルトン競技で出場した
小口(旧姓大向)貴子選手
古くは昭和31年メルボルンオリンピック
なんと現役3年生の山中毅選手が
銀メダルを獲得したのです
当時の山中選手が練習していたと言われるプールが
鴨が浦という海辺にあります
なんと岩をくり抜いて作ったプールです
中には天然の海水が…
波が荒れれば危険で使えなくなるプールです
岩と岩の間に縄を張ってコースを作り
ストップウォッチがないので
ヒモに石をくくりつけて
タイムを測っていたそうです
自分の物理の記憶が正しければ
40cmの振り子が8回ふれれば
たしかちょうど10秒になったはず
今日はそのプールを
震災後どうなったか訪ねてみました
途中の道は完全にがけ崩れで進めません

岩づたいに歩いて行くことにしました

とはいえ実はここはもともと海の底
今回の地震で海底が4mも隆起して
現れた部分です
幼い頃輪島で過ごしたみなさん
亀岩まで歩いて行けるようになりましたよ
たくさんの干からびた
ヒトデやイソギンチャク
かわいそうに
今回のは
何百年に一度の地震ではなく
何万年に一度の地殻変動なのでは?
地学基礎の問題にあった気がします
ようやく辿り着いた
伝説のプールがこちら

こちらも隆起の影響か
中には水が全くありませんでした
今日の「PRAY FOR JAPAN」
母にTwitterを見せた
「自分たちよりも若い人たちが
こんなにも支えあって日本を守ろうとしているなんて」って
感動して泣いてた
私たちがやっていることは間違いじゃない
意味のあることなんだ
47日目
全ての物質は原子でできています
原子のひとつぶひとつぶを見ると
中心にある原子核のまわりを電子が廻っています
原子核はプラスの電気を持つ陽子と
電気をもたない中性子からできています
原子核が壊れる
つまり核分裂がおこると
中性子が飛び出して
となりの原子核にぶつかって
新たな核分裂をひきおこします
そうするとまた別の中性子も飛び出して
さらに・・・
そうやってどんどん新しい中性子が飛び出して
核分裂を起こし続ける状態を
「臨界状態」といって
原子力発電が大きなパワーを生み出す源となっています
ただ「臨界状態」が制御不能な状態になってしまうと
「臨界事故」につながり甚大な被害をもたらします
そうならないように「制御棒」を使って
「臨界状態」をコントロールしています
朝、一本の電話がかかってきます
その案件を解決するために別の部屋に向かうと
そこで声をかけられ新たな案件が…
最初の案件が解決しないまま
新たな案件を抱え別の部屋に向かうと
廊下で出逢った人からさらに新たな案件が・・・
まさに「臨界状態」です
誰か「制御棒」を・・・
今日、福井県の 山内 悟 先生より
福井県教育委員会が薦める
~あなたの扉を開ける72冊~
の書籍を贈っていただきました
このような時だからこそ
心にしみる一冊が必ずあると思います
生徒に紹介したいと思います

小松のおばちゃんさんからは
可愛いグッズの贈り物
「可愛いものを見たいしさわりたい」
と生徒がテレビで言っているのを見て
贈ってくださいました
どんなものが喜ばれるかなと
きっと選んでくださったんだろうな
と想像するだけで・・・

松任谷由実さんのダンデライオンが
頭の中には流れています
「 ♪ ふるさとの両親がよこす手紙のような
ぎこちないぬくもりほど泣きたくなる ♪ 」
大事な高校受検を控えた大切な時期に
このような状況になり
不安な毎日をお過ごしのことと思います
また、先の見通せぬ中
高校選びに関してもどうしていいか
わからない状況なのではとお察しいたします
その一助になればとの思いで
高校選びのポイントに関するチャートを作りました
これは本校独自に、現時点で考えられる選択肢をまとめたもので
県教委から正式に発表されたものではないことをお含みいただいた上で
あくまでも参考ということでご覧いただければと思います
15日より願書受付が始まりますが
この後、志願変更の期間も設けてあります
今一度進路について再考し
適切な進路選択をされますようお願いいたします
本校在校生について
一家転住等による今後の転学を考える際の参考にもなるかと思います

44日目
今日から高校は3学期です
学校へは1、2年生60名ほどが登校しました
オンラインとのハイブリッドで
始業式を簡単に行いました
久しぶりにこんなに集まったのを見て
大きな元気をもらいました

今日から小中学校高校それぞれに
お弁当も配られました
先生方が配膳を担当です

みんなそろっていただきます

たくさんのカメラが見守る中
1年生は「こわいよー」
ごめんね
今日だけ日本中のみんなに
元気な姿見せてあげて
あと今日は
メガネのJINSさんが
避難者の方へメガネのプレゼントを
してくださいました

測定から出来上がりまで
わずか10分足らず
今日1日で70本も作ったそうです
みんな大喜びでした
本当にありがとうございます
今日の「PRAY FOR JAPAN」
駅員さんに
「昨日一生懸命電車を走らせてくれてありがとう」って
言ってる小さい子達を見た
駅員さん泣いてた