地震から 722 日目
来年1月パリへ研修旅行に行くことになりました

今日保護者説明会を行いました
今回は1年生1名と2年生3名が参加します
OECDのパリ本部を訪ね
シュライヒャー局長に直接お会いし
被災地への変わらぬご理解とご支援を
お願いしてきます
また
国際見本市
『MAISON ET OBJET Paris 2026』
を訪ねます
これはインテリアデザイン
ホームデコレーション
ライフスタイルに特化した
世界的な見本市で
最新のトレンドやクリエイティブな製品が
展示されます
そこに今回出店なさっている
田谷漆器店様とお逢いしてきます
「半島の最先端から世界の最先端へ」
をまさに体現されている姿は
生徒にとって大きな希望となることでしょう
こんな話をしました
「仙台藩の伊達政宗は
1613年に慶長遣欧使節を派遣し
スペイン国王やローマ教皇に謁見させています
このことが計画され造船が始まったのが
東日本大震災のちょうど400年前
1611年に起こった慶長大地震による津波で
仙台藩が甚大な被害を受けた
わずか2ヶ月後のことでした
きっと震災からの復興を担う若者に
世界を見せようと計画したのでしょう
みなさんは令和の遣欧使節団です」
この話どこかで話したかもしれません
生徒にしたら2回目かもしれません
心に響かせるため
一回した話は覚えておかないとですね
そういった意味で
昨年の今日このブログで
どんなこと書いたか確認してみたら
「100日で死ぬワニ」の話をしていました
昨日「M1グランプリ」がありました
久々に見てみました
若い頃ご年配の方が
「最近のお笑いはやかましいだけで
何言っとるかさっぱりわからん!」
おっしゃっていたのを横目に
大笑いしていたものですが
どうやら私もその域に達してきたことを
思い知らされる瞬間もありましたが
それでもさすが決勝に残った3組は
年齢に関係なく大笑いできました
「たくろう」さんが優勝しました
『M1』には
夢を追いかけて
何度失敗しても
それでも挑戦し続けているコンビが
たくさん出ています
実はうちの娘婿もそんなひとりではあったのですが
諦めず挑戦し続けている姿に
被災地で挫けそうになっても
それでも前を向いて頑張っている生徒の姿が重なって
笑っているよりも
泣いている時間が長かったような気がします
特に審査員のみなさんのコメント
それぞれ長い下積み生活の上
栄冠を勝ち取った方々だけあって
「こうすればもっとよくなるよ」
といった
厳しい中にも愛情あふれるもので
感動しました
ナイツさんは
「素晴らしい漫才は絵が浮かぶ」
とおっしゃっていました
授業も同じですね
絵が浮かぶ授業をしたいものです
ミルキーボーイさんは
全ての出演者に対して
「すごい!」
と良いところを見つけて絶賛されていました
生徒に接する際には
ぜひこうありたいものです
「教師は五者たれ」に『芸者』があります
お笑いのみなさんは
優れた教師であると思っています
個人的には予選をトップで通過した
『エバース』を応援していました
コンビのひとりの出身が福島県で
もしかして被災して
その中からお笑いの道を目指して
頑張っているのかなと
勝手に妄想したからです
地震から 721 日目
年の瀬も迫り
ご家庭の大掃除進んでいらっしゃいますか?
最近ホームセンターなどで
『セスキ』と書かれた家庭用洗剤を見かけますが
「どんな意味?」と気になった方
いらっしゃいませんか?
『セスキ』(sesqui-)とは
ラテン語が元になった化学用語で
「1.5」を意味します
たとえば「sesquioxide」
ある元素と酸素(oxygen )が
2:3の割合で結びついた化合物を指し
アルミニウムの原料となるボーキサイト
その主成分のアルミナ Al2O3
などがその例に当たります
化学以外でもまれに使われ例えば
飛行機の中でも
1枚羽の単葉機を「monoplane 」

2枚羽の複葉機を「biplane」

と呼びますが
下の翼が半分くらいのサイズのもの
つまり1枚半の翼を持った飛行機を
「sesquiplane」と
呼んだりするそうです

『mono』というのは『1』を意味し
例えば黒一色の陰影写真を『モノクロ』
これは『モノクローム』の略で
『chrome』はギリシャ語で『色』
チョロメとは読まないでください
そういえば『Google Chrome』
のアイコンも4色で鮮やかな色彩です
開発者の願いが込められているのでは?
と想像します
クロム( C r )という元素がありますが
同じ語源です
1797年にフランスの化学者ボークランが発見した
さまざまな美しい色の化合物を持つこの元素
『色』にちなんで『クロム』と命名されました
わずかに青みがかった深い緑色の酸化クロムを
ビリジアン(Viridian)といいますが
12色の絵の具のなかで
ひときわ帰国子女感を出しまくるビリジアンは
このことによります
大衆向けのカラー写真が登場したのは1935年
アメリカのコダック社が
新しいタイプのカラーフィルム
「コダクローム(Kodachrome)」
をリリースしたことによります
Simon & Garfunkel が
『Kodachrome』って曲を
歌ってましたね
高校の勉強にうんざりしている少年が
カメラとの出会いによって
新しい世界を発見していく
でも「勉強しなさい」と
ママにカメラを取り上げられる
そんな曲です
『bi』や『bis』は『2』を意味します
クッキーとビスケットの違い
お分かりになりますか?
クッキーをもう一度焼いて
水分を飛ばして長期保存できるようにしたのが
ビスケットです
フランス語のビスキュイ(biscuit)が語源です
cuit は動詞 cuire(焼く)の過去分詞で
全体で「二度焼き」という意味になります
日本のJIS規格によると
クッキーとビスケットの違いは
「その成分による」としていますが
言葉の本来の意味からすると
それは間違っています
さて話を洗剤の『セスキ』に戻すと
成分の『セスキ炭酸ソーダ』に由来します
これは炭酸ソーダと重曹の混合物です
炭酸ソーダとは炭酸ナトリウム(Na2CO3)
かなりアルカリ性が強い洗剤で
皮膚にもあまりよろしくありません
重曹とは炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)
ベーキングパウダーです
強い洗浄力を持ちながら
環境や肌にやさしい
それが『セスキ炭酸ソーダ』です
ナトリウムを2つ持つ炭酸ソーダと
1つ持つ重曹
その混合物(化学的には複塩という)なので
『セスキ炭酸ソーダ」といいます
化学式で表すとさしずめ Na1.5H0.5CO3
『セスキ』について説明するつもりが
話があっちこっちに飛んで
ようやく辿り着きました
大掃除を始めたつもりが
途中で出てきた本やアルバムが
なんだか気になって読み耽ってしまい
全く捗らないのによく似ています