SSH活動記録

2年理数科 韓国海外研修 初日

2025年12月23日 08時01分

韓国研修の旅団は無事、羽田経由で韓国に到着しました。

 

 

ソウル到着後はバスで大田広域市に移動し、夕食ではサムギョプサルをいただきました。生徒たちは本場のサムギョプサルに夢中になっていました!

 

 

二日目は、提携校のテジョン科学高校を訪問し、交流を実施予定です。

2年理数科 韓国海外研修 出発式

2025年12月22日 08時25分

本日より、2年生理数科の希望者が韓国海外研修に参加します。研修では提携校のテジョン科学高校で探究発表会や科学交流を行い、ソウルの科学館を訪問する予定です。

出発式では、研修に同行する馬場校長よりご挨拶をいただきました。

生徒たちもこれからの行程を楽しみにしている様子です。

【SSH】JAXA杉森さんの特別授業を開催しました!

2025年11月21日 16時15分

 11月21日(金)、宇宙航空研究開発機構(JAXA)でロケット開発に携わる杉森さんをお招きし、特別授業(講演会)を実施しました。理数科1・2年生全員と普通科1・2年生の希望者あわせて約150名が参加しました。宇宙開発の最前線で活躍されている技術者から直接お話を伺う貴重な機会となり、生徒たちは皆、興味深く耳を傾けていました。

 講演では、ロケット開発の流れや技術的な工夫、そして挑戦を続けることの大切さについて、実際の経験を交えながら語っていただきました。特に、約9年の歳月をかけて挑んだ試験機1号機が打ち上げに失敗した際の苦悩や、その後に徹底した原因究明と改善を重ねて再挑戦したプロセスには、生徒たちも深く胸を打たれた様子でした。「宇宙とは可能性そのもの」と語る杉森さんの言葉は、生徒たちに大きな刺激を与えました。

 また、「高校で学ぶ物理の基礎が研究の土台になっている」という話や、法務・国際協力など文系分野でも宇宙開発に携われるという説明には、生徒たちの視野を大きく広げる内容となりました。

 生徒の感想①「宇宙は遠い存在だと思っていたが、実際にその仕事に携わる人の話を聞き、とても感動した。一つのロケットに9年もの時間と多くの努力が詰まっていることを知り、技術者の方々の凄さを改めて感じた。失敗の原因を整理し、考えられるすべての可能性に対策を施して再挑戦する姿勢にも心を打たれた。ロケットづくりのやりがいについてもっと知りたいと思った。」

生徒の感想②「使われている式や知識の基本が高校物理の範囲であると知り、日々学んでいる内容の重要性を実感した。失敗から学び、改善して次に活かす姿勢を自分も勉強や部活動、探究活動に取り入れたい。」

生徒の感想③「宇宙開発にはまだ課題が多いが、それは“可能性の裏返し”でもあるという話が印象的だった。太陽系の外には広大な未知の世界が広がっていると知り、もっと宇宙に興味がわいた。宇宙の仕事も面白そうだと思った。」

  杉森さんは、生徒たちに向けて「皆さんも可能性の塊。何にも縛られず、挑戦を恐れずに進んでほしい」と力強いメッセージを送ってくださいました。今回の講演は、生徒たちが学びの意義を再確認し、未来へ向けての視野を広げる大変貴重な機会となりました。杉森さん、本当にありがとうございました。

【人文科学コース3年生】文理の枠を超えて未来を拓く:地理・経済・生物基礎が交差する「カーボンニュートラル探究」

2025年11月6日 15時50分

11月5日(水)「人文科学課題研究Ⅱ」

小松高校人文科学コース3年生では、教科の枠を飛び越えた領域融合型の学びを展開しています。

今回のテーマは、現代社会が直面する最重要課題の一つである「地球温暖化」です。
この課題に対し、生徒たちは「地理」「経済」「生物基礎」という3つの異なる視点からアプローチし、持続可能な未来(カーボンニュートラル)のあり方を模索します。

【多角的な視点で捉える地球の課題】
地理と経済の視点:地球規模で進行する環境変化を「地理」の観点から俯瞰し、その対策としての「カーボンニュートラル」が社会の仕組みや「経済」活動にどのような影響を与えるかを深く考察しました。

 

生物基礎の視点(実証実験):理論だけでなく、科学的な裏付けを得るために「生物基礎」に関連する実験を行いました。

【プロセス1:問いと仮説の設定】 まず、地球環境(地理)と経済活動の関連性を学ぶ中で、生徒たちは「二酸化炭素の増加が実際にどれほど温度上昇に寄与するのか」という問いに対し、独自の仮説を立てるところからスタートしました。
【プロセス2:科学的実証実験】 立てた仮説を検証するため、生物基礎の知見を活かした実験に取り組みました。
• 実験の実施:酸素と二酸化炭素をそれぞれ発生させ、白熱電球を太陽光に見立てて光を照射しました。
• データの可視化:時間の経過に伴う温度上昇を温度センサーによって精密に測定し、その結果をスプレッドシートでグラフ化しました。

 

【プロセス3:体験的な理解と統合】 実験の結果、酸素と二酸化炭素での温度上昇の違いを直接確認することで、生徒たちは温室効果ガスの影響をリアルな実感として体験しました。

 

この「仮説→実験→検証」というサイクルを通じて得られた知見は、単なる科学的データに留まりません。

カーボンニュートラルという経済的・社会的な目標を、「確かな科学的根拠(エビデンス)」に基づいて議論するための基礎となります。

小松高校のSSHでは文系の視点に理数的なアプローチを融合させることで、より多角的で深い学びを実現しています。

 

【理数科2年生】理数科課題研究口頭発表会(中間発表会・「究める課題研究口頭発表会」)~理数各分野における探究成果の発表~

2025年11月3日 17時05分

11月1日(土)@小松高校視聴覚室

 理数科2年生の「課題研究口頭発表会」を開催しました。

理数科1年生全員が参加しました。また、学校公開日だったので多くの保護者の皆様、地域の方々にもご来場いただきました。ありがとうございました。

生徒たちは、これまで取り組んできた研究の成果を堂々と発表し、互いに学びを深める貴重な機会となりました。

開会にあたり、校長先生より、生徒たちが主体的に探究を進めてきた姿勢への励ましと、

課題研究が将来の可能性を広げるものであることについてのお言葉をいただきました。

 

今回の発表会は、年度途中の“中間報告会”として位置づけられており、生徒たちはこれまでの探究の過程や現時点で得られた成果を、論理的にまとめて発表しました。

また、この会は「こまつ研究サポートプログラム」の一環で、大学の先生方が講評者として参加してくださり、貴重なアドバイスや質問をしていただきました。

参加してくださった講評者の先生方は

金沢大学 能登里山里海未来創造センター 特任教授 信岡尚道先生

金沢大学 理工研究域 数物科学系 教授 武田真滋先生

石川県立大学 生産科学科 植物基礎系 教授 弘中満太郎先生

公立小松大学 生産システム科学部 生産システム科学科 准教授 朴 亨原先生

金沢大学 理工研究域 数物科学系 准教授 川上 裕先生

金沢大学 ナノ生命科学研究所 准教授 宮田 一輝先生

です。また、石川県教育委員会学校指導課より荒納健太郎先生がご参加くださり、

講評をくださいました。

                     

 アジに含まれるバクテリアの走化性と忌避・誘因物質    地震発生による津波に対して最も効果的なテトラポットの考察  

                   

  耐震性のある石垣の積み方に関する研究                   9つの点問題の拡張

                

  BZ反応における撹拌数と反応速度の関係        コクヌストモドキの擬死行動の持続時間に影響する要因

                     

   吸熱反応の持続性向上に向けた実験的検証            モナズ石を用いた物質分布の測定

   

  直線上を回転する楕円の周上の点が描く軌跡     入力点群によるシュタイナー木問題の解の性質

物理・化学・生物・地学・数学といった多様な分野にわたる研究が披露され、互いの発表を通して新たな視点や課題を見つける機会となりました。

なお、課題研究はここで終わりではなく、今後も継続して取り組んでいきます。今回の発表で得られた助言や気づきをもとに、さらに探究を深め、最終成果へとつなげていく予定です。

 

また、この会は小松高校SSHの取組を普及する目的として、JST(科学技術振興機構)による交流会支援(3年目)「究める課題研究口頭発表会」を兼ねています。

今年も星稜中学・高等学校科学部のみなさんが発表してくださいました。ご参加ありがとうございます!

            

  星稜中・簡易的なDNA抽出における種間差の検証   星稜中・高・洗剤を用いた気泡の強度を高める方法     

               

  星稜高・吸水による紙の変形と紙の種類の関係    星稜高・水圧によって生じる不思議な現象の検証

星稜中学・高校の生徒、小松高校の生徒の双方から、活発に質問が出ました。

       

課題研究発表会で、生徒のみなさんが積極的に挙手して質問することには大きな意義があります。

質問を通して、発表内容への理解が深まるだけでなく、発表者自身も新たな視点や改善点に気づくことができました。

会場全体で活発なやり取りが生まれたことで、研究そのものがより深まります。
このような双方向の交流は、研究発表において重要で、生徒一人ひとりの思考力や表現力を高める貴重な機会となりました。

多くの質問が出たことは大変有意義でしたが、その影響で終了時刻が遅れ、運営として不行き届きな点がございました。参加者の皆様、講評者の皆様にはご迷惑をおかけし、深くお詫び申し上げます。