7月16日(水)@国府中学校
今年度も国府中学校1年生46名を対象に理数科2年生40名が自由研究を1対1でサポートする「探究教室」を開催しました。
教室は、アイスブレイクとして中学生と高校生がお互いに自己紹介をし合うことから始まりました。名前や好きなこと、今興味があることを話すうちに雰囲気も和らぎ、リラックスした状態で相談へと進みました。
テーマの見つけ方から、計画づくり、観察・実験の進め方、まとめ方のコツまで、高校生が中学生一人ひとりに相談に乗りました。
自由研究でつまずきやすい「何を調べたらいいか分からない」というテーマ設定の段階を、年齢の近い高校生が一緒に考えてサポートしました。気軽に質問しやすい1対1ならではの形式です。
相談を受けた高校生にとっては、教えることを通して自身が現在取り組んでいる課題研究・探究活動を見直す機会にもなりました。
参加した生徒たちから
「先輩と話しているうちに、やりたいテーマが見つかりました」(中学生)
「中学生に教える中で、自分も知識を深められました」(高校生)
などの感想が寄せられました。

今後も地域の小・中学生に向けて、このような学びの機会を定期的に提供し、お互いが切磋琢磨することで科学者のすそ野を広げていきます。
7月15日(水)@視聴覚室
2年生全員を対象に、金沢工業大学 情報理工学部 知能情報システム学科の山本知仁教授をお招きし、「高校での学びを加速する生成AIの活用法」と題した特別講義を実施しました。

山本先生は、生成AIの技術的進化と教育への応用について分かりやすく解説してくださいました。資格試験の類題作成や英会話練習など、高校生の学習を効率的に支援する具体例が紹介されたほか、AIから望む結果を引き出すための「プロンプトエンジニアリング」の重要性を強調されました。
また、ハルシネーションのリスクに留意し、AIに依存しない主体的な利用姿勢を持つことの重要性や、AIが苦手とする「答えがない問題」に自ら取り組む探究学習の意義についても説明してくださいました。

本講義を通じて、生徒たちは生成AIを自らの学びを加速させるパートナーとして活用する視点を学ぶことができました。
今後の探究活動や日常の学習において、本講義で得た知見を実践に移していき、AIとうまく向き合っていってほしいと思います。
山本先生、ありがとうございました。
7月13日(月)、14日(火)@片野海岸、塩屋海岸
7月13日(月)
ウニの人工授精を行い、夜間にかけて胚の発生過程を顕微鏡下で観察しました。
午後には片野海岸にて地形観察を行い、波や風による浸食・堆積の痕跡を観察しました。

夜は宿舎において理数科卒業生との懇談会を行い、理数科1年生が先輩方の高校時代の学習や進路選択、大学での様子に触れる貴重な機会となりました。

7月14日(火)
早朝6:00からウニの発生観察を継続した後、塩屋海岸にて植生調査を実施し、海岸環境が植物の分布に与える影響について考察しました。

午後にはウニの発生観察の最終確認を行い、二日間にわたる胚の発生過程を継続して記録しました。
理数科野外実習は、生物学・地学・生態学の視点を統合し、座学と実地観察を往復させる理数科ならではの実習です。

理数科1年生は自然科学への探究心を一層深めることができました。
7月10日(金)9:30~ @小松高校
SSH成果発表会を実施しました
本校は今年度よりSSH(スーパーサイエンスハイスクール)先導的改革型の指定を受けており、今回はその取組のもとで行う初めての成果発表会となりました。当日は、多くの方々にご来校いただき、本校の理数教育や探究活動の様子をご覧いただきました。
2限には、理数科1年生の「課題探究Ⅰ」と普通科1年生の「理数探究基礎」を公開しました。「課題探究Ⅰ」では斜面上を運動する物体の加速度をテーマに、実験や考察を通して現象を科学的に捉える学習に取り組みました。「理数探究基礎」では、データサイエンス講座としてt検定を題材に、統計的な見方や考え方を深める授業を行いました。また、各教室では「課題発見型授業」「領域融合型授業」「オンラインを活用した授業」も公開しました。
3限には、理数科2年生の「課題探究Ⅱ」、理数科3年生の「課題探究Ⅲ」、普通科3年生の「科学探究」を公開しました。「課題探究Ⅱ」では課題研究に取り組む様子を、「課題探究Ⅲ」では微分方程式と人口増加を扱う授業を、「科学探究」では微分方程式を使った物理力学入門の授業を公開しました。このほか、2限と同様に各教室で通常授業も公開しました。
今回の成果発表会は、今年度からの新たなSSHの取組を広く発信する貴重な機会となりました。今後も、SSH先導的改革型校として、探究的な学びの充実に努めてまいります。
7月6日(月)14:00~16:00 @芦城小学校
理数科1年生が芦城小学校を訪問し、交流活動を行いました
理数科1年生全員で芦城小学校を訪問し、科学クラブのみなさんと「A4紙10枚で高い塔をつくるコンテスト」を行いました。
コンテストには、高校生と小学生の混合チーム、高校生のみのチームを合わせて全15チームが参加し、それぞれが協力しながら記録に挑戦しました。限られた10枚の紙をどのように使えば高く、安定した塔をつくることができるのかを考え、紙を丸めて柱にしたり、折り方を工夫して土台を広くしたりと、各チームが試行錯誤を重ねていました。
活動中は、チームの仲間と意見を出し合いながら、より高い塔を目指して工夫する姿が多く見られました。思うようにいかず途中で倒れてしまう場面もありましたが、そのたびに原因を考え、改善しながら最後まで意欲的に取り組んでいました。
今回の交流を通して、科学のおもしろさやものづくりの楽しさを実感するとともに、協力して課題に取り組むことの大切さを学ぶ貴重な機会となりました。
