SSH活動記録

【1,2年生】チームワークで勝負!科学の甲子園 石川県予選に参加しました

2025年10月20日 14時00分

10月18日(土)@美川スポーツセンター

「科学の甲子園 石川県予選」に

理数科2年生4チーム、理数科2年生普通科2年生1チーム

理数科1年生4チーム、理数科1年生普通科1年生1チーム、普通科1年生2チーム

12チームが参加しました。

1チーム6~8名で構成されています。

大会では、物理・化学・生物・地学・数学・情報の6分野にわたる筆記競技(6人出場)と、チームで協力して課題に取り組む実技競技(4人出場)が行われました。

本校のチームは、これまで放課後や休日を活用して準備してきた知識と経験を生かし、落ち着いて競技に臨むことができました。

生徒たちは、練習で培った知識や技能を発揮し、互いに声を掛け合いながら課題に挑戦しました。競技後には「練習の成果を出し切れたけど、課題もたくさん見つかった」「チームで協力する楽しさを実感できた」といった感想が聞かれ、充実した表情が印象的でした。

今回の経験は、科学への理解を深めるだけでなく、仲間と協力して課題を解決する力を育む貴重な機会となりました。今後の学習や活動にも、この経験を活かしてほしいです。

 

          2年生                       1年生

【科学系部活動】最速の下り坂を求めて!「究める実験教室 in どんどん祭り」

2025年10月13日 22時50分

10月12日(日)10:30~15:00 @サイエンスヒルズこまつ

科学系部活動(理化部、生物部、天文数学同好会)に所属する生徒が小松市のどんどん祭りで実施しました。

今回のテーマは、物理と数学の歴史的な難問でもある「最も早く下れる下り坂はどのような形か?」という実験です。

 

【実験の問い】
横30cm、縦4cmという決まった高低差のなかで、どのようなカーブを描けば玉を最も早くゴールまで到達させることができるでしょうか? 空気抵抗や摩擦を無視すれば、坂を下りきった瞬間の「最終的な速さ」はどの形でも同じになります。しかし、「降下中の速さ」や「移動する距離」は曲線の形によって異なるため、ゴールにたどり着くまでの時間には差が生まれます。

 

参加者(ほとんど小学生の方!)一人に小松高校生が一人ついて、以下の手順で検証を行いました。


1. 形を考える: 予想される坂の形を紙に書いてもらいました。

 関数を考えて、グラフソフトを使って、手書きの図をパソコン上でグラフ化しました。

 

2. 制作: レーザーカッターを使い、パイル板から正確な曲線を切り出しました。

  

 

3. 走行と解析: 実際に玉を転がし、その様子をカメラで撮影。撮影した動画を解析し、データをスプレッドシートにまとめて時間を比較しました。

   


【理論上の答えと歴史】
数学的な理論上、この「最速降下曲線」の正解は「サイクロイド」と呼ばれる図形であることが知られています。
この問題は、かつて数学者ヨハン・ベルヌーイが提起し、あのアイザック・ニュートンが一晩で解いてしまったという驚きの逸話が残っています。当時、期限内に解答を導き出せたのは、ニュートンのほかにライプニッツ、ヤコブ・ベルヌーイ、ロピタルといった歴史に名を残す天才たちだけでした。たとえるなら、 この実験は、「近道だけどスピードが出にくい平坦な道」「遠回りだけど勢いがつく急な坂道」、どちらが先に目的地に着くかを競うレースのようなものです。サイクロイドは、その「勢い」と「距離」のバランスが最も完璧に保たれた、究極のルートなのです。

 ということを

部員の一人が勉強して提案し、部員みんなで色々話し合い、考えて準備してきました。

実際に来場した小学生にわかりやすく、楽しんでもらえるよう一生懸命解説していました。

一緒に来場した保護者の皆様もとても楽しんでくれていました。

「数学の時間にやったのを思い出したわ~」とか「懐かしいなあ」と言ってくださった保護者の方もいらっしゃいました。


実験では、計算通りにいかない「現実の条件(摩擦など)」も考慮しながら、どの形が最も有利かを考えるようアドバイスしていました。

本来であれば、難しい微分方程式から導かれる答えを、実際に小学生に自分の手と目で確かめてもらえる貴重な機会となりました。それよりも、高校生自身が勉強になったと口々に話していました。

 

材料費としてご参加いただいた皆様から100円いただきました。

集まったお金はすべて能登半島地震の被災地へ募金いたしました。


ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!

 

【理数科2年生】課題研究中間報告会「こまつ研究サポートプログラム」②・教員向けの探究活動指導研修 「探究スクラム」

2025年10月1日 12時35分

9月16日(火)、30日(火)

理数科2年生の課題研究に関する 中間報告会(第2回) を実施しました。

前回に続き、大学の先生方から専門的な視点で助言をいただき、生徒たちは自分たちの研究内容をさらに深める貴重な機会となりました。

生徒たちは研究の進め方やデータの扱い方、発表の構成などについて積極的に相談し、研究の質を高めるための多くの示唆を得ていました。

参加した生徒からは、                   

「研究の改善点が明確になった」
「大学の先生と話すことで新しい視点が得られた」
「次のステップに向けてやるべきことが見えてきた」

といった前向きな声が多く聞かれました。

 

さらに、今回の中間報告会で得たアドバイスをもとに、今後は研究内容を整理し、口頭発表会に向けて発表資料の作成や説明の練習にも取り組んでいきます。

大学の先生方からの助言は、発表の質を高めるうえでも大きな支えとなり、生徒たちの自信にもつながっています。

    

また、生徒の探究活動をより充実させるために、教員向けの探究活動指導研修 「探究スクラム」 も併せて実施しました。

この2回をあわせて他校から5名の先生が参加してくださいました。

探究の指導方法について、意見交換を行い、困り感などを共有しました。
教員自身が探究的な学びのプロセスを体験し、指導力を高めることで、生徒の課題研究をより効果的に支援できる体制づくりを進めています。

【1,2年生】第2回科学チャレンジ2025 ~科学の甲子園に向けて~

2025年9月30日 14時30分

9月28日(日)@金沢工業大学

第2回科学チャレンジ2025に参加しました。

10月18日(土)に行われる「科学の甲子園 予選」のための練習も兼ねています。

金沢工業大学さんのご協力で、大聖寺高校、星稜高校のみなさんと一緒に取り組みました。

予選出場予定メンバーが集まり、課題に対して協力して取り組みました。

今回の課題は「コイルで作ったモーターを利用して走る車の製作」でした。

    

銅線を巻いてコイルを作り、磁石や電池を組み合わせてモーターを完成させました。そのモーターを車体に取り付け、試行錯誤を重ねながら走行できる車を作り上げました。限られた材料と時間の中で、効率よく回転力を伝える工夫や、車体の安定性を高める工夫が求められ、チームで協力しながら改善を繰り返しました。

    

 

完成した車が実際に走り出した瞬間には、達成感を味わうことができました。

12チーム参加しましたが、試走できたのは3チームだけでした。製作時間を考慮して取り組むことの必要性が分かったのではないかと思います。

    

 

優勝は、普通科1年生チームでした!前回に続いて2連覇となりました。

     

今回の経験を通じて、科学の知識を実際に形にする楽しさと難しさを実感し、本大会に向けてさらに努力を続けていく決意を新たにしました。

  

 

【理数科2年生】日本生物物理学会にも参加してきました!

2025年9月29日 10時05分

9月26日(金)@奈良県コンベンションセンター

第63回日本生物物理学会年会高校生発表に参加しました。

 理数科2年生課題研究生物物理グループがスライドによる口頭発表を行いました。

小松高校は、大学への学びにつながる学びとして、「領域融合型授業」「領域融合型」の探究活動を行っています。

研究とは様々な分野が融合したものです。

物理と生物が融合した研究を行っているグループが発表しました。

テーマは                             

「アジに含まれるバクテリアの走化性と忌避・誘引物質 」

です。

全国の研究者や大学院生が集う場で、高校生が自らの研究成果を発表することは大変貴重な経験です。

また、この学会は国際学会なので海外からの発表もあり、生徒たちも参観することができました。

 

生徒は、これまで取り組んできた研究テーマについてスライドを作成し、聴衆に向けて口頭発表を行いました。

発表後には多くの研究者から質問や助言をいただき、科学的な視点や研究の進め方について新たな学びを得ることができました。

                     

                    奨励賞をいただきました!

今回の参加を通じて、生徒は、口頭発表で緊張しましたが「時間内に研究を伝えることの難しさと楽しさ」を実感し、科学への探究心をさらに深める機会となりました。

今後も本校では、生徒が学外の学術活動に挑戦できる環境を積極的に整えてまいります。