5月10日(木),県教育センターにて,上越教育大学大学院准教授 稲垣応顕氏をお招きし,児童生徒理解のための講座が開かれました。この研修の目的は,初任の先生方が「生徒指導の基本的な考え方についての理解を深め,実践的指導力の向上を図る。」ことでした。
午前の部では,「生徒指導の基本的な理解」と題して,稲垣先生にご講演いただきました。ご講演では,子どもたちは自分をわかろうとする人に心を開くこと,大人は子どもたちとの「言葉と感情のキャッチボール」が大切であること,教師は子どもが温かい気持ちなる言葉を多く持ち合わせることが大切であること等,児童生徒理解のための多くの手がかりが紹介されました。
およそ3時間に及ぶ講義と演習でしたが,273名の初任の先生方は熱心にペンを走らせ,耳を傾けていました。
【稲垣先生の講義】 【講義に臨む273名の初任の先生方】
4月26日(木),27日(金),5月2日(水)の3日間にわたり,生徒指導主事研修が行われました。会場は金沢地区以南が根上総合文化会館,金沢地区が県教育センター,金沢地区以北が奥能登行政センターでした。
本研修は今年度から開設された指定研修です。研修のねらいは,各校の生徒指導を計画的・組織的・積極的に運営するための生徒指導主事の資質の向上,そして,新しい視点からの生徒指導の具体的な実践力の育成です。
研修内容は,午前が「解決志向による事例検討(校種別演習)」,午後が神田外国語大学教授 嶋﨑政男氏の講義と演習でした。嶋﨑先生の演題は「育てる生徒指導の推進と生徒指導主事の在り方」,「危機対応における生徒指導主事の役割」でした。講義の中にクイズ形式の展開を取り入れた,受講者参加型の研修でした。
具体的で実行性のある研修内容でしたので,ぜひ,生徒指導主事にお尋ねください。
【解決志向による事例検討①】 【解決志向による事例検討②】
【嶋﨑教授 講義】 【嶋﨑教授 演習 ホワイトボード】
4月23日(月),25日(水)の2日間,これまでの3週間の研修内容をまとめた自主研修発表が行われました。発表内容は,1ヶ月間の研修で学んだこと,教育支援センターで心がけたいこと,学校現場で実践したいことの3点でした。一人30分の発表では,理論・手法・実践に向けての演習に触れながら,研修生が自らの子どもたちへの関わりについて見つめ直す報告が多く見られました。子どもに変容を求める関わりではなく,目の前の子どもたちを理解し,受容し,変容を支援しようとする姿勢が強く感じられる自主研修発表でした。
4月19日(木)、平成24年度栄養教諭研修がスタートしました。開講式では、今年度任用替えにより栄養教諭となられた5名の先生方に、宗末所長より食に関する指導にプライドを持って取り組んでほしいとの激励の言葉をいただきました。4回シリーズ研修の第1回目のこの日は、端保千春野々市中学校栄養教諭を講師にお迎えし、栄養教諭の職務内容と、食に関する指導の全体計画・年間指導計画について、理解を深め意識を新たにする時間を持つことができました。
4月19日(木),5月から始まる教育支援センターでの研修に向けて,教育支援センターの活動について講義を受けました。講師の先生は,やすらぎ小松教室(県立教育支援センター)前指導員の中出栄一郎氏でした。講義では,教育支援センターの「活動」や「研修での留意事項」,そして,「子どもへの向き合い方」について,体験事例を基に中出先生からお話いただきました。学校現場では見られない子どもたちの姿について学ぶ,貴重な時間となりました。
【講演の様子】
4月18日(水)「解決志向による事例検討会」を行いました。ねらいは【児童生徒に徹底的に寄り添って,児童生徒が,何に困り,何をしてほしいかを考えること】でした。
事例検討会は5~6名の2つのグループに分かれ,それぞれ6本の事例検討を行いました。1本50分とし,限られた時間の中で共通理解・共通実践を図りました。事例検討のポイントは,支援の目標や対応策は肯定的・具体的に設定することでした。そして,組織的な視点で「誰が・いつ・何をするのか」を明確にし,「小さなゴール(スモールステップ)」を設定することに留意しました。研修生の皆さんには,非常に新鮮でわかりやすい事例検討会であったと好評でした。
【協議】 【協議】
【発表】 【まとめシート】
4月11日(水)~4月16日(月)グループ演習(模擬授業)を行いました。研修のねらいは【人間関係づくりの演習を設定し,リーダーとしての役割や留意点について実践的に学ぶ】ことでした。10名の研修生は,人間関係づくりの1時間の指導案を作成し,模擬授業に臨みました。模擬授業では,ウォーミングアップや中心的な活動に,児童生徒の意欲を引き出す工夫が多く見られました。演習後には,参加者全員で協議を行いました。協議では,「授業後の学校生活にどのように生かすのか」について,児童生徒に具体的に考えさせることが課題として挙げられました。
【他者理解のための演習】 【ストレスを軽くするための演習】
【構成的グループエンカウンターの演習】 【共同絵画の演習】
春らしい麗らかな陽射しのもと、いよいよ平成24年度の初任者研修校外研修が始まりました。会場の石川県文教会館には、やや緊張した面持ちの339名(金沢市採用含)の初任者が集いました。
宗末県教育センター所長の挨拶、金田県教育参事の講話「初任者に望む」に続き、平畠教育次長兼学校指導課長による講義「石川県の学校教育がめざすもの」、道端教職員課長による講義「教育公務員の服務について」、加藤明・兵庫教育大学教職大学院教授による講義「これからの学校教育の果たす役割」が行われ、初任者の皆さんはメモを取りながら熱心に聞き入っていました。石川県の教職員としての使命と責任を自覚し、今後の研修、日々の授業に励んでもらいたいものです。


4月10日(火),学級集団アセスメントについての演習を行いました。演習のねらいは【児童生徒理解の視点を広げる】【共通理解,共通行動の手だてとする】ことでした。
演習では,5~6名のグループになり,Q-U調査の結果をもとに協議を行いました。そして,協議の中で出された問題点について優先順位をつけました。さらに,第1位のものに対する対応策を考え,終わりに,作成した対応策について発表し合いました。演習を通して児童生徒理解の一つの手法を学びました。