金沢北陵高校が、5月22日(日)に卯辰山相撲場で行われる第106回高等学校相撲金沢大会に、平成11年度以来、23年ぶりに出場することになりました。
すごいことですね。
ある先生から相撲大会出場についての提案があったのですが、まさかそんな簡単に選手は集まらないだろうと高をくくっていた私を、良い意味で物の見事に裏切ってくれました。
先生の実行力もマル!それに対して恐れることなく出場を決めた選手諸君もマルです!
本日12日に抽選が行われ、明日の朝刊には対戦相手が掲載されていることと思います。
大会に出るということは、自分の戦っている姿を人に見られるということです。
よく、「大会は参加することに意義あり」とか、「大会は楽しめばいい」とか言う人がいますが、それはオリンピックのように大会に出場するまでに厳しい予選を勝ち抜き、そのための努力を積み重ねてきた人に対してかける言葉だと私は思っています。
大会に参加する以上は、しっかりと心と体の準備をして自分と向き合い、自分の可能性を信じて相手に挑み、勝っても負けても、大会後には自分の中で何かが変わったと思えるような、また、応援している人にも頑張りが伝わるような戦いをしてほしいと願っています。
そんな選手諸君を、私は心から応援します。
本校創立以来、校風となっている「不撓不屈」(どんな困難にも負けず、諦めないで立ち向かうこと)の精神で、頑張れ、北陵健児! FIGHT!!
追伸 そうは言っても、あまりにも大きい相手には決して無理をして戦いを挑み、けがをしてはいけませんよ。。。
昨日26日(火)に雨天のため中止となった遠足を、本日27日(水)になんとか実施することができました。
小雨の中でのスタートであり、途中で止むと思われていた雨がなかなか降り止まず、生徒の皆さんにとっては、もしかしたら、ちょっと残念な遠足であったかもしれません。
でも、大人になったときに、不思議と、晴れの日の遠足よりも、雨の日の遠足の方が記憶に残っているものなんですよ。
何事も順調にいっているときよりも、少しの困難が与えられたときの方が記憶に残るように、人間の頭は作られているのかもしれませんね。
今日の遠足のために先生方は下見を行い、少しでも多く、生徒のみんなが楽しい時間を過ごせるようにと準備をしてきました。
みんなには、晴天の中、気持ちよく遠足に行ってもらいたかったのですが、今回は、なんとか中止にならずに実施できたことに感謝して、大人になってから友達と、「あのときは、雨の中、歩きながら○○について話したよね。懐かしいなあ。」なんて話ができることを願っています。
今日は本当にお疲れ様でした。
ゆっくりお風呂に入って疲れをとって、明日また元気な姿を見せてください。
保護者の皆様、いろいろとご協力、どうもありがとうございました。
昨日(24日(日))、一昨日(23日(土))の2日間にわたって、様々な部活動の大会の様子を見させていただきました。
これまでは、自分の母校や、息子が通っていた学校の試合を見に行っていたのですが、今は、北陵の試合が気になって、他の学校の試合を見る余裕などありません。
新聞で北陵の2文字を見つけると、すぐにコピーをして手元のファイルに残しています。
すっかり北陵の一員となってしまいました。
これからも北陵の校長として、また一番の北陵ファンとして、頑張っている北陵の生徒たちを応援していきたいと思っています。


令和4年4月8日(金)の始業式に、2年生、3年生の生徒たちに向けて、「挨拶って本当に大事ですね」という話をしました。
8年ぶりに学校現場に戻ってきた私にとって、生徒から「こんにちは。新しい校長先生ですか。これからよろしくお願いします」と笑顔で声をかけられたときのあの喜びは、本当に大きいものだったからです。
先日、地域のある方からも、「北陵高校の生徒はきちんと挨拶ができて気持ちいいね」と言われ、嬉しい気持ちになりました。
挨拶は知らず知らずのうちに周りの人を幸せな気持ちにする魔法の力を持っているのかもしれませんね。
これからもずっと笑顔で挨拶のできる北陵高校生であり続けてほしいと願っています。
令和4年4月1日(金)、校長として金沢北陵高校に赴任し、不安いっぱいの初日に、校長室に1箱の荷物が届きました。
早速開いてみたところ、中には、「髙倉校長!!就任おめでとうございます!!」と大きく書かれた文字の下に、素敵な言葉と私の似顔絵が添えられた額、そして、ネーム入りの高級ボールペンと、1通の手紙が入っていました。
約20年前に担任をしたクラスの生徒たちからの素敵なサプライズの贈り物であり、しばらくは額を眺めながら、涙があふれて止まりませんでした。
私は幸せ者です。
これまで出会った多くの生徒たちから、いろいろな形で元気と勇気をもらっています。
これからは、金沢北陵高校の校長として、目の前の生徒たちがワクワクしながら充実した学校生活を送り、「この学校に来て本当によかった」と心から思えるような学校を作るため、職員と協力して頑張っていきたいと思っています。
つらいときも、苦しいときも、校長室の私の机の後ろから、この素敵な額が、「校長先生頑張れ!!」と見守ってくれていますから。。。

倒木の危険性があることから、本校を覆っていた40数本の杉を全て伐採しました。
この丘から見る景色が見違えるようになりました。上が伐採後、下が伐採前です。
これからの桜、あじさいの季節が楽しみです。OBの方も、天気の良い日に是非足をお運び下さい。




北陵高校は丘の上にあるから、雪が積もったら大変でしょう。
よく言われますが、むしろ、雪が活気を一層与えてくれます。
元気に登校する生徒たち、自ら進んで雪すかしをしてくれる生徒たち。
皆さんの頼もしさを実感する季節です。もちろん、換気もよろしく。



昨日の終業式では「自己評価」について次のような話をしました。
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人間は社会的動物。その私たちが、社会生活を行う上で気にすることは評価。就職試験や進学受験、学校のテスト、そして友人関係。全部、相手が自分をどう評価してくれるかということ。多くの皆さんが抱える悩みやトラブルも、相手から不本意な評価を受けることから発生している。
周りからの評価からは避けられない。しかし、ある程度は薄めることができる。
それは、自分で自分を評価する比重を高めること。周りの人と比較するのではなく、昔の自分と比較する。他の人と比較して、自分がこんなに劣っていると思って、しょげる人がいる。逆に、周りがやれないことを自分ができて、天狗になって、偉そうに振る舞う人もいる。どちらもあまり良いとは思えない。「他者評価」に頼り切っている。
むしろ、過去の自分と比べて、どれだけできるようになったか、あるいは、以前よりも劣ってきたか、を考えて欲しい。これを「自己評価」という。人は「他者評価」と「自己評価」のバランスで生きている。自分の生き方をそう簡単に人に預けるな。
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さて、冬休みに入り、自分で自分を評価する場面は作れましたか。未だの人は、親御さんに言われる前に、自ら進んで家の周りの雪をすかしてみてどうか。本校の先生が作った12月の川柳は、煉獄さんからのメッセージになっていました。煉獄さんのように強く自己評価できる精神を心の中で燃やしていきたいものです。

現在、校内には文化芸術の香りのする掲示物が色々と見られ
ます。
下はお薦め本紹介、右は書道の授業で
制作した仮名文字の生徒作品。
厳しい冬を前に清々しい気持ちになります。

「そんなことじゃダメだ。もっと頑張れ」「社会に出たら役に立たないぞ」「大人になってからだと間に合わないぞ」。学校で、先生が生徒にしばし発する言葉。私もよく使っていた。
しかし、何かモヤモヤ感が残ってしまう。こうした言葉で相手を変えられるのだろうか?
周りの先生からは「校長、熱意があれば伝わりますよ」とも言われた。でも、私は伝えるスキルにもこだわってみるべきだと思う。「何をどう伝えれば、行動を変えてもらえるか」。北陵高校の後半はテーマ研究発表やライフプラン発表など、生徒自身がプレゼンをする機会が格段に増える。相手にうまく伝えるスキルを、この時期、先生や生徒、皆で共有しておきたい。
そこで見つけたのが『実践 行動変容のためのヘルスコミュニケーション』(奥原剛著 大修館書店)。保健医療従事者が患者さんや市民の方々に対して健康・保健指導を行う際に用いる本であるが、学校現場でもかなり役立つ。具体的には、人の行動を変容させる10原則があるという。
「お・く・す・り・し・め・じ・し・ち・う」(お薬、シメジのシチュウ)
(お)驚きを与える (く)クイズを使う (す)数字を使う (り)ストーリーを使う (し)視覚に訴える (メ)メリ・デメで感情に訴える (じ)情報を絞る (し)シミュレーションしてもらう (ちゅ)中学生にも分かるようにする (う)受け手の視点で考える
これから伝えようとする中身に、この10個の内どれくらいの要素が入っているか、吟味していこう。生身の人間と触れている現場感覚としては、「伝えた」という実績で満足するのでなく、相手の行動が少しでも変わったかどうかで評価したい。
ということで、本校の、秋の景観の素晴らしさを(し)を使って、私も表してみる。

